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あー楽しかった♪ そのひと言に尽きるHalloweenのひとときでした。
Tutor自身がそう思えるって、すごい事ですよね。(or 呑気なだけ・・・!?)
せっかく広い会場を借りたのに、今日はお休みが4名になってしまったので、
ちょっと淋しい感じになってしまうかしら・・・と思っていましたが、
息子の友人(息子の勧誘力はスゴイ)が3名、
そして休会中のプレイルームさんが親子4人(生まれてすぐの赤ちゃんも連れて)
駆けつけて来てくれたので、私の想定していたよりもにぎやかになって、嬉しかったです。
さかのぼること、今日の12時。
ハロウィーンぽい料理をと考えて、以前Sテューターから伺ったデザート作りを始めました。
バケツの中からゼリーの手がぬ~っと出て来るのよ、とおっしゃっていたので、
早速ゼリーの手を作り始めました。ちょっとゼラチンを多めにしたつもりでしたが、
ビニール手袋から手を取り出した瞬間に・・・! ボキボキ・・・ いやドロドロっと
指が取れてバラバラになりました。
かなりテンションが下がりましたが、次こそは!と
大人用のコーヒーに入れるミルクゼリーの手を取り出そうとすると、さっきより更にひどい状態に。
これにはかなり凹みました。
グロテスクというよりも、ただの汚い料理という見た目でしたが、
基本的にはゼリー入りのジュースなので、まぁいいかと持っていきました。(前向き)
とりあえず子どもたちはノーコメントでしたが、紫色の不気味な?ものに手を付けようとはせず、
野菜ジュースだと分かってから、”黙って”飲んでいました。(笑)
そんな私のドタバタはさておき。
会場に荷物の搬入をしていると、皆さん仮装衣装に持ち寄り一品にと荷物が多い中、
私から頼まれたダンボール箱を持って集まって下さいました。
本当にありがとうございました。
3時からしか会場が使えなかったので、3時スタートと伝えていたのに、飾り付けやら
着替えやら写真やら・・・で、始まりは30分遅れとなりました。
司会の2人が頑張ってくれたお陰で、子ども達はいつもよりも神妙な面持ちで
司会者を眺めていたのが印象的でしたね。
いつも通り、Helloで挨拶をした後には、軽くソングバード。
その後はモンスター作りをしてもらいました。
見学の小学生の子も一緒になって係をやってくれたので、なかなかスムースに進みました。
しかし、作っているそばから、2~3個の風船が割れ、涙する子あり、作り直す子あり。
波乱のモンスター作りが終わると、いよいよ「そらいろの家」作りです。
リーダーの司会の元、「大きい家を作りたい人と小さい家を作りたい人」に手が挙り、
中くらいの家は0人でしたので、大きい家と小さい家を作るという事に決まりました。
私の想像では、ダンボールを切り開いてつなげて・・・屋根はないかな?位に思っていたのに、
想像を絶する素晴らしい家ができて、本当に感動してしまいました。
子ども達が年齢を超え話し合いながら楽しげに作っていく様子に
ご両親たちからも感嘆の声があがっていました。
これは何?窓だよ
窓には見えないね、じゃテレビにしよう!
テューター壁に絵書いてもいい? みんなで考えて決めていいんだよ。
ねぇ○○君、絵書いてもいい? いいんじゃない、他の子にも書かせてあげて。
そんな声が聞こえてきました。
大黒柱が無いと屋根がつぶれる~ と叫ぶ子ども達に、慌てて掃除道具置き場から
ぴったりのアイテムを探し出す保護者の皆さん。ナイスでした。
屋根が付き、カギ付きドアには「そらいろのたね」という文字がテープで描かれました。
壁には素敵な絵がたくさん書かれて、中には「らくがきゾーン」までありました。
「らくがきゾーン」には私の持参した油性ペンまで貼付けてあって面白かったです。
外にはベンチが付き、Y君のママがささっと作ってくれた小さなおうちは
Hちゃんの持って来た可愛い赤ちゃんゾウのお家となりました。
小さなお家にはドアが付き、大きな家に合体しました。
保護者の皆さんからは、「子どもってすごいねー」
「こんなのが作れるなんて思っていなかったです」
「思っていた以上に素敵なのができましたね!」
「今日休んだH君たちが可哀想・・・一緒に出来たら、きっとすごく喜んだでしょうね」
「イメージが広がりますね」などなど
嬉しい感想をたくさんいただきました。
家作りが終わったら、皆でテーマ活動をやる予定でしたが、
こんなに素敵な家があっと言う間に壊れてしまうのは残念、という事で、
今日はキツネ君は来ない事に。
ご両親にも歌詞をプレゼントして、全員で「そらいろのいえ♪」を歌いました。

持ち寄りの食事はそらいろの家の中で食べていいよと伝えると、嬉しそうに入って行って、
なぜか放心状態でもくもくと静かに食べていました。(笑)
もう出し切った感じなのかしら?とママ達と笑い合いました。
しかしご飯を食べて、またまた元気になった子ども達は、
お母さん達がおしゃべりに花を咲かせているのを待ちきれず、
かくれんぼ等のラボっ子らしい遊びが始まりました。
プレイルームさんたちは、もう遅いからとピニャータ割りを始めて、
キディさん、小学生とそれぞれのピニャータを割って行きました。
一番最強の小学生用ピニャータは、ぼとっと落ちてしまったので、そのまま終了。(笑)
弱肉強食の厳しい世の中を知った後には、全員平等にもらえるTrick or Treatingへ
今日来て下さったお父さん達にお願いをしたので、
みんなはお父さん達にTrick or Treat!と言いに行きました。
Good-bye songを終えて、無事終了。
皆が帰った後にゆっくり(泣きながら?)解体しようと思っていたそらいろの家ですが、
誰ともなく、「雨が降って来た・・・」とか「地震だぁ~」と始まり、
息子が「テューター、この家、みんなで壊していい?」と聞きに来た事で
みんなで家壊しをすることに!
