幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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Basshiの日記 [全737件] 161件~170件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
Happy Easter交流会→後の→宮沢賢治展 2 04月07日 ()
昨年は震災があり、言い知れぬ不安を抱えての春の交流会は、
Easter Partyではなく、想いを込めての「仲間ラボ」でした。
もう一年経ったのかと驚くばかりですが、今年こうしてご一緒できる事の有り難さを
しみじみ痛感したのは私だけではないと思います。

今年は事前に2パーティの小中学生の実行委員会を行なう事ができました。
本来は複数回時間を取って、当日を迎えたいところですが、
今回はテューターがスプリングキャンプに出てしまうので、一回のみ。
それでも、これまでの様にテューター主導ではなく、子どもたちが考える場があるだけでも
ささやかですが、本当に嬉しい第一歩でした。
三島パーティの小学高学年の女子たちが中心になり、意見を出して(出させて)くれて、
中学生はそれを上手くフォローしてくれている様子を私は陰ながら見ていました。
マイパーティの小学生達も低学年ながら意見を言えたらしく、
「実行委員会に出たんだよ!」とお家の人に自慢する位、参加感があったようです。
自分で決めた役割だからと責任感が自然と生まれて、当日までドキドキしていた子もいたとのこと。
いつものメンバーなのに、こうして緊張感を味わえるのも、実行委員になったからこそ。
良かったねと嬉しく思います。
そうそう・・・イースターパーティ当日はあまり表に出ていなかった三島Pの女の子達ですが、
実はこうして実行委員会の際にはとても活躍してくれていたし、
テューター達が交流会を進めている間に、水風船の準備をしてくれたりと
陰ながら随分活躍してくれていたのでした!

実行委員会では物語テーマを「どろんこハリー」に決めて、
ハリーに因んだゲームをたくさん考えてくれたみんな。
聞いているだけでワクワク。楽しそうなネーミングの数々でしたよ。
みんなの頭の中に物語の魅力的な部分がたくさん詰まっているのだなと嬉しくなりました。
さすがに全部のゲームをやる時間はないですが、
できるだけ彼らが出してくれた案に近い形で実現できれば・・・という訳で、
深夜の電話、キャンプ行きのバスの中など、テューター間でも打ち合わせを重ねました。

さてさて当日の朝は、テューター二人とも、
(現役で育児をしている以上毎度のことで、覚悟はしていますが)バタバタ。
それでもお天気にも恵まれ、実行委員のメンバーも早めに集まってくれたお陰で
無事にイースターパーティを始める事ができました。
高学年のみんなが臨機応変に対応してくれて、おまけに積極的なキディさんも活躍してくれて
予定通りに進みグループ分けのSeven Stepsでは、皆の笑顔が眩しかったです!
ラボの合宿やキャンプに参加している小中学生はさすがに慣れたもので、
輪になったらすぐに自分から自己紹介を始めていましたね。
こういう積極性はキャンプに繰り返し参加していると、消極的だった子にも
自然と身に付いてくるようですよ。
数日前までは「ちょっと自信ないなぁ・・・」とぼやいていた息子も、
体調不良の中、無事に?恥ずかしがる事なく堂々とキャンプソングを披露していて、
こちらもホッと一安心。
なぜって、キャンソンばかりは、テューターがやるとなんだか盛り下がる気がして・・・(笑)

さて、想定していたよりも少し数は少なかったけれども、
お母さんチームもひとつ作る事ができ、15名ずつの2グループと合わせて
3グループでのチーム対抗で盛り上がりました。

まずは実行委員が考えてくれた「どろんこハリー」。それに因んでのどろんこ対決。
野外ならではのお楽しみで、その場にあるもの(木の葉や枝や石ころなど)を集めて
ビニル袋をかぶったハリー役の子にくっつけるというもの。
まずは作戦タイムの時間も取り、その後1分間でどろんこにしてもらいました。

たまたま見つけたという長い蔓を犬のしっぽに見立てていた「白地に黒ぶち」チーム。
たくさん枝を集めて来たけれど、貼付けるのに時間がかかった「黒地に白ぶち」チーム。
さすがの年の功、作戦タイムの時点でガムテープを小さく切って準備していたラボママ「ブラシ」チーム。
小さい子も良く参加していたなぁ~
ラボママチームはまさかの?洋服に直に貼付けるという斬新さ。(笑)
おまけにたくさん葉っぱを付けていたので、どろんこハリーというより森の神でしたねぇ。
このゲームでは見事、ラボっ子「白地に黒ぶち」チームの勝ち!
(負けた「黒地に白ぶち」チームの悔しそうな顔を写真に収めたかった。)

次にEasterでは恒例のEgg race game!
これまでならば、幼児さんには大きいスプーン(おたま)、大きい子には小さいスプーン等
テューターサイドで事前に気遣い?をしていましたが、もう全体的に大きくなってきたので
各グループの代表者がジャンケンでスプーンを選ぶというお楽しみも加わりました。

慎重且つ丁寧なお母さんチームのチームワークの良さで、かなりのハンデをつけたにも関わらず
ラボママ「ブラシ」チームの優勝。
わざと負けるなんて事をせず7割位?の力で余裕勝ちするお母さんたち、大好きです。(笑)
人生、厳しいんです。
ラボっ子がぶつぶつ言っていた「ずるいよ、経験豊富だし。」というひと言の通りです。
経験と知恵は大切です。そういう力をつけるべく、ラボっ子たちも頑張りましょう。

