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連休。ラボはお休み。ラボの行事も一切出来ません。浜松は特に中心街は、子ども達も大人達も浜松祭りに三昼夜(前夜祭いれたら、四夜)狂いまくるのです。子どもが中学生になったので、私も今年からお役目から逃れ、久しぶりののんびりした連休です。
ふと、我が家の庭の写真を撮ってみました。hitpenさんのように、スケッチして、いつかは載せたいですが、、、
正面の椿の木が、すごい勢いで新緑を吹き返し、感心しています。去年の晩秋の異常な暑さで、季節はずれの茶毒蛾という害虫が大発生して、全ての葉という葉を食べ尽くしたのです。夏場なら、アシナガバチがきて、虫を食べてくれて、丁度バランスがいいのですが、、、覗いただけで、私も愛犬も身体中かぶれてしまって、にっくき蛾の幼虫め!!と殺虫剤を撒こうと思ったのですが、止めました。殺虫剤がついた葉が落ち、土にかえって、その葉を食べる虫やら、実や花粉を食べに来る鳥やらに、きっといいわけがない。と思ったので。内心、もう枯れてしまったかも、、と心配していたのですが、みごとな美しい萌黄色に染め変わりました。
手前のぼうぼうに伸びっぱなしの木は、長男が初めての給食で出た夏みかんの種を植えて、自然に大きくなったもの。毎春必ず、アゲハチョウが来て、卵を生みつけ、たくさんのアオムシ君が育ちます。一斉に蝶の赤ちゃんが10羽以上飛び出したのをみて、「蝶ちょのお花が咲いたね。」なーんて可愛い事言ったけ。
あ、アオムシ君で思い出した。去年、幼稚園でのMSで、『はらぺこあおむし』を取り上げて、その後、「みんな、本物のアオムシ君を見たことある?」って、家の庭から連れていったアオムシ君を見せたら、お母さん達が「きゃー!!ヤダー!きもちわるーい!さわっちゃいけません!!」で、10人の見学者がいたのに、入会者0でした。「は~」
図鑑で見ればいいってか??え?!(あ、すみません。取り乱しました。)子どもも自然も無理やり、人間が矯正しようとするから、どこかに歪みがくるのだと思います。子ども達は興味しんしんだったのにね。単なるブランド品かい!!エリック=カール作・絵本『はらぺこあおむし』は!!(落ちつけ!落ちつくんだ!)
家の周りはコンクリートに固められた駐車場。騒々しい木蓮の葉がお隣の土地に落ちると、掃除をしなくてはなりません。落ち葉が土にかえり、雨水が沁みこむコンクリート。そんなのを誰か早く開発してくれないかな…
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昨年の中部支部小学生リーダー合宿における田島信元先生(東京外国語大学教授)の講話を小冊子にするにあたって、我がPのHちゃんの事前アンケートを掲載したいという旨のお電話を頂き、勿論、快くお引き受けしました。
内容は、以下の通り。三歳からラボを始めたHちゃんが、6年生になり、きちんと自分の中でラボの意味を捉えている事を知り、嬉しい限りです。
①あなたはなぜラボの活動を続けていますか?
*生きた英語をみにつけるため
*キャンプや合宿で友達との交流が楽しいから
*テーマ活動で友達と協力してひとつのものを創るとう事が楽しいから
*ソングバードがとっても、もりあがってすごく楽しい
②ラボ活動を通して学んだこと、身についたこと、得したな、と思うことは何ですか?
*協力の大切さ
*学校では体験できないこと(火おこし、等などたくさん)をラボのキャンプなどで体験できること
*英語を聞きながら発音すること
③ラボのどんなとこが好き?(ラボの特長を書いてみましょう)
*英語を覚える時、書けても英語は話せられないけれど、ラボはCDを聞きながら、簡単に発音を覚えられ、自然に言えてしまうから、とってもいい
*外国の友達と交流ができるから外国のことがたくさんわかる。
*英語のゲームをすること
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ただ、楽しくやっていたラボの活動を、だんだんと自分のしていることの意味づけをできるようになり、また、意識して取り組んでいた事を知ることができました。Hちゃんは、今年の夏、ホームスティに参加します。とても前向きに準備する様子をみていると、小さい頃から自然に楽しんできた、
*物語を通しての異なる文化体験、言語体験、
*仲間と協力することと同時に自己表現の快感、
*新しい自然、環境、友達に出会う事への喜び
等などの積み重ねに裏づけされた自信が、きちんと育まれていることがわかります。中学1年生の海外での1ヶ月ホームスティは、ややもすれば、一般的には、無謀、無理、危険、などとおもわれがちですが、本人にとっては、ラボの活動の延長線上にある夏活動のうちのひとつなのです。
それにしても、三歳の頃のHちゃんを思い出し、たくさん、たくさん、成長したんだなぁ、とつくづく感慨に浸ってしまいました。
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今朝のニュースを見ていたら、すごい映像が…松山でおきた大つむじ風。
まさに、“スサノオ”のはじめの場面の音楽が聞こえてくるような、空高く、うずを巻きながら、昇っていく。サッカー少年団の子ども達に、大人が“伏せろ-!!”の声が映像に響く。
一緒に見ていた息子が、やおら、思いっきり顔をしかめて口をついた言葉:
“Yach,my mouth's full of sand. 俺、口の中が砂だらけだー!!”
