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ラボごとうパーティ30周年、ありがとう!
これからも皆さんと生き生きと!
2015春 ラボ・テューター 後藤 順子
2014年11月30日、「ラボごとうパーティ「30周年のつどい」は、多くの方々のお力添えをいただきながら、子供たちの企画運営によって楽しく終えることができ、感慨深い一日となりました。ご協力誠にありがとうございました。
2015年1月の中国四国支部テューター総会の分科会で、私は「小学生以上のテーマ活動~いきいきとした事例」を報告する好機を得、「みんなが関わっている感を大事にしている。」
「ひとりひとりが生かされているかという視点を大切にしている。」などのコメントをいただきました。確かに、こどもたちひとりひとりが「ピーター・パン」をいきいきと表現していました。子供たちが主体的であり、温かさに包まれた時間でした。「つどい」の企画運営、記念Tシャツづくりなど、今のこどもたちがまだ小さかったころ、先輩たちがやっていて、いつか自分たちもやりたいと思っていたこと、それが実現できたのです。
ラボごとうパーティ30年の歩みの尊さを自分でも再確認できました。これからもそのことを大切にして歩んでいこうと新たな気持ちでいます。
「30周年のつどい」で展示した過去のテーマ活動発表会の配役表見て、「みんな、いっしょうけんめいラボ活動をしていたことがよくわかりました。」と感想文に書いてくれた5年生の悠月くん。受付係をして「また、チャンスをください。」と書いてくれた1年生の心葉ちゃん。「後藤テューターがよく使うことばね。」と先輩テューターに言われ、嬉しい気持ちになりました。「さあ、今だ! “Now is my chance!” (いたずらきかんしゃちゅうちゅう)」「チャンスよ。この機会を生かそう。」私がよく口にすることばです。
「やっぱり、これから社会にでる上でコミュニケーション能力は大事だな。ラボはそういう所を伸ばしてくれると思います。」体験を振り返り、ラボを客観的にみる6年生の哲大くんには感心させられます。
子供たち一人ひとりに向き合っていると、そのしぐさや表情から、熱気や決意が伝わってきます。ふだんは物静かな4年生の光くんに素がたり「Inch by inch」のアドバイスをした時のこと、帰り際にスッキリとした表情で、突然 ”I’ll try!”といってくれました。彼の意志と秘めたるパワーを知らされました。
昨今、私たちを取り巻く環境は、さまざまな出来事が行きかい、情報は氾濫し、一層、社会状況を見えづらくしています。こどもたちのこれからに、一抹の不安を覚えながら、「だからこそ、ラボを進めていこう、もっと伝えていこう。」と、こどもたちがラボの環境のなかで育つことの意義と尊さを実感しています。
ラボ・ライブラリー、テーマ活動、異年齢のグループ、ことばの力、コミュニケーション力、社会力、英語力、‘物語から得る思いやり、優しさ、真理、民族、歴史、地理など、さまざまな豊かな学びの要素がラボ活動の中に詰まっています。
30年前、「ことばがこどもの未来をつくる」「英語、物語、国際交流」、そのことばにピーンときた私が、そのことばの深さゆえに、これまでラボ゙を続けてくることができたし、ラボっ子たちが長くラボに在籍してくれて、たくさんの体験からお互いが力をつけ成長しあえたことは確かな喜びです。
ラボ創立50周年を2年後に迎えようとしているラボの教育活動は、世界にも類を見ないユニークなものであり、カリキュラムにとらわれないところにプログラムの豊かさがあります。ひとりひとりの個性が生かされ、学び合い協力しあう関係がつくられていきます。さまざまなチャンスを楽しんで、グローバルな視野で成長できる世界です。ご家庭のご理解とご支援をいただきながら、これからもこどもたちの成長を見守っていきたいと思います。
ファミリーからよせられたメッセージは 数珠つなぎになったおおきなかぶ |
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