幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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地区合宿2015 終了しました♪ 08月20日 (木)
合宿担当だった昨年は、気を張っていたせいか全体を見回っていたせいか
意外にもプログラムの細部を思い出すのは一苦労ですが、
今年は、担当でない気安さからか、とてもじっくりと合宿を楽しみ、冷静な目で見ることができました。

今年も大学生年代の参加が多く、中高生もバランス良くいたお陰で、
グループは、全国規模のサマーキャンプのロッジよりもきれいな縦長異年齢で、
とてもよくまとまっており、地区ならではの交流と経験の場となっていたなと感じます。
他の活動グループを見に行かずに、自分のグループにずっと居て、一緒に活動を楽しんでいたので、
他はよく分かりませんが、息子や引率したラボっ子の感想を聞くと、
緊張から輪に入れない子や、交流が苦手なのか自ら壁の花になるようなタイプの子もなく、
全員が輪に入り、積極的に楽しんでいたようでした。
それは、きっと実行委員の高大生たちが、
今年の地区合宿のテーマライブラリーである「かにむかし」を聞き込み、叩き込み、
本気でお話を楽しんでいる姿を見せてくれたり、上手く巻き込んでくれたお陰もあるかと思います。

かにむかしは、猿蟹合戦という名で良く知られていますが、ラボでは「耳なし芳一」というライブラリーに入っているので、
低学年の子はまだこのライブラリーを持っていないという子もいるだろうと想定して、
実行委員達は丁寧なお話辿りの時間も用意していました。
視覚的な物があった方が分かりやすいということで、可愛いイラストなども用意して、
とても分かりやすく説明してくれました。

もちろんその一方で、低学年の子たちも、意外にライブラリーを持っているのか、
聞いて来ている子も多く、積極的に発言してくれるので、お話の理解が深まっていきました。

私のいたグループでは、親蟹が柿の木を登れないのは
「蟹は木登りが苦手だったんじゃない?」という素直な発見をしてくれた低学年の子、
「普段は登れるかもしれないけど、お腹にいっぱい蟹の子どもがいたから(身重の体だから)登れなかったんじゃない?」
なんて言う子がいて、テューター一同感心。
そういう発想が出て来るのは感性の素晴らしさだけでなく、自分が蟹になって動いてみたからこその発見だろうと思います。

うちのラボっ子のいたグループでは、
「ぱんぱん栗は猿に恨みがあったのか?」という問いかけに対して、
「それはあるに決まっている。なかったら仇討ちには参加しないはず。」と言い、
どんな恨みなの?と聞かれると、
「弟(隣になっていた栗)が猿に食われたんじゃない?」とのこと。
思わず私もなるほど、と思ってしまいました。
「かにむかし、ならぬ、栗むかし」と言いながら盛り上がったというので、
その言葉遊びのセンスにも感心してしまいます。

「かにむかし」という昔話がもつ骨太の力を感じる1泊2日となりましたが、
決してお話の持つ力ばかりでなく、実行委員が練りに練ってくれたプログラムの流れも良かったからだろうと思います。

ここに写真を載せられないのが残念な位の、素晴らしい「かにむかしMAP」が出来上がり
各グループ、特色のあるものばかりでした。
イメージを共有したり、キャラクターでレースをしたりしているうちに、どんどんお話に深みと幅が出て、
テーマ活動がぐっと良くなって行くのが見えました。

小学生だった子が大学生になって、素晴らしいファシリテーターをしている姿や
お話から逸れて2~3人でつるんでふざけて怒られていた子が今では他の幼い子達を巻き込んで
リーダーシップを発揮している姿に、毎年感動と、子ども自身の頑張りと、ラボ活動に対する自信を感じます。

また、今年も卒業していく大学生達に、「最高の後ろ姿を見せてね!」と言わなくても、
しっかりかっこいい姿、本気の姿を見せてくれて、「ありがとう」しかありません。

「手をかけて、目をかけて、長い時間見守って育てて、ようやく一人前に近くなったなぁと思ったら
もう卒業なのよね。
苦労の方が長くて、輝く時間はあっという間。」と笑うベテランテューターの言葉にも
気長な深い深い愛情を感じました。
今いるプレイルームの子が合宿に参加できるようになるまでにはあと5年。
そして大学生になるにはあと16~7年かぁ・・・
私も気長に、愛情豊かに頑張ります。
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