そんな訳で、容赦なくラボママ「ブラシ」チームの総合優勝。
ラボっ子「ずる~い!」
ラボママ「ずるくな~い!」

いつもはラボママも混ぜてグループ分けするので、今回はお母さんとの対決も見物でしたね。
子どもたちが母を超えるのはいつの日か・・・

「え?もう終わりなの?」と何人ものラボっ子に言われたイースターパーティ。
Egg huntingがラストゲームでした。
年中さんながら親無しで1人で参加していたMiちゃん、なかなか見つからなかったけれど、
最後までめげずに探していて偉かった!
見つからない子たちの為に、他の子たちが総動員で探してあげて、
なんとか皆見つかったようで、良かった良かった。
「あ、まだゆで卵提出してなかった・・・」なんておもしろハプニングもありましたが、
お母さん方も動じる事なく笑顔で臨機応変に対応して下さっている様子に、
この交流会の積み重ねて来た長さを実感したりしました。
再びこうして三島パーティの皆さんと一緒に交流会ができて、心から感謝しています。
また来年も春のお祝いができますように。

Easter終了後、毎年恒例の 残れる人だけ残ってのピクニックランチ。
濃いピンクの「横浜緋桜」に加えて、今年はソメイヨシノも咲き誇っていて、
見事なまでの美しさでした。
「曇り時々晴れ」なんて嘘で、思っていたより暖かい「晴れ」に恵まれて
私にとっては今年初の最高のお花見でした。

そしていよいよ、小学生だけ引率しますと宣言していた「宮沢賢治展」へーーー

そごう美術館に来てくれていた「宮沢賢治展」ですので、近さは抜群。
広さも広すぎず、狭すぎずで、子どもたちにも丁度良く感じました。
セロ弾きのゴーシュ、雪渡り、注文の多い料理店など、
ラボ・ライブラリーにあるお馴染みのものだけでなく、
銀河鉄道の夜、やまなし、ツェねずみ、よだかの星、どんぐりと山猫などなど…
まぁ、皆のよく知っていること!感心しました。
お互いの知ってる事を伝え合い、展示されてる原画の絵本を実際に手に取り、
映画になった「グスコーブドリの伝記」の映像を見たりして
とてもとても有意義な時間を過ごしました。
Maちゃんが「ママが来なくて良かった~」というから、どうして?と聞くと、
「だって、内緒でママにお土産を買ってあげられるから。」ですって~。
お母さん嬉しいですねぇ。
パパにも買って帰りたいけど、お小遣いだけでは足りないと悩んでいたら
Y君が「姉妹二人で来てるんだから、それぞれが一個ずつ買ったら?」とアドバイスしてくれて、
無事、パパとママにお土産を買う事ができたようです。
最後まで笑顔、笑顔で、それが一番嬉しかった~

もちろん、これを機に宮沢賢治作品に興味をもったり、
ライブラリーを聞いたりしてくれたらそれはそれで嬉しいですが、
そんな下心ではなく、
自分ひとりでは(家族では)絶対に行かなかったと思うという「宮沢賢治展」に
ラボの仲間と参加できたという意義の大きさを感じます。
どっぷり物語についての話をして楽しみ
絵本を見ては「これ持ってる」「今度貸して」なんて会話をしているのが最高!
幼稚園や学校の友達とはまず行かないと思うけど(笑)、もし行ったとしても
こういう↓会話にはならないと断言できます。
「ねぇテューター、セロひきのゴーシュ今度やる?あたしタヌキやりたい。」
「雪渡りのこの絵が好き~」
「オレ、ぎりぎり幻燈会行けるぅ。イエーイ。」
「私(自分の)イメージがあるから、この絵見て(違いに)びっくりした!」
「やまなしって、山無しかと思ってた。山の梨なんだね。」
「銀河鉄道、乗ってみたいな・・・」「え?こわくない?」
「うわぁ、この山猫軒怖い。絶対(自分だったら)入らない!」「私も!」
尽きる事のない会話・・・ ラボっ子同士で一緒に行けて、本当に良かった。
参加できなかった小学生、残念だったね。ごめんね。
ぜひ他の日にラボっ子仲間と一緒に行ってみて下さい。

私はこの子たちと一緒なら、怖い山猫軒も入れるし、インドの虎狩りも弾ける。
タヌキでも子ネズミでも、年を忘れてかんこにでも・・・なんにでもなれる!
私の側にラボっ子が1人でもいる限り、私はなんにでもなれるなぁ~
そんな風に思った「宮沢賢治展」でした。

ちなみにそごうでの「宮沢賢治展」は4月22日まで。
4月25日からは、うちのラボっ子も大好きな「バムとケロ」の原画展があるようです。
盛り沢山で困っちゃいますね。
スプリの写真 04月01日 ()
黒姫1班に参加の皆さんで
トンチン3
トンチン4(こちらは姉妹ロッジなので、交流会の時の写真だけですが)
http://opa.cig2.imagegateway.net/s/m/DYMuft3LzPd

バイカル1(息子が撮影したもの)
http://opa.cig2.imagegateway.net/s/m/GxrdzPH5uvy

以上3つのロッジご参加の方がいらしたら、どうぞご覧下さい。
ご覧になるにはパスワードが必要になります。
左コンテンツの「メッセージを送る」よりメッセージを送って下さい。
関係者という事が分かれば、パスワードをお知らせします。
渡部陽一 みんなの朗読コンサート 03月31日 ()
前日の日記にも書いたように、息子は絶不調の中、なんとか本番に出られて良かったです。
ちょっと声も擦れ気味で、練習の時の方が何倍も良かったけれど、
それでもマイク使いに慣れているラボっ子。
マイクにぐっと近づいて囁くような声もしっかり拾ってもらっていました。

朗読会では、とても親切な小学生のお母様方とお知り合いになれて嬉しかったです。
東京(足立区)の子ども会として団体で申し込んだという子達が大勢いる中で
静岡の方、岩手の方など遠方の方もいらっしゃり、中途半端に遠いうちも含めると
一部に出演する小学生は8名でした。

スプリングキャンプに持っていったポーチをそのまま下げていた息子は
キャンプ用の余った名刺を持って
「○○です。ありがとうございました。」と配り歩いていました。
思いっきり「ラボ石橋パーティ スプリングキャンプ2012黒姫1班」と入っているので、
ラボの宣伝になってるのか?・・・いないのか?・・・(笑)
もらった方の子は、嬉しそうにはにかんでいる子、戸惑って頭を下げている子、
色々で面白かったです。
かと言う私はラボの公式名刺を持っておらず、いつも通りダメダメでしたー。

