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クリスマスは「踊りくるいます!?」
こくぶんパーティ15周年発表会の準備をすすめています。
今回は、ほとんどが中学生と小学生高学年が実行委員。
自分達の話し合いで出された案を、それぞれに準備しています。
中でも、
"あまり知らないフォークソングに挑戦したい!”
"ウインターキャンプ、スプリングキャンプに行って、上手く踊れるようになりたい!”
"小さい子にも教えてあげられるようになりたい!”
という声が多く、フォークソングタイムをたっぷりとるプログラムになっています。フォークソングの歌詞を調べたり、教え方の工夫をしたり、担当者は頑張っています。
いつも、いい加減に踊っている私に、頼ることなく、自分達で、大学生コーチ制作のファイルを見ながら、小さい子、お母さん、お父さんも巻き込んで、完踊!!したいそうです。
↑著作権にかかわるかな~?趣味で作った招待状・↑15周年T-シャツロゴ

PROGRAM
★SONGBIRDS & FORKSONG PARTⅠ
みんなで歌って踊ろう!
★A TALE OF SIX TALENTED MEN
こくぶんPみんなで、「きてれつ六勇士」
★お祝い& POTLUCK PARTY & バザー
ケーキでお祝い15周年・もちよりパーティ・掘り出しバザー
★GAME TIME
ラボスペシャルゲームで楽しもう!
★OBS’ TIME & MOTHERS’ TIME
とびいり大歓迎!OBのおたのしみ。
お母さん達によるクリスマスソング
★SONGBIRDS & FORKSONGS PARTⅡ
★TIME CAPSULE 10年後の自分に向けて夢をつめこもう
他にもタイムカプセルを埋めたい、という案から、インターネットで見つけて購入した本格的タイムカプセルに10年後の自分に向けて、夢をつめこみます。予算の関係で、Sサイズのタイムカプセルしか用意できませんでしたので、小さなもの、手紙、に限られますが。。。
ああ~、10年後の自分は、想像したくない、、、というのが、私の本音ですが、、、まあ、ヘルガに頼んで魔法のクリームをもらい、悟空に頼んで、アンチエイジングの魔術をかけてもらえば、いいっか~
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ラボ40周年プロジェクトに向けて、静浜地区で案を模索中の折、今日、嬉しいお電話を頂いた。
2回に分けて楽しんだHALLOWEEN PARTYの今夜は2回目。
とっぷり暮れた公園に、実行委員のメンバーが色々準備。
名づけて「ゴーストバスター」「ゴーストボンバー」「おばけキャンディをねらえ」「怖いもの銀行」「ジャックオランタン・ピにゃ~タ」
ゲームの内容は、想像にお任せ!?
1時間たっぷり楽しんだあと、4年生以上が国分パーティ15周年に向けての合同会議。
様々な案もでそろい、担当者を決めていた頃、私の携帯に電話が入った。見覚えのない番号。恐る恐る部屋を出て、電話に出ると、
「イギリスのホワイトホース劇団にお問い合わせされた国分さんですか?」
(私の胸は高鳴り。。。)
★ ★ ★ ★ ★ ★
(ここで、イギリスのWHITE HORSE THEATRE についての簡単な説明をしたいと思います。)
7年前、浜松の国際交流協会のお知らせで知った、"LEARNIG ENGLISH THROUGH THEATRE” 『劇を通して英語(英語的?)を学ぶ子供のための劇団がはるばるイギリスから浜松にやってきます。』に、大いに興味を持った私は、早速、主催者に問い合わせた。
「豊かな表現力と話の筋の魅力で、全て英語で話される英語劇を、英語圏ではない国の子供達に英語をまるごと楽しんでもらうという趣旨で、これまでに、ドイツ、東欧の国を周って来た劇団で、今回、窓口になっている友人から、是非浜松で公演をしないかと、お誘いがあり実現する運びになりました。幼稚園の子~小学生向き、中学生~大人向け、上級者向けと3人のメンバーが、3つの演目を演じます。」
とのお返事。(実はそのかたは、その後、浜松市の市長婦人に)
こんな機会は滅多にないと、パーティのラボっ子達と観賞。
すると!!
