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この本を開いて練習していると、かならずこの子はやってくる。
そして、本の真ん中にぴたりと収まってとってもいい顔をする。
ボディカラーがモノトーンなので、
このエリックカールさんの画風にぴったりはまっていると思いませんか?

On Monday he ate through one apple.
りんごにあいた穴からあおむしが顔を出すと
鼻先を近づけて遊んでます。
ときどき、手でパンチしたりもします。
ねこは白黒の世界で生きているようですが、
それにしても、この「はらぺこあおむし」だけは
特別興味をそそられるようです。
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あたたかい春の日、ラボっ子達の卒業パーティがありました。
長男のいるおとなりのパーティで毎年のように行っています。
既卒のラボっ子たちと、現ラボっ子と、その保護者たちと、
みんなで門出を祝うイベントです。
「いろんな時期があって、ラボから遠ざかった頃も
あったけど、それでもずっと続けさせてくれた両親に感謝します」
・・その言葉に重みを感じました。
パーティの歴史が長いというのは、すごいことです。
途中でやめたラボっ子も含めて
卒業していったそれぞれにとって、
自分の育ったパーティがかけがえのない
HOME=ふるさとであるというだけでも、ありがたいことです。
激励のメッセージがたくさん寄せられたアルバム、
宝物になるんだろうな・・。
どの子にとっても、
育ったパーティがいい思い出になるように
努力をつづけていかなくては、
そう思いました。
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さては夕べは相当夜更かし??
気温が急に上がり、コートもいらないくらい
かげろうおじさんも出番を待っていそうな陽気。
何だかあくびが連発のこのあいだの水曜日。
さあ、がんばれ!と号令かけたところで
からだが言うことをきかない日。
そんな日は、予定になかったこともやってみよう。
In a cottage in a wood をはじめたら、
Pussy cat,Pussy cat, Where have you been?
みたいに追いかけごっこがやりたくなってしまった。
すぐに厚紙で山小屋のドアをつくりはじめ、
それを開けに(取りに)行く ウサギを追う何者か
とうさぎに分かれてやってみた。
いろんなこと考え付くね。
それでもなかなかテーマ活動に集中できないので
みんなに聞いてみることにした。
テーマ活動=おはなし が動いてまえに進んでいくには
なにが大切?
どうすれば、見てる人をお話の中につれてきてあげられる?
__>>>声、動作、表情、それがじぶんだけがわかってるんじゃなくて >>見てる人に伝わらないとだめでしょ。
いまみたいに、あくびがでちゃうテーマ活動って?
>>動きが小さくて、なにしてるのかわからないとき。
>>表情がないとき。
>>エイゴが覚えられてないとき。
>>間が空いちゃうとき。
>>えっわたしはぜんぜんそう思わない。
>>エイゴが思い出せないとき、みてて「あ~がんばって!」って
応援したくなるよ。
>>前見たのと同じの見たときもたいくつ。
>>そんなことないよ~、だってそれぞれちがうもん。
>>あと、声が小さいときもね。
みんなよ~くわかっているみたい。
ことばなしではお話が成り立たないこと、
よーくわかってる。
いつも悩むのは、大きいホールでの「声」。
マイクをつかってまわしながらテーマ活動するのって
やっぱり動きができなくなる。
自信を持って声を出すために・・
マイパーティに春一番が吹き荒れるのは、
まだまだこれから。
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>>9時15分までにはお越しください_
その一文を実は見落としていて、
朝、大事な電話を一本かけてたら、式が始まる時刻が迫ってしまった。 息子が三年間毎日そうしていたように、
スーツ姿の私は、全速力で駆け抜ける。
小学校の前も走りぬけ、保育園の前も通り過ぎ、
東側の門に着くと、体育館の入り口にすでに並ぶ卒業生が見えた。
やっちゃった~、大遅刻。
吹奏楽部の演奏にあわせて、三年生がぞろぞろと入場。
その後ろについて入るのはあまりに恥ずかしく、
「あれ、入らないんですか?」
サッカー部顧問の先生に促され、ガラガラと音を立て開く扉に恐縮して入る。 タイミングよく体育館内全員が椅子から立ち上がるガタガタいう音にかき消され、無事の着席。
一番後ろのほうの保護者席から、豆粒ほどの息子たちを見守る。
親しかった友達さえこの三年で変貌著しいと 遠くからでは誰だかわからない。
でも、わが子というのは、たとえシルエットだけでもちゃんとわかるから不思議だ。
卒業証書授与やら、祝辞やら、ひととおり済むと今度は卒業生の歌。
あいだあいだに、代表者のメッセージが入るのが今風だ。
私は、なによりもこの歌と音楽に弱い。つい、涙腺が緩むのだ。
