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少々ネタバレ。
中高大生合宿の実行委員に名を連ねた息子であったが、彼だけに限らず個々に体調不良や 部活の試合などアクシデントに阻まれて、 なかなか担当メンバーが顔をつき合わせて話し合う時間がとれずにいたようだ。 そんななかでも、メールと電話のやりとりを交えながら、なんとか打ち合わせを進めていた。
一度も会ったことがないけれど、おなじコーナーを担当する相手と
どうもはじめまして、と顔の見えないあいさつして 「ここはこうしよう」「僕はこういうふうに考えてるけどどう?」 と苦労してお互いにアイディアを電話で伝えている様子をなにげにそばで聞いていた。 こんな長電話するなんてふだん男子にはないことだろうし、 本人はもうすぐ中間考査なのでそれも大変気にはなっているようだが、 一方でこんなやりとりは、とてもいい勉強になるなと思った。
突如「インディアンの格好をするから布を買って」と言われ、
何を言い出すのかとおもったら、開会式でインディアンになるひとと、バッファローになるひとといるらしく(バッファローのむすめ) 彼は夏キャンプのことを思い出し、でかい布をつかって何か衣装を作るつもりだったらしい。
ああ、キャプテンを「太陽の神の子」に変身させたあのイメージを言ってるんだ、 とすぐわかったが、それはちょっと・・。
費用も気になるし、いまの君のまるめた頭だと、インディアンよりもミャンマーのお坊さんて感じかも。
「だから頭もなにかつけるんだ」というのだけど、そう簡単にいわれてもね・・というわけで、 布はあきらめて頭につけるものを何とかすることになった。 自分は時間もなければ才能もない、と妹に頭をさげて頼んでいる様子がマジで笑えた。
相談の結果、大き~いフエルト、はぎれ、バンダナ一枚、など
100円ショップで材料になるものを買い求め、いざはじめると、 いつのまにかそれはわたしの仕事と化していた。ーー;
あまりこういうのが得意ではないので、ざくざく縫いあわせてぺたぺた貼ってしまった。 息子に「つかえればなんでもいいんだよ」そういわれてしまうと、なんだかこれにかかった時間と労力が悲しい・・。 かくして、インディアンの羽飾り??のようなもの~ができあがった。 写メで送れ、と仲間にいわれて得意になっていた。?! とはいえ、中学生のころはこの合宿に参加する気もなく考える頭もなかった彼が いま高校生になって、企画する側に立ってこうしてやっていること自体が、実は嬉しい驚きだったりする。
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Snow Daughterは、いままで候補にあがりながらも
発表には漕ぎつけなかったおはなし。
そういえば・・・
むかしむかし、ハハが話していた。テューターになるための試験で
このおはなしの英語を聞いて要約するというお題が出たそうだ。
この話をひさびさにやってみようということに。
この子は強がりだ、・・誰かが言う。
強がってるけど、さっきじぶんがゆきむすめをやってみたら、
みんながあんなに意地悪言うし、笑うんだもん、ほんとにムカっときて
えい、そんなに言うならとんでやるから!
ってほんとにそう言いたい気持ちになったよ。
>>おじいさんも、おばあさんも、
気づいてあげればいいのにね。嫌がってるのをムリに外に出して。
目に入れても痛くないくらいかわいいんだから、
もうかわいくってかわいくってそんなのわかんないんだよ。
こどもがいなくてさびしかったんだから。
気持ちをこめてゆきむすめをつくったから、そこにいのちが入ったんだよ。
あれ、この子は顔が白い。
あっほんとだ。ここでも白い。
でもここは違うね。
ゆきむすめはほかにもこっそりいるのかな。もしかして。
・・焚き火を跳んでも消えない子もいるんだ。
ふ・・む。。
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イベントの日はいつも雨。それもかなりの雨。ーー;
そんな自分を恨みつつ、??
だけど今日はすでに雨も3日目。
乾かない洗濯物と片付かないおもちゃにうんざりするおかあさんたちが 子育て広場にたくさん遊びに来てくれることを願っていたのです。
予想が当たってよかったよかった。
今日は元気な1歳2歳児さんが大勢でした。
のっけからお母さんたちにアイスブレイクと称してゲームを楽しんでいただき、 いつものようにナーサリーライムやソングバーズを入れながら 今日のおはなし、ガンピーさんのふなあそびを紹介しました。
うさぎさんになったり、ボートを漕いだり、いろんなケーキを焼いたりしたあと、 実際に布のおふねに乗ってみました。
・・・ふねがひっくりかえってかわにおちてしまいました~~
水のかわりに布がおおいかぶさってきたら、
楽しそう~な声が聞こえてきました。
お仲間がいると
一冊の絵本でこんなにいろいろに遊ぶことができるのですよ~~。
そんなところがすこしお伝えできたなら幸いです。
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今日のテーマはかいじゅうたちのいるところ。
マックスは一年と一日航海してもどってきたんでしょう?