あれよあれよという間に、解体されていく家。
「もったいない・・・」とつぶやくお母さん方を尻目に、小学生の真似をして
幼いプレイルームさんまでがバンバン叩いて壊していましたね。
お陰でテューターはらくちんでしたが、なんだかそらいろの家が一瞬にして消えてしまい
お父様達も協力して下さってダンボールが外へ運ばれ、一人減り二人減り・・・
ここにそらいろの家があった事が夢みたいだな と思った時、
なんだかお話の最後の場面のように感じました。
ちょっと淋しい感じもするけど、ここで森の動物達と過ごした時間に嘘はない。
楽しく家の中で一緒に過ごして、ご飯も食べて、歌って、かくれんぼをして・・・
「そらいろのいえ」はみんなの心の中にあるんだなぁ
そんな風に感じた私でした。
今日はみんなたくさん眠ってね。 そして良い夢見れますように。
保護者の皆様、遅くまで本当にありがとうございました。
皆さんのお陰で、素敵な素敵な時間になりました。
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本日は、同地区のテューターからご紹介いただいた双子ちゃんサークルへ
いわゆる”英語の先生”として一日招かれました。
普段からも幼稚園のママ友達からお招きを受けて、サークルのお手伝いをする事はありますが、
今回は双子ちゃんばかり、Maxで10組と伺っていたので、
20人のプレイルーム年代にお母さんは一人ずつ・・・
果たして私の目が届くのか!?と多少不安だったので、応援を頼みつつ当日を迎えました。
ふたを開けると、ケアプラザの方が「英語であそぼう」という事で募って下さっていたことで
双子ちゃんに限定したものではなく、お子さんがお一人という方が事前に5組申し込まれていました。
サークルの取りまとめをなさり、私と事前に打ち合わせをして下さっていた方を含めて
6組という少人数でしたので、普段のラボとなんら変わらない人数となりました。
楽しみにして下さっていた双子ちゃんの親子数組がそれぞれの事情で欠席となり、
実際には双子ちゃんは一組でしたので、目が届かないという事はなく、ほっと胸をなで下ろしたのでした。
またこの時間帯には、ケアプラザの方が数名でお子さん達の安全を見守って下さっているとのことで、
会場の中には何人もの大人がいて下さるので、とても心強かったです。
お手伝いに来て下さったHさんも、本当にありがとうございました。
子ども達も親御さんも、いつもとは違う雰囲気に多少緊張?の中でしょうけれども、
1歳~3歳近くまでいてくれたので、まさにラボのプレイルーム年代そのものでした。
会が終了してからお話させていただいた皆さんは、私が持参したラボライブラリーの一部を
手にとって興味深く眺めて下さり、母子で楽しく遊ぶ術を知っている方ばかりでしたので、
私も嬉しくなりました。(皆さん、ありがとうございました!)
また会えるのを楽しみにしています!
ケアプラザの方々も皆さん、興味をもってラボの資料を読んで下さり、
また見学に来られていた「親子スペース」の方ともお話ができて、とても有意義でした。
今回の会場は同じ中区でも少し遠いので(JRで一駅分)私は車で伺いましたが、
ご自宅を子ども達やお年寄りのためにと開放されて活動されている方のお住まいが
近隣と分かり、私たちにもぜひ会場をお貸し下さいとお願いしたりして来ました。
ものすごく近くでそういう活動をされている方がいる事を全く存じ上げなかったので、
とても感銘を受けましたし、
ラボの活動をご存知無かったその方からも、
「素晴らしい絵本の数々ですね。英語も直接教えるのではなくて、こういうアプローチだといいですね」
と感心していただいたのが、良い励みとなりました。
明日も、ケアプラザつながり!? で
今度はうちの近くにあるケアプラザをお借りしてのパーティを行います。
「そらいろのいえでハロウィーンパーティをしよう」というものなので、
今日参加された親子の方々も(ちょっと遠いですが・・・)ご興味があればどうぞと
お誘いして来ました。
私の知らないところで、息子も相変わらずがんばって宣伝してくれているらしく・・・(笑)
お友達を連れてきてくれるとのことです。
昨年のハロウィンの時のように「お友達は2人まで誘っていいよ」とお誘いチラシを作ったりは
していないので、パーティの皆さんは「今回は誘ってはいけない」と思っていらっしゃるかな?と
ふと気づきました。
あの寝込んでいた2週間がなければ、いつものようにお誘い手紙やメールを送ったり、
「お友達用チラシ」を作ったりできたのに~と少し残念には思っていますが、
また12月にはMSやOPも行ないますので、パーティの皆さんもぜひお友達を誘ってあげて下さいね。
あー明日の持ち寄り一品は、何ご飯にしようかなぁ~~~~~(と今頃悩む私)
去年のようにハロウィンぽいものは作れないかもしれませんが、みんなが食べられそうなものにしますね。
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この週末、星槎大学主催のNTOY2011来日記念講演会に参加してきました。
Facebookに がのさんがupされていて、たまたま目にとまった講演会の情報でした。
National Teacher of the Year Programというアメリカ教育界では最も古い権威ある賞を
今年受賞された最優秀教員であるMichelle M.Shearerさんという方が来日され
直接のお話を聞ける機会だという事で興味を持ちました。
また、会場が私の自宅から近く、
ラボでも中活や高活の発表会で使われる会館だったという馴染みもあり
すぐにエントリーしたところ、運良く参加できる事になりました。
「21世紀に求められる教育とは」というタイトルにはもちろん惹かれましたが、
私の一番の興味は、アメリカという50州もある広大な国で、何を基準にどのようにして
優秀な教員を選出しているのだろうか・・・ということでした。
多くの教員達の中からたった一人を選ぶに当たって、重要視している点は何だろうか?
もちろん選出方法は、始めは自己推薦か他薦によるもので、
各地域のいわゆる教育委員会的なものの選出委員会というような人々が選ぶのだろうと
ある程度の想像はした上ですが、実際に知りたい事は色々ありました。
選出の基準や考え方を知る事で、アメリカという国が現在どの方向を向いていて
教育というものを捉えているかがわかるような気がしたからです。
講演会当日配布された冊子を読むと、
なんと公立の幼稚園、小学校、中学校、高校の500万人もの教員の中から選出されているとのこと!
