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大学生によるキャラバン隊、彼らを呼びたい=高大生のいないパーティの申し込み期限が迫っています。
私どもは、夏活動に向けての打ち合わせを合同父母会終了と同時に、バタバタと始めました。
そんなタイミングもあって、昨年までは9月後半にお呼びしていたキャラバン隊を、
夏活動の最後、「秋へ向かってGO!」の会にぶつけようという案を元に、今申請中です。
大学生達のスケジュール等と合えばいいのですが・・・楽しみ~~~
そんなキャラバン隊の今年のテーマは「三人のおろかもの」です。
Tom Tit Totに入っている、とてもイギリス的ユーモアの溢れる作品です。
外国人のユーモアセンスと日本人の笑いのセンスは違うよねと良く言いますが、
私にとって、特にイギリス人のユーモアというものは、なかなか言葉では説明しにくいものでした。
話は飛んで、2年近く前の我が家。
私は原因の分からないまま、日々ひどくなる肋骨の痛みに大きな不安を抱えていました。
病院でも科をたらい回しにされ、「気のせいでは?」とまで言われましたが、
背中の痛みと息を深く吸うと激痛が走るようになってからは、家事もままならない状態でした。
ラボのパーティ活動だけを心の拠り所とし、子どもの笑顔に不安を掻き消してもらっていたのでした。
年末、這うようにして母に付き添われて行った人間ドックで、ようやく判明。
「肺に影がある」と言われ、素人目に見ても明かに肺の半分がレントゲンに写っていないような状態でした。
前置きが長くなりましたが、そんなわけで、肺ガンの疑いをかけられた私は、極度に落ち込んだわけです。
ある日、洗濯機の中の洗濯物を取ろうと前屈みになっただけで肺に激痛が走り、
それまで我慢してきた不安に押しつぶされた私は、その場で泣き崩れました。
3歳だった息子が慌ててティッシュを数枚持って来て、私の頬をつたう涙を拭い
「大丈夫?」と言ってくれました。
早めに帰宅した夫が、泣いている私の姿に驚き、「おい!どうした?」と問いました。
「今度の検査で肺水がガン性のものだったら、どうしよう。
あと数ヶ月でもし私が死ぬような事があったら、
この子はどうするんだろうって考えたら・・・・。」と言って、
おいおい泣く私に、夫はおし黙っていました。
抱えていた不安を言葉にすると、歯止めが聞かなくなってしまい、
「もう洗濯すらまともに干せなくなっちゃって・・・
私はもうこんな事さえできないんだ、役に立たないんだなぁと思って・・・。」と泣き崩れる私に、
夫は「問題は、洗濯だな?じゃぁ、洗濯機買い替えてやるから。来週洗濯機買いに行こう。な?」と言いました。
「洗濯なんて、俺も手伝うから、そんな気にするなよ」とか
「検査するまで分からないんだから、今から心配したって仕方ないだろう。大丈夫だよ。」
そんな優しい慰めの言葉が返ってくるものと、どこかで期待していた私は、
思わず・・・キョトン。
「洗濯機買い変える?」
次の瞬間、思わず泣いた事も忘れて、クスっと笑ってしまいました。
現実的というか、建設的というか、前向きというか・・・
夫の頭の中で、
洗濯ができなくなった→しかし自分は仕事を休んでまで手伝えない→ならば洗濯が楽なように新製品を買ってやろう
という流れで結論を出したのだろうと思ったので、
慰めの一つも言えない、そんなとんちんかんな優しさに笑いが出てしまったのでした。
私が取り越し苦労して泣いている愚か者の娘なら、
うちの夫はそんな愚かな娘と結局結婚した、(愚かな?)若だんな だなぁ~と
可笑しくてなりません。
いえ、逆に、夫のとんちんかんな慰めに、ふと常識的な回答を持ち出して比べた私も
若だんな的な要素があるのでしょうかね。(笑)
The Three Silles「三人のおろかもの」のむすめとその両親が
心配の種である木槌を取り去る事もせず、まだ生まれてもいない息子の心配(取り越し苦労)をして