どうして、ゆうごはんがまだあたたかかったのかな。
「きいてくるのわすれた、でもおはなしはしってるけど」
なんていつもの調子なので、こどもたちに質問。
おかあさんがうるさいから、
とおくにいきたくなって。
モーソーだよ。モーソー。
ねてたんじゃない?
ちがう。
えっモーソーというか、ふねにのって
かいじゅうたちのいるところにいってからあとの話は、
「このかいじゅう!」「おまえをたべちゃうぞ」
そのあとしんしつにほうりこまれて、そのあとはずっとマックスのこころのなかがあらわれてる。
おかあさんがおうさまじゃなくて、
おかあさんをかいじゅうにして、
マックスがおうさまになって、
---ゆうごはんぬき!っていってきぶんさいこ~?
そうそう!!
---でも、おかあさんゆうごはんぬきにしないんだね。
じぶんのこどもがきらいなおかあさんはいないし
おかあさんがきらいなこどももいないんだよ。
(キッパリと)
みんなが描いたマックスのゆうごはんは、
まめがゆと、ミルクと、ピーナツバターサンドでした。
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絶好調のRくん、というのは若きプロゴルファーの彼のこと。
最近、「聞き流すだけ・・」で有名な英語学習教材のCMにも出演。
よくよく説明に耳を傾けてみると、
辞書も勉強道具も一切いらない、それは英語のワンセンテンスのあとに日本語も流れるから。 しかも感情豊かに表現されていて、話し手の声も変わるので、ずっと聴いても飽きないのだとか。
そしてそのうち日本語が邪魔に感じるようになったら、
英語だけのバージョンを聴く。→聴く耳ができたことを実感!
・・英語のあとに日本語ってどこかできいたことが....!!
そちらは20年近くのあいだ改良を重ねてきたとのこと。
しかし40年まえからずっと変わらないラボメソッドは、
こうして考えるとすごいですね。 理にかなってます。
ラボライブラリーでは、いろいろな国の物語の世界(=異文化)と米語だけではない、いろんな国の英語に「体感」もプラスされるわけで、
からだをうごかし、それと同時に話し、心も動かされる。
そして記憶にしっかりと刻まれる。
「ライブラリーのなかのことばが目の前で飛び交っていることがわかって、 そしたら英語を話すことが楽しくなった!」
1ヵ月ホームステイでこのように感想をのこしたラボっ子がいるように、 「聞き流すだけ」ではなく、ラボにはそのつづきがたっぷりあって、実はこのつづきの 子供たち同士の交流活動のなかでこそ、話せるための大事な準備、 コミュニケーション力の土台が育つんです。 ラボメソッドに興味を持たれた方は、ぜひぜひお問い合わせください。
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つい先日の新聞にあった記事。
禁止事項が多く遊びが制限される都市公園に対し、 公有地や企業・個人の私有地や企業個人の私有地を、 市民主体で暫定的に借りて遊び場とする動きが始まったのは1970年代からという。
そのような取り組みの最近の例が紹介されていた。
市民団体が自治体を後押しするかたちで実現したのだという。
おりしも、わたしが関わっている放課後の児童保育活動のなかで
近所の原っぱでボールあそびをしていたところ
「公園でボールあそびを団体でされては市民のいこいの場となりえない」 と再三にわたりご近所からの通告をうけていたところだったので、すぐ目に留まった。
このあたりは公園が多くあるが、規制があってこどもたちは自由に遊べない。 おとなは「なんだ、公園で座ってゲームか」と顔をしかめるが、
ボールを蹴ってはしかられ、打ってはとがめられ、
水場で遊んでは「衛生的に問題があるので禁止」といわれ
ちょっと花を摘むと「植木の花に触れるな」といわれ
じゃあどうすればいいの、というのが本音だと思う。
今では学校も、不審者進入をうけて校庭を自由に開放してくれるわけではない。
こんな少子高齢の時代に
子供たちの声が響く公園がそこここにあるって、すばらしいと思う。 いまのこどもたちだって、少人数でゲームに熱中するより、ほんとは 歓声をあげて走り回ってボールを追いかけたい。
汗だくになって遊びたい。
そういう記憶がなく成長していくこどもたちがいるのは、あんまりだ。
ドラえもんでも、原っぱはのび太たちのたまり場で、仲間とけんかしたり。 原っぱに置かれた土管のなかでひとり考え事をしたり、 また想像力を掻き立てられる異次元空間になったりもする。
外あそびで学べるたくさんのことを、おとなが奪ってしまってはいけないと思う。
おとなのように、事前アポ取りをして、おうちの人に決められた人数で 部屋のなかでゲームをして遊ぶのが、こどもの本来の姿ではないはず。
私がこどものころ、鶴見川の河川敷で高大生があつまってソングバーズを踊ったり、
新宿中央公園でスリーナインズ(ケイタイ用電池式ラボ機)を持っていって練習したり、 自由にパフォーマンスできたころを懐かしく思い出した。
学校の授業のことや塾のことはほとんど思い出せないけど、
基地をつくって裏山で遊んだり、遅くまで天体観測をして親にこっぴどくしかられたり、 ラボの活動を存分に楽しんだころのことは、
いまでも記憶にあたらしい。
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ミタクエオヤシン・・なんだ??