ちなみに演目は下記の通りです。
<小学生の部>
「もしこのたたかいがなかったら」覚 和歌子
「やまなし」宮沢賢治
<一般の部>(プロの方も数名含まれていて素晴らしい語りでした。)
「吾輩は猫である」夏目漱石 「ごん狐」新美南吉
「小さな星」「組曲 遠くへ行ってみたいんだ」渡部陽一朗読CD「Father's Voice」より
<中高生の部>
「走れメロス」太宰治
「このたたかいが終わったら」「明日の方角」「Father's Voice」より

最後には、渡部陽一さんによる「消しゴム三回」覚 和歌子 の朗読。
どれも聞きごたえのある朗読でした。
個人的には特にメロス役の女の子が良かった!泣きそうになりました。

息子は「走れメロス」というお話を知らなかったらしく、
その1とその2の朗読の間はカットされていたため、
友人を人質にして3日後に帰ってくると王様に約束した後、
急にほぼ全裸のような格好になって走っていて「もう間に合いません」と言われるのが
不思議だったらしく
開口一番「なんで3日もあるのに、あと2日はどこいっちゃったんだよってびっくりしたよ。
あの話は途中カットされてたんでしょう?」と興奮気味でした。
自分が学校で発表した事のある「ごん狐」も一部分だけだったと教えてくれていました。
「我が輩は猫であるも面白いね、あの続きはどういうの?」と興味を持っていたので
家に本があるよと伝えておきました。

耳で聞くことに慣れている子も慣れていない人も、
目で読むよりも耳で聞く方が余計な事を考えずにお話に没頭できていいなと感じました。
文字のない時代、口承で伝えてきたという歴史からもわかりますが、
ことばを聞いて理解する事が人間としては、文字の読み書きよりも先なのでしょうね。
耳で聞いて理解するというのは心地良いだけでなく楽ですね。
目を閉じて、人の声で語ってもらうと、なんだか落ち着きました。

同時に写真の公募もあり、一般の方がこれらの作品をイメージした写真を事前に送って
渡部陽一さんに審査してもらうというものだったようです。
それらの作品が朗読の際に投影されていましたので、目を閉じてばかりはいられませんでしたが。
もっとたくさんの作品が応募されていれば良かったなぁとか
朗読のタイミングともっと合っていたら、更に「表現」という意味でも広がっただろうなぁと
思いながら拝見しました。

息子の体調が悪かったので、2部(同じ内容ですが出演者が違うもの)は見れないままに帰宅したので、
2部の方も見てみたかったなぁと思いました。
楽屋では2部の方々も一緒だったので、具合が悪くて寝かせてもらっていた息子の横では、
2部出演の女子中学生達が(学校の部活だと思われる)先生の見守る中、自分たちで発声練習をしていました。
また大人の方々のほとんどが鏡を片手に各々発声練習をしていたので、
皆さんの意識の高さと真剣さには、息子も多くの刺激をもらったことと思います。

最後に、出演者の子どもたちや大人の方々は自分の番だけ出れば良いので、
リハを含めても大した時間ではないですが、
リハから1部の本番、そのまま2部のリハ、そして本番と
何時間もずっと立ちっ放しだった渡部陽一さんに、心からお疲れ様ですと伝えたいです。
練習の際もそうですが、席を勧められるまでずっと立っていて、
小学生~大人までの時間、通しで参加して下さって、終始笑顔。
(後ろの席でうたた寝していた私とはえらい違いです。)
学生の時からスリムでしたが、なんだかかなりやつれて見える陽一さんに、
あまり無理なさらないよう、身体をお大事にと伝えました。
来年からは本業に専念されるとのこと。
朗読会は今年だけのもの、とのことでした。
一期一会。
今回、なんとか無事に参加できたこと、本当に嬉しく思っています。

本番終了後には、うどんを食べても嘔吐せず、熱も下がって元気になった息子に
良く頑張ったね・・・と伝える間もなく、(結局、いつも伝えない)
慌ただしく実家へ行ったり犬をお迎えに行ったりして、
気づくと洋服のまま倒れるように眠っていた私です。

そして、ふと・・・
他地区の先輩テューターに木島タローさんのCD代を立て替えていただいて、
そのままお支払いせずに踏み倒して帰宅してきた事を思い出し・・・ガーン!!!

という一日でした。
スプリングキャンプを通して 03月30日 (金)
ウィンターキャンプへ参加して数ヶ月。
スプリはどうしようか・・・と悩んでいる時に、ウィンターで一緒だった高校生が
スプリのシニアをすることにしたとの連絡が。嬉しい。

また、テーマとなっている「国生み」は名作揃いのライブラリーの中でも特筆すべき一品。
詩人であった谷川雁さんの、らくだ・こぶに名義での最後の著作。
ひとつひとつのことばに立ち止まって考えようとすれば、イメージは各自広がり、
その時その時のイザナキ、イザナミの気持ちや、
表現についてまで言及すれば無限に広がりそうなこのお話。
これが30年ぶりのキャンプテーマだと聞けば・・・、(これを逃せば30年後か!?)
もう行かずにはいられない!