ビール樽に栓もせずに、3人揃って泣いている場面をCDで聞く度に、あの会話を思い出すのです。
<イギリスのユーモアというのは、充分に満たされた状況にあってでてくるゆとりある笑いではなく、
本来、危機的状況の中で、ふっとわきでてくるようなものです。
あらゆる生活の場で、ことに深刻な危機や苦しみに直面しているような時に偶然でてくる感覚、そういうのがユーモアです。>
SK22発刊によせて 神宮輝夫さんの文章より テーマ活動の友より抜粋
と書かれています。
ライブラリーの「三人のおろかもの」では、若だんなが一旦旅に出て、
このむすめ一家よりもおめでたい人がいるかどうかを探すわけですが、
結局世の中には、常識では考えられないようなおめでたい人がたくさんいることが分かって、
むすめと結婚するわけですが、
変な親子だなぁと思っているのに、常識的な若だんなも最後には結局結婚するあたり、
常識的な人、知識のあるようにみえる人もまた、実はそんなに大差ないよ。
人間なんて、み~んな同じようなもので、多少抜けてておばかなものだよ、
と言っている気がして、ふっと肩の力が抜けるわけです。
これがイギリス的なユーモアかぁ。なんだか温かいなぁ。と思います。
のんきに、楽天的に、たくましく。それがイギリス人のナンセンス性につながっているのではと神宮さんは書かれています。
では、うちの家庭はイギリス的ユーモアに溢れた家庭、というわけですね。
パーティの子ども達にはもちろん、ご父母の方々にも、
キャラバンの皆さんがいらした際には、ぜひ!
このイギリス的ユーモアをテーマ活動を通して、感じていただきたいと思いますし、
私も、自分が「常識的日本人である」と信じているナンセンス性を兼ね備えたテューターとして、伝えられたらいいな~と思う次第です。
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ご参加いただいた皆様、遠路はるばる来て下さったランスさん
ベビーシッター役をはたして下さった事務局のHさん、ありがとうございました。
参加者が思ったよりも少なかったことで、我々ももう一度合同父母会の意義や
開催の方法、時期などを見つめ直す好機に恵まれました。
結果オーライなどというつもりはございませんが・・・
しかしマイナスをプラスに変える力を与えてくれるのがラボ。
「少人数ならではの良さがある」
「大勢参加して下さったお陰で、子ども達も大勢いる状態での父母会よりはかえって良いかもよ。」
というランスさんの温かい言葉の通り、結果的には大変有意義な会となりました。
「アットホームな雰囲気で良い」
「質疑応答しやすかった」というご意見を伺えて、我々テューターもとても嬉しかったです。
私は、プレイルーム世代の保護者の方やラボ歴の浅い方々にこそ、聞いて頂きたいと、
いつも望んでしまうのですが、保護者の方同士の縦長交流も魅力の一つであり、
ぜひ交流もしていただきたいと思ってしまいます。欲張りですねぇ。
保護者の方だけ(お子さんは預けて)の父母会で、じっくりテューターと話せる時間を取るのは理想的ですが、
実際にはなかなかお子さんを預けるのも難しく、連れての参加は負担も大きいですね。
連れて参加して、泣かれたり愚図られたりしたら、と考えて、
ついつい足が遠のいてしまう・・・という現状なども大変理解できるため、
テューターの私が「今こそ参加して、今、理解して下さい!」と焦ることなく
ゆっくり、じっくり、腰を据えて行こう。と自分に言い聞かせながら、
参加の方法や時期などを考えているところです。
今年は短期プログラムの兼ね合いで、5月の予定が6月にずれ込んでしまったことで、
参加しずらかったのではと思う面もあり、申し訳なく思っております。
まだ幼児のお子さんばかりを抱えた皆さんには、ちょっとハードな、ラボ漬けの週でしたね。
上の子、下の子のクラスと、父母会、そして幼児・プレイルーム交流会。
