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わたしが日ごろおつきあいのあるNPOの方経由で、
講座のごあんないが届いていますので、ご紹介します。
AD/HDやアスペルガー症候群、LDといった
発達障がいをもつ子供たち、ひとりひとりが困っていることを
まずは知ってもらうことを目的とした講座です。
紙芝居や疑似体験を通して、彼らをより理解しようというものです。 そして個々の違いを認め合い、障がいのあるなしに関わらず、
だれもがいきいきと過ごせる社会をめざそうという、という思いをもって この活動が始められました。
活動の中心は地域のお母さん方です。
保育関係のお仕事につかれている方だけでなく、さまざまな方に
参加していただきたいとのこと。
お近くの方でないと難しいでしょうけれど、お知らせまで。
キャラバン隊にじのかけはし PRESENTS
~きみは何色? それが自分らしさだね~
6月6日(日)八王子南大沢生涯学習センター 視聴覚室
10:00~11:30 参加費 ひとり100円
お申し込み先着順
お問い合わせ ✉ npo-en-tree@hop.ocn.ne.jp
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どうして中学生で行くのがいいのか、
そんな話が昨日の保護者会でも出た。
マイパーティは、今年は誰も参加がないけれど、
本人との折り合いがつかず断念した、行かせたかった・・ というお話も出て、近隣Pの先輩お母さんやテューターと意見を交わした。
こんなに情報が氾濫し、何でも予見できるかのような世の中でも、
自分が体験するホームステイは未知の世界に違いない。
見えないものへの不安は、だれにでもある。
ゲームのなかでもない、自分の日常とも違う、
リアルな非日常のなかに自分がいて、言葉も満足に通じない。
意思伝達も、目はほかのものにやりながら、耳だけ聴いてへえ~、そうなの、 とはいかない。
自然と目と目を合わせ、相手の言おうとすることを、わかろうと必死になる。 あなたはどうしたいのか?を聞かれ、「べつに~」は通用しないので、 イエスかノーかを必死に自問自答する。
こんな生活、やっぱりこどものうちにこそ体験させてあげたい。
でも、こどもはなかなかついてこない・・・。
準備の活動が面倒だ、という気持ち。
学校のこと、日常を離れるという不安。
ホームステイに行く自分を、友達がどう受け止めるか。
帰ったあとに、事後の活動が待っているという重荷。
親が勝手に決めたこと(準備はするが、最終決定は本人)という思い。
中学校生活が忙しすぎて、楽しみに待つ心の余裕がない。
親がそれについてとやかく言うのが不満~~。
・・・どれも行ってくれば乗り越えられることだけれど、
どの子も中学生なりの価値観をものさしにして、真剣に悩む。
向き合って、気持ち受け止めて、・・またすこし引っ張って、
何事もなくスイスイと行ける子もいるけれど、
この年齢だからこそ、大いにもめていいと思う。
たくさん話し合って、気持ち言い合って、
その途中でもしホームステイに行ってしまったとしても、
お互い顔を見ない間にいろいろ考えることはいいことだ。
子供は、海の向こうの家族と会って、愛情を受けて、あらためて自分の家族を思うだろう。 ひとりの時間に、自分自身についても考えるだろう。
日本では、留守となったわが子の空いた部屋を見て、
帰って来たとき、どんなふうに迎えたらいいだろうと考える。
あのとき、言い過ぎたな、、と冷静になったりもする。
ある時期、親子で越えなくちゃならないハードルがあって、
その手助けをしてくれるものが国際交流かもしれない。
我が家にもし次のチャンスが訪れたとしたら、
そのときは、出発の日の午前二時までかかって
喧嘩しつつ荷物を詰めるようなことにはならないだろう、と思う。
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つぎはなにに取り組もうか、、
つまりはどんなカタチであれ、お話を決めたら人の前でテーマ活動を見てもらうのだと こどもたちは知っている。
・・これは無理だよ、長いよ、これは難しいよ、幼稚すぎるよ、これはもってないよ、 ある意味成長なのか?そんなことを口に出すようになった。 それはひとつの方向からの考えであって、 お話と出会うのに、はなから自分で決め付けなくてよいと、 そう伝えるのに時間が要る。
そもそも難しいってなんだ?じゃあ易しいって?ことばの理解?