まさか同じくくりで幼稚園~高校の先生までが選ばれているとは思わなかったので、
余計に驚きました。
選出に関する問題はさておき・・・
そんな広大なアメリカという国から最優秀と認められた先生の大切にしている事や
教育に対する考え方をうかがえるのは大変貴重な事だと嬉しく思いました。
講演会によくあるように、実際にその場にいないと、なかなか全てをお伝えする事は難しいのですが、
私が個人的に心に響いた点と言えば、以下の2点です。
一つ目は「生徒ひとりひとりとの間に、質の良いリレーションシップを取る事が大切」と
おっしゃった事です。
つまり勉強そのものの教授法や技術的なことよりも、先生ご自身が大切だと感じているのは
生徒と自分との間、そして生徒同士の間に、”肯定的な”人間関係を築くことをサポートしているいうことです。
子どもが煮詰まった時などは「あなたが問題を解決しなさい。あなたを信頼しています。」と
言うようにしていますとおっしゃっていました。
「クラスの中で、あなたはとても大切な人です」という事も必ず伝えるし、
「時間をかけていいのよ。きっとできる!」と見守る事が大切だともおっしゃっていました。
(まさにラボそのもの!)
もうひとつは、
過去には3R's(reading,writing,arithmetic,or mathematics)が重視されていましたが
現在では4C's (Critical thinking Creative problem solving Communication Collaboration)を重視しています。ということばです。
3R'sとはつまり読み、書き、そろばん。
4C'sとは「批判的な考え方」「創造的な問題解決能力」「会話力」「協力する力」です。
質疑応答の時間に「この4C'sという能力は日本人は苦手とする力であると思うけれど、
アメリカ人は比較的得意とするところではないのですか?」という質問が出ました。
Shearer先生は(高校の化学の先生)確かに日本人よりはアメリカ人の方が
得意とする分野ではあるけれど、やはり大切なことに変わりはないと答えておられました。
更に踏み込んで、Content(授業内容が分かっているか)というCも付け加えて、
4C'sではなく5C'sを大切にしているとのことでした。
公立の教師「教える」とラボテューター「導く」という根本的な立場の違いこそあれど、
教育の理想とするところは共感できる事が多く、同じ方向を目指しているのだと感じました。
元々この講演会が文部科学省より教員免許更新講習として認定されていたこともあり、
会場の3分の2は教員免許更新の先生方であり、残りのほとんどが主催大学の関係の方々だったので
教師として、実際のクラス運営についてのご意見を求める質問も多く出ていました。
中でもグループワークを取り入れていることについては、日本の先生方にとって大変興味深いようでした。
ラボでは日常的に行なわれている小グループに分かれての活動や、そのグループの作り方も
日本の公立学校の中ではピンと来ないらしく、
「どうやってグループを分けるのですか?」というような具体的な質問もありました。
Shearer先生は来日4日目であり、日本の教育現場に精通している訳ではないし、
講演を聞いている側の日本人の先生方もアメリカの教育現場に精通している訳ではないので、
日本では時折席替えはあるにしても「席が決まっている」「自分の机を持っている」
という前提が認知されていない中での具体的な話し合いは少し難しかったのでは?と思いました。
ラボでは机がないし、Shearer先生のクラスは日本の大学のように自分の机が決まっているわけではないスタイルなので、”自由なグループ作り”は簡単です。
Shearer先生は、進んでいる子と遅れている子を組み合わせたり、
時には好きな子同士のグループにしてみたり、
リーダーシップを取る子ばかりで一グループ、追従するタイプの子ばかりで一グループと
分けてみたり
とにかく固定したメンバーで行なうのではなく、シャッフルするようにしていると具体案を話していらっしゃいました。
まさにラボのように、輪になって順番に1、2、3、4と数で分けていったり、
生まれ月で分けたりもしていると言った時には、
日本の(特に公立の)先生方にとっては珍しい感もあるらしく、
熱心にメモを取られていたのが印象的でした。
Shearer先生のクラスは16~18歳までの異年齢のクラスですが、
日本ではほとんどがひと学年という同級生クラスですから、
その点でもShearer先生と日本の学校のクラスは同じ土俵では語りにくいのかもしれません。
一方ラボとの共通点は多く、異年齢でのグループ活動がいかに人間関係形成に役立つかという部分は
特に心に残りました。
Minoritiy studentsの中で英語を母語としない学生への対応は(アメリカの現教育現場では)
どうされているのか?という質問には私も耳をひときわ大きくして聞きましたが、
残念ながら「現時点でも大きな課題です」との返答でした。
良く言われることですが、英語力とひと言に言っても、日常生活に使うような
生活言語能力/BICS(Basic Interpersonal Communication Skills)と
英語で現地で実際に行なわれる授業についていくための学習言語能力/
CALP(Cognitively Academic Language Proficiency)は異なるわけで、
これは日本からアメリカに留学した生徒だけが直面する問題なのではなく、
日本で英語を学んでいる(英語を母語としない)日本の子どもにも置き換えられるテーマなのだろうと思い、
大変興味があったので、具体的な方法が聞けず多少がっかりはしました。
しかし、裏を返せば、アメリカでもそれほど「大きな課題」なのだという事実です。
この「大きな課題」に、母語を壊さずに(大切に)英語を学ぶ方法を真摯に追求してきた
ラボの45年間の蓄積は相当大きなものだなとも思い、誇らしささえ感じました。
長くなりましたが、最後にNTOYについて(最優秀教員の選出方法について)
詳しく書かれている本がありますので、興味がある方はどうぞ。
野口桂子さんの書かれた「ベスト・ティーチャーズ」(評言社)という本です。
この本のお陰で、講演を聞いた後もずっともやもや気になっていた疑問が解消され、
すっきり致しました!