幼稚園の送り向えとラボ会場への往復、本当に有り難いと思っております。
決して無理はなさらず・・・しかし、親子ともに「楽しい!」「もっと!」と思っている時期なら
特にそのタイミングを大事になさって下さい。
目一杯、楽しんで、キャッチして、次への活力を見出してみて下さい。
ラボの事ばかりでなく、様々な習い事に関して、子どもが嫌だ行きたくないという時期が来た時こそ、考えてみて欲しいです。
子どもだってもちろんスランプはあるでしょう。
何か原因になるような出来事があったのかもしれないし、
言葉とは裏腹に、親に自分の甘えを受け止めてもらいたいだけの時だってあります。
そんな心の内を理解してあげられるような第二の母を目指しているのがテューターかなと思います。
その実現のためには、長い時間をかけて、親とテューター間の信頼関係を深めていく必要があり、
同時にラボにはたくさんの目標を見出せるという事を、テューターが
子どもだけでなく親御さんにも伝え続ける必要があるわけです。
これは大変な作業で、体力、精神力共に要求されますが、それでも、いつかキャッチしていただけるように
発信し続けなければならないと思っています。
私も、ラボの何かの魅力に引っかかって入会を決めた親御さんとのご縁を信じます。
ラボファミリーの皆さんも、所属パーティのテューターとのご縁、ラボのメソッドの奥深さを信じて、
ゆっくりとでもいいから、理解を深め合っていって下さい。
子どもを見守り、寄り添い、育んでいく団体ですから、
安心して、一喜一憂せず、
子どもの将来の、大輪の花を瞼の裏に焼き付けて、日々の水やりを欠かさないようにしましょう。
小さな事をコツコツと。千里の道も一歩から。継続は力なり。
ライブラリーを一緒に聞くとか、ラボの交流会に連れて行くとか、
時には自分もテーマ活動を体験してみるとか!
なんでもいいので、無理せず、できるところから、始めてみて欲しいと思っています。
私も等身大で、尚かつ亀の歩みで頑張りまーす。
ランスさんのワークショップで勉強になった事を活力に、またご父母の皆さんに何かお伝えできればと思っています。
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本日のキディクラスの様子、パーティ掲示板にUPしてあります。
パーティの皆さん、ご覧下さい。
来週は合同父母会があります。今回はランスさんをお招きしてのワークショップです。
お友達の保護者の方をお誘いになる場合は、チラシお渡しします。
今回はベビーシッターはございませんが、軽食をご用意しておきます。
ランスさんのワークショップを通して、「ライブラリーで育つ力」がなんなのかを
感じて体験していただければと思います。
短い時間ですが、せっかくの機会ですので、何かをキャッチして帰っていただけたら嬉しいです。
翌日のパーティで感想を聞かせていただきたいと思っています。
私もとっても楽しみです♪
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<その1>
先日の日記に、車生活に反省していながらも・・・というような事を書いていましたが、
息子ともその話をしていました。
今日、パーティ前に、「ちょっとぉ、CDかけて~」と頼むと、
息子が「なんでもいい?」と聞いてきて、いいよと答えると・・・
選んだCDが「Qちゃん鉄道」でした。(息子はこのCDを聞くのは初めて)
冒頭から、しょうちゃんの台詞に「車買ってよ~」とあって、ギクリ。
「車で学校行くのかっこいい。」「足が疲れないから」「寝坊できるから」などと言う台詞に
親子で顔を見合わせて大笑い。
「ぼくは、車のってるから、キザと一緒だねぇ。」と言っては大笑い。
ライブラリーのマンガの絵を目で追っては、「なにこれ?なんで?」とあいの手を入れつつ
楽しんでいました。
親の私は、「キザと一緒」の一言に、首カックン。 苦笑いです。
