幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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冬の地区発表会2015 12月20日 ()
今年最後の発表会が無事に終了しました。

例年通りのペースで取り組み始めたラボ・ライブラリーのお話。
今年はグリム童話から
A Tale of Six Talented Men きてれつ六勇士 という楽しいお話です。
戦争中に、なんでもかんでも約束する王様。
4年間もその約束を信じて(?)戦い続けたのに、びた餞3枚のみで解散だと放り出された兵隊。
吠え面かかせてやるからな!とぷりぷり怒りながら、森へ向かいます。

次々に飛び抜けた力を持つ仲間に出会っていく
とっても楽しい魅力的なお話ですが、
まぁその言葉(英語も日本語も、ナレーションも台詞も)の早いこと早いこと!

初めて地区発表に出る子が4名で、
「だるまちゃんとかみなりちゃん」を7月に発表し、
そこから、いきなりのきてれつで大丈夫?とテューターは少々不安がありました。

そんな中、古株で信頼関係もできている面々が
受験、部活…と抜けていき、
本番には出られないかもしれないという兄弟も。
抜ける事も考えて、初めての子達のためにも
ダブルキャストで準備しておこう…
なんてテューターは考えていても、
実際には、まず子どもたち自身の気持ちがあります。
その役をやりたいかどうか、です。
やりたい役だからライブラリーもいっぱい聞いてくるわけなので、
やってみたいと思ってもらえるように支えるしかありません。

気持ちの面以外に、人数的にも無理でした。
11名のうち、当日出れるのが10名。
そのうち6勇士全員集まった場面では、残り4名。
王様と姫とコック長がいる場面では、誰が王様の家来やるの?という具合です。
まぁ通常ラボでは、3人程いれば役を演じ分けて、一人が何役もやったりする訳ですが、
それをやれるはずの高学年が抜けてるのだから、どうしようもない。
果たして初参加の子がどこまでできるのか?
どこまで背中を押していいのか?

これは当日インフルエンザで欠席する子が一人でも出たら終わりだなと。

しかし、そんな前代未聞のピンチな状態でこそ、発揮されるのが
子ども達の底力!

みんなで動くうちに、他の役の台詞も覚えるのは当たり前。(ラボあるある)
姫をやりたい!と強く希望していたはずなのに、
「兵隊やってみようかな…」と代役をかって出てくれたり、
良くライブラリーを聞き込んでいるだけあって、
今日は力持ちがいないよと言えば、他の子が台詞を英日でちゃんと言いながらやれたり、
年長さんと小1の面々もとても頑張ってくれて、
Oh! Fantastic!とか、Extraordimary!などと
兵隊の台詞を思わず素で言ってしまう私なのでした。

途中で体調を崩して、パーティで一緒に動く事ができなかった子も2名いて
そこにも念のためと代役を立てて、
「ひょっとしたら本番も出られないかも…」と腹をくくっていましたが、
蓋を開ければ、2人共ちゃんと復帰して、大きな声で台詞を言い、
何よりその役になりきっているのですから、嬉しいこと限りなしでした。

忙しい中、絶対に休まずに参加してくれる高学年たちには、
それだけでもいつも感心しているのですが、
最初から甘い顔をする訳にもいかず、厳しい事も言いました。
しかし、逃げ出さず、投げ出さず、
別日にうちに来て練習させて下さいという子もいたり、最後の最後まで頑張ってくれました。
もちろん、時間さえあれば、もっとできる子達です。
「あと2回、ラボやりたかった。そしたらきっと完璧にできる。」と
自分で言うくらい…いろんな事が自分が一番わかっているのです。

私としては、台詞が完璧に入ってから、ナレーションが完璧に入ってから、
ことばにピンと来る事が増えて来たり、
ことばが自分のものになり、やっと役になりきる事ができると思っています。
ですから!台詞が入ってない状態で、さぐりさぐり白目を剥いて思い出しながら、
なんとか言えた~ という発表よりは、
お話をちゃんと流して、語って、なりきって、丸ごと楽しむ方を取りたかったので、
今回は、テューターになって初めて
「日本語だけでもいいから、しっかり自分のものにして来なさい!」と言いました。
私にとっては、日本語だけでもいいと言うのは、
かなり勇気のいる一言でした。

なぜなら、大きな子たちにとって、英語も日本語も関係なく
同じ音として耳に入ってるはずだから!
長くラボをやってきて、苦労なく英日で言えて来れた子達だからこそ、
言いたくなかった一言でした。
でも、彼らの普段の頑張りを知ってるからこそ、
この子達だからこそ、言ってあげようという気持ちにもなりました。

結果的に、心配していたナレーション部分で止まる事はなく、
お話が流れて、日本語だけでも気持ちよく語れたようで、ほっとしました。

ラボあるある、なのかもしれませんが、
日本語だけで良いと言われても、今度はなかなか英語の部分を抜けない。笑
変な間が空いて(頭の中でモニャモニャと英語が流れて)それから日本語を言うわけです。
だから、不思議と英日の間とぴったりに音楽が終わったりして、本当に不思議。
そこまでできてるなら、モニャモニャの英語も言えばいいのに!とこちらは思うわけですが、
やはりそこはお年頃。
完璧なCD通りの英語を言いたいわけですよね。
んも~複雑!

最初に決めた役からずいぶん変更したり、当日になって気づいた事もあったりして
表現が変わったりと、毎度の事ながら、
ラボって面白い。

大先輩のテューターに、そんな状況を話したら、
「あの年代できてれつをやってるのを見たのは初めて」と言われ、驚きました。
また
「イキイキした様子を崩さないまま、英日で完璧に言えてたら逆に気持ち悪い。
テューターが何か仕込んだかな?と疑ってしまう。」と言われて、
なんだかホッとしました。

終わってから、
「扁平足って何?」「カッポレって何?」と話しあっている子どもたちを見て、
ようやく今、疑問が出てきたのか?と(遅いなぁ)思いましたが、
実はずっと疑問に思っていたみたいです。
だとするなら、その疑問をどこで言っていいかタイミングがなかったということ!
こうなると私のテューターとしての問題です。
私がそれを聞き出してあげられなかったんだなぁと反省しました。
もっともっとたくさんの疑問、不思議があるはず。
それを楽しむのがラボ!

いつもの同じペースでやったつもりでしたが、
このお話には、あともう1ヶ月くらい必要だったなと思いました。
もし子どもたちがやりたいと言えば、また少しやってもいいかな~と思っています。
年明けの反応が楽しみです。

発表会自体は実行委員のメンバーも大変でした、よね。
それぞれの発表パーティの中学生~大学生が実行委員として、一度集まりましたが、
たった一回しかない実行委員会で全てを決めて、シュミレーションまでやり遂げるのは
無理という話。
細々テューターの皆さんのサポートを受けつつ、ぶっつけ本番状態でも、全力で頑張るラボっ子の姿に
今更ながら「こうやって発表会が成り立っているんだな・・・」と感心したりもしました。

私自身も実行委員テューターとしてバタバタ走り回っていましたが、
プレイルームやキディの皆さんもめげずに探してくださり、
笑顔で参加してくれて本当に良かったです。
当日はゆっくりお話できなかったので、23日のクリスマス交流会で!
ゆっくり振り返りたいと思います。

実行委員の皆さん、ご一緒した発表パーティの皆さん、保護者の皆さん、
ラボっ子のみんな、本当にお疲れ様でした??

冬の地区発表会2015
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