幼児の子供達までが、リアルタイムで、笑うべきところで、笑っているのだ!!他のスポーツ少年団、ガールスカウト関係の団体の子供達も多数観に来ていたけれど、手前味噌ながら、ラボっ子の楽しみ方の反応は、一目瞭然。それもそのはず、劇のあちこちに、イギリスのナーサリライムのペイソスがちりばめられていて、主役の海賊のキャプテンは、フック船長と重なるし、理屈ぬきで楽しめる感性を、ちゃんと、ラボっ子は培っていることを、その時認識。
明らかに反応が違う子供達に気をよくした俳優さんたちと、劇のあと、談笑する機会があり、
「ラボという、あなた達とまさに、同じ方法で英語、また外国の文化を体で学んぶことを教育目的として、活動している団体である」と、説明すると、大変驚いて、反対に興味を示し、沢山の質問を逆にされちゃったのだ~!!
中高生ラボっ子達は、中レベルの違う演目を観たのだけれど、彼らも大変興奮して、自分達から、俳優さんに握手を求め、この次は、自分達のテーマ活動も観て欲しい!!とずーずーしく言ってたっけ。
★ ★ ★ ★ ★
7年前の出会いの話が長くなりましたが、改めて、
このたび、40周年企画として、是非、地区でWHITE HORSE THEATRE を呼べないだろうかと思いついた私は、イギリスのyahooでHPを発見!!問い合わせのメールを送ったところでした。
こんなにも、早く、連絡をいただけるなんて!!
7年前に窓口になっていた河田さんのお話では、一ヶ月の期間内、最低30以上の公演+ウイークディには、主に学校訪問をあわせれば実現可能とのこと。俳優さん(3人)をホームスティさせてくれる方があれば、より、費用は抑えられるとのこと。
加えて、彼らの魅力は、子供に向けた演劇(表現)を通したワークショップをお勧めだそうです。先回、大変、好評だったとのこと。
これから、私個人の夢を、地区のみなさんにかけたいと思います。さらに、公演+ワークショップ希望する、他パーティ、他地区、他支部に広がれば、私の夢は実現すると思います!!
いかがですか~!?
これを読まれた方で、興味をもたれた方は、是非、是非、下記のHPもご覧ください。
来年の秋ごろに向けて、検討していただけたら!!と思います。ラボっ子のテーマ活動発表のコラボレーションなんかもできたら、パブリシティに向けての格好のアピールにもなるのでは!?
http://www.whitehorse.de/english/index.html
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愛地球博閉幕。残念ながら、あの混雑の中、先日の三河地区有志のラボっ子による『チプヤックカムイ』の発表は観にいかれませんでした~!
発表当日の最終日曜日の来場者は、夜中の2~3時から並んだそうです。
今日の小学生グループに、隣街のラボっ子達が、愛地球博のステージで発表したことを、何気なく、話した所、やおら、興奮状態。
自分達も、『ひとつしかない地球』を歌いたかった~!!と突然、大合唱が始まりました。CDもかけずに大声で。び、びっくりでした~!
愛地球博には、ここ浜松からは割りと近いこともあって、複数回訪れた子も何人もいて、色々な刺激を受けたようでした。
地元のテレビ、地球博特別番組のレポートによると、あまり知られていないようですが、一番の反響は、実は、ハイテクな展示館ではなく、《赤十字パビリオン》だったそうです。派手な目玉はなく、今、この地球で起きている様々な助けを必要としている国の現状を、寝転びながら天井の大型スクリーンで見られる。一人一人の感じたこと、メッセージが壁中のボードに貼られているコーナーなど。訪れた人の心に残したものは深かったようです。
私も、そこを訪れた時は、こみ上げてくる怒り、悲しみ、無常観、嘆きが織り交ざった感情を抑えることができませんでした。
愛地球博は、閉幕したけれど、一人一人が地球のためにできることを、これから真剣に考え、行動にうつさなくてはいけないことを、ひしっ!と感じました。
そこで、私のアクションその1:
ラボっ子OBのお母さんから、伝授してもらって、ただいま、EM菌となかよし、してます。
*農家へ行って籾殻(もみがら)を頂いてきて、黒蜜、EM菌(酵母菌の一種)、水を混ぜたものを、丁寧に混ぜ合わせます。
*一週間ぐらい寝かせると、発酵して、あま~い匂いをかもし出してきます。それを広げて干したら、出来上がり。
*生ゴミが出るたびに、EM菌専用のコンポストに入れ、それをふりかけ重ね合わせていくと、下から、液体が出るので、ジョウロの水に薄めてお庭のお花たちにあげると、なんと、不思議!!枯れかけていたお花まで、イキイキと生き返るのです。ちょっと、甘酒のような匂いなら成功^^、臭い匂いがしたら、失敗だそうです。
*コンポストがいっぱいになったら、庭に穴をあけ、土と混ぜ合わせ、埋めます。
すると、またまた、あ~ら、不思議不思議、今度は微生物君たちの出番。あっという間に分解して、魚の骨やら卵の殻まで、あとかたもなくなり、土に還してくれるのです。
*その土を使って苗を育てると、またまたAMAGING!!おっどろき~!