昔、ラボのお話を聞いていても、「そらいろのたね」の
はじまりのあの音楽を聞きながらいつも泣いちゃった人なのだ。
中高と吹奏楽部だったのだけど、コンサートの後半は、
足元からぞくぞくしてきて、目元は涙でウルウルするし、
指揮なんかよく見えなくなったりした。
それほど、わたしは「音」に弱いのだ。
だから、今日は花粉症もあるけれど、デカマスク着用。
落ちる涙も、目のすぐ下で受け止めてくれる。^^;
ハナをずるっとすすっても、「あ、泣いてる」とはバレにくい。
当の本人は、遠めに見てもわかるほど、オチャラケた顔して、
歌っている最中も最後列の真ん中で堂々と隣の子としゃべっている。
歌ったり、しゃべったり、しゃべったり歌ったり、
この難しい歌をよくもまあ器用に。
ハモりがずれてて、なんだか耳が心地よくない。
それでも、ハハは静かに感動する。
この三年間のいろんなこと思い出しながら。
ラボで中高大生グループに入ってすぐ、「話し合いが意味わかんない」
といって輪に入らず、高校生からスリッパ投げ攻撃されても、
大学生から「ラボの活動をなめてんのか」と言われても
とことん開き直っていたこと。
国際交流に参加することと部活の練習を天秤にかけ、
日は迫ってくるのに決心がつかずに、まわりをやきもきさせたこと
教室でのおふざけが過ぎる、と担任の先生に何度もお叱りうけたこと。 ホームステイ以後、ちょっと落ち着いてきたこと。
でも逆に、私とは闘いの日々が続いたこと。
受験が間近になって、ようやく「いま、すべきこと」が何か
がわかって自らを律することができたこと。
中学生って一番大変な年代なのかもしれない。
納得いかないことが多いし、それでもやりこなさないといけない
課題が山積み。とにかく息苦しい。 男子は体格の差が友達づきあいのいろんなことに影響したり。
大変だったんだよね。きっと。
・・・といろいろ考えているうちに、式は終わった。
「早く高校行きたい」
この先、少しは開放感を味わえるのかな。
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このあいだの対韓国戦は、手に汗にぎる試合だったな・・。
でも、結局またまた同じ国同士対戦することになってしまった。
初戦のあとで、ある番組でのこと。あちらのSBSのスタジオが
映り、「相次ぐヒットに言葉を失うアナウンサー」というような
映像が流れていた。
ソウル市内の街頭にある大きなスクリーンの前で歓声をあげていた人々は ゲームのなりゆきに見る気力を失ったかすでに引き上げ、閑散としていた。
この事態に「よもや他のことへの影響は」と
過大に心配するようなコメントが出されていたが、
なんということはない、
あたりまえのことではあるけど、
それほどこの試合にはじめから関心を寄せていた人は
やはり一部の人で、
その夜の視聴率では1位と2位がドラマでした。^^;
そう、朝から夜まで絶え間なく放送される数々のドラマ。
仕方のないことだけど、
なんでも、よその国に伝わってくるのは一部のわずかな情報で
まことしやかに言われてることだって、憶測にすぎないことも多い。 気をつけないといけないですね。
これもサッカーなら、話が違ったかな。
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だれでも、子供のころの記憶に、自分たちだけの基地をつくったりした 思い出がすこしはあるのではないだろうか。
先日、娘が息咳切って帰ってきて、「おかあさん、たいへん、もうめちゃくちゃおもしろかったんだから」というのだ。
どちらかというとインドア派の娘が、だれも遊ぶ相手がいないから、と 何軒か電話でアポ取りしたあとみつけた近所の仲間と、さらに偶然に出くわした学校も違う男子たちと、 連れ立って別の子達がこしらえた基地を見に行った、という。 その基地は、まだ何も建っていない場所の中にぽつんとあり、 廃材をどこからか持ってきて、屋根までついている立派なものだ。 わざわざ家の最上階(かなり高い)まで行ってみんなで眺めたあと、 めざす現場まで雑草を掻き分け進んだようだ。
入ってはいけないであろう区域に立ち入るスリル、 背丈ほどもある雑草のなか、道なき道を進んでゆくたのしさ、
「きょうはみんなでくまがりだ」のシーンを思い起こさせる
またとない冒険ごっこを味わったようだ。
あんまり、いろんな大人にそういうの話しちゃだめだよ。
「だめだめ、そんなところ入っちゃ」と
張り紙に立て看板、おおげさに騒がれると困るしね。
だいいち、楽しみがなくなるじゃない。
東京とはいえ、まだ空き地の多い場所。
そんな遊びは、子供のときしか味わえない特有のもの。
昔、学生の私がYMCAでユースの野外リーダーをしていたとき、
山へ連れて行くと、小学生が
「遊ぶものがない、どうやってあそぶの?」と聞いた。
自然の中へ行くと、こどもは開放されてひとりでに遊びだす、
とはいえ、既にテコ入れが必要な時代にさしかかっていた。
でも、経験が少ないだけで、子供のわくわく感って、もともと
そういうダイナミックな遊びの中にあるのだと思う。
もっともっと、作ろう、「秘密基地」!
