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合宿担当だった昨年は、気を張っていたせいか全体を見回っていたせいか
意外にもプログラムの細部を思い出すのは一苦労ですが、
今年は、担当でない気安さからか、とてもじっくりと合宿を楽しみ、冷静な目で見ることができました。
今年も大学生年代の参加が多く、中高生もバランス良くいたお陰で、
グループは、全国規模のサマーキャンプのロッジよりもきれいな縦長異年齢で、
とてもよくまとまっており、地区ならではの交流と経験の場となっていたなと感じます。
他の活動グループを見に行かずに、自分のグループにずっと居て、一緒に活動を楽しんでいたので、
他はよく分かりませんが、息子や引率したラボっ子の感想を聞くと、
緊張から輪に入れない子や、交流が苦手なのか自ら壁の花になるようなタイプの子もなく、
全員が輪に入り、積極的に楽しんでいたようでした。
それは、きっと実行委員の高大生たちが、
今年の地区合宿のテーマライブラリーである「かにむかし」を聞き込み、叩き込み、
本気でお話を楽しんでいる姿を見せてくれたり、上手く巻き込んでくれたお陰もあるかと思います。
かにむかしは、猿蟹合戦という名で良く知られていますが、ラボでは「耳なし芳一」というライブラリーに入っているので、
低学年の子はまだこのライブラリーを持っていないという子もいるだろうと想定して、
実行委員達は丁寧なお話辿りの時間も用意していました。
視覚的な物があった方が分かりやすいということで、可愛いイラストなども用意して、
とても分かりやすく説明してくれました。
もちろんその一方で、低学年の子たちも、意外にライブラリーを持っているのか、
聞いて来ている子も多く、積極的に発言してくれるので、お話の理解が深まっていきました。
私のいたグループでは、親蟹が柿の木を登れないのは
「蟹は木登りが苦手だったんじゃない?」という素直な発見をしてくれた低学年の子、
「普段は登れるかもしれないけど、お腹にいっぱい蟹の子どもがいたから(身重の体だから)登れなかったんじゃない?」
なんて言う子がいて、テューター一同感心。
そういう発想が出て来るのは感性の素晴らしさだけでなく、自分が蟹になって動いてみたからこその発見だろうと思います。
うちのラボっ子のいたグループでは、
「ぱんぱん栗は猿に恨みがあったのか?」という問いかけに対して、
「それはあるに決まっている。なかったら仇討ちには参加しないはず。」と言い、
どんな恨みなの?と聞かれると、
「弟(隣になっていた栗)が猿に食われたんじゃない?」とのこと。
思わず私もなるほど、と思ってしまいました。
「かにむかし、ならぬ、栗むかし」と言いながら盛り上がったというので、
その言葉遊びのセンスにも感心してしまいます。
「かにむかし」という昔話がもつ骨太の力を感じる1泊2日となりましたが、
決してお話の持つ力ばかりでなく、実行委員が練りに練ってくれたプログラムの流れも良かったからだろうと思います。
ここに写真を載せられないのが残念な位の、素晴らしい「かにむかしMAP」が出来上がり
各グループ、特色のあるものばかりでした。
イメージを共有したり、キャラクターでレースをしたりしているうちに、どんどんお話に深みと幅が出て、
テーマ活動がぐっと良くなって行くのが見えました。
小学生だった子が大学生になって、素晴らしいファシリテーターをしている姿や
お話から逸れて2~3人でつるんでふざけて怒られていた子が今では他の幼い子達を巻き込んで
リーダーシップを発揮している姿に、毎年感動と、子ども自身の頑張りと、ラボ活動に対する自信を感じます。
また、今年も卒業していく大学生達に、「最高の後ろ姿を見せてね!」と言わなくても、
しっかりかっこいい姿、本気の姿を見せてくれて、「ありがとう」しかありません。
「手をかけて、目をかけて、長い時間見守って育てて、ようやく一人前に近くなったなぁと思ったら
もう卒業なのよね。
苦労の方が長くて、輝く時間はあっという間。」と笑うベテランテューターの言葉にも
気長な深い深い愛情を感じました。
今いるプレイルームの子が合宿に参加できるようになるまでにはあと5年。
そして大学生になるにはあと16~7年かぁ・・・
私も気長に、愛情豊かに頑張ります。
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①7月29日 ②8月1日の二日間のスクールです。
1日目は、英語だけでなく、スペイン語、フランス語、中国語、韓国語の歌でも遊びます。
テーマ物語は「西遊記」。孫悟空ってどんな猿?参加者全員で劇にします。
2日目はArt Day 普段楽しんでいる物語や、好きな絵本に因んだ工作をしたり、大きな紙に思いきり描いたりする1日です。
普通に描くも良し、手足に色を塗っても良し、折り紙で作ったものを貼っても良し、
とにかくいつもはできないダイナミックなことや、新しい方法で、自分らしく表現しよう!