それはそれは丈夫な植物を育ててくれるのです。
初めて半年。土に還してみて、これは、絶対に地球に良いことだ~!
EM菌、えら~い! 微生物君、すご~い!!ことを実感しました。
これは、是非、広めなければ!!
名づけて《EMーレボルーション》♪日本の未来はウォーウォ♪
昨晩のTBS《ニュース21》の特番でも、ある日本人が開発した、微生物を使って排泄物を自然の土に還すトイレを、中国の世界遺産に設置されたことを扱っていました。その方は、お父様が亡くなる時、戦争でひどいことをしてきてしまった中国、南方アジアの国のために、何か良いことを必ずして来て欲しい。という熱い遺言を,胸に秘め、微生物を使った土の改良をして、桃園の開発に成功し貢献し、さらにトイレにも活用する道を拓いた、という内容でした。
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アクションその2:
今まで、避けていた(!?)というより、消極的だったプレイルームを復活することにしました。
一才のお子さんを連れてこれまでに、何度か、ラボに見学に来られたあるお母さんに、意を決して、複数集まれば、説明会をします、と3日前に、お答えしたところ、な、なんと今日は8組の親子が集まってくれました。
それだけ、核家族化の中で子育てをしているお母さん達が、輪の中で赤ちゃんを育てていける場を求めていることを実感しました。
私の今までの経験が、少しでも、そんな若いお母さん達のお手伝いができるのなら、という素直な気持ちで、次回の日程を決めました。
何組の親子が、参加することになるかはおたのしみですが、、、
三河地区のラボっ子の情熱が、私にも、わがp のラボっ子たちにも、小さな火をつけてくれたようです。自分が出来ることを少しづつでいいから続けていこう!それが、本当の愛地球博の始まりかな。
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あるひとつの物語の中に、大きい子も小さい子も一緒になって入り込んで楽しむことができる。それこそ、縦長の仲間との「テーマ活動」の素晴らしい点である。
一口に、「物語の世界で遊ぶ」と言っても、「あそび」には最低限の仲間が共有するルールが成立している。遊びを共有する仲間が、最小公約数共有でき、最大公倍数楽しめる暗黙のルールを作っていくことも、遊びの醍醐味と言えよう。
今回、静浜地区・夏合宿は、小学1年生から大学生まで参加者総勢190名が、『ヘルガの持参金』をテーマに、遊び、楽しみ、味わい、表現し合うことが出来たと思う。
第一回の実行委員会の話合いで、『はなのすきなうし』OR『ヘルガの持参金』でテーマ決め。『ヘルガの持参金』決定となった鍵は、
*色々な場面で楽しめそう。
*小さい子は小さい子なりに、大きい子は大きい子なりに「ヘルガの生き方=愛」を探れそう。
*登場人物が特徴があり、わかりやすい
*楽しい歌がたくさんあり、楽しめそう。
では、どう楽しめるか、実行委員の子達には、先日私が受講した「子供のための表現ワークショップ」でのヒントを少し参考に伝えた。
*遊びを通して、競い合うことが目的でなく、物語のイメージが膨らますことができるような目的をより具体的にもとう。
*頭で考たことを、必ずシュミレーションしシェアしてみよう。
*大きい子が小さい子を評価するような言動はしない。
*準備に懲りすぎず、本末転倒にならないようにしよう。
実行委員達がアイディアを出し合って、バランスよく楽しめるよう工夫されたブースと担当が決定。
★ヘルガさんがころんだ
★インジーを倒せ
★ためす~!?若返りクリーム
★洗たくはお好き?