そんな訳で、息子の朗読会の発表会とイースター交流会の合間を縫っての参加となりました。
私は(いつものことだから)良いけれど、小学生の息子の体力が少し心配・・・。
「翌日に朗読会があるのだから、キャンプで喉つぶして来ないでね!」と何度も言い聞かせて
出発の朝を迎えました。

家の前で乗ったバスの中で、ぽつりと「スプリングキャンプって大きい人多い?」と聞いてくる息子。
よくよく聞けば、楽しかった~と言って声を枯らして帰ってきたはずのウィンターキャンプが
実は言い知れぬ疎外感があったらしいという事が分かりました。
(分からないままより分かった方が何倍も良い、と私は思います。)
そうか、そうかと聞き、共感し、「そんなに嫌ならキャンセルしていいんだよ」と
本当に珍しく優し~い私のことば。
それとは裏腹にバスは進んで行き・・・(笑)
「何が嫌だった?」なんて話しながらも二人の足は着実に新宿へ。
足を止めないのは、息子の意志。
そこで立ち止まったり、帰ることもできるのに。
そう受け止めた私は、ただただ話を聞きながら、「そうだったんだ」を繰り返して
新宿へ到着。

そう。テューターの皆さんなら次の展開がお分かりかと思いますが、
バス乗り場に着いた途端に、これまでの不安が嘘のようにテンションUPの息子でした。
だって新4年生でも、独りで来ている子もいるのですから。
テューター引率ではなく、パーティの大学生が引率して来ているパーティもあるのですから。
自分だけが不安なわけではないと分かると、途端に楽しかったラボランドの思い出が蘇ったようでした。
私自身も直前の行きたくない発言に無駄に動揺しなくなりました。
「この子なら大丈夫」と信じてあげられるようになったのかもしれません。

そんな事もありつつ、息子いわく「前みたいに長く感じなかった。すごく早かった。」バスで
ラボランドへ到着。
「ぼくらのふるさとラボランド」の文字と、真っ白な雪景色に
楽しかったウィンターキャンプを思い出しながら、それぞれのロッジへと向かいました。

初日から楽し気な笑顔溢れるロッジ。
いつもの張りつめた空気やシーンとした雰囲気がなく、なんだか拍子抜けするほど。
いったい誰がシニアだろう?と思う位、みんながシニアのように自分から小学生に話しかけていました。
それはそう。後で聞けば、高大生のほとんどがシニア体験や大学生コーチ体験があり、
しかもシニアに関しては2回、3回と複数回体験している子ばかりでした。

私もここに、いつも「複数回体験すべし」と書いています。
キャンプもそう、シニアもそうだと思います。
一回目でできなかったことを乗り越えるのは自分だけ。だからこそ2回目が必要です。
シニアを3回やった子がこう言ってました。
「シニアって、何度やっても100点満点が無いんですよね。」
そうね、そうね。
その時は全てを出し切って頑張ったつもりでも、後から反省や後悔が出て来て
もっとやれたはず・・・ともやもやする体験。これが人を成長させてくれるのでしょうね。

(ここに書くのは申し訳ないけれど)
顔や雰囲気だけではなかなか年齢が分からないけれど、ちょっと様子を眺めていると
中学生だろうなぁとか、まだ高校生だろうなぁと分かってしまうのは、
やはりこういう経験の部分の差なのかもしれません。
逆に「若く見えるけど、この子は何年生だろう?すごく視野が広くて考え方も深いな」
と感じる子は、後で聞くと必ずシニア体験やコーチ体験がある。
「ここまでの差を産むのか!」となんだか愕然とした、今回のキャンプでした。

パーティの子には「絶対シニアを経験しろ!」と必ず伝えなくては!
そう胸に刻んだ3泊4日でした。

ひとりの子がこう言ってました。(ロッジの子だったか、寝る場所で一緒だった子か)
「ラボに居るのに、シニアやってみないのは本当にもったいないですよね!
高校時代なんて3年しかないし、そのうち1、2年しかできないと思うとチャンスは限られてくるし。
ほんと、絶対やればいいのに!っていっつも思うんですよー」
テューターが言うのではなく、高校生当人が言うから説得力が半端ない。
思わず迫力に押されて「そ・・・そうですね」と敬語で答えてしまう程。

私はウィンターでは完全にラボっ子体験をさせてもらって、気分は青春甦り状態だったので
実はスプリではちょっと観察させてもらいたいなぁと思っていました。
(そんなスタンスはあまり良くないかもしれないけれど・・・)
ラボっ子ってどうやって仲良くなって行くんだろう。
ラボやってない子と一体どこが違うんだろう。
シャイで経験不足の小学生の話ではなく、中高大生が、です。
クラスで一緒だったから、隣に居たから・・・という他力本願ではなく
自力で友達を作れるラボっ子の能力はどんなもの?
(どうやって人にラボっ子のすごさを説明したらいいんだーっという内心の叫びか?)

まぁ、わかっちゃいたけど・・・
やっぱりキャンプ経験(の多さ)と、なんと言っても国際交流経験が大きく左右してくるみたいです。
やっぱり、やっぱり、やっぱり、そうだったか・・・・(これまた内心頷く3泊4日)

たくさんある他社のキャンプや野外活動。
「コミュニケーション能力が身に付く」「全国から来る人と友達になろう」
そんなキャッチコピーを見れば、まるでラボのようだけれど、全然違う!
青春まっただ中の中高大生が集まれば、コンサートだろうがキャンプだろうが
そりゃ友達(らしきもの)くらいできる。
ちょっと愛想が良ければ、ちょっと話しかけるのが得意なら、すぐにできる。
それに淡い恋愛感情も混じり合って、イケメンや美女の周りには自然と人が集まる。
すぐにアドレス交換が始まって、なんとなく仲間~という雰囲気だってできるだろう、
と私は思うのです。実際に良くそういう光景は見ます。
でも、ラボには「テーマ活動」という厄介且つ難解な神髄があるのです。
ここが決定的に他とは違います。
テーマ活動は、知らず知らずのうちに本性をさらけ出してしまうもの。
その人の人生観や恋愛観、人間性が発言の中に滲み出て、
更には想像やイメージしている事まで出さなきゃならないから
「へぇ、この人そんな事考えて生きてるんだ」とバレてしまいます。
「意外と現実派なんだ」「けっこう楽観主義なんだ」などなど、
普段の生活ではなかなか見えない心の奥底まで見えてしまう上に、
ディスカッションの中で、意見を通すタイプ、意見が違っても受け入れてしまうタイプ、
私は違うと言える、言えない、妥協する、しない などなど性格すら丸見えになってしまうから。
(ライブラリーを聞き込んで参加しているのがもちろん大前提ですよ!
聞いてないと、性格関係なく意見なんて言えないから。)