*①②は会場が異なります。先着10名。申し込みされた方に会場等の詳細をお伝えします。
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マイパーティは今年該当者がいませんが、
近隣のMパーティのラボっ子2名が国際交流へ旅立つので、
ぜひ激励発表をさせて欲しいということで、ご一緒に参加させてもらいました。
つい先日の横浜みなみ地区壮行会で「決意表明」をしたMパーティの2名は、
ホームグラウンドである自分たちのパーティの仲間の前で、
堂々と、そして笑顔さえも見せて、英語と日本語で決意を表明してくれました。
マイパーティでは、5月から取り組み始めた「だるまちゃんとかみなりちゃん」に
応援の気持ちを込めて、発表しました。
たった1日の出来事。
It's a funny funny day! 本当に楽しくて変な一日だったけれども、
だるまちゃんにとっては忘れられない思い出になったはず。
ひとりぼっちで、大事なものをなくして泣いてるかみなりちゃんにとっても、
だるまちゃんは通りすがりの親切な人、というだけではないはず。
Are you all right, boy? Did you get hurt?
と聞いて、相手が何も答えなかったら、そのまま行ってしまうかも。。。
でも、だるまちゃんは、何度も話しかけ、気持ちに寄り添って、そして何度も助けようとする。
だるまちゃんは、悲しみを共有して、一緒に泣きそうになる。
そんな気持ちのやりとりが二人を結びつけたんだろうな~と私は思います。
息子を助けてもらったかみなりちゃんのお父さんは、だるまちゃんに感謝してたのでしょうね。
プールや公園など、とにかく子どもの好きなところへたくさん連れていってくれて
おうちではごちそうでおもてなし。
心のこもったお土産まで渡して帰しました。
マイパーティでは、お土産もらって「あ~楽しかった」では終わらないはず。
国際交流も、きっとそう。
良くしてもらって、お世話になって、「あ~楽しかった」では終わらない。
絶対に、また会いたいなと思い出すはずだとみんなが言うのです。
ラストのCDの音楽もちょうど淋しげな音に変わります。
マイパーティのラボっ子たちは、この音楽は絶対にかみなりちゃんを想ってる音だと言い、
お手紙を書いていました。
しかし、色々話し合った結果、手紙ではなく、
また雨の日に、思い出の初めて会った場所に行って、
「あ~そういえばかみなりちゃんはどうしてるかなぁ・・・」と想っていると
そこへかみなりちゃんが「バァ!」と現れる、という表現に決まりました。
なぜなら、かみなりちゃんの方もだるまちゃんを想っていたから。
そんな二人の気持ちのような、ステイになるように・・・と願いを込めて。
Mパーティの二人、気をつけて目一杯自分らしく楽しんで来て下さい!
マイパーティの子たちには、
Good-bye,Daruma-cyan. Good-bye,Kaminari-cyan.
と手を振る時に、自然と淋しい気持ちを感じられる発表にしよう!