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最近、息子の友達がよくうちに来る。
卒業間近で早く帰るし、部活をするわけでなく、暇なのだ。
「俺の部屋であそぶ」といって
何人かがドヤドヤ入ってきて狭い部屋に入り浸る。
大抵はサッカーのゲームをやっている。
野太い笑い声がドア越しに聞こえて、
なんだか大変盛り上がっている。
そのとき私はとても居心地が悪い。
自分の家なのに。
「場所を借りる」ようなつもりでうちに来るのだろう。
「お母さんにはご迷惑かけません」
そういうつもりなのだろう。
でも、わたしは居心地がわるい。
ほとんど顔も見せず、
何度来ても誰が誰だか何もわからない。
せっかくなのに、なんの話もしない。
めずらしくパン焼いたから、などと
部屋に入っておもろいことのひとつも言ってやるぞ。
息子の言うように変なのかもしれないが、
よそのお母さんと違う少数派なのかもしれないが、
ラボのテューターだからなのかもしれないが、
彼らがこそこそとやっているのは好まない。
もう、大人に対してつっかかる年齢も峠を越えるころ・・
うざいよそのおばさんだけど、
ちょっと面白いから、話してみない?
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なんと説明したらいいのかわからない。
いろいろ説明するのがめんどくさい。
説明してるうちに聞いてるほうがわけがわからなくなる。
だから結局、ひとこと「エイゴ」で済ます。
ラボっ子が友達その他に、どうラボのことを話しているか、というと まあ、そんなところだ。
それで、40年経過してもなかなか広まらない?
うちの子も同じく、「エイゴ」という。
「おれ、これからエイゴだから」
「あ、いまエイゴの友達が遊びに来てるからムリ」
部活どうしても休むとき
「エイゴの合宿です」
「・・・なんだそれ」と先生。
「エイゴの練習です」
ますます、「ナンダソレ?」
「だけじゃないエイゴ」
とでも言うのかな。
携帯を手にし、四六時中友達からメールが来るようになった長男。
一年ぶりに嫌々?行ったラボで大学生にアドレス教えてといわれた。
「だって断れないっしょ」
・・わたし何も聞いてませんけど~。^^;
きみの仲間で、女子大生からメールもらう子がいる?
「いないでしょ」
「友達に見られたらまずい、即刻消去!」
・・そう? ナニが?
「だれが高校生になって習い事してんの?おかしいでしょ?」
・・高校生が習い事したら変?
「変でしょ、大体どうやって説明するの」
・・・説明しなくてもいいじゃない、今までどおりで。
それに、高校生でも続けてる習い事っていうのは、
ただものじゃない、極めてる、そういうことだと思うよ。
「・・・・」 「あーかんべんしてくれっ」
・・わかるわかる、そのめんどくさい気持ち。
ほんとにいまにも縁切ってしまいたいのに、
気がつくとまた舞台の上でやっている。
・・きみがなにを考えてるか、
仲間にはみんなお見通しだね。きっと。\(^0^)\
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3月11日 水曜日。ソングバーズ係はKが担当。
最初2だよね、次は3だよね・・
μは持ってないけど、ちゃんと覚えてるんだ。びっくり。
My Balloonはいきなり胴上げバージョン、
One,One,One は 替え歌が大流行。
What's this ? はハンドメイドのカードでつぎつぎと。
ライブラリーのなかの絵をそのままカラプリして使ってるので、
絵をみてイメージがわきやすいのか、
いままで覚えたせりふと連動させてヒントを出すと、
音声ではかなりのwordsがちゃんと頭に入ってるとわかって ライブラリーの力を実感。
Sが好きなソングバーズ、Walk Turtleは
あたまをひっこめたら
「じっと動かないバージョン」 が大うけでした。
さてさて、とぷう。
だれもみたことのない、とぷう。
こんなとぷうもあったんだ、
そんなふうにやってみたい・・
今日は8トラのところだね。
そのまえに、よく話し合おう。
動物園でこの日、動物たちと風の子たちのほかに
どんなものがあるだろう?