ラボの45周年記念の「子どもの未来を考えるフォーラム」中に出て来たお話から
”excellent tutors”ということばを思い出し、
この"best teachers"ということばが(敢えて冠詞はつけていませんが)ぐるぐる頭を駆け巡り・・・
なんとも心地良くリンクしつつ「同じ方向を向いて、同じ理想を持って」
"We love children,right? " の問いかけに "Oh,yes!" と力強く頷きながら
紅葉坂を下って来た私でした。
ご紹介下さったがのさんへ、感謝申し上げたいと思います。
そしてこの場を借りて、通訳をされていたとろりんさん(野口桂子さん)へ
選んでいた日本語が直訳ではなく、Shearer先生のお人柄が伝わるような抑揚ある語り口で
とても素晴らしかったです。
Shearer先生の英語もとても聞き取り易かったので、私も頭の中で通訳に挑戦しつつ聞きましたが、
私の訳とは比較にならない、素敵な日本語でした。
久々に美しいお声を聞けてとても嬉しかったです。ありがとうござました。
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ちらっと日記に触れておいて、何も報告していないと逆に気になるでしょうから、少しだけ。
今回は私が受け入れたのは、
ラボのインターンや日本語研修の学生さんなど、ラボ関係ではなく、
大学の留学生を、数時間の訪問~数日の間だけ受け入れるという”普通の日本生活体験”なるものです。
私はテューターですので、受け入れそのものの体験が、どっちへ転んでも(笑)
良い体験だった!と、思ってしまえる前向きさがあるわけなんですけれども、
全くの白紙状態の息子にとっては、どんな体験になるのかなぁと興味がありました。
楽しみにしすぎたせいで、相手の反応に逆にがっかりしたりするのかな?
コミュニケーションが上手くいかなくて、イライラしたりすることもあるのかしら?と。
また、今回は赴任先から戻って来られなくなったため一日しか一緒に過ごせなかった夫の反応も興味深かったわけです。
まるで、研究材料か何かのような書き方ですが(笑)
結局受け入れてみての一番の感想は、
やはりラボの受け入れには、はっきりとした”交流”という目的があるのだな!
と改めて理解するには、とても良い経験だったということ。
(耳にタコができるほど聞いている事ですが)まだ幼さの残る中学生という年代で
海外へ送り出すことの意義も、痛切に感じることができました。
どういう子が3日間来たかと言えば、日本人のように控えめでフレキシブルで
丁寧なことば使いの好青年でした。
ラボのインターンのように、幼児さんや小学生と一緒に活動する事などを事前に聞かされている子と違って、
至って普通の大学生ですから、子どもが苦手という場合もあるでしょうけれども、
本当に普通の日本人の大学生のように、少々気を使いながらも
一生懸命笑顔で小学生に対応してくれていたという好印象です。
正直、こんなに手間がかからないならば、一ヶ月でも2ヶ月でも居てくれていいよと
言いたくなる位でしたが・・
裏を返せば、心動かされる(時には辛かったり、一緒に喜んだり)体験のないまま、
本当にふつーーーーーーーーに、3日間が過ぎていったという感じです。
一日しか過ごせない夫は、緊張していたらしく、留学生が謙虚な好青年だったことで
とてもほっとして、国際交流の「受け入れ」という事に対するイメージが良くなったようですが、
私としては、もし彼がラボっ子だったら・・・携帯は持ってきちゃダメと言ったはず。
もし彼がラボのインターンだったら・・・PCばかりやらないで、もっと話そうよと言ったはず。
もし一ヶ月のステイなら・・・少しは濃い交流ができたのかな?とも思います。
(3日なんて、ネコかぶって過ごせちゃいますからね~)
せっかく日本人家庭に来て、迎えられているのにさほど交流せずにPCばかりやって過ごす彼に
何度も希望を聞いたり、話しかけてみたりしましたが、彼にとっては非常に快適らしく。
PCは携帯と同じくなくてはならないものだという事も分かりました。
彼にしてみたら、日本の家庭をのぞいてみて、「へぇ、狭いうちだなぁ」とか
「駐車場がロボットみたいに動いてる!」とか、
「お風呂が自動で沸いて、しゃべるんだね!」
・・・というような事だけで、充分満足だったようです。
(ま、そんなものですよね。大学のホームビジットですから。)
うちの姪っ子がふらっと泊まりに来たかのような、自然な?
いやいや不自然な?雰囲気で終了したので、
感想はと聞かれても「大学生って、こんな感じなんだろうね。」という感じです。(笑)
息子はと言えば、ずーーーーーっと一緒に彼のPCのゲームを横で覗いていて
時折やらせてもらっていたなぁという印象。
感想を聞くと、「え?楽しかったよ。普通に。」とのこと。言い得て妙です。
とはいえ、短いビジットの間でもアメリカの大学での話しや、インドネシアやマレーシア、
中国についても話しが聞けたし、個人的な話しもたくさんできたので、私としては有意義でした。
またふらっと「近くまで来ましたから・・・」なんて言いながら
ピンポンと玄関チャイムが鳴りそうな そんな気持ちがする受け入れ体験でした。
息子にとっては、年上の「大人」を受け入れることは何の問題もないでしょうから、
(むしろ遊んでもらえて嬉しいだけ)
同世代の子を自分自身がホストとして迎え入れる体験をさせてあげたいなと思いました。
あーだからラボの国際交流はいいんだな・・・そういうことだったのか・・・と、
何度も独り言をつぶやく私。
短い3日間でも、こんな体験ができてとても良かったです。
あとは、客間が一部屋あればなぁ・・・
いやいや、ラボルームとは別の、くつろげるリビングが在ればなぁ・・・
誰か、広いお家を私に下さい! (苦笑)
夏に息子がスイカのタネを植えていましたが、
A house is blooming! A house is blooming!
・・・ってなりませんかねぇ。
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<キディ>
そらいろのたね。
夢のようなお話。
人間とお友達のようにおしゃべりする動物たち。
たねから生えてくる小さな家!