幼稚園に送った後に、そのまま大急ぎで買い物、短期プログラムの会場へ・・・とか
幼稚園に送った後に、地区研、早退してお迎え・・・など、
時間短縮と移動距離を考えると車でないと無理なことが多くて、仕方なく車を使っているけれど、
不覚にも、「木佐キザオと一緒か!」と思うと気が遠くなりました。反省せねば。(涙)
<その2>
話は変わって、パーティでは6月に入りましたが、新しいテーマではなく、
先週のJeepta見学を受けて、最後のじぷたを楽しみました。
感想を聞いて、一週間前の記憶を呼び戻すと、それぞれが前の人と同じ感想ではなく、
全員バラバラの感想を言ってくれて、心に残ったことが違うという事を知らせてくれました。
T/Aは、みんな、全然動きが違いました。
連絡帳を読むと、あの見学の後、消防車を見ては「あ、ランキーだ!」「あれは小さいけどパンプくん?」と会話が弾み、
CDの聞き込みも増え、登場人物(消防車!?)もかなり理解していたようです。
もちろん聞き込みの量の違いは大きく、このお話が好きな子は、台詞や歌も出ていますが、
初めて消防車に興味を持ったという段階の子達も、生き生きと楽しんでいました。
火をやったり、消防士になってみたり、じぷたに乗り込んで山小屋の火事を消したり大忙しの子。
終始一貫ランキー(のっぽくん)一筋の子。
消防士になる子。
ランキーのはしごに助けられたくて、2階で助けを求める子。色々見れて楽しかったです。
最後には、じぷたが載った新聞を見ながら、この消防士さんは○○ちゃんじゃない?とか
○○君はじぷたの前の方で活躍してたから、きっとこの消防士さんだね。と言いながら、
じぷただけでなく、斧で木を切ったり消火活動した自分達も新聞に載っていると知り、
大満足の様子でした。
Tutorとしては、全員がじぷたというお話が一律に好きにならなくてもいいと思っていました。
好きなお話は皆違って当然。嫌いなお話があったって、もちろん良いと思っています。
ただ、食わず嫌いにならないで欲しいな(せっかくライブラリー買ったし)という気持ちがあって、
見学に踏み切ったわけですが、結果として、このお話が大好き~~~ とはならなくても、
興味を持ってくれたり、食わず嫌いにはならずに済んだことが嬉しかったです。
他に好きなお話がある子は、それをどんどん聞いてねと伝えていますが、
タイムリーなライブラリー体験は、本当に喜びを感じ、ワクワクできますので、
それはそれできっかけとして、活かして欲しいと思っています。
幼児・プレイルーム交流会のテーマライブラリーは「かいじゅうたちのいるところ」
地区合宿のテーマは「おどりとら」
夏のファミリーキャンプのテーマは「ポアンホワンけのくもたち」
サマーキャンプのテーマは「トムソーヤ」
他にも、夏の集中パーティも企画中ですし、キャラバン隊も来てくれるかもしれません。
色んなきっかけを、チャンスをゲットして、
子どもにタイムリーなライブラリー体験をさせてあげて欲しいと思います。
そう、連絡帳に、海辺へお出かけ前に「うみのがくたい」を聞かせたら、
その後の海辺での出会いがとても楽しめた とありました。
私も、沖縄旅行に行く前に、「さめどんとキジムナー」をたくさん聞いてから行ったら、
何倍も沖縄が楽しめました。
子どもとの会話が増え、その物語の世界観を知らないうちに共有できているのですよね。
そんなふうに、タイムリーに仕掛けることも、できますよ。と。(笑)
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子どもに、「食べ物を残しちゃだめ、世界には食べられない子どもが沢山いるのよ!」と諭し、
水道をひねる度に、「出しっ放しにしたらいけない!水道のない場所では子どもも水汲みに山まで行くんだよ!」
100円玉を見れば、ムシキングのカードゲームやりたい!と叫ぶ子どもに、
「あなたね、100円って大事なのよ!