だから、この子好きなタイプ~と惹かれ合ってなんとなく友達風
という事では終わらない!のがラボ・キャンプなのだと思います。

深い部分で理解し合えた時、たったの3泊4日でも生涯の友人になる事ができるし、
ずっと心に残る出会いになったりするのだと思います。

大学生になってから、サークルなんかに入っても情熱を傾けられず、
ラボに戻って来る子が多いのも頷けますね~。
ラボっ子、熱いもん。(笑)

今回のキャンプでは、まず観察させてもらって「やっぱり」に到達した事に感激。
熱い想いを持った多くのラボっ子に出会えて、そしてその子たちと過ごせた事に感謝です。

スプリの充実したプログラムの流れは、写真で紹介するとして・・・
http://opa.cig2.imagegateway.net/s/m/DYMuft3LzPd
(パスワード分からない方は左コンテンツのメッセージを送るよりメッセージ下さい。)

2010年サマキャンのシニア二人も活躍していたようだし、
2009年サマキャンのシニアも来ていたし(最後の最後にバスの前で声を掛けてくれたので嬉しかったです)
その時「この子はシニアに絶対なるね~」と大好評だった小学生が、今はぐっと大人びて
交流ひろばに出ていたし、
みんな頑張ってて、本当に良い顔していました。
自分のパーティの子ではないのにこうして嬉しい気持ちにさせてくれて、ありがとうと言いたいです。

さてさて、最後に「スプリで会いましょう~」と嬉しいことを言ってくれた
あの、昨年末のウィンターで一緒だった高校生たち。
「なによー 全員2班だったのねー!」

というオチがついたところで・・・長い日記も終わりです。
読んで下さった皆さん、ありがとうございます。

おっと、忘れてた。そうそう・・・行きたくないと一瞬ぼやいた息子。
「声つぶさないようにがんばってセーブした」と言うひと言を最後に無口になりました。
大人しいと怖い。
これまたやっぱり・・・と思う。気持ち悪いと体調不良を訴え、嘔吐。
嘔吐の後なのに、大きな荷物を文句も言わずに自宅まで自分で運び、
洗濯物を出してから倒れるように寝ました。

そして翌朝7時台に家を出ないと間に合わない朗読会当日。
いざとなれば休ませるしかないとは思いつつ、一応準備して起こすと、
声も枯れ気味で微熱の中「・・・やっぱり行く。出る。」と言うので8時ちょうどに家を出ました。
会場に着くと同時にまた嘔吐。
「やっぱり帰ろう」と促すも、とりあえず様子を見て本番だけでも出られたら
と言って下さるスタッフと共演者の皆さんに甘えて、椅子を占領して寝かせてもらい、
背中をさする事1時間。
すっかり顔色が良くなって、すくっと立ったかと思うと、動き始めしゃべり始める様子は
まるで・・・ゆきむすめ、でした。

段取りが悪い!じゃ9時に集まる必要なかったじゃないの!の憤慨する皆さんを尻目に
遅れたお陰でリハーサルも参加する事ができ、無事に本番も出る事ができ、
心の中で全てに感謝しました。
何より一番頑張った息子に、ちょっとだけ感動しました。
ラボでもいつもがんばっているんだろうけれど、発表会なんかで「頑張ったね」なんて
ウルウルする私ではないもので・・・
この子がこんなに頑張り屋さんだとは思っていなかったので、今回ばかりは褒めてあげたいと思いました。

でも、実際は・・・帰りに牛丼屋の看板を見て「牛丼食べる!」と言って聞かないので
「あんたバカじゃないの!」と憤慨して帰ってきましたけれど。(苦笑)
日本フィル オーケストラ探検 2 03月25日 ()
写真付きの日記はこちらです。
http://plaza.rakuten.co.jp/laboishibashi03/diary/201203250000/

昨年、思いもかけず三島Pとのミニ交流会となったこの「オーケストラ探検」、
今年はマイパーティの小学生とキディ親子と少人数で参加してきました。

参加された皆さん、写真はこちら↓
http://opa.cig2.imagegateway.net/s/m/CzG3ivEEmhJ
パスワードはいつものです。ダウンロード、ネットプリント注文などご自由にどうぞ。

今思うと子どもたち昨年は緊張していたのかなぁ~
他のパーティの子と男女一緒にグループ分けしたから?かな。(笑)
今回はマイパーティの、しかも同じクラスのメンバーだったせいか、
とてもリラックスしていて、たーくさん話をしてくれました。

普段ラボの時間だけでは、思ったほどゆっくり話ができないので、
こうして行き帰りの時間やお昼を食べながら、
好きな物、好きな楽器、考えてる事、学校での事など色々聞けるのは本当に嬉しい時間でした。

今年は「ステージ体験」というものがあり、事前に申込をしていたので
オーケストラの方々のすぐ横に上がって演奏を聞いたり、お話を聞いたりもできました。
挙手する事に命がけというマイパーティの面々ですから、
あちこちで挙手しては当てられていました。
(学校では消極的という子も、ラボでは安心して自分を出せるのか、ものすごく手を挙げます。
今回もなんだかラボの一貫と思って参加しているせいか、ついついリラックスして
挙手しているんだと思います。)
指揮までやらせていただいたそうで、(私は見ていませんが)
その様子が放送されるかもよと伺ったので、楽しみにしているところです。

ライブラリーで培った豊かなことばと、しなやかな心で、
たくさんの事を感じてきたオーケストラ探検。
音楽、楽器を「みる・きく・さわる」で楽しみながらも、
ふと横を見ると・・・
ヘンゼルとグレーテルのように、ついつい引き寄せられてしまうお菓子の家や
大道芸なども登場して、五感フル稼働でした。