だんだん大きくなってお城みたいになって、町中のこどもたち(大人はいない!)が
一緒に住めて、おまけに動物達も鳥達もみんな仲良く大家族になっていく。
まるでキディさんそのもののように、悪気のないキツネさんが当然の権利のように
「やっぱり返して」と言い、
それに対して、ゆうじ君もまた意外とあっさり「はい、どうぞ」と返す。
もちろん多少の戸惑いはあるけれど、ライブラリーのことばの中に、恨みのことばはない。
動物達も文句を言うような台詞はない。
ただキツネの家が太陽にぶつかる事を心配して、見ている様子が描かれている。
家が消えてしまった後も、もめる様子などは描かれていないし、
CDの音楽は始まりと同じように穏やか。
こんなファンタジーの世界をなんの障害もなく、受け止めてそのお話の世界の中で
どっぷりと遊びながら生きているキディさんたちは羨ましい位素敵ですね。
毎週、自然な流れで変化しているので、動物達が素直に家を明け渡さない時もあれば、
のびているキツネにむらがっていたずらをする時もあり・・・
そうかと思えば、キツネが起き上がると、みんなの顔が一斉に輝いて
そこからまた仲良く(なんの恨みもなく)一緒に飛行機で遊び出したりする時も。
毎週、ことばではなく全員の空気感で、キツネに対する反応も変わったりするし、
キツネ役が変わればもちろんキャラも変わり、それに対する反応も変わります。
「テーマ活動はナマモノ」と言うけれど、本当に毎回毎回が異なるナマモノです。
ただ役を変え、空気や解釈を変えて繰り返し遊んでいるように見える中でも、
聞込みに比例するようにことばへの気づきがあったり、想いが生まれたりしているようです。
台詞もキャッチボールになって、自然と役柄同士の目が合うようになっています。
CDの通りに流れるようになぞって動いていた最初の頃とは変わり、
お話からそれて、行間を読むように、想像を膨らませて独自の解釈で動くようにもなりました。
「これが正解」という動きや台詞の言い方の「演出」がないから、
頭が固いと自由気ままに動けない部分もたくさんあるお話なのに、ものすごく自由に
自然に動いています。
小学生クラスでは、人間は町に住んでて、動物は森にいるから・・・と絵を描いて
イメージを伝え合ったりする中から、動き(動線?)が変わって来たりしているけれど、
キディクラスでは、そういうコンセンサスは一切ないのに、誰か一人想いのある子が動けば
自然とそれにひっぱられるのか?
なんとなく、ほんとうになんとなく自然と同じような動きになっているのが面白いです。
今日はお休みでしたが、3年分溜まりに溜まったライブラリーが溢れ出るように出ているSo君を始め、
同じ様に今まで溜まった分が炸裂しているSaちゃんは英語も日本語も気持ちを同じように込めて言っているし、
おまけに動物の動きにもこだわって、工夫している様子に、皆が刺激を受けています。
一通り好きな動物を動いてみて、今は自分の想像する世界で楽しんでいるIちゃんは
今日はハロウィンの合同Pの際に空色の家を作ろうねと話した事で、余計に想像が膨らんだらしく、
空色の家の中に、プールを作ってそこに人魚姫も住み着くそうです。
そんなお家だったら素敵じゃない?と言った一言に、一本とられた気分でした。
積極的に自分から「私今はリスやるから。」「私、鳥になってるの。」と
笑顔で言ってくれるようになったMiちゃんには、純粋に嬉しい気持ちです。
以前しぶしぶゆうじ役をやった(他にやる人がいなかったから)時に
テューターから紙飛行機をもらったのが嬉しかったと言って、
「自分がやりたくないなーと思った役にも挑戦すると楽しいよ!」とみんなに
アドバイスしてくれているMaちゃんは、今日もみんなの為にひとはだ脱いでいました。
いつもわんぱく自由人なのに、いざテーマ活動が始まるとやっぱり色々な役をやりたくなって、
七変化するSe君は、最近台詞を言わなくちゃと思っているのか根が真面目なのか、
一生懸命台詞を口に出そう出そうと照れながらも頑張っています。
こうして台詞を言ってくれるお陰で、言われる側の役もとても言い易いのです。
今日お休みのKちゃんも、最近自己表現が上手になって、
動物も鳥もCDのことばをなぞるのではなく、自分から先になりきって次の場面に登場したりと
自分なりにお話が想像できている様子がよくわかります。
11月には合同で小学生と一緒に動くので、久々の再開に萎縮せずに、
今ののびのびを出してもらえたらと思っているところです。
キディさん達の心の中のそらいろの家がどんな風に育って、そして花びらが舞うように
消えてしまった時何を感じているのかを、寄り添って一緒に見ていきたいなと思っています。
<小学生>
学校の一泊合宿があり、Y君は疲れて寝てしまってお休みでした。
同じく合宿に参加したM君も「今日は疲れたから見てていい?」なんて言ってましたし
H君も「今日は行きたくない」と言っていた(母談)らしいのですが、
蓋を開けてみると・・・
やりたくないどころか、そらいろのたねを2回目も動きたいと言い、結局動きましたし、
最後のキツネののびている場面に至っては5回もやりました。
キツネがどこで目を覚ますか、あるいは覚まさないで終わるのか、を色んなパターンでやってみて、
それを互いに見て、一番しっくりくる形を選びたいとのことでした。
最終的には音楽の雰囲気に身をゆだねて、自然なタイミングで目を開けていましたが、
最後にキツネが「ごめんなさい」と照れ隠しに謝るとか、謝らないとか・・・
最後はキツネも一緒になって遊ぶとか、
短い時間で「遊ぼう!」「うん!」とすぐに仲直りするのは変だとか、
その変はまだまだ再考の余地がありそうです。
先週ドアを作って、100人、100匹、100羽を表現したいと言っていた部分は
なんだかドアの周りをぐるぐる回って、目が回って終わってしまった感じだったので、
来週またやってみようということになりました。
森があって町があって、ゆうじ君の家があって、庭があって・・・とイメージはあるし
動物たちがいっぱいいる所や家が壊れる場面をこんな風に表現してみたいという想いはあるものの
それをやってみると想い通りにならないところで苦労しているようですが、
それでもとにかく、ひたすら楽しそう。
時々、「ふざけてる?」とテューターに怒られてもめげずに、とにかくオーバーな位
動きまくっては汗をかいている男子達でした。
珍しくやりたい役が既に決まっているらしく、3人は今日決めてしまいました。
嬉しいことにH君はナレーションやりたい!と挑戦する気持ちで目を輝かせていて、
もっと長い部分も言ってみたい、でも恥ずかしいか・・・?なんて自問自答していました。
M君もゆうじ役を選んだからでずっぱりになって、ナレーション言えないんじゃない?とH君に言われると
「それでも言う。」「ゆうじがいなくても良さそうな場面を探す。」と言い張っていました。
一方、ナレーションは絶対やだ(前やったから)と言っているAちゃんは、一番CDを聞いているので、
実は一番言えるはず。実際に部分部分のナレーションを口ずさんだりしています。
小学生たちみんなこれからどう気持ちが変化するのか、楽しみに見守っていきたいと思っています。
何かにトライする気持ちを、応援していきます!!!