TVで観たでしょ?日本じゃない国にはゴミを集めて一日中働いても、
収入が100円にしかならないって。
あなたの100円でどれだけの人が助かると思うの?」
・・・・と説教は果てしなく続く。
しかし、時間短縮と、行動範囲の広さを理由に、毎日車に乗る私は、
地球温暖化に一役かってしまっているのだよなぁとしみじみため息をつく日々です。
自分の事を棚に上げて子どもに教えてやらないと、
棚に上げずにいたら、何にも言えなくなってしまうので、ぐっとこらえて棚に上げています。
うちの本棚にも、何冊も環境問題やエコを題材とした絵本が並んでいます。
知っているのにやらない事も罪なら、知らない事も罪かなと思い、せめて知っていて
少しでも心がけて欲しいと願いを込めて絵本が並んでいるわけです。
そんな気持ちを知ってか知らずか・・・子どもはこう言うのです。
「ぼく大きくなったら宇宙飛行士になるの。それでね、お休みの日には、
ママに(太陽の)光で走る車を作ってプレゼントしてあげるからね。」
彼が大きくなって、本当に光で走る車を開発したら嬉しいけれど、
それまでの間に地球がどうにかなってしまわないように、自分のできる事は努力したいと思います。
まずは、できるだけ自転車で。
ちなみにお買い物のエコバックは便利です。
自転車のカゴにも入るし、そのまま冷蔵庫の前まで持っていくのも楽だし。
ビニールゴミが出ないのも良いですね。
つい先日、植木にアリが巣を作り、バリアフリーをいいことに部屋中に上がってしまったので、
慌ててバルサンを買いに走りましたが・・・
その後であったレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読んで、思わず手を止め、
バルサンたかずに、植木の土を変えて難を逃れました。
生きとし生けるもの、むやみに殺生することなかれ。
というわけで、矛盾と戦いながら、日々葛藤している大人達へ
http://eneosland.jp/
環境技術力を活かした、エネルギーと自然が調和された美しい世界、とやら覗いてみて下さい。
そう。困っている人のために便利になったことを、0に戻せないならば、
他の方法を考えていけばいいのですよね。
子どもの言う、太陽熱利用、
そして家畜のふん発電 などなど
研究なさっている方、応援しています。
そのためには、
「自分さえ、自分の子さえ勝ち組になればいい。他の子なんて蹴落としてしまえ。」
と思って人を育てるのではなく、
地球のため、人のため、動物・生物・植物のため・・・何かのためになる仕事を
楽しんでできる人を育てたいです。
みんながそう思って育てたら、互いのために 良い環境が生まれますよね、きっと。
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5月のテーマとしてキディクラスで取り上げていたのは「しょうぼうじどうしゃじぷた」。
通常のパーティ時間を使って、見学へ行ってみようと企画しました。
一ヶ月前に団体見学の予約を入れたので、パーティの様子を見て、なしでもいいかな?
せっかくだからちょっと無理して頑張って行ってみるか?
とテューターの心の中では検討しつつ・・・の参加となりました。
年少さんの体力では、幼稚園後の見学は辛いだろうなぁと思い、別日も考えましたが、
やはり土日は一般客で込み合う事も予測され、パーティの一貫として捉えることにしました。
平日だったこと、幼稚園帰りにお誘いしやすいこと、消防車見学なので、
まんがいち!お話を知らなくてもそれなりに楽しめることから、大勢のお友達の参加がありました。
実際には「はらぺこあおむしピクニック」に参加してくれたお友達を含め、大人子ども合わせて40名。
雨模様の中、下のお子さんを連れて、ベビーカーと傘持参で頑張って参加して下さった皆さん
本当にありがとうございました。
また、下のお子さんがいないお母様は、まるでテューターのように
子ども達の質問に答えながら、笑顔で見守って下さいました。
皆さんのお陰で無事に終了する事ができました。
雨の中でも、興味持って、体力を使って参加して下さるその保護者の方々のご協力なくしては、
せっかくの見学会も企画倒れです。本当に参加して下さるだけで私は嬉しかったです。
というわけで、見学したのは、消防署ではありません。
幼児サークル等で消防署は見学したことがある方も多いとのこと・・・
なにしろジープを改造した「じぷた」に合わせてあげたいことから、今回は
横浜市民防災センターに伺いました。
テューターが事前に予約していた段取りでは、消防車を見て(中には乗らず)
ちびっ子消防士の防火服を着用してじぷたに乗る!がメインイベント。
防災センターなので(笑)
災害を体験できるゾーン/地震体験・煙体験・暗闇体験
災害シアターにて/防災に関するビデオも見られます。というオマケ付きで
企画していましたが・・・
実際には、なんと訓練中の隊員の方が、中に乗せてあげますよとのことで、急きょ変更!