春休みは、きっと家でも楽器に触れたくなるでしょうね。
ライブラリーの音楽はとっても素敵なので、小さい頃から良い音楽に触れられて
みんな幸せだね~

皆さん、素敵な春休みをお過ごし下さいね。
スプリ一班、行ってきます!
2012/03/21のパーティ報告 2 03月21日 (水)
会員用ページにUPしました。

今年度最後のクラスです。
次回は進級、進学した後の、新年度ですね。

一週目にイースターパーティがあるので、風邪などひかないように気をつけて下さい。
私立入学の子は、イースターと重なってしまって申し訳ないです。
来年を楽しみにしていてくれると嬉しいです。

今年のイースターは、小学生実行委員のメンバーが企画に携わってくれましたので、
テューター二人では決して出なかったアイデアもたくさんありますよ!
それもぜひ楽しみにしていて下さいね。
野外活動になりますので、お天気に恵まれる事を祈りつつ・・・ですね!

その前に、25日のオーケストラ探検に参加する子は、当日の朝会いましょうね。

春休み中テューターは、雪の残る長野県で、ラボのスプリングキャンプを楽しんできます。
古事記編纂1300年のこの年、30年ぶりにキャンプテーマとなった「国生み」を
全国のラボっ子と共に、大切に活動してきますね。
この国がどうやってできたのか、このお話がどうやってできたのか、
日本という国の未来を考える前に、少し原点に返る気持ちで取り組んできます。

忙しさで倒れないように・・・気をつけながら、春を元気に過ごしまーーす。
ドリトル先生&戦場カメラマン渡部陽一 4 03月12日 (月)
火曜クラスではお話させていただいたのですが、他のクラスではお母さん方とお話する時間がないので、
こちらに書いておきますね。

まずは「ドリトル先生と私の幼い頃」という講演会に参加して来てとても良かったですということ。
これはもうお亡くなりになっている茂田井さんの幻想画を使って発刊した絵本
「ドリトル先生アフリカ行き」の発刊記念として、絵本に文章を付けられた南條さんという方の
幼少時代の思い出、ドリトル先生のシリーズに対する想いなどを語っていただく講演会でした。

あまり動物好きでなかった私自身の子ども時代には、ドリトル先生シリーズには全くはまらず・・・
あまりライブラリーにも積極的に手が伸びないのは、そのせいでは?と思ったりしていました。
地区発表で見た事をきっかけに、私自身はCDを聞くようになりましたが、
息子はそれプラス、学校の隣の席の女の子がドリトル先生を読んでいた事がきっかけとなり、
私に「ドリトル先生の本を買ってくれ」と言うので、(探せばどこかにあるような気がしながらも)
一冊買ってあげました。
そんな訳で講演会に興味を持った私でしたが、
「講演会の後にはアフリカ行きの”幻燈会”があります」のひと言に、ぐっと来てしまい
”幻燈会”ならばいかねばなるまい!えいっとな!とすぐに往復葉書で申し込みました。

人が「このお話好き!」という気持ちを聞くのが何よりも好きなもので、
講演会では南條さんのお話に随分触発されて、お話に対するモチベーションがぐーんと上がりました。
南條さんが小2の時に、初めて出会い、小学校をずる休みする程はまって読みふけったこと。
優しいおばあさまが孫の「お腹痛い」のひと言をすっかり信じて、「おもゆ」を作ってくれたので、
本当は腹痛などない自分にとっては夕飯が足りなかったこと。
時にはくたくたに煮たうどんを出されて、そのせいでうどんが嫌いになったこと。
ドリトル先生を読む度に、そのくたくたのうどんを思い出す事など・・・
楽しい思い出話に大笑いしました。
まるでラボのテーマ活動のように、五感でインプットしているのが面白いなぁと思います。
ドリトル先生の影響でたくさんの動物を飼うことになった話や
ヒューロフティングによる番外編「ガブガブの本」の翻訳をされたことなどもうかがいました。
「ガブガブの本」はマニアックで、ドリトル先生シリーズにはまった人ならば
タイトルを聞いただけで、ガブガブは本当に本を書いてたんだね!と懐かしいでしょうね。
ガブガブがドリトル先生考案の「ブタ式アルファベット」で記述した内容を、
スタビンズ君が人間語に翻訳したという形式で書かれています。
それを十夜にわたりガブガブが炉端で朗読するというものらしいです。

まぁ、こんな流れで、面白い話を聞いた後はぜひライブラリーを聞いてみよう!と思うわけです。
私は義務感でCDを聞くのは嫌なタイプなので、こうして「このお話面白いよ」という
話を聞いてから、ワクワクしながら聞くのが大好きです。


そして話はがらっと変わって、今度は「朗読会」の話です。

息子がライブラリーの吹き込みに「ラボっ子たち」ということばを見つけたらしく、
自分もライブラリーの声優をやりたい、オーディション受けたいと言うので、
新刊が出る時でないと・・・とか、子どもの声が必要な時でないと・・・とか
オーディション会場が東京方面でないとなかなか行けないよね、という話をしました。
そう簡単に諦める息子ではないので、毎日のように「新刊は出ないのか?」
「オーディションはやらないのか?」とせっついてくるので、
それならばと、色々なものを調べてみました。
ミュージカルみたいなものは、運良く受かっても土日全部潰れてしまうし、
何かないかなぁと思っていると、相手からやってくるものですね。

たまたま戦場カメラマンの渡部陽一さんの出演する「みんなの朗読コンサート」というものを見つけ、
これまた、たまたま息子の2分の1成人式でやっていた「ごんぎつね」という文字が目に入って
応募してみることにしました。
(渡部陽一さんは世界名作童話劇場 日本篇などの朗読CDも出しています。)

「ごんぎつね」は残念ながら一般の部(大人)の作品で、
小学生の部は宮沢賢治の「やまなし」が選ばれていました。
「クラムボンはわらったよ」のクラムボンってなんだよー と思った事を思い出しました。(笑)

宮沢賢治作品と聞けばますます興味も沸き、台本を何度か読んでみて
(読み方が違っても訂正せずに、本人のやりたいように)録音させて、送りました。
小学生から大人まで全部で50名の方々が渡部さんと競演するとのこと。

小学生の部(一部、二部)各8名ずつ選ばれるのですが、幸運な事にその8名の1人に選ばれました。
8人しか応募が無かったのかな・・・と失礼な事を思っていた私でしたが、
500名程の応募があったと聞き、この幸運に感謝しました。
(8人だけだったら感謝しないのか!?)