どんなひとがいるのだろう?
どんな風景がみえるだろう?
草、花、木、雲、砂、鳥たち、この幼稚園のこどものほかにも
お客さんがいる、動物園で働いてるひと、
あ~~、いるいる、
動物って、いっぱいいるじゃない、どうやっていろいろあらわす?
風の子はさあ、きっとあっちがおもしろそうだ~とかっていって、
ひとつの動物に集まるんだよ。
そうだよ、どんどんあつまってくるから、ライオンの檻にみんなが
来ちゃうんでしょ?
うんうん、
だから、あれもこれもやらないといけない、って思わなくていいんだよ。 (全員納得)
>>>風の子が集まってくるっていうのは、どうなるの?
あのさ、さわさわ、ひゅうひゅう、ごうごう風が吹いてくる
んじゃないの?
鳥とかも、ひとつの木に集まったり、また飛んだり、
なんか、へんなことが起こりそうな。。。
きりんってね、知ってる?たてがみあるよ、
mmmmm~って鳴くよね。
そうそう、牛みたいに、あっ牛とはちがうんだけど、
似てるよね。牛と。
パンダが笹食べてたらさ~、笹もぶっとんじゃうんじゃない?
保育園のときとか、動物園行ったらおべんとうたべたじゃん?
お弁当食べてるときにとぷうたちが来たら、
お弁当ひっくり返って、敷物とかも飛んでっちゃって、わ~ってなるよね?
とぷうたちが喧嘩して、風がめちゃくちゃに吹いて、ライオンがおこるとき、ライオンは「ガオ~ッ」って言ってるんだけど、
とぷうたちには、QUIET~!!ってきこえるんだね。
・・・Mのこの発言には、う~ん脱帽だ~、
ライブラリーをたくさん聴いて参加するパーティは、
さすがに盛り上がり方が違うなあ。
その後は延々、たてがみになりきるのに集中した。
なんたって、もう、フル稼働なのだから。
交代で、ちゃんとそのように見えるかという視点でチェック、
でも全員でやってるところが見たい。
仕方ない、動画を撮影してくれる助っ人を呼ぶ。
妹に頼み込まれて、しかたない、兄が登場。
悪い悪い。すみませんねえ。
そんなこんなで二時間。
楽しかったね。
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ラボを語るとき、ほんとうはこれが一番伝えたいフレーズだと
思っている。
我が家の古い家庭用ビデオHI-8で録った映像、 それはわが子が小さかったころのもの。 いいかげんハードディスクに移しておかないと、
もう動かなくなりそう。 というわけで、休日に延々とダビングを繰り返していました。
出てくる、出てくる、お宝映像の数々。掌のうえでゲームをいじっていた長男も、 その映像をチラ見しながら苦笑いしている。
、、、と、突然映し出された大きなステージ。
息子がラボのテーマ活動の発表に、わけもわからず初めて出たときのものだ。 9年前の4月にラボに入会して、その末ごろの地区発表会。
いま大学生のラボっ子たちが、まだ小学生や中学生のころ。
>>ええ~っこれがほんとに○○○なの??
>>わあ~っちっちゃ~い!
>>みてみて、まじめにやってんじゃんあいつ~っ
プレイルームのナーサリーライムの発表などは
お母さんを見ないと、その子が誰かわからない~。
なになに~?
娘も興味深深で寄ってくる。
ビデオから、2歳の娘がホールの静寂のなかで
退屈して「や~だあ~」と体をくねらせている音声だけが割って入る。 なんて甲高い声・・。
マイクを握ってる、もう卒業していった子供たち、
いまはすっかり社会人・・のなつかしい雄姿も。
息子が言う。
>>一度も顔を出さない卒業生って、ほとんどいなくねえ?
そうだねえ、そうかも。
何かのイベントときに、みんなに会いにくるよね。
そうじゃなくても、テューターのところには
たずねてるんじゃない?
それだけ、「なつかしい、帰って来たい場所」なんだね。
わたしたち大人も、
自分の子だけじゃなく、
ほかのラボっ子の成長をみることで、
育つ力、育ちあう力を実感し、ラボの「教育力」を再認識する。
ビデオ、苦労しても録っといてよかった。^^;
わたしも、願わくば
卒業しても帰ってこれる場所として、あり続けられたらいいな。
そんな思いを今は心の奥に大事にしまっておいて
さあ、今日も子供たちとパーティー楽しもう!
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