幼児中心なので、難しい説明を簡単にして下さり、子どもたちはとっても貴重な体験ができました。
のっぽくん、パンプくん、等の普通の消防車は町中で見られますが、
こちらの安全管理局にあるのは、特別消防隊。なにしろでっかい!

中に乗る前の注意を聞く子ども達。

特別救助工作車。「これはお水でないんだよ~」と説明され、「え~~?」と子ども達。
「事故や災害にあった人たちを助ける道具を運ぶんだよ」と言われて、納得。

耐熱救助車。これは日本にたったの2台しかないそうです!九州に一台、そして横浜に一台。
先日北海道にも出動して来たとのこと。この中にも乗せてもらいました。テューターも乗りました~

「これパンプくん?」と聞くラボっ子に、
隊員さんは「普通のポンプ車じゃないんだよ。お水の代わりに泡が出るんだよ。」と教えてくれました。

最後はお待ちかねの“じぷた”に乗車です。遠慮しているのか?みんな消防士の格好はしなかったね。(笑)

下見の時に撮った写真です。じぷたに消防士さんです。斧は持ってないけれど。
以上が、楽しい見学会の様子です。
パーティでのじぷたの活躍、楽しみにしています。
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最近(というか、開設以来ずっとか)、短期ブログラムを開催したり
無料体験教室のチラシをまいたり
次回のランスさんをお呼びして開催する父母会のタイトルを考えたりしながら、
頭の片隅で考えていたことは、
ラボをどうやって説明しようか・・ということです。
先輩Tutorの受け売りになってしまって申し訳ないので、
「ラボは・・・・と、言われています。」と語尾でぼかしたりしながら、何年か過ごし、
自分の体験と、経験を交えて、少しだけ自分の言葉で言えるようにはなりましたが。
それでも、言えば言うほど、自分の伝えたいことと離れているようで、
原点に戻ろう!と思ったり・・・
むしろ、パーティ開設時の時、自分がなぜラボを選んだのかを熱く語れていた時の方が
拙いながらも、きちんと自分の考えるラボの良さを伝えられていた気がしてしまうのです。
あの頃なんて言ってたかな・・と思い起こすと、
「幼稚園や小学校の同世代の関わりも大事だが、縦長の環境の中で子どもが揉まれて育つ
事は、現代だからこそ、都会だからこそ必要です!」
みたいな事を言っていたと思います。
そんな事言っても、マイパーティは全然縦長ではなかったので、
それすらも受け売りの言葉のようで、理想論のようで辛かったことを思い出します。
良く言われる、「ラボってボーイスカウトみたい」という言葉。
自分のパーティで野外活動を企画したりするときに、心の隅っこで意識する言葉です。
同じと言われたくないな・・・と。
夫が幼少時代にボーイスカウトに所属していた事を聞いていて、少し説明してもらっていたせいで、
なんだかボーイスカウトを知った気になっていたなと反省して、色々話しを聞いたり、
調べたりしてみました。
ご存知の方も多いと思いますが、
ボーイスカウトという名称だけれども、年代に応じて団員の呼び名は変わるそうです。
ビーバースカウト 小学校入学前の9月から小学2年生
カブスカウト 小学校2年9月から小学5年生
ボーイスカウト 小学校5年9月から中学3年生
ベンチャースカウト 中学校3年9月から20歳未満
ローバースカウト 18歳以上
ちなみに夫は、カブでやめてしまったので、
「ボーイの経験はない。だから本当の意味での活動はわかってないかもね。」と言います。
こんな台詞を聞くと、ますますラボと似ているなと感じてしまいます。。
似ているところを挙げてみると(私の個人的見解ですが)
縦長活動である
団(ラボで言う所のパーティ)によって人数や規模が異なる
自然から学ぶ姿勢を大事にしている
グループで活動する
自主活動が基本だけれども、彼らを導く成人指導者も欠くことができない
キャンプがある
演目発表をする(マジックやスタンツ、演劇など)
ボランティア精神を大切にしている
などなど・・・順不同ですが。