すべてのものはみな、つながっている。
つながっているって、なにが??わからない。
「バッファローのむすめ」を、まずはうごいてみる。
この話、涙出るよ。
宿題しながら聴いてたんだけど、最後のほう、
何度も繰り返して聴いぢゃった。
お話と関係なく??
おお騒ぎしながらやるテーマ活動 ーー;
___感想シェアタイム。
・・ミタクエオヤシンって、なにがつながっているのか、すこしは
見えてきた?
仲間とつながっている、
こころとこころがつながっている、
こころとからだがつながっている、
なかまとわかりあっていること?
仲間同士もつながっていて、仲間じゃないものともつながっている。 ・・・にんげんとバッファロー?
・・・シアトル酋長は、言っていた。
血が人をつなぐように、すべての存在は網のように結ばれあっていることを。 このいのちの網を織りだすことはできない。
人はわずかに網のなかの一本の糸、だから、
いのちの網に対するどんな行為も、自分自身に対する行為となることを。
網のようにつながってるんでしょ。
網ってくもの巣みたい?
つながりの頂点にいるのが人間。
人間より強い動物はいないから。
人間は、頂点にいるっておもってるだけじゃない?
・・・だからバッファローにテストされた??
ゆるしてくれたじゃない。長老が。
この二本足は、妻と子どもをアイシテイル・・
・・人間は、バッファローになにかあげた?
ギブアンドテイクっていうじゃない?
受けたらお返ししないと、もらうばかりじゃつながらないじゃない。
人間の肉、(もお~)--;
こころをあげたのか。
ひとがあげるとしたら、肉じゃないし。
アイかなアイ。
目に見えないものがいいんだよ。人間だから。
そのうち話が新総理誕生にまで及んでハイそれまで~。
とにかく深い。いつまでも考えたくなるが、
子どもたちはけっこうおなかいっぱいのようです。--;
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9月6日 日曜日。 地区での国際交流報告会が行われた。
今年の北米・NZ・韓国 交流に参加したメンバーと、受け入れをした 家族からの報告を一挙に聞ける会だ。
あらかじめ用意した写真が上手に編集されて、 ひとりひとりのレポートにあわせて大きくスクリーンに映される。
このあたりは年々進化して、担当される方のこまやかな心遣いが感じられる。 ひとり4分という持ち時間いっぱい、皆思い思いに語った。
ほんの数日前のみんなの心のうちを思い図るなら・・・、
飛行機が成田に近づいたころ、
あっ・・これはまちがいなく日本だ。窓から工業地帯の密集した風景を雲間に見たとたん、
やむなく置きざりにした夏休みのたくさんの課題、それをこれから始業式までのほんの数日で すべて片付けなければならないという現実に、 まず大きなため息をついたにちがいない。
報告会の準備も急いでやらなくてはならないし。
異国でのホームステイで
肌身に感じてきた価値観のちがい、人の気質の違い、生活の違い、
いろんなものが帰国したとたんスクラップのようにぐしゃりとぺちゃんこにされたような、 そんな憂鬱な気持ちになったかもしれない。
上の子が参加した夏はそうだった。
出発前とおなじような苛立つ問答を親子間でくりかえしたりして、
もう、行ってきてなにもかわってないじゃない~、と、つい思ってしまったりした。
しかし、それは違う。
自分ひとりでじっくり考えたりする時間がきっとあったであろうし、 寝る前に日記に記したことも、いくつもあったと思う。
この日の発表がすばらしくうまくできること、というよりも、
満面の笑みをその場で見せることができるかどうか、ということよりも、
本人の心の中に、報告会で人々の前では言えないけれど、
でもだいじにあたためている思い出のシーンがあるかどうかってこと。
それが大事じゃないかと思う。
娘もそうだ。経験したことをたくさん並べて報告原稿を書いたけれど、 彼女のなかには、いくつか別のストーリーがあるようだ。