テーマ活動は、感じることがいちばん。
CD聴いて、ハテナのところはお互いに調べたり質問しあったり。
いまのじぶんの感じたなりのイメージがあればいいんだよ。
いまが何年生でもね。
それがこないだのパーティで、
これ何分??とある子が言う。
_30分ぐらいかな。
いけるいける、ダイジョウブ。
・・・そんなことを言い出して、驚いた。
今までは「長いな~、ちょっと」と言って却下するほうだったのに。
できる、いける、ダイジョウブ、
じつに頼もしい。
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いま売れて売れて、生産が追いつかないのは〇-Pad!
やがては、紙媒体は消え、誰もがインターネットからデジタル本を買い求め、 携帯端末の画面上で本を見る(よむ?)ようになるって。
アメリカでは書店が生き残りをかけてオリジナル端末機を販売。
老舗の新聞社が経営難と聞けば、どれだけこの転換の速度が速いかがわかる。
日本の出版業界もネット配信の分野で、とくに雑誌などは斬新な企画で若い人たちの関心を集めている。
本屋さんや図書館で本のページをゆっくりとめくり、
インクのにおいに浸るのは、もうわずかな時間しかのこされていない愉しみなのだろうか。

さわやかな五月晴れだった日曜、書店で英語絵本読み聞かせの会。
この読み聞かせ・・という活動自体、人の手と人の声をとおして
生でおはなしを伝えると言う、きわめて原始的で人間味あふれる行為。 学校や地域で、読み聞かせをこどもたちに、、というムーブメントが拡がる一方、 片やものすごい速さでデジタル化がすすんでいく。
そのむかし、紙芝居がテレビに取って代わられたように、
読み聞かせの会からこどもたちの姿が消えてしまう??
本を読んでもらったり、本をすすめてもらったりした経験なくおとなになったひとたちに、 絵本ともういちど出会い直してもらえたらいい。 子供たちのこころの栄養に、絵本はなくてはならないものだと、 自分たちの声で、自分のことばで伝えていく、
そんな活動の火を絶やすことなくつづけていきたい。。。
心が疲れてしまうひとが多いこの世の中。
些細なことが、救われるきっかけになることもある。
笑顔になってほっとするような読み聞かせの会をつづけていけたらいい。
そして、ラボ・パーティという活動の存在を沢山の方に知っていただけたら。
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ひとつ終わったら、あ~よかった、みんなよくやったね、
で・・それっきりにしないのがラボのよいところ。
これが面倒と思うこともあるけれど、ラボっ子もテューターも、
そして保護者も、ともに発表会後の感想をシェアする時間が大切。
親は親の視点から、自分の子以外の子の事を、
子供たちは自分のことや、自分以外のまわりの仲間のこと、
こころのなかにいつもはしまってあることを、言葉にして伝える。
お互いに良いところをほめあう時間があるっていい。
昨日は、支部発表に出た息子のパーティの仲間に混じって、
そんな貴重な時間をすごした。
今回は息子が、リーダーの責任を負って、おそらくはじめて
本気で取り組んだテーマ活動だったと思う。
時間を費やして、心を砕いて、大変な思いをしたぶん、
みんなから多くを学ばせてもらって、感謝している。
つねづね、息子が言う。何か問題が起きると、 学校の仲間とは、ラボの仲間といつもするような、前向きな話し合いが難しい、と。
タテ長の関係の中のリーダーグループとしての役割が、
子供たちの成長に大きく貢献しているにちがいない。
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なにかもう、ラボから遠く離れた世界にとんでいってしまいたい~、
時々そんな気分になるのは私だけ?