そんなこんなで、急に練習が入り、我が家は慌ただしかったわけですが、
初めての練習日、台詞の読み合わせでは、大人の方達の上手さに鳥肌モノでした。

ラボのテーマ活動は小道具も使わず、身体表現のみで背景や登場人物の気持ちまで表現するので、
それだけでも珍しいと驚かれたりしますが、(英語日本語の順で言うことも、ね)
朗読となると、身体表現すらないわけですから、(あっても表情くらいですね)
本当に喉の使い方、発声の仕方で抑揚をつけて、感情を表現するわけですよね。
ここまでくると一つの芸術だなぁとしみじみ感じました。

子どもたちは、「上」や「椛」のイントネーションなどを細かく指導されていましたが、
大人の方々は、ご自身たちでイメージの共有をされていました。
自分のイメージをことばに乗せるからこそ、聞き手にもそのイメージが伝わってくるのだと言うのは
ラボの方ならみんな知っている事ですが、そんなイメージのやりとりや感情のやりとりが
とても素晴らしかったです。
本番が楽しみ!

ちなみに中高生の朗読テーマは「走れメロス」です。
実は大好きなお話なので、この練習の時に耳をそばだてていたのですが、
遠くて全然聞こえませんでした。

最後に、渡部陽一ってタレントさんじゃないの?と誤解している方も多いので、
本当に真面目な戦場カメラマンなのですよとお伝えすると同時に、
彼の朗読の素晴らしさもお知らせしておきます。
当日には、一般の部で大人の方が朗読する「小さな星」というものです。
(渡部陽一朗読CD「Father's Voice」より)

http://www.youtube.com/watch?v=JwfBHuyoyq4&feature=related

「どんな子どもも未来だから つい抱きしめてしまうのだ」 共感。
古事記編纂1300年 4 03月09日 (金)
パーティではスプリに参加する子が息子だけなので、
手を抜いているわけではないですが(笑)
テーマライブラリーの国生みを取り上げる事もなく、そのままスプリへと旅立ちます。
しかし、それができるのは「国生み」を親子でたくさん聞き込んだという下積みがあるからこそ。
私が秋研でテューターの皆さんと「国生み」に取り組んだ際には、家でも色々話したり
最低でも50回は聞かされたのでは?と思います。(私はもっと聞いたけど)
その時には私がパーティでも無意識にお話ししていたらしく、ラボママHさんが
「七五三の時にテューターがこないだ話していたくにうみの絵本もらったので・・・」と
持って来てくださったりもしましたね。

今は(ちょっと遅ればせながら)そろそろ国生みを聞いて気持ちを盛り上げておかねば
と気持ちを少しずつ乗せているところですが、
タイトルの通り、今年は古事記編纂1300年。
ラボがそれを知っていてスプリングキャンプのテーマに据えたのか・・・・
はたまた偶然のグットタイミングか・・・
その辺は私には分かりかねますが、
島根県では「神話博しまね」が開催される様子。
個人的にはスサノオをモチーフにしたと思われるキャラクター(宣伝部長吉田くん)に
少々イラッとしながらも、もし行ったら「何に使うんだ!」というグッズを買ってしまうんだろうなぁ
と思っている自分もいます。
出雲大社には以前から行きたいなぁと思っていたので、
今年の夏はこの「神話博」かなと考えています。

ここにこうして書いておくとねぇ・・・
ラボママの皆さんには、またテューターらしいわねと引かれるかもしれないけれど、
テューターのお仲間が興味を持って、盛り上がれるかもしれないし。(笑)
(いや、それどころか、うちは既にパーティでチケット取ってるわよ、
なんておっしゃる計画性の高いテューターがいらしたりして~)
ひょっとしたら島根県のテューターからメッセージが来て、お友達になるかもしれないし。(笑)
ネットならではの面白さがあるのですよね。

・・・なんて、今回はひとり淋しく、独り盛り上がりで終わるかもしれませんけどねー

7月22日~11月11日まで開催している「神話博しまね」
http://www.shinwahaku.jp/

とにかく、ラボをやっている以上、楽しみながら続けて行きたい!
人が楽しませてくれるのを待っていたのでは、いつまで経っても楽しくはならない。
自分から、自分から。
St. Patrick's dayは元町へ 03月07日 (水)
パーティ記録と諸連絡は会員用ページに書いてあります。
<諸連絡><小学生クラス><水曜キディ><火曜キディ>と遡って見て下さい。
連絡も書いてあるので、ぜひ見ておいて下さいね。

諸連絡の中から一部抜粋。

先日テューターに配布されたインターンレター。
いつもならば私が読んで終わってしまうか、ちょっと壁に掲示して終わるところですが、
今回はみんながファンになったベッキーからのレターということもあり、みんなに配布しました。

ちょうどタイムリーなことに、St. Patrick's dayについて書かれていたので、とても興味深かったです。
キディでもできるような迷路などがあったので、何人かはその場でTryしていました。
St. Patrickという名前はすぐに覚えられなくても、緑の洋服を着る日とか、
シンボルが四葉のクローバーであるとか、そういう覚え方はしてくれたようです。
キディクラスでも小学生クラスでもつい最近観たのか、「おさるのジョージ」のTVアニメに、
Leprechaun (レプリカン、妖精) のおじさんが出て来たらしく、たくさん説明してくれました。
(みんな私より詳しい~)