それはもしかしたら、一生言わないのかもしれない。
聞きたくても、聞けずじまいかもしれない。
でも、それでいいんだと思う。
まだおとなじゃないんだから。
いちばんの感動。それは、きっと言葉にならないものだから。
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そのドラマはいまや日本でも大人気。
今年の韓国ラボのキャンプでも、大学生たちがF4をまねて盛り上がったそうだ。 韓国交流に行ったむすめが持ち帰ったキャンプのしおりに、 ドラマの主人公はじめ出演者の似顔絵が描かれていて、
「これって花男!!でしょ?」と。
そのイベントがパシフィコ横浜国立大ホールであった。
若い方ももちろん、大半はわれわれと同年代またはそれ以上の年代の方たちばかり。 それでも、どこからそんな黄色い声援が出るの?と驚くほどの若い声。 いや、そこはわたしもまけてはいませんが・・・・。^^;
お目当ての俳優さんは、いつのまにか日本語力がかなりアップしていて たくさんの出演者の中で彼だけが通訳なしのコミュニケーション。 といってもカンペキじゃないから、そこはご愛嬌でほほえましく受け入れる。 おかげで観客との一体感も増し、レスポンスまでに間があかないというのは、 こうまで心地よいものか・・と実感した。
やはり、言葉はダイレクトに伝わるのがいちばんだ。
彼の歌手業と俳優業への情熱に、こちらもパワーをもらった。
じぶんも、ようやく通訳さんの言葉を待たずして、話に反応できるようになってきたところ。 継続はチカラなりだ。
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BEAUTIFUL BLACKBIRDをはじめて動いてみたよ。
アフリカの音という沢田としきさんの絵本に、やぎの皮でジャンベという 楽器がつくられていることが描かれているので、
ジャンベをまだ見たことがないみんなのために動画で検索して紹介。
ほんとうは、生の音がいいんだけれどね・・・。
こんなことでもなかったら、なかなか自分で調べたりしない。
お話を入り口として、たくさんの見知らぬ文化に関心を持つことができる。
「とってもすてきなくろいとり」・・ミュージカルみたいに歌がお話の柱となって大きなうねりをつくっている。 2拍3連のリズムをからだで感じるには、なにか叩くものがあれば。
この炭酸せんべいの缶がなかなか良い音!。
あちこちから円形の缶をさがしだし、
しっかと脚のあいだにはさんでリズムを刻む。
ついにタンバリンも持ち出して、とてもにぎやかなテーマ活動になった。
さて、クロドリさんはどうやってくろいしるをこしらえたのだろう。
「おとうとは青がすき」という本に、家のかべに模様をかくとき 「ウリ」という木のたねからくろいしるをとるのだとあった。
このおはなしのなかでは「ねっこ」とあるね。
くろいいろがすてきだとみんながいうのはどうしてなんだろう。
くろはぜんぶの色がまじりあった色だから。
じつはどんないろよりも、いろとりどりだから。
みんなのいいところをあわせもってるのがクロドリさん。
ほかの人が、友達がうらやましいと思うことある?
外見?
あるある、センスがいいとかね。スタイルがいいとかね。
たとえばだけど、その友達と同じお店で洋服を手に入れて
同じように着てみたら、どんなかんじかな。
・・たぶん、ちょっとちがうと思うかもね。人のパクリはしたくないな。 じぶんでコーディネートしないとね。
クロドリさんは、言ってる。
「そとがわのい色がかわっても、中身がかわるわけじゃない」 だからいろとりどりの、なかまの鳥たちそれぞれの色が生きるように
模様を描いたのかも。
みんなも今日のじぶんの色でBEAUTIFUL ○○○BIRDを模って
さいごにじぶん鳥を作ってみた。
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