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グリムは、やはり、伝承文学だった!! 12月22日 (水)
ヘンゼルとグレーテル2004  ヘンゼルとグレーテル2004  写真左:おかしの家-がりがりがりがり こねずみさん、私の家をかじるのは、だ~れ?/写真右:暗い森の木々が四方からふたりにおおいかぶさってきました。

今回の発表会の会場は、隣街の小さな街にしては、とても設備の整ったところで、ステージでの集音マイクに通った音を、MDに録音してもらえるのです。

今回のテーマ「ヘンゼルとグレーテル」の発表を、音声のみで聞いていると、子ども達のなめらかな英語にうっとりするほどです。

特に、小学生ラボッ子の声が、とても可愛く、CD通りで、本格的なグリム(安っぽいあらましだけの絵本と違って)に取り組んで、言い回しの長さに苦労もしたけれど、

改めて、子ども達の耳からだけ入る言葉のリズム、抑揚の取り方に感心します。

ビデオでなく、音声の記録として残すというのは、初めてですが、真摯に、子ども達が、音としての言葉の美しさに取り組む記録になって、いいものだ、と思いました。

グリム作品自体が、音声で残されてきた伝承文学である、という事もあるのでしょうね。

そのMDを聴いていると、物語の情景が、とてもクリアーに、思い浮かべることができて、それが、脳裏に残った、子ども達の舞台での表現と重なり、

改めて、ドイツの森に置いていかれ、迷子になった子ども達の不安やら、
森の美しさやら、魔女の恐ろしさやらに浸ることができます。

実は、私達の発表の前のKパーティの「不死身の9人兄弟」が、とても勢いがあって、元気いっぱいで、圧倒されるものでしたので、それに比べて、しっとり系(?)の「ヘンゼルと、、」は、対象的でした。

ウチの息子は、少し、見劣りがしたような気がしたのか、
「もっと勢いのあるテーマにすればよかった~」
と言ってましたが、音声で聞いてみると、グリムの良さがわかるのですよね~!

「次の全員でやる発表は、いつ?」
と、訊いて来た3男。
「今度は、思いっきり暴れるようなテーマにしたい!」
とひそかに、思っているのかも。

何はともあれ、発表が終わって、やれやれとホッとしているのにね~。こっちは。
>>感想を掲示板へ
Re:グリムは、やはり、伝承文学だった!!(12月22日) >>返事を書く
がのさん (2004年12月22日 09時57分)

お体裁でない、きちんと実感のこもったテーマ活動発表の記述を読ませ
ていただきました。
伝承ということですが、ひとつのお話が長く広く伝承されていくときに
は、どこかにかならずこどもたちが大好きになることば、唱えてみたく
なることば、歌ともいえる調子のよいことばがあるように思います。ご
存知『ピーター・パン』でいえば、「魔女のおならに地獄のげっぷ」と
かね。その点で『ヘンゼルとグレーテル』の場合はどのことばなのかな
あ、と、ふと思った次第。どうお思いですか。翻訳ものですからそこい
らはどうも…。あるいは素朴な民話に創作の手を加えるなかで損なわれ
たということはないだろうかと思うこともあります。
日本の五大昔ばなしの例でいいますと、『さるかに合戦』では「早く芽
を出せ柿の種、出さぬとはさみでちょん切るぞ」があり、『舌切り雀』
では「舌切り雀どな、お宿あどこだ、ちゅんちゅん」、『かちかち山』
では「一粒は千粒になあれ、二粒は万粒になあれ」といったぐあい。
『桃太郎』となると「ドンブラコッコ、スッコッコ」「あっちの水はか
~らいぞ、こっちの水はあ~まいぞ」なんてね。『安寿と厨子王』もそ
うじゃないですか。「安寿恋しや、ホーヤレホー、厨子王恋しや、ホー
ヤレホー」。こういう、ごくごくシンプルながら印象的なことばを契機
にしてお話は子どもたちのこころに入り、代々語り継がれてきたように
思います。そしてそれらの伝承されていくことばはどれも、うわべだけ
の調子よさではなく、人びとの生活と習俗にしっかり結びついているん
ですね。「早く芽を出せ…」も、「一粒は千粒に…」も、東北地方、北
陸地方の小正月に一年の実りを願ってとなえる農民のことばに発してい
ることがわかっています。雀ですが、これはただの害鳥じゃないです
ね。人の生活のすぐそばにあって親しく、地方によっては豊作をもたら
す穀霊として尊ぶ風習をもつところも少なくありません。
わたしたちがことばを大事にしたいというのは、一面、こういうことな
のではないでしょうか。子どもたちのなかに自然にはいっている美しい
ことば、生きたことばに気づき、それをはげましていよいよ育てるお手
伝いをする、そんなテューターさんに限りない敬意を覚えます。
Re:Re:グリムは、やはり、伝承文学だった!!(12月22日) >>返事を書く
さとみさん (2004年12月22日 14時29分)

がのさんへ

>お体裁でない、きちんと実感のこもったテーマ活動発表の記述を読ませ
ていただきました。

⇒ちょっと、手前みそですね。
「子ども達のなめらかな英語を聞いて、うっとりする」なんて。
でも、純粋に子ども達の感覚の鋭さに敬意すら感じるのです。

>伝承ということですが、ひとつのお話が長く広く伝承されていくときに
は、どこかにかならずこどもたちが大好きになることば、唱えてみたく
なることば、歌ともいえる調子のよいことばがあるように思います。

⇒「ヘンゼルとグレーテル」の場合は、

Nibble, Nibble, little mouse.
Who’s nibbling at my house.