劇団でOZと出会ってから、四季の「ウィキッド」をぜひ観たい、と切望していた娘の意向で、 思い切って母を訪ねがてら大阪四季劇場へ足を運んだ。 実は四季の公演を見るのはこれがはじめて。
USJでは"Wicked"の内容をぎゅっとまとめたショートミュージカルを観たけれど、 それはほんとにお味見程度だったとわかった。
2時間半も座って観ていられるかな。。そんな心配はどこかへいってしまい、 ふたりとも舞台に釘付け。 こんな世界があったんだ・・、おなじものを何度でも観たくなるひとの気持ちがわかった。
ライオンはなぜ臆病なのか、かかしはどうして脳みそが欲しいのだろう、 ブリキのきこりはなぜハートが欲しい?
西の魔女ってほんとうに悪い魔女?
OZにまつわるあらゆる謎が解けたことで、娘はもういちど演じてみたくなったらしい。
さらに翌日は上方落語を聞きに行ってみた。
大阪天満宮の境内に建てられた繁昌亭。
毎日日替わりで、7~8人の噺家さんが登場する。
落語のほかに、マジックショーや立体紙芝居などもあり、
お客さんの年齢層も幅広い。寄席ビギナーにはもってこい。
ふだん、よっぽど面白くないと笑わない娘だけれど、
ちらちらと伺っていると、早口の関西弁にもかかわらず、タイミングをはずさずにウケている。 さすがプロだな・・感心する。
落語に使われる言葉は、日本情緒が随所に表れる。
初耳でも、ニュアンスで言葉の大意をつかむ、そんなセンスが問われるのかも。 まさにお客さんと話す側、両方向からの見えないやりとりが、 その場の空気を動かし、今日の行方を決めるようなところがある。 この臨場感がいいなあ。生で聞くのはいい。
人を楽しませるってすばらしいね。
ある意味、自分も人を楽しませることを楽しんでるのかな。
いつの間にかラボのことをまた考えている。
抜け出したいと思ってやってきたのに。
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最後の合同パーティ。
すっかりうちとけて、楽しさ倍増~!
おやつにIテューターが用意してくださったjelloをいただいた。
なぜこれなのか?
ラボっ子ならピン!!と来ますね??
そう、かみなりちゃんのおうちでごちそうをよばれたとき、
Yum,Yum,Yummy! What a lot of food!
There's fish there's meet, all good to eat.
What else?
There's soup,salad,sandwiches,eggs,hum,fruit,cocoa,cake,cookies,ice cream, jello,pies, and some whiskey for Daddy!
・・のJELLOですね。

熱湯とお水と両方で作るやつです。
香料ちょっとキツめ。
カナダ産ですしね。
この味、歴史は古いんだなあ~~、このライブラリーできたの、
相当前ですしね。 でも、商品名を入れるあたり、センスいいですね。 いまもしっかり人気のJELLO、と、It's a Funny Funny Day
心からお話を楽しんでる子供たちです。
↓↓↓↓ ここにJELLOフレーバーの紹介があります
http://brands.kraftfoods.com/jello/products/
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ランドセル世代を終えた新1年生。
いまだ親の私もその姿にピンとこない^^;
めんどくさい、とパーティに制服のままやって来たのを見て、改めて実感。 まだまだひよっこPなのに、第一世代がもう中学生。
なにもかもが小学生のときと違い、戸惑いを隠せない子達。
遅くまで部活動、体力的にもついてかない。
しんどい、つらい、もういいや、・・ラボ。
これもみんなが通る道。
・・・ああ、息子も中学入学当時そうだった、と今思い出す。
なんのためにやってんのかわかんない、
ホームステイもなんで行くのかわかんない、
親をガックリさせるようないろんな言葉を矢のように浴びせてくるのを 受け止めたり、やりすごしたりしながら、
そのややこしい時期をなんとか乗り越えた。
高校生になり、息子にとってラボは親にやらされてる習い事ではなくなり、 自ら選択して、ほかのものとバランスを取りつつやるもの
へと変わった。 こういう日が来るとは思わなかった。
社会へ出てから必ずや役立つであろうことを、いま体験させてもらっている、 そういう自負があるからこそ続けていると。
もちろん、先のことはわからない。
今、目の前のことを一生懸命やるだけ。
さて、劇的に生活が変化した中学1年生。
こころもからだもついていかない感が一番強い。
あせらないで。ゆっくり慣れていこう。
やめないという道があると教えてあげられるのは
結局は親しかいない。
続けてよかった、・・・その一言を聞きたくて。
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発表前の気分がややこしい日ではあったが、
これは何をさしおいても行こう、ときめていた武道館ライブ。
あいにくの雨、しかも2月の寒波の再来ときた。
さすがに、雨オンナのわたしが行くところはどこも「雨」だ。
寒さ対策も万全、しかし、武道館内は熱気ですごい。
それに、会場がいつもとは違うムード。
それもそのはず。客席に20~30歳代はほとんど見当たらず。
早めに取った席だけれど、アリーナとはいかず、
依然として人気の高さがうかがえる。
それでも一応1階の正面最後列。
前にシートがなくて、ちょっと足元に余裕の場所だ。
お、なかなかいいじゃない。
探し探し席についたら、10分少々で大きな歓声とともに始まった。
ふたりの友人たちでもある一流のアーティストたちとのステージ。
お客さんも一流??