★焼津の中心で愛をさけぶ~!!
★トロールの世界
体を使ってあそぶもの、自然の材料で楽しむもの、協力しないとできないもの、テューターを使って(!?)楽しんじゃうもの、、、
第2回実行委員会では、この物語をどう料理し、楽しみながら、表現につなげられる「あそび」を考えながらテーマ活動に取り組んだ。
そのあとで、思いつく限りのアイディアを出し合った。
★インジーの魔法がかかった森の木を倒す=こおりオニバージョン
★お洗濯の歌に合わせて色々な動作、洗う、しぼる、干す、アイロンがけなどのポーズで遊ぶ
などなど、数多くのアイディアをひとつづつみんなでやってみた。その際、自分が思いついた遊びを上手く説明することも大切なポイントとして中学生たちも学ぶことができたのではないだろうか。
当日のグループ活動では一度イメージし、シュミレーションし、さらに自分の中で膨らまし、を繰り返しているので、どのグループも集中したグループ活動の内容になり、出来上がったテーマ活動を発表する時は、本当に楽しんだ様子がうかがえた。
今回、テューター達も実行委員会の時点から一緒にテーマ活動を準備、組み立てる過程に関わり、中学生、高校生達の柔軟な発想から小さい子を巻き込んで遊びながら、表現へとまとめていく過程を共有することができ、共通の事例として、秋の研修にも繋げられるのではないかと思う。
あ~ぁ、でも、本当、あそびを文字だけで説明するのって、ほんと、大変ですね。やってみるって大切。適当に変えていく柔軟さも大切。
見るとやるとでは大違い。書くとやるとでも大違い。でも、文字にしないと、記録に残らないので、頑張ってリポートしてみました。夏が終わらぬうちに~!!
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今夜のNHK大河ドラマ「義経」は、屋島の戦いに至るまでの様々な葛藤を扱ったものだった。
去年、卒ラボ発表会で、高3のメンバーが、「平知盛」を選び発表したことを思い出しながら知盛と対峙する「義経」を見た。
----歴史的には負け組み側(?)の知盛が置かれた人間関係のしがらみ、時代の必然を含め、知盛の内面を話し合いながら仕上げた卒ラボ発表から早一年たったのだなぁ・・・
何のしがらみも財産も持たない義経の唯一の宝は、自ら手にしていった仲間(家来)、多くの体験から得た臨機応変に判断できる自らを信じる力。
対象的に知盛の、逃れられない平家のしがらみと守ることだけに必死になっている閉塞状況の中で、自らの運命を受け止めながらも、自分の生き方(死に方)を最後まで模索する姿。
今回、黒姫4班で、その「知盛」を発表し、晴れて4月から東京の大学へ進学した国分PのOGが、シニアとして張り切っている姿を目にすることができた。きっと、初めてのシニア経験で、大変なことも山ほどあったことだろう。すれ違いざまに交わした言葉は少なくても、その笑顔は充実した自分を見て!と言わんばかりだった。
他にも同じ地区で、小さい頃から成長を垣間見てきたラボっ子が、大学生となり、活躍していた。そのうちの一人は同じロッジのシニアでした~!
