幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧こども・子育て・教育ランダム新規登録戻る 0092579
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ 「ことばは子どもの未来をつくる」 こころざしをもって
現在ページはありません。
・ だから「ラボ・パーティ」 なのです
 宮島から世界を知ろう  ・
 [
・ @絵本・パーティでとりあげた1冊
現在ページはありません。
・ キディ・きょうのプログラムより
 [
 ミッキーになって「まよなかのだいどころ」
・ ラボが大切にしていること
 @あそびは子どもの仕事だから
 @社会力と英語力・・・河合隼雄氏、門脇厚司氏
 @「にほんご」(福音館書店)と「『にほんご』の授業(国土社) 
 @2014年今こそ!「15少年漂流記」ーなぜモコは敬語を使うの?  ・
・ パーティだより「WONDERLAND」より
 @夏だからこそ・・・ダイナミックに体験
 @英語教育としてのラボその魅力
 @2011年心の底から考えさせられました。
 @2014年ごとうパーティは30周年を迎えます。
 @「ごとうパーティ30周年のつどい」に感謝!
 @2014~2015 パーティ行事は交流体験の場  ・
 @2015国際交流で知った「友情」  ・
Welcome!
   
   
  今から30年前、子育ての真っ最中に出会ったこの本「にほんご」は、わたしの中の「あそび心」をいっきに開花させ、友人たち親子とともに、この本を題材に「ことば」であそぶ日々が続いた。意味や音韻を丸ごととらえたこどもたちは、時にナンセンスな文体にお腹を抱えて笑いころげた。ことばはからだからわいてくること、そして「にほんご」の豊かさを教えてくれたこの本は、大切な一冊となった。

「あとがき」に「文部省指導要領にとらわれない、言語を知識としてというよりも、自分と他人との関係をつくる行動のひとつとしてまずとらえていること、ことばには心だけでなく、それと切り離せぬものとしての体、つまり文体とよばれるものがあるということを示している・・。」「母語である日本語を通して、こどもたちにことばと、ことばを通しての人間のありかたにめざめていってほしい・・・。」など、書かれていることは、ラボテューターとなって30年近い体験を経た今、いっそう心に響いてくる。著者は、谷川俊太郎、大岡信、安野光雅、松井直。

この本「にほんご」をテキストとした教師たちによる授業の実践記録をもとにした研究内容の分析が、「『にほんご』の授業」(国土社)として谷川俊太郎、佐藤学、竹内敏晴、稲垣忠彦 によってまとめられている。「にほんご」が、「話す」「聞く」という行動を基礎としたことばのとらえ方をしていることや、生まれた時からの言語経験を持っているこどもたちが自身の言葉に秩序を与えていくという発想からの言語教育の考え方が、子どもを中心とした生き生きとした授業の実践に様々なヒントを与えるのではないかというものであった。「・・・まず、教師自身のからだを開放し言葉をひらくことから、教室での子どもの交流を活性化する道が探求されはじめたのである。」とあった。 
わたしたちテューターは、こどもとの関わりの中で、「ことばとからだ」「生き生きとしたことば」「イメージをもつ」など、とても抽象的と思える表現で、パーティやこどもたちの様子をみてきた。これらのことばが、この実践記録と分析の中に、専門家のことばで、秩序をもった表現となって表されている。
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.