(そのためには、本気で助けてあげて、おもいっきり遊んで、
美味しいご飯をいっぱい食べなくちゃね)と伝えてありましたが、
さて、感じられたかな・・・???
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13日~14日の一泊で、パーティ合宿(お泊まり準備会)に行って参りました。
例年は、比較的近いのでテューター宅に一泊して、ラボの全国キャンプはどんなことをするのか?
野外活動はどんなものがあるのか?自分はそれに参加できるのか?などなど・・・
生活面では、女の子は自分で髪の毛とかできるかな?お風呂のルールは守れるかな?なども
密かにチェックしながら、できない子は自分でできるように声がけしています。
しかし、アレルギーでうちには泊まれない子がとても残念がっていたので、
今年は数ヶ月前から各所、泊まれそうな場所を調べていました。
以前、いちご狩り交流会の際にお世話になっていた栃木は遠いので、最初は候補にしていませんでしたが、
パーティ合宿ということで、親御さんも参加し、寝る部屋だけ別にする形ではどうだろうか?と思い、
再び、元テューターのT様にお世話になり、栃木のご自宅へ泊めていただくことになりました。
もう・・・有り難い限りです。
これまではうちを入れて3家族程度でお邪魔していたのですが、今回は総勢16名。
普通の家なら泊まれませんし、泊めてくれません。
大所帯を取り仕切っていらしたベテランテューターのTさん、
そしてそれを30年以上も支えて来られたご主人様の懐の深さに
ラボっ子共々甘えさせていただいて、(自分の図々しさには目を背け)押し掛けることにしました。
こういう行事は、当然ながら、暇だから来るというわけではありません。
一人一人の事情を言い出したらキリがない位、みな忙しい中調整してくれています。
朝一人をテューターの元まで連れて来て(T引率組)、
その後もう一人のお子さんの習い事へ向かい、それを終えてから自分も参加という方が2組。
お母さんの身体を気遣うなら、「もう無理して来なくていいですよ~」と言いたいくらい。
でも、私もお母様方の気持ちは一つ。子ども達のため。
ちょっとの参加でもいいから、参加することで何かを感じて、学んでくるとわかっているし、
面倒だからいいやと途中で投げ出さないで、できる事をできる限りやろうよ!と思っていらっしゃるからだと思います。
(それにしても頭が下がります・・・)
お二方のお陰で、学校や習い事に行ってからパーティ合宿に参加する子も無事に合流できました。
本当にありがとうございました。
また、キディとプレイルームの幼いお子さんをお持ちのご両親もご家族で参加して下さって、
本当に嬉しかったです。
来てくれるというだけでも、その気持ちが嬉しいのですが、ご両親共に「ご自身も楽しむ」という気持ちを持って
参加して下さっているのが、嬉しい!!!
まさにラボで教えたいことの一つです。
今回、ラボパパの参加は1名だけでしたが、パーティ合宿中も絶妙に子ども達の心をつかみ、
体を張って遊んで下さり、子ども達はお母さん(母性)だけでは味わえないお父さんとの関わりを全身で楽しんでいました。
また交流会では、BBQコーナーのお手伝いもして下さり、「鬼のパンツ」発表も出て下さったので、
ラボっ子達は、自分の親でなくても、自分のパーティのお父さんが出ているのを見て、
ものすご~く嬉しそうでしたね☆ 完全にヒーロー状態。みんな笑顔で応援していました。
こうして、少しずつでもラボの教育意義に理解が深まり、仲間の輪が広がり、
マイパーティのお父さんたちも遠慮なく参加してもらえたらなぁと思っています。
パーティの皆さんがたくさん、たくさん、お手伝いして下さったお陰で、
スムースに怪我もなく合宿が終了しました。本当にありがとうございました。
そして何よりも、懐深く、「テューターのやりいいように支えますよ」と全ての準備をして下さったT様ご夫婦に、この場を借りて御礼申し上げます。
内容については、会員用ページに写真つきで入れていますので、パーティの皆さんはそちらをご覧下さいね。
小学生だから、とか