人間が生きていくうえで、いつも理想に燃え、思い通りにいく時ばかりとは限らない。時には、失敗を繰り返し、思い通りにいかない自分を嘆き、生きていかなくてはならないこともある。
そんな時こそ、いつか、どこかで、ふと、心の奥深く刻まれ、体ごと取り組んだ物語(テーマ活動)が、父となり、母となり、友となり、語ってくれるのだろう。
ラボのライブラリーから学ぶテーマは底知れない。子供達の年齢や成長に合わせて、偏食になることなく、色々な栄養が必要なように、様々なテーマが、心の奥にしみこみ、体の一部になって自分の自信になっていく。
歴史上のヒーローの裏側にいた人物をテーマにしたラボライブラリーが用意されているのも、当時の制作者の思いがうかがえる。
何年もたって、ふとテーマ活動の一場面が湧いて出てくるような、そんなテーマ活動を子供達と、これからも重ねていきたいと、しみじみ思う。
(黒姫キャンプで「寿限無」で思いっきり騒いで下界へ帰ってきたら、広島原爆投下から60年の日に合わせて、様々な特別番組、新聞記事の応酬。戸惑いながら、疲れ気味の頭で必死にピントを合わせております@@)
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観葉植物コーナーで見つけたガジュマルの木の苗木。
な、なんとも、へんてこな動物にもみえる。しっぽも生えているような、、、
玄関に飾ってあったこのがじゅまるの木を見て、ラボっ子が、
「え~、これがガジュマルの木!? これが、どんどん大きくなって、キジムナーが住み着くようになったら、この家、のっとられちゃうよ!!」 って、真剣な顔して心配してくれました。
★ ★ ★ ★ ★
中高生グループが取り組んでいる「キジムナー」も、いよいよおおづめ
今月18日、夏のパーティ発表会を最後に高3生は、受験準備に入るけじめの発表会です。同時に今年はミシガン州からやってくるトレバー君の歓迎会も兼ねます。
部活に、学校生活に、本当に忙しそうな中高生にとって、一回のラボパーティは、とても貴重な時間。いくら時間があっても足りないほど。こだわりと現実の時間との折り合いをつけながら、あと残すところ一回になりました。
彼らのこだわりは、果たしてどのような表現になっていくのかたのしみです。今回は、日本語の沖縄訛りにも、相当こだわっています。
勿論、沖縄についての歴史、悲惨な戦争中の傷跡、食べ物、、、オレンジレンジ、興味は絡めて、色々に広がっていきました。
★ ★ ★ ★ ★ ★
さめドンの秘密の釣り場は、神秘的な、神聖な、妖しい、キジムナーのテリトリーに踏み込んでしまった、、、そんな始まりにしたいね~
さめドンは、普通の人間には見えないものも見えるような類の人間だったのでは?だから、キジムナーも友達になりたかったのに、それを信じないお嫁さんの言うことに耳を貸してしまった、、、
始めは、遠巻きに見ていたキジムナーも、次第にさめドンに近づき、それにあわせて、魚がどんどん釣れるようになる不思議なパワーを表したいね~
さめドンが心の中では、キジムナーに対して妙な気持ちを抱くなるようになっていくのに、なぜ、音楽は、あんまりおどろおどろしくなっていないのかな~?
絵本では、波が荒れ、はじめの海の絵よりも、荒荒しい感じにざわついているのにね~。
キジムナーの前では、あえて、明るくふるまっていたのでは?その反面心の中は、どんどんと暗雲が、、、嫁さんに、それは、まじもん(魔物)と言われ、その暗い気持ちは最高になっていく、、、
そんな風につなげていきたいね~。
最後の屋台の男の顔がキジムナーの顔に変わって、火のついた棒をさめドンの目に押し当てるところは、あえて、顔を無表情で全員がキジムナーになってやらない?悲しみにも、怒りにも、自然の怖さにも、色々に見える。丁度、能面がどんな風な顔にも見えるように、、、
(ちょっと、やってみて)まじ、こわ~(さめドン役の子)
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雲の国まで高く高くどこまでも伸びる豆の木。それをどこまでも、どこまでも登っていくジャック。
幼児~小学2年生までのグループで取り組んでいる「ジャックと豆の木」での取り組みをまとめてみました。
名づけて、『ジャックと豆の木プロジェクト』 ちょっと、かっこよすぎですかね~^^;
プロジェクト1:家康ゆかりのふる~いお寺の境内にある幼稚園でのラボパーティ。観察材料は事欠かない。
この境内には、藤の老木がある。幼稚園の園舎2階建てをさらに越えて、5階立て建物ほどの高さの杉の木にしっかりとからみつき、どこまでもくねくねと、巻きついている。
地面にしっかりと根をはり、太い幹が2本。ターザンごっこができるブランコになっている所を、乗って揺らしたり、触ってみたり、登ってみたり、長さ15センチ以上はある藤の実のさやを取ったり、、、
ひとしきり遊んで、お部屋に戻り、感じたこと、発見したことを言い合った。
★ごつごつしてたから、登りやすかった。
★くねくねしてたから、登れた。
★どこまでも伸びていたから、途中で怖くなった。
★あんなに大きなつるも、こんなちっちゃな豆から、伸びたの~??