私はお弁当と朝食作りに忙しかったけれど、つい、くすっ.
(多分、我がPのラボッ子が、この映像をみて、誰かが、この台詞を言うのを聞いたら、同じように、口をぺッぺッと、反射的にやることだろう、、と思ったら、つい、笑いがこみ上げてきしまった。)
いえいえ、松山の少年団の子ども達の災難を笑ったと思われたら、顰蹙ものですが、決してそうではありませんので。
ぴったりの情況と感情とがパッシと合うと、言葉が自然に口をついて出てしまう経験はラボッ子なら誰でもあると思う。
でもって、テュ-ターのお仕事はというと、それらを丁寧に拾っていき、親や社会にその現象を伝えていかなくてはならない!という教務研修でのお言葉思い出して、日記に書き込んでいるという次第で。
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去年テーュータースクールのお世話さんを担当した時、研修参加したSさんからメールを頂きました。ほやほやの佐原パーティの様子など、この場でやりとりをご紹介。
>今月は子供たちと一緒に「三匹のやぎのガラガラどん」を楽しんでます。ラボをうちで始めて三ヶ月。やっと子供達もテーマ活動らしく、(といってもごっこ遊びですが)動いたり楽しんだりしてくれるようになりました。
とはいえ、普段から一緒に遊んでいる仲良しさん達のグループなので、すぐけんかが始まったり全然関係なく「わーっと」違う遊びになったりとなかなか大変です。(^^;
うちのお兄ちゃんもラボが始まるというのに合気道の前周りや後ろ周りを披露したくて、ソングバードもやらないでくるくると回ったり・・・(-_-メ
そうすると他のちっちゃい子たちはおにいちゃんにつづけとでんぐり返り始めて・・・
まだそういう風になってしまったときの子供達の動きをうまく巻き込みながらソングバードの動きに組み込んじゃうというテクも心の余裕もなくって四苦八苦してます。
とほほ・・・(@_@;)
それではまた・・・
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メールありがとう!
ラボの様子、目に浮かぶようです。子ども達と一緒につくっていくのがラボなので、同じソングバード、お話、やっても、同じものには、絶対にならないのですよね。
今日の金曜日のラボで、「春の妖精…三月の風、、、HPの日記に書いたもの」やろうとしたら、
「妖精なんかいるわけないじゃんねー。ばかじゃないの..そんなもの作りたくない、、、等など」、
年少、年中さんのグループと小学1年クラスのグループとこんなにも反応が違う、、、めげずに、
「そんなこたぁない、よーく見て~」
って大袈裟に妖精っぽく(?)杖を振りまわしたら、
「きもーい.ゲラゲラ」
とか、ほざいてたけど、さらにめげずに、
「ほら、風がふいてきた!!あそこの木、見て!ほらほら、」
と外の木を指さしたら、本当にそこだけ、ざわざわってなって、みんなの目の色が変わった…シメタ^^
なーんて、結局、最後にはみんなよろこんでやってました。
子ども達も、この人には、ここまでぶつけていいとか、これは駄目とか、成長とともに、変化球を投げてくるようになるから、こっちも変化球に対応できる幅を鍛えておかないとね…やっぱり
「心をまるごと解放し、お話を楽しめる時間をつむぐこと。ともにその時間を 共有すること」
「その土壌があって、言葉が染み込み、言葉の芽が出る」
まあ、今までやってきてわかってきたことは、こんなことでしょうかね。親や学校の先生にもぶつけられない事もビシビシくるから、腹と腰すえてないとね。^^ まあ、子どもと一緒に階段のぼりながら成長していくので、急にはぶつけてこないから、大丈夫ですよ。
是非、夏にはお子さんと一緒に『くろひめのファミリーキャンプ』の参加をおすすめします。
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今日は昨日からの雨も上がって、新緑が目にまぶしーーーーーー!よし、今日の課題曲は“March winds,April showers,bring forth, May flowers"