ウラ拍を刻む手拍子だって、一万二千人のものと思えないほど
ドラムスのショットとぴったりと合って、気持ちいい!
手をつなぎ、仲良く登場したキャロルとジェームズは40年来の友。 若いころに比べ心から音楽を愛せるようになった彼らは、今はいっしょに曲を書き、こうしてツアーをしながら互いの歌も歌う。
なんでも、彼らがワールドツアーを行うきっかけになったのは、
2007年にロスで行われたかれらの古巣 "Troubadour"の50周年記念ライブがあっという間にSold outだったこと。
世界中に、彼らの歌にじぶんの人生の1ページ1ページを重ねて、
大切に心にしまっている人たちがいる。
たまたま、今この瞬間、東京で彼らの歌を、共鳴できる人々と
いっしょに聴くことができるという、その偶然に感動し感謝した。
今回のように途中休憩が入る武道館ライブははじめて。
でも考えてみたら、そういう年齢なんだ、^^: それにしても、キャロル若い!!日本のミュージシャンたちも、 彼らのようにず~っと続けてもらいたい。
ラストソングは、やっぱり" You've got a friend"
わたしも、はじめて聴いたあのときの感動を思い出した。
70年代のアメリカで、いつもラジオから流れていた彼らの歌は、
遠く離れた日本からホームステイで訪れた14歳の私の心をもとらえて離さなかった。 音楽は国境を越えるってほんと。
この歌のラストに、アリガトウ、Tokyoってキャロルが歌った。
わたしからも、キャロル、すてきな歌をありがとう。
混雑をさけてすこし早めに出たら、途端に歓声が聞こえてきて、 またあわてて会場へ逆戻り。
最後はロコモーションでスタンディング!!
あの大きな武道館が、ちっちゃなライブハウスに思えた、
そんなあったかいステージだった。
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合同パーティと毎週のパーティと、
今年はいつもの年以上にいそがしい。 一週間に3度のラボデー。
いよいよ発表会が近づいて、エンジン全開だ。
はじめてテーマ活動リーダーとなって戸惑っていたマイパーティの中学生も、 回を重ねるにつれて積極的に声かけをするようになり、
テーマ活動の途中で、「みんなに話がある、ちょっとまって」
と表現について、自分が考えたアイディアをアピールする場面もみられるようになった。 だれに言われなくとも、自分が頼りにされているのがわかるのだろう。 4年生になったMも、周囲の自分より年下の子のがんばりに刺激をうけて、 いよいよ本領を発揮しようとしている。
年齢は関係なく、つねに仲間が気づかせてくれるし、教えてくれる。
音楽だけでやってみた。 ことばについては
耳だけがたよりなので、とうぜんひとりひとり聞き取りに違いが出る。 それぞれがそう聞こえているということだ。
無理に直しはしない。何度も聞きなおすことで、かぎりなく近づくはずだから。 じぶんといっしょにナレーションをする子との発語の違いに気づき、言うのをやめてしまったり。
まだあと2週間。もうすこし、がんばろう。
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