色々な団のHPを見ていて、
「自然から学び、教養の高い国際人を育てる!」という文字にはドキっとしました。
お芋掘りの様子、縦長活動の様子など、ぱっと写真で見ると、似ているところはたくさんあるけれど、
全然違うことがはっきりと分かります。
ラボには、ライブラリーという 高品質な・・いや一生の宝物がベースにあるのですよね。
これを抜きにラボを語れない。
他の英語教室との違いを語る時も、同じ。
やはりライブラリーというラボのいわゆる教材 があり、
世界中(もちろん日本も含めて)の名作物語、民話、ファンタジーあり、
オリジナル作品あり・・・それらを参加者が全員知っている事が前提での
野外活動、キャンプ、国際交流と交流体験活動が広がっていく。
そう。それは随分前から理解しているし、語れるようになってきた気がする。
しかし、体験にやって来た方が望んでいるものが何かを聞かずに話すと、
徒労に終わる事もしばしばです。
「絵本を読んでもらえるのは嬉しいけど、親もごっこ遊びをするとは思わなかった。」
「英会話をもっと取り入れてやってもらえたら、いいんですけど。」
そうですかー。膝の力がカクッと抜ける感じです。
もちろん気持ちは分かります。言いたい意味も分かります。
だからこそ、チラシ等を撒く時点で、焦点を絞り、伝えていかなくてはいけないのかなと思うのです。
キーワードの文字が「英語教室」だと、中身をあまり見ずに英会話教室だと思って
来てしまったりするので。
毎回練りに練って作っている折込チラシ(しかも自腹)なので、
「きちんと、隅から隅まで読んで下さいよーーーーーー」と言いたい気持ちは山々ですが、
自分も、広告を隅々まで読んでいるタイプではないので、そこも妥協。
「英語で遊ぼう!親子で遊ぼう!」もかなり気に入っているフレーズだけれども、
「ことばと心はつながっています。自然から学び、ことばをつむぎ、心を育み、
真の国際人を育てましょう!」が
私の一番今伝えたいことなのかな・・・
折込チラシのタイトルでうまいこと伝えられるのは、どんな言葉なんでしょうね。
言葉にこだわっているラボのテューターをやっている以上、
この壁には、果敢に挑んで行こう~ と思っています。
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衝撃的なタイトルですみません。(新着一覧から飛んでいらした方はびっくり!?)
これは、詩人で小説家で写真家というナンシー・ウッドの著書を
金関寿夫(かなせき ひさお)さんが翻訳された本のタイトルです。
『今日は死ぬのにもってこいの日』(めるくまーる社)
実はこれはまだ読んでいませんが、すごく気になっている本です。
ずいぶん前に、古書店(と言うとカッコイイが、Bookoff)でふと手に入れた絵本は
アメリカ・インディアンの詩「おれは歌だ おれはここを歩く」というものでした。
福音館書店から出版されたもので、
アメリカ・インディアンの語り伝えた口承詩が収められている絵本です。
美しいリズムある訳詩は金関さんの訳でした。
さり気なく手に取り、心に沁みる短い言葉にじーんとしたので購入したものでした。
ここ数週間、とてつもなく忙しく、幼稚園の遠足(親と野外で遊ぶことが目的)があり、
とうとう昨日は(春レクに参加して実行委員に参加して・・・)帰宅したら激疲れで、
足がパンパンに腫れてしまって、倒れるように眠ってしまったのですが。
そんな忙しい中にも、不思議な出会いというものがあって、
「おれは歌だ おれはここを歩く」をうちの絵本棚から見つけた ある方が、
金関さんの作品が大好きとのことで、色々教えて下さいました。
「魔法のことばーエスキモーに伝わる詩」がとてもお勧めだとのこと。
他にも、センス・オブ・ワンダー(レイチェル・カーソン)の話や
シムズ タバックの絵本についてなど、楽しい話題盛りだくさんだったのですが、
やはり「魔法のことば」は一番気になり、さっそくネットで手配しました。
そんな中、今日ポストから取り出したことばの宇宙の付録、「絵本 子ども 未来」を