がりがり、がりがり こねずみさん。
私の家を かじるのは、 だ~れ?

It’s only a breeze,
It’s only a breeze,
Blowing down from
God’s green tree.

なんでもないさ そよかぜさ
神様が おつくりになった 
みどりの木から ふいてくるのさ

という魔女とヘンゼルの掛け合いが、子どもたちも大好きでした。
ここだけは、3歳のラボッ子も一緒に、みんなで唱えました。
Re:グリムは、やはり、伝承文学だった!!(12月22日) >>返事を書く
さとみさん (2004年12月23日 00時26分)

がのさんへ

もうひとつ、付け加え。番外編:

男の子達が、替え歌のように色々変えて愉しんでいたのに、こんなのがあった
ので、ひとつ紹介します。

がりがり がりがり こいずみさん(小泉さん)
自民党をこわすのは、 だ~れ?

ね、子どもって、言葉で遊ぶ天才でしょう?
Re:グリムは、やはり、伝承文学だった!!(12月22日) >>返事を書く
すずももさん (2004年12月29日 21時52分)

 お久ぶりです。「ヘンゼルとグレーテル」の発表、素敵だった様子がうかが
われます。我Pではずっと以前に中高生Gでやってナレーションがうまくいか
なかったと言うちょっぴり苦い経験があります。グループ発表でも高学年たち
は結構感動できるものをやってくれますが、そのときだけはうまくいかなかっ
たのです。ですから、私にもこの物語は苦手意識があります。

 音声の記録はいいですね。地区の発表では必ずテープに録音します。マイク
を使わなかったり使ったりで音量は平均ではないのですがとても貴重な資料で
す。聞いているとそのときのラボっ子の心理状態までわかるので次への指針に
もなりますね。
 あと、気持ちの良い発表後にはライブラリーはオリジナルのよさにパーティ
のラボっ子たちの表現の記憶が加わって益々好きになってしまいますね。
 実は今年の4月にパーティ全体で『ペチューニア』を発表にしたのですがひ
さびさに音楽CDを大失敗してしまったのです。聞くのも辛い大失敗でした。
なんと花火が爆発するときに13秒も間をあけてしまったのがTの私でした。で
もラボっ子たちはよくカバーしてくれて、高校生のリーダーは自分のナレーシ
ョンでマイクの前に立つ前に「テューター、ドンマイ!」と私に囁いていった
のには感激しました。わたしたちはラボっ子から多くの物をいただいているの
ですね・
Re:Re:グリムは、やはり、伝承文学だった!!(12月22日) >>返事を書く
さとみさん (2005年01月10日 00時06分)

すずももさんへ

> お久ぶりです。「ヘンゼルとグレーテル」の発表、素敵だった様子
がうかが
われます。我Pではずっと以前に中高生Gでやってナレーションがうまく
いか
なかったと言うちょっぴり苦い経験があります。

⇒実を言うと、細かいところでは、何度か止まってしまいました。中学
生で、結構長いナレーターを担当していた子が、県のバスケットの代表
選手に選ばれて急遽出られなくなってしまったり、当日、風邪でお休み
の子がいて、フォローすることになっている高校生に、そのことを私が
言うのを、忘れて、、、慌てさせたり、、、

急遽、穴を埋められるという長さでないのですよね~。”ヘンゼル
と、、”のナレーションはね~。子供用教材という妥協は一切ない、と
いう表現ですよね~。アニメでもディズニーでもない、¥300ぐらい
で本屋さんのレジの横でカラカラと回る本棚に置いてある名作童話でも
ない、「これぞ、グリムの原話です。」というような。

以前、”昔、むかし~”で始まる教材でなく、もっと、実用的な英語を覚
えられる教材を扱かわなければ、覚えても意味がない、というお父様の
ご意見で、ラボを辞めさせられた(?)子がいました。

今回の取り組みを通して、体ごと、どっぷり、この物語につかった子供
達の姿を見ていると、子供達に必要なものは、単に英語教材ではないこ
とは、私達、テューターの目にはちゃんと映りますが、親御さんに理解
してもらうためには、努力は要りますよね。
小さい幼児でも、難しい、易しい表現関係なく、ちゃんと、深いテーマ
を受け止めていますからね。

ちょっと、お正月ボケしていて、気持ちを新たなテーマに向けて、切り
替えなくてはいけないのですが、新しいパソコンに替えて、いろいろ新
しい事にチャレンジして、遊んでいます。せいぜい、パーティのみんな
に還元できるように、活用したいと思います。

とりあえず、ログインできずにいましたが、なんとか、復帰できまし
た。
世間では 明けましておめでとう! でしたが、

私は、開けられずにおめなし~! 状態でしたので。
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