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プレイルームさんの交流、秋晴れの中、無事終了致しました。
http://plaza.rakuten.co.jp/laboishibashi03/diary/201110180000/
↑写真付きの日記はこちらです。
縦長の活動が特徴であるラボの活動ですが、とはいえ
まだまだ行動範囲が限られているプレイルームさんは年代的に孤立しがちなので、
パーティの中はもちろん、パーティを越えて、
同年代同士が一緒に活動する機会があればと思っていました。
地区活動としてのきちんとした「交流会」では、プログラム進行が大きな柱としてあるため、
なかなか草の根交流というわけにはいきませんが、
2~3パーティの交流という感じで、小さな交流を積み上げていけたらと思うようになりました。
夏に、地区の先輩Pがパーティ全体でピクニックに来られる際に、My Partyからも
ラボっ子を誘って、便乗させていただいたところ、
たくさんお話もできて、一緒に遊べて、とても良い交流となったので、
今回は「テーマライブラリー」を特に決めずに、「プログラムありき」の活動にならないようにと考えて、
集まって、一緒にお弁当を食べるというだけのシンプルなピクニックという形にしました。
きちんとした活動目的を持って集まることの多いラボ活動ですので、
こんなピクニックは意外と貴重かもしれません。
次回がいつになるかはわかりませんが・・・形を変え、メンバーを変えながら、
また必ず顔を合わせる機会を作っていきたいと思っていますので、
繰り返し会う事で、どんどん知り合っていけたらと思います。
参加して下さったみなさん、楽しい時間をありがとうございました。
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<プレイルーム>
今日は沖縄旅行から帰って来られたHちゃんが久々にパーティに来てくれて
今日から入会となりました。嬉しいな♪
R君はお昼寝しているところを起こされた形になり泣いていたのもつかの間、
絵本が始まると泣き止んで、パーティスタートとなりました。
(ずっとおんぶで大変そうでしたが、途中から降りて参加できて良かったです。)
二人共毎週、少しずつ語彙が増えて、いろんな事が話せるようになってきました。
2歳児は本当に可愛い♡ 自ずと声が高くなってだらしない笑顔になってしまいます。
(小学生クラスとは大違い!?)
おうちに栗の木があるとのことで、Tさんに栗を分けていただいたので
大きな栗の木の下で♪の「栗拾い」をじっくりやりました。
おうちでCDをかけた時にも思い出してくれるといいな~と思います。
T/Aはぐるんぱ。色んなお店屋さんになって、ピアノ作りまでしました。
来週の真っ赤な車はどうやって作ろうかなぁ。楽しみ楽しみ。
来る18日にはピクニックに出かけますが、プレイルーム世代の皆さんの小さな交流会となればと思います。
新入会のHちゃんのママはフットワークの良い方で、本当に有り難いです。
現地集合にして下さったので、私の方が迷子にならないようにしなくては・・・
(劇的方向音痴)
R君も参加できたらぜひご一緒しましょうねという事で本日はGood-bye!
明日はテューターは秋の研修で、「ジョン万次郎物語」に取り組みます。
パーティではまだ取り上げていないお話ですが、新刊で、購入前からたくさん調べたりして
楽しみにしていた作品のT/Aができるとあって、非常に楽しみです。
研修の後には、留学生を迎えにいって、2泊3日のホームビジット受け入れをします。
ラボのインターンの子ではない普通の大学生なので、今からドキドキですが、
こちらも楽しい国際交流になるといいなーと思っています。
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YahooフォトからYahoo boxとやらに変更され、なにやら使い方がまだ分からず
悪戦苦闘して2時間が経ちました。(涙)
HTMLタグの利用がうまくいかないようで、どうしてもリンクが貼れない(飛ばない)ので、
皆さんお手数ですが、自分でURLをコピペして下さい。
左コンテンツの「ラボ・カレンダーの絵2011」全員の作品をUPしました。
中には、カレンダーの絵として提出していない作品も入っていますが、夏に頑張って描いてくれたので、こちらに載せております。
という訳で、本日のパーティ報告です。
<キディ>
今日はアルファベットを書いて来てくれたIちゃんのリクエストで、Helloよりも先に
ABCの歌をやりたい!とのこと。私が書いてきた紙を見せるねとあの早いCDに合わせて
なにやらページをめくってくれていたのが可愛かったですね。
ABCソングは小学生よりも上手かも。こういう決まった動きのソングは園児にぴったりはまるのでしょうね。
So君のおばあさまからいただいた栗を見て、そうかー寝込んでいるうちにすっかり秋だなと思い出し、
久々の「大きな栗の木の下で」覚えてなーいを連呼している割りに、
CDがかかると歌えるキディさんたちでした。
T/Aは連日なためか、昨日の集中力は感じられなかったものの、
KちゃんやSo君が自分から役を変え、「これやってみる」「今日はこっちにしてみる」と
チャレンジしている姿が見られ、嬉しかったです。
Kちゃんはとっても表現力が豊かで、ニコニコしながら上手に色んな動物にトライしていましたね!
