2021/09/26かせだま日記 鈴木孝夫先生と鳥の話 |
09月26日 (日) |
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鈴木孝夫先生の思い出シリーズ。
言語生態学者で、ラボ・パーティ発足当時からたくさんのよき影響をくださった今は亡き鈴木孝夫先生。
あの頃90歳すぎていたと思いますが、毎日2時間ウォーキングをされてるって言ってました。
話すお相手がいない時は、電柱にむかってでも話すって
そんなこと言ってましたが。
とてもくったくのないご性格のようにお見受けしました。
おちいさい頃は、自家中毒で体が弱かったのだとか。
また、たくさん鳥を飼っていて、小学校に行く前に餌やりをされていたそうです。
学校に間に合わなくなると、その続きは母がしてくれたと。
実際たくさん飼っていたことでしょうけど、お母さまも趣味を尊重して鳥たちの世話をなさっていたのでしょうね。
鳥といえば、先生は「日本野鳥の会」の生きている最古参のメンバーなのだと
生前教えてくださいました。
実際、鈴木孝夫研究会にも「野鳥の会」の方もみえていましたし。
先生のお話によると、「日本野鳥の会」に入ったきっかけは
そうそう、今のようなネットのない時代に「日本野鳥の会」の存在と活動を知った鈴木孝夫先生は、ナイスですね。
中西悟堂先生という歌人の方が、短歌をするのに鳥の名前と姿を知らない方のために創られたとか。
それで当時小学生だった鈴木孝夫先生が、中西先生に直談判して
「小学生はこの会に入れないって書いてない」といって
入れていただいたのだとか。
中西悟堂先生の懐がふかかったのか
鈴木孝夫先生の情熱が勝ったのかは当人でないので私はわかりません。
でも鈴木先生のくったくのないご性格が、まわりを楽しませたであろうことは、想像がつきます。
鈴木先生のまわりは、いつも笑い声でこだましていましたから。
鈴木先生からはたくさんのことを学びましたが、
なかでも自重心、自分が大好きという肯定感を持つ人が
どれだけまわりを心地良くさせるのか、
かっこつけないってことがどれほど素敵なことかを学びました。
先生、ほんとかっこいい。
ということで、ごきげんよう~~~
「かせだま日記」にご来訪、ありがとうございます!!
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