“昨日、すごい雨だったね。でも、今日、赤ちゃんのはっばがキラキラだね。それはね、みんな春の妖精のしわざなんだよ。”てな事言って、こどもたちがのってきたら、おもむろに、割り箸、とカラーガムテープ(ピンク)、紙テープ(水色)を取りだし、妖精の杖を作る。もう、みんな、“私もー!!”新体操の選手のように、
March Winds:風をふかすように、天に杖を向け、くるっとまわる
April Showers: 細かく縦に振り、雨をふらす、
Bring Forth:大きく○を描く(腰もつけてね)
May Flowers:地面に向けて、くるくるお花をさかす。
もう、気分は春の妖精でした。^^
次の小学生のグループは杖をハンカチ代わりに「ハンカチ落とし」の“March Widns”バージョン。おに(妖精)は杖で背中をそっと触れながら、回る.唄は全員で。ひとつひとつには、手による所作がついていて、(風ふかす。雨降らす。カモンカモン。お花が開く)おまじないを唱えながら、所作をしながら、Folwers で杖が後ろにおいてあるのを拾って、妖精を追いかける。というレベルの高い(?)「ハンカチ落とし」で男の子達も大フィーバーとなる。大抵すぐには歌えないので、テューターがひとフレーズ唱えて、みんながリピート。とすると、じきに唱えるようになる。
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今年も中部から200名近くのラボッ子が海を渡り、ひとりひとりのドラマを生む。
昨年の12月からスタートした国際交流のための事前活動も、4回の事前活動(オリエンテーション含む)+地区合宿+国際交流の集いを終えた。あと残すところ2回の事前活動+支部の事前活動合宿+壮行会というスケジュールである。
18日の国際交流の集いでは、盲目のパラリンピック金メダル競泳者、河合純一さんの講演をはじめ、参加者による決意表明、課題曲の発表、去年参加者によるスライド+スピーチというプログラムで進められた。
今ある自分に、もう少しの無理をする。毎日、毎日それを続けることで、新しい身体、脳を覚醒(呼び起こす事)することができる。そのことを実行させるエネルギーの源は 「夢」である。
夢から逃げることはいつでもできる。でも、夢をおいかけなければ夢はつかまえられない。それは今だ。
You can run away from your dream,but if you don't catch your dream, you cannot get your dream. So start it now.
(メモをしていなかったので、正確さに欠けていますが、、、)
15歳で自分が何をしたいかをみつけられない人は、18歳になってもみつからないでいる。今年の夏の体験を、是非、自分が何をしたいのかをみつけられる材料にして下さい。
他にもたくさんのメッセージがありました。同じ場で、同じ話しを聞き、同じチャンスをもらっても、拾わない人は当然、損をします。同じ時間が流れていても、同じ内容の一分にはならない…今日の大切なメッセージを、忘れないように、すぐに国際交流ノートに書き留めて、自分だけノートにしよう。一生の宝物になるような。(かくゆう私も“15歳のでっかい夏”というホームスティ中の日記を今でも大切にとってあります。何年前かはひみつです^^)
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今日小学生グループのラボの欠席は5名。浜松では、5月の連休に60万人都市総出の盛大な祭り『凧上げ祭り』が行われる。子ども達は、ラッパ隊、おはやしに参加。3、4月から各町ごとで、集まり練習が始まる。「この祭りのために一年があるっ!!」という祭り好きの浜松人、浜松ッ子。(かくゆう私も、、)という事で、祭りが済むまでは、大人も子どもも、むずむずとおしりが定まらず、、老若男女、たてなが共同体で、それぞれが自分の役割を果たす体験が少なくなっている近頃、とても、いいことなのですが、ラボは、、半休止状態。
だって、今日のテーマは『不死身の9人兄弟』。5人も休んだら、兄弟全員そろいませーん。
ま、祭りでパワーアップして、その勢いをラボに向けてもらおう!!
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今日の火曜の幼児グループで新しいSB(英語の唄)バージョンができあがり!