来週は animal song をやったり、ジェスチャーゲームをやったりしてみようかなと考えていますが
ねっころがっているから「へび?」と聞くと、
「リスさんが寝ているのよ」と言われたりもするので、
テューターから見える見えないはともかく、本人はちゃんと動物になりきって、
そして今何をしているところかを想像しながらやっている訳ですから、
こちらもアンテナを立てておかなくてはなりません。
今やっている場所のせいもあって、森(と想定している場所)がやたら狭く
動物たちがぎゅうぎゅう詰めで、そらいろの家を眺めているものだから、
なんだか不自然になっていますが、本人達にこっちを森にしたら?と聞いても
こだわりがあるらしく、なぜか小学生クラスも同じ狭い場所が森です。(笑)
森の中でも
「そこに隠れたらダメなんだよ、出ておいでよ!」
「ちがうよ、今、木に登って寝てるんだよ。こっち来ないで。」などなど
互いのイメージが伝え合えずに誤解が生じたりしている様子でしたが、
CDが次の場面にうつると、自然と森にいる皆も変化したりして、面白かったです。
まだ発表の時には何をやるか、と決めていないので、もっともっと色んな役をやって
いっぱい気持ちを感じて欲しいです。
その為には、たくさんCDを聞いてくるのも大切ですので、親も覚えてしまう位流して下さいね。
<小学生>
今日はなぜか声楽風な素敵な声のHiから始まったラボ。
お陰でなんだか爽やかな雰囲気でした。(笑)
Hi以外のソングでは全然声が出てなくて、ただゲラゲラ笑って回っていた面々だったので、
途中ちゃんと歌って!とテューターに注意されながらも、なぜか発さない。
なんで?どうしたの?と聞くと、初めて(久々)の曲だからちゃんと歌えない
自信がないからとのこと。
ふーん、なるほどね。じゃあ来週はもう少し歌える?と聞くと、たぶんとのことでした。
そろそろ恥ずかしい年頃に入ってきたのかな~? なんて思っていましたが、
T/Aになると、途端に生き生きと声を張り上げていましたよ。
相変わらず個性的なキツネとゆうじと、その他の町の子ども達でした。
ちょっといじわるな感じの言い方の子や生意気そうな子がやってくるのも
小学生ならではで面白い。
「あいつ、どうする?入れてやる?」とゆうじ役と動物役が相談しているのも変に現実的でしたが、
今日のところはひとまずそのまま見守ることに。
今日の感想タイムの中心は、「ひっきりなしでした」の部分。
動物や子ども達や鳥達が次々にやってくるはずが、どうしても淋しい感じに。
出入りするとなんだかがちゃがちゃして、どこまでが家でどこが壁なのか分からないとのこと。
色々話しているうちに、やっぱり絵に書いて伝えようよ!とY君の口から飛び出し、
各々自分のノートに、ここが森でここが家で、ここがゆうじ君の家で、札はここ・・・
とそれぞれが説明しながら書いていました。
まだ完全に一致しているわけではないけれども、
H君の「動物達は森から来るけど、人間の子どもは森からは来ないでしょう。」の一言に、
みな、気づきがあった様子でした。
「町から来るんじゃない?」
「でもゆうじ君の家だけはさ、森の近くの方なんじゃない。」
「そうだよ、お城みたいな家ができるような庭があるんだからさ。」
「そらいろの家の裏側はもう森なんじゃない?」
「動物はこっち(森)から来て玄関を入ってくればいいけど、
人間は反対側の方がよくない?町っぽくて。」
T「今まではどこがドアでどこが窓かあんまりはっきり決めてないから分からなかったね。
鳥たちは窓から入って来ているように見えたけど、違うの?」
「鳥は窓だよ、Y君がやってたうさぎも窓から入ってきてたよね?」「うん」
T「じゃ、どうする?」
という訳で、やっぱりドアはあった方がいいとか、たくさんあるはずとか
ケンケンガクガク。
でも小学生クラスでは家を表現する人がゆうじ君なので、ドアがあって、
それがどんどん大きくなっていくのが楽しいということになりました。
来週は初めて、ドア登場です。
私がかり出されるのかな?それとも誰かがやってくれるのかな?楽しみです。
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<キディ>
本日は振替分のパーティ。
全員は揃わないけれど、元気な声と笑顔で人数の少なさを補っていたキディさんでした。
男の子がいないから、今日はキツネ役はいないかな?と聞くと、
Maちゃんが「じゃ、今日だけは私やる」と手を挙げてくれて、嫌なのに無理してやってくれるの?と聞くと
「本当は男の子役はやりたくないけど、前にゆうじ君役をやってみたら楽しかったから」とのこと。
「紙で作った飛行機を飛ばした時に楽しかったんだもん」と言ってくれました。
T「やってみたら、その役の気持ちが分かって楽しいよね。皆も色んな役やってみてね」と声を掛けたものの、ゆうじ役は決まらず。Tがやることに。
見事なまでに聞込みに比例して、気づきが増えていく事が楽しい限り。
鳥は100羽だよ、けものも100匹だよ、だからたくさんいないとと言ってくれたので、
今日は一旦家の中にいる子達全員が子ども役になってドドド~っと出て行ったり
けものになって出て行ったり、鳥になって出て行ったりと、出たり入ったりをくり返してみました。
Tも一緒にやっていたから、見ている側の感想はわかりませんが、
出て行ってる時には、今までよりもたくさんの動物や鳥達が家に住んでいたんだなぁという実感はあり
みんなにどうだった?と聞くと、いっぱい出て来た感じがした!と楽しそうでした。
年長さんの2人はどの役をやってもだいたい台詞が出て来きます。
年少さんの中ではKちゃんが動物になりきってる動きが毎週感心します。
先週は確かハト等をやっていたと思うけれど、今日はひよこと言って寝っころがって出て来たので、
T「へび?」と聞いてみたら、「違う。小さくなってるの。おうちが小さいから。」とのこと。
精一杯小さくなって出て来たらしいのです。その後も、ウサギになったりリスになったりと
動きの変化が上手で見ていてすぐ分かります。
一方、Iちゃんは具体的に全部口で説明して動いています。
「さぁ、ドングリさがさなくちゃ!あ、こっちにあったわ。」(リス)