手に読んでいると、「魔法のことば」の文字。
編集に携わった松田素子さんのおはなしが載っていました。
“「知識のバトン」と「魂のバトン」その両方が必要だけれど、
知識のバトンを渡す現場は学校などたくさんの場がある気がします。
ならば私は、絵本を通して、できるだけ「魂のバトン」のようなものを
(子ども達に)渡していければと思ってきました。”
という松田さんの言葉。
古書店での本との出会い、とある友人の後押し、そして松田さんの想い
この3つが重なって
ようやく
今にして、
私のところへやって来ました。
どんなに忙しくても、どんなに時間がなくても、
私のところに寄ってくる何かがあるのは、とても不思議です。
ただ、ご縁があって「魂のバトン」は受け止めた・・というより、
2本の線がふと寄り添うように、引き寄せられました。
今、私が出会うべくして出会った絵本はこれだったのだなと痛感しています。
私が手を添えた「魂のバトン」は、少なくとも私のパーティのラボっ子には
しっかりと投げていきたいと思っています。
Tutorは「教える者ではない」とか「第二の母」とか様々な言い方で表現されますが、
魂を伝える仕事なんだなと思いました。
「ことばと心を育てます。」
言霊を思わせることばです。
魂を込めて、子ども達に何かを投げかける仕事。
だから大変でも辞められない素敵な仕事なんだな・・・
日記のタイトルに戻って。
今日は死ぬのにもってこいの日、そう言えるような生き方をしたいです。
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近隣3パーティ合同で開催することにした短期プログラム、全三回のうち第一回目が終了しました。
チラシの配布エリアをかぶっている3パーティなので、チラシも力を合わせて多くまきましたし、
3パーティ共に幼子を連れている年代なので、子供の不意の病や怪我に翻弄される心配もなく
安心して開催に踏み切ることができました。
今回の短期プログラムのテーマライブラリーは、「ぐるんぱのようちえん」です。
色々な物語を選び出し、その中から3人で話し合ってようやく決まったテーマです。
それが私のアンテナにひっかかったのか・・・背中を押されたのか・・・
先日から気にはなっていて、なかなか行けなかった「堀内誠一絵本原画展」に
土曜に行って来ることができました。これも何かのご縁でしょうか。
銀座の教文館の中の、子どもの本のみせ「ナルニア国」ナルニアホールで開催中の
堀内誠一フェアの様子はこちらです。↓
http://www.kyobunkwan.co.jp/
先日ネットショップで購入したばかりの、ぐるんぱのぬいぐるみも沢山並んでいました。
この原画展のお陰で、更に気持ちは盛り上がり、
ラボ短期プログラムのテーマという枠を超えて、今まで以上に「ぐるんぱ」を愛でました。
原画のパワーが私の背中をすごく押してくれた気がします。
単純で可愛らしいイラストの印象だったぐるんぱが、すごく繊細に描かれており、
落ち込んでいる様子、目を丸くする様子が、生き生きと描かれていたので、
とても気持ちが入りやすかったです。
残念ながら、16日の水曜までで終わってしまう原画展ですが、
多くの方が訪れたことでしょう。
子どもに買ってやったはずのぐるんぱキーホルダーを、ちゃっかり私のバックに下げていたところ、
幼稚園の先生と、ラボッ子に次々に発見され、嬉しかったです。
短期プログラムで今日ご一緒した参加者の方々にも、原画のパワーと
こんな些細な私の喜びが、少しでも伝わっていたら嬉しいです。
来週、そして一週空いて6月にまたぐるんぱを楽しみたいと思います。
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左のコンテンツに、はらぺこあおむしピクニックの様子をUPしました。
参加者の皆さん、写真の焼き増しは少しお待ち下さいね。
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