*“Ring-a-Ring-a-Rosy" :(誰かがくしゃみをしたから、くしゃみの唄しよー!で決まり)○を作って真中の子はバラになりきる。1番と2番(2曲目は方向を変えて回る。)が済んだら、one,two,,,でひっぱりっこ。まんなかにいるバラの子が、足が動いた子をみつける。そしたら、交代。
*"Hello”:(順番に名前を言っていき、自分の名前で、曲が一区切りした子は、“Can you do this?"と聞きながら、とっておきのポーズをみせる。音楽を止め、みんなで真似。つまさきが頭につくHちゃんは、得意げ。でも、身体の柔らかい幼児はなんなく、真似できる。ところが、、、“先生だけできなーい”
*“One Little Finger" :みんな、すごーいねー!!じゃあ、足の親指で、身体のどこでもさわれちゃうかな?ということで、今日の one little finger は足のtoe(親指)ということで。指に魔法をかけて、「命令する場所にどこでも、いけー!!」
すると、なんと、足の親指で、head,eye,nose,cheek,chin,tummy,...みごとに全部さわっていきました。
どう頑張っても、つかない私をみて、「大きくなると、骨は丈夫になるからね」と慰められて、、、
みなさん、一度、お験しあれ。身体の硬さは、脳の硬さと比例するのでしょうか??毎日、足の親指で“OneLittle Finger" やろうかな、、これから、、^^;今日は痛いラボでした。
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今日、静浜地区第三回事前活動がありました。浜松から藤枝へとバイパスを走りぬけ、目に飛び込むお茶畑や連なる雑木林の丘は、薄紅や萌黄色に染められ、目に映る景色をそのままキャンパスに描きつけたい衝動にかられる程美しく浮き立っていて。ああ、画才があれば..(持ち合わせてるものはがさつだけ、、なーんて)
そんな小さな感動を胸に、会場に入って行くと、もう、何人かの国際交流参加のラボッ子が、部屋の鍵が開けられるのを待っていました。
今年の静岡、浜松、藤枝、磐田地区からのホームスティ参加者は34名。今まで最多の人数。活気に満ち溢れています。
6、7人のグループに分かれ、自分が準備している自己紹介アルバム、素語り、自由研究などを発表し合い、聞いた仲間はひとりひとりのエバリュエーションを書いてあげ、評価し合い、今後に役立てていくというやり方で進めました。
朝、眠そうだったり、だるそうに見えた子達も、やり進めていくうちに、刺激をもらい合い、あと三ヶ月にせまった国際交流を漠然的な不安から、より具体的なシュミレーションへと変えている様子。その活き活きとした顔の輝きを見ていたら、ふと、道中の素晴らしい春の景色と重なるようで、こちらも、自分が参加するみたいにワクワクしてくるのです。(あ~本当に、行きたい!!)
まるで早口言葉みたいに、なかなかtough(タフ)な“She'll Be Coming"
の唄に挑戦し、はじめはもごもごとしか、舌が回らなかった子も、最後には、5番すべて、クリアーしました。来週の結団式では、舞台の上できっと元気に自信をもって、歌えることでしょう!!
あとは、どうか、国際平和を!!このこ達の長い間暖めてきた夢が、壊されることなど、どうかありませんように!!と切に願いマウスをころがすのです。
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金曜日の幼児グループのメンバーが全員小学1年生に!!
「教室に入ってくるなり、何組になったかー?」の質問攻め。
ちょっとお兄さんやお姉さんになったのが、誇らしげ。
新しい命が宿る春。今日、選んだ絵本は“TITCH”
兄弟で一番小さいティッチが、もっていたものはちっこい、ちっこい種。
その種は、最後にはお兄ちゃんお姉ちゃんよりも大きく育って、自慢顔。絵本の最後のページには、なんの文もないのに、“I’m proud!" とみんな口々に大きな声で言う。(え?あ、前に読んだことのある“FACES”の自慢顔のフレーズ。(HPの絵本ページに掲載あり)みんなが大好きな絵本で、何度も繰り返して読んだ。
今日のテーマは『そらいろのたね』
小さい、小さい種のもつすごさ、パワーを『ティッチ』ですなおに楽しんだ後は、何も、説明しなくても、『そろいろのたね』に、すーと、物語に入りこむ。
“なんで、宝物の飛行機あげちゃったのかね?”
って言ってたKちゃんも、今日は、ゆうじ君役やりながら、うそっこの種に身を乗り出し覗きこみ、その魔力にとりつかれるように、キツネ君に飛行機を渡した。
ことばじゃもどかしくても、感じたことをシェアできる時間。そんな心が広がっていく絵本に出合い、ラボッ子とシェアできるのは、私にとって至極の時。
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