「さぁドングリどうぞ。あ、ぞうさんにはりんごをあげなくちゃ。」(リス)
と言った具合。
Miちゃんは無口ながら、ネコやらリスやらを楽しそうにやっていて、なにやら森の中ではおしゃべりしています。
最後の場面では、
「キツネさんも目をさました事だし、みんなで縄跳びで遊びましょう!」
と提案してくれたので、動物も人間もみんなで一緒に大縄跳びで遊ぶ事にして終了しました。
キツネさんがひとこと「ごめんね」と言わないと、どうもしっくりこないらしいキディさん達ですが、
Tが「やっぱり謝った方がいい?」と聞くと、
Ma「でもあのまま他の動物たちが家にいたとしても、やっぱり太陽にぶつかって危なかったから、
キツネに出て行けって追い出されて良かった」というので、
小学生のクラスでもそんな意見が出てたよと言うと、
「お姉ちゃんも言ってた」とのこと。
お家の中で姉妹2人で絵を書きながら話し合っている様子が目に浮かんで嬉しかったです。
S「キツネがひとりじめしたから、太陽にぶつかったんだと思う」
K「カギかけたからじゃない?」
I「いじわるしかたらじゃない?」・・・となかなか鋭い意見。
色々話した結果、やはり軽く謝った方がみんなも許し易いというので、
「ごめんね」とぽつりとつぶやくことにしました。
さてさて今後はどう変化していくでしょう。楽しみ楽しみ。
<小学生>
先週は、ここには書ききれないほど30分に渡って、色々な意見を言い合っていた小学生たち。
時には妙に現実的だったり科学的だったりと、変な方向へも行きつつ、白熱しましたね。
さて、今週は久々のクイズ。
前回よりもたくさんCDを聞いているから、もっと難しいクイズがだせるかな?と5分あげると、
出るわ出るわ・・・。
絵本の絵からの問題はTはほとんど分かりませんでした。(石が何個とか、花が何個とか)
キツネは英語でなんでしょう?とか、最後に残っていた札にはなんと書かれていたでしょう?
という英語の問題もあったりして、面白かったです。
なぜか皆" Sky blue house"と答えてしまって、そりゃ歌だろう!と突っ込まれたり、
Sky blue seedまで答えても、Theがないのでダメとか、なかなかちゃんとしていました。(笑)
今日もいい味出したキツネさん(H君)が、ずっと森の中で飛行機で遊んでいるふりをし続けていたり、
Y君が七変化して動物をやっていたり、ゆうじはバケツで水をかけたり、
ふざけてる?って言う位盛り上がってぎゃーぎゃーやっていましたが、
最後の場面に花びらのようなヒラヒラが登場した時には、ちょっと感動しました。
今まではキツネ一人で表現していた家が壊れる?無くなる?場面が変化しました。
後で聞くと、「なんとなく動きたくなった」とのこと。
嬉しいひとことでした。
どのように表現するか?と理屈で考えるのではなく、動きたいと思ったから自然と体が動く。
大きくなればなるほど、頭でっかちになって出来なくなることだなぁと思うので、
自然に感じたままに動けるのはすごいねと褒めました。
キディさんよりも全体的にCDを聞いている量が少ない小学生たち、
歌の部分が全然歌えていません。
どうして?と聞くと聞き取れないし絵本に歌詞が書いてないというので、
みんなで聞いて書き取ってみることに。
やはり耳の良いラボっ子たち。
全然カタカナ英単語ではなく、そのまま歌うと英語の発音に聞こえる不思議なカタカナが並びました。
ダ、カッソファーイ、ダ、カッソトー
日本語の方はさすがに一発で歌えるようになって、
「そういう意味だったのか」と呟く声も聞こえました。
残りは家でやってね!と追い立てるように終了したので、またお家でやってみて下さい。
そろそろ聞込み貯金も1ドル札に交換できそうな位、聞いている小学生なのに、
なかなか溜まらないのは、1ペニーでお買い物をしてしまうから。(笑)
ついつい欲張って何個もお菓子を買って使ってしまうので溜まらないと嘆いていました。
Aちゃんが冷ややかに、「たくさんCD聞けばいいじゃん。そしたら買い物しても大丈夫。」
一番聞き込んでいるAちゃんならではの一言に、一同納得。
明日もラボなので、明日までにまた2~3ペニー稼いでおいでね!
では、また明日。
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今日はラボママからお誘いを受けて、幼稚園の運動会へうかがって来ました。
誘って下さったNさんのお子さんは今年で年長さん。
初めてMy partyに来た時にはまだ年少さんで、小さくてほっぺのぷっくりした幼いSちゃんでしたが、
今ではKiddy classのお姉さん。
絵も上手になって、そらいろのたねを丁寧に描いてくれています。
Sちゃん以外にも、ラボっ子のSe君、そのお兄ちゃんのShi君、
そしてMiちゃんと4人が参加している運動会なので、どの演目も楽しかったです。
年中さんにラボっ子が居ないな・・・、募集しなきゃなとふと考えたりしながら。(笑)
小さな園庭だったお陰で、目の悪い私も顔が良く見えて助かりました。
帽子も目深にかぶられてしまうと顔が見えないことがありますが、
みんな顔が良くみえるようなかぶり方だったので、
「あ、あそこにいた!」と見つけては楽しんで来ました。
みんな真剣に真面目に取り組んでいて、暑い中だれることもなく、
チームを応援したり、年長さんはお手伝いをしたりとはりきっていました。
幼稚園の運動会っていいですよね。親子の一体感があって。
年長さんの組体操では、涙するご家族の皆さんに隠れて、じーんと感動を味わっていました。
普段はラボ以外の様子をなかなか見る事のできない園児年代の子達なので
(小学生は学校開放の時に見たりできるのですが)
ラボ以外でもこんなに頑張ってるんだ!というのがわかって、こちらまで嬉しくなりました。
ラボっ子に「おうちに遊びに来てね」とか「運動会見に来て」と言われたり、
ラボママにこうして誘っていただいたりするのは、テューター業の特権ですね。
さて、小学生も秋休み。
来週からは後期の始まりですね!
気を引き締めて(もう、風邪などひかないよう)頑張っていきたいと思います。
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