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久しぶりに元ラボっ子Nちゃんから、メールが届きました。
彼女は、現在、大学の初等教員養成課程3年.週2回大学近くの小学校で、
学生ボランティアとして教育実習中でもありました。「小学校の英語の授業を
何度か体験する中で、自分がラボでつかんだ英語感覚や、縦割り教育、言語
教育を、もう一度確かめたいと思うようになって来ました。近くのパーティに
いきなり入って大丈夫でしょうか。・・・」。
小学校と中学校二種英語の免許をとりたい。社会力を持つ子どもたちになって
ほしい。先生になって心からの教育を目指したいと、自らの理想も語られてい
ました。現場での実践の中で彼女が考えたことを、もっと具体的に知りたいと、
わたしは帰郷した彼女に、早速、会いにいきました。変わらない笑顔で「ラボが
懐かしく、テーマ活動がまたやりたい。」とその訳を話してくれました。
その町の小学校の英語教育は、学校に任されていて毎年担当の先生が変わるたび、
授業内容が変わり、テーマに連続性がない。受け止める子どもたちにとって、
楽しい授業になっているのか疑問だ。「おかげで、わたしの意欲はつのるばかり
なんだけどね。」と。
小学校では、ラボのような体感的方法がいい。日本語の表現力をつけること。
文化を大切にしてこそ、言語は生きてくると思う。国語を大切にしてほしい。
そしてラボのような体感的な方法は、縦割り教育にしてこそ、より生かされて
いくと思う。
ラボ・キャンプでのシニア経験、学校であんなふうに授業ができたらいい、など。
ラボっ子時代のNちゃんは、テーマ活動が大好きで、ラボCDライブラリーを
よく聞いていました。
たくさんのラボ体験をもう一度振り返り、公教育の場に生かしていきたいという
彼女の熱意を知って、うれしくなりました。
英語教育としてのラボプログラムは、やはりいい。 |
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