Leprechaun は虹の下に金貨をポットに入れて隠していると言われています。
「素早くて、このおじさんはなかなか見つけられないんだって」と言うと、
最近はやりの「こびとずかん」に出て来る「くさまだらおおこびと」みたいだねと言ってました。
まぁ、緑だし、おじさんだし、素早いところは似ているけれど・・・(苦笑)

ラボママ向けに書いておくと、
セントパトリックスデーとは、アイルランドにキリスト教を伝えた St. Patrick (聖パトリック)の
命日のことです。
緑色の洋服やアイルランドのシンボルであるシャムロック (三つ葉のクローバー) を
身につけてパレードをしたり、 パーティーをしたり、
セントパトリックスデーのシンボルとなっている Leprechaun (レプリカン、妖精) を
捕まえるために罠を仕掛けたりして、St. Patricksへの尊敬を表しながら楽しむそうです。

ベッキーの手紙によると、アメリカで最も大きなパレードの一つですとのことでしたね。
実は(というかかなり有名ですが)元町でも毎年緑の服を着てのパレードがありますね。
私も何度かこのHPに書いたことがありますが、元町では2004年から開催されています。

今年は3月17日のSt. Patrick's day当日に開催されるようです。
13時からフェイスペインティングのサービスや、シールの配布があるようです。
またアイリッシュミュージックライブやアイリッシュダンスもあるので、
お近くの方はぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
宝物箱を開けながら・・・ 02月21日 (火)
今日のキディクラスでは、
少し長めのお話をじっくり読み聞かせしたのと
ナーサリーライム(マザーグース)に自分たちで所作をつけるという所に時間を取ったので、
時間的に「てぶくろ」が通しでできませんでした。
ナーサリーライムのゲームで使った折り紙を持ってかえりたいというので、
自分で作ってみる時間を取って、終了。
(絶対誰かが言うと思っていたけれど)Iちゃんが、「早くてぶくろやりた~い」とひと言。
「ごめんね、今日はいっぱいナーサリーライムのゲームやったから、また来週ね」というと
首をがっくりうなだれて・・・体いっぱいで「がっかり」の表現。

いつもT/Aの時間を一番に考えてやっているので、ついついナーサリーライムに時間が取れず、
それを憂いてのナーサリーライム月間なのですが・・・
子どもたちから、テーマ活動やりたいのにできないの?という顔をされると
本当にごめんなさいという気持ちになりますね。

でもその一方で、テーマ活動をやらないとなんだか物足りないという気持ちになってくれているんだなぁ
と嬉しくなります。
これももちろん私の宝物です。

ところで、今日も作ってきたものを見せてくれたり、プレゼントしてくれたりするMちゃん。
気前良くなんでも私にくれるのですが、今日はハートか三角みたいに折っていた紙をくれました。
シールが貼ってあって、お手紙みたいだな~と思っていました。
何しろ時間がなかったので、パーティ中には開けず、終わってから開けると・・・
「てうたー だいすき」と書いてありました。

まだあまり文字に興味を持っていないんですとおっしゃっていたお母さんのことばを思い出し、
覚えたばかりの文字で書いてくれたことばが「てうたー だいすき」だったのかと思うと
嬉しくてウルウルします。

私の宝物箱の中に、このFirst letterを入れました。

箱に入りきらない大きなものは飾っていますが、
子どもたちがくれたBirthday cardや、お手紙、似顔絵などが入っています。
そしてラボママからいただいた「ラボに出会えて良かったです」というお手紙。

他には息子が学校でばらまいていた手作りラボチラシとパーティの集合写真
そして地区のテューターの集合写真も入っています。

先日のMIワークショップで、先生が
「自分の良いところ貯金ということで、自分が自分を褒めてあげたい事をメモしておいて、
落ち込んだ時などに見ると良いですよ」と教えて下さいましたが、
私はこの宝物を見ると元気になります!

テューターをやっていなければ出会えなかった子ばかりです。
テューターをやっていなければ出会えなかったお母さんたちです。
もらえなかったはずの手紙、もらえなかったはずの似顔絵・・・本当に嬉しい宝物です。

今はもう大きくなった子が、初めて描いた私の似顔絵は、
丸い顔に手と足がはえていて、目のところに丸を描いて眼鏡!
(なぜか、みんな同じ様な絵を描くのが不思議ですよね~)
私の手元にはないけれど、おはなし日記にはたくさん登場している 「丸、手足、眼鏡」。
みんなは忘れてしまって、おはなし日記を見返すことなく、過ごしていたとしても、
私にとってはどれも心に刻まれています。

そういえば・・・先日は、ラボをやめてしまった子が久々にうちに来てくれた時に、
「テューターにとっても会いたかったです。また会いに来れて嬉しいです。」
と書いたお手紙をくれて、感動しました。
またラボやりたいと言っているらしく、
(そういう子どものことばに振り回されてきた)親御さんにとっては
迷惑な話なのでしょうけれど、
「またやりたい!」と言える位ラボでやった事を覚えていてくれてるんだなと思うと
どんなに短い期間でも、共に過ごした時間が無駄ではなかったと思えるので
本当に嬉しいです。

親御さんも一度辞めたから・・・と変な気遣いやプライドは無しで、
小学生になったので~と、また来てくれたらいいのになと思います。

お勉強ももちろん大事ですが、お勉強以外の大切な事を学ぶ事が難しい時代です。
親だけで頑張っても、それは学ばせてあげられない事ばかりです。
お勉強とスポーツや音楽と平行してラボ活動をやることは、不可能ではないので、
そのための時間の使い方や、頑張り方を学びながら、両立していけるように
サポートしたいなあと思う てうたー でした。
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