★登るとゆらゆらゆれた。
★巻きつくものがあれば、どこまでも伸びていくんだね~。2本だけでも、あんなに巻き付き合ってるから、5つだったらすご~く、どこまでも高く伸びていったんじゃない。
★ジャックは本当に勇気があるね。
プロジェクト2:
じゃあ、実際にマメ科の植物のすごさを目の当たりにしたところで、本当には高くできない豆の木をどうやるか(表現するか)!?
★ひとりづつ、チョークで、どこまでも続く豆のつるを床に描きた~い。と、いうことで、
みんなでお互いにくるくる巻きつく豆の木を幼稚園の教室の床いっぱいに描く。(後で、雑巾がけしておきました。はい。)
そこを、よつんばいになって、登っていく。(本当は這っているんだけど、気分はジャック)手と足と、必ず、どこかでつかまっていないと、落ちるよ~。
★降りる時は、勿論、後ろ向き。降りる時のほうが怖いね~。
プロジェクト3:
この日は、お母さん2人、偶然遊びに来たラボっ子OG、大人が4人もいたので、
★大きい人は、豆の木になって~!!とせがまれ、からみあったどっしりとした豆の木になる。
しかし、ジャックになった子は必死。こちらも、必死にふんばって登られる。腕にしがみつかれたり、首につるさがられたり、、、(後でお風呂であざだらけの体にびっくり)
プロジェクト4:先週のは、きつすぎ~!!先生、体中あざだらけになったよ。
★そうだ、じゃあ、あの歌やろう!"ALI-ALI-O".
遊びに来てくれた他のお母さんも加わってもらって、くるくると腕の間をくぐって、できた~!豆のつる。なるほど。そこをジャックの役の子が登っていく。
豆のつるになっている人たちは、わざと大げさにビヨ~ン、ビヨ~ンとゆれる。ジャックは振り落とされないように必死。
プロジェクト5:今日は、誰も遊びに来ないね~。うん、ジャックぬかして豆の木やる人は5人しかいないね~。
★そうだ、大きく腕を広げて手をつないで。ジャックの役の子が、一番端っこの子の腕をぎゅうとひっぱる。次々にひっぱる。端っこの人は、手を放して、急いで、最後の人とまた手をつないでいく。なるほど、これなら、少ない人数でも豆の木をどこまでも登っていける。
他にもこだわった事柄:
★どうして変な顔のおじさんは、ジャックの名前を知っていたか。
★自分だったら、怖い思いしてまでも、運試しに行きたいか。
★ジャックはただのドロボー?欲のかたまり?
★知恵を使って、大変な場面をなんとかしたこと、ある?
★大男が落ちるところと"ジャックとジル”の歌と同じところがある。
(Jill came tambling after)の部分だとみんなでやってみて、発見。
e.t.c..
図書館から借りてきた本を紹介してくれた中に、実は、昔ジャックのお父さんは雲の国の城に住む王様で、お母さんは王女。ジャックは王子で、悪い大男にお父さんは殺され、城は乗っ取られた。だから、勇気を出してお父さんの宝を取り返しに行った。とな。ふ~む・・
これを聞いて、、、
★変な顔のおじさんは、死んだお父さんが姿を変えて、ジャックが大男の所へ行くようにしたのでは?だから、名前を知っていた!!
★ジャックは大男を倒す運命だった~
などなど、体を使って、想像力を使って、たぁくさん、たのしんでいます。
はじめは、「この大男、怖すぎ!!『骨を粉にしてパンにする』なんて。
と「やりたくない!」って言っていた子も、夏の発表会には、このお話をやりたいと、選びました。
この幼稚園の自然豊かな環境で、こうして物語を心から体ごと体験できるラボが出来ることは、本当に子供達の心の栄養になっていると感じています。
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ラボ&4-H・日米フォーラムのワークショップに参加して以来、コミュニケイション教育、表現教育ワークショップにアンテナを張ってきた。
去年の夏、芸団協主催の「こどものためのワークショップ」を知りながら、参加できなかったので、今年は是非参加したいと思ってる。
興味のある方のために、芸団協の「表現教育指導者養成講座」をご紹介
http://www.geidankyo.or.jp/
■表現教育を子どもたちに
2002年度からの新学習指導要領で、子どもたちが意欲をもって調べたり、創り上げたり、発表したりということを促すような教育が目指されるようになりました。21世紀を担う子どもたちには、おびただしい情報を選別しながら、自らを表現し、コミュニケーションする力が不可欠だからです。
舞台芸術は、演じ手と観客が心を響かせ合うことによって成立します。心と心のキャッチボールは、俳優や演奏家、舞踊家、演出家などの実演家が得意とするところ。だから、そのような実演家の特性を活かして、子どもたちに「表現教育」の指導者として、学校の先生と協働していくことはできないだろうか…!?
芸団協では、そのような思いをもとに、2000年4月から、主として実演家を対象に「表現教育指導者」を養成する研修プログラムの確立に取り組んできました。4年の試行錯誤を経て、初級講座を終えた実演家のうち数名が、学校の教育現場などで表現教育の可能性を広げようと実践を重ねています。そして04年度も、新たな候補者を迎え、実践が重ねられようとしています。
■芸団協の表現教育プロジェクトが目指しているもの
表現教育の指導者を増やすため研修プログラムを充実させていく。
教師や保護者が「表現活動」の意義を理解し、学校現場で広く取り入れられるように、教育現場の教師と実演家との協働のあり方を探る。
すでに指導を行っている人々の経験交流を促して、表現教育の共通認識を広める。
そして、全国に「表現教育」の実践が広がり、子どもたちが自分の感性に気づき、他者を認めあう豊かさを身につけていくように、願っています。
◇基礎から初級へ
まず、表現教育指導者やコーディネーターになりたい人に向けて、子どもたちと接するための心得や、教育制度についてなどなどの基礎的な講座、表現教育のワークショップ体験の機会などを提供します。
■02年度までの初級を終了した受講者紹介
「私にも2人の子どもがおりますが、子どもやその友達を見ていて、今の子ども達は精神的に貧しい環境にあるなあと、感じています。もっと感受性豊かに、心の世界を広げてあげたい…。そんな思いから、芸団協のプロジェクトに参加し、それから、いろいろな学校で表現活動や地域に根付いた民話伝承などを行ってきました。 実演家の土台は、‘感じる’ということです。‘感じる’ことから、様々な表現が生まれて来ます。‘感じる心’は、日常生活でもとても大切です。‘感じる心’から想像力も観察力も創造力も思いやりも壁を乗り越える力もコミュニケーション力も多角的にものを見る力も生まれてくるのです。私は俳優としての実演活動で培ってきた‘感じる心’を子どもたちと共に育てていきたいと思います。」
■芸能と教育ブックレットシリーズ
表現教育とは、子どもたちが本来もっている感性を伸ばし、豊かにしていく働きかけのこと。表現教育の指導者やコーディネーターを目指す人のために、セミナーや実践などをもとに、その入門書的な内容を、読みやすいブックレットシリーズにしました。一般の書店で購入できます。(税込み価格 各1,050円)
Vol. 1 表現教育を子どもたちに -実演家よ、学校へ行こう-
Vol. 2 「ワークショップ」でなにができるか?
-「多様性と向きあうための知恵」
Vol. 3 教育と芸術/新たな関係-海外の事例に学ぶ-
Vol. 4 実践!表現教育 -実演家が授業にやってきた-
Vol. 5 なぜいま学校で「表現教育」なのか?
-ともに創る「生きる力」-
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母の日に寄せてといっても、過ぎてしまいましたが、普段お世話になりっぱなしの母について、感謝の思いとともに文字に残そうと思い立ちました。
母の写真です。当年とって73才。ご覧の通り、とってもおしゃれです。現役のキャリアウーマン。というとかっこいいのですが、自宅で洋品店を50年近く切り盛りしています。
おしゃれは、母の生きていく原動力のようなものだと感じます。顧客の体形から好きな色、デザイン、隠したい体の部分、よく似合う色、タンスの中にある所有の洋服など等、お客様のデーターが全て頭のコンピューターにインプットされているようです。
その上で、東京、名古屋と元気よく飛び跳ねて(?)仕入れにいくので、在庫はほとんど残らない、リスクなしのネットビジネス(?!)を展開しています。
お店には、様々なお客さんが集まってきます。洋服を買わないお客さんもたくさん来ます。銀行の外回りの人、店を閉めたお豆腐やさん、お惣菜を作りすぎて持ってきてくれるご近所の方、おしゃべりだけに寄る人、お茶菓子持参の人、、、
この母の活力の源は、本人は気づいていないかもしれませんが、小さい頃聞いた青い目のお人形の話。
戦争中、持っていた青い目のお人形は全部没収されて、学校の校庭に山と積まれ、子供達の目の前で燃やされたこと。お誕生日におばさんから頂いた、神戸生まれの、それはそれは素敵なドレスを着た、青い目のお人形が、無残にも炎の中に消えていった事が、いまだに脳裏に焼きつき、思い出すときがあると。いくら、アメリカと戦争をしていると言っても、お人形さんに何の罪があるの!!何日も何日も悔しくて眠れなかったこと。そのお人形さんのドレスの色、レースの素敵なこと、お靴の色、愛らしい瞳。
お人形で遊んでいた私にふと話してくれたその苦い思い出話と、今の自分と繋げて本人が意識しているかどうかは、わかりませんが、お客さんに素敵なお洋服を見立ててあげて、喜ばれることを何よりの幸せと感じている母の姿を、赤ちゃんの頃から見てきた私には、そう思えてなりません。
人とのつながり、人とのコミュニケーション、夢を与え合って生きていく場、振り返れば、母の店は、これらのことを私に教えてくれる学びの場であったのですね。
母の店の奥の部屋を借りてアナザーパーティを開かせてもらって、早、半年。気づけばラボっ子が12人から19人に増えました。人が人を呼ぶのでしょうか。
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地区での研修では、なかなか時間がとれずに各テューターの手腕(?)に任されている日々のパーティ活動。
時には、アイディアを持ち寄って研修し合いましょう!という若い!テューターさんの熱意に押されて、第2回自主研修として有志テューターが集まりました。
今日のもちよりアイディアは、以下の課題に添ったもの。
*絵本の導入~ラボのテーマ活動へのつなぎ
*ソングバード、ナーサリーとテーマ活動への関連づけ
*子供の関心を惹きつけるちょっとしたスキル
*テューター業必須=魅力ある表現力
*各ライブラリーからアプローチできるテーマへのヒント
*すぐにパーティで使おう!、こんな時、英語でアウトプット
具体的な実践的なアイディア交換する前に、それぞれに自己分析をシビアーにし合いました。
*自分スタイルを常に見失わない
⇒5年後の自分のパーティは、こうなっていて欲しい!!を考えよう
⇒そうなるための3年後のパーティ
⇒そうなるための1年後、そして今
⇒そうなっていかない現実の問題があるとしたら、原因を冷静に分析
⇒解決策は?!
⇒こんなとき、どうする?どうすればいい?
他にも、確認しあった「これだけは、意識しよう!!」
*マイナス発言よりもプラス発言を!
(例:Xそんなことは無理、できない。→○そんな風にできたらいいな)
*幼児~低学年グループで、SB、NRの導入はストーリー仕立て(ごっこあそび風に)で楽しく声に出して遊べる工夫を。→意味のない言葉は音として残っても、確かな語彙の記憶として残らない。
*語りのプロになろう!
(読み聞かせは落語風→ひとりテーマ活動として表現力豊かに。
自分の声を基本に声、語りのバリエーションを広げよう。
絵本選びは、声に出して読んでみる→その日のテーマ活動のテーマに 関連づけて)
*MSは、一連の流れをストーリー仕立てに関連づけて、流れるように進めよう!
私も漠然とというか、夢中でやってきたパーティ運営を振り返り、雑多な頭の中を整理整頓できました。ここで、たくさん出た数々のアイディア、ケーススタディをご紹介し切れなくて残念です。テューター、パーティ、ラボっ子の数だけアイディアはあるし、広がっていくもの。仲間が寄り合って、学ぶ楽しさを改めて感じました。
ラボパーティと一口に言っても、ラボっ子の年齢幅も大きく、パーティ歴も様々。絶えず、自分が何を求めていきたいかを、アンテナを高く、多角に広げていなくてはならないのですね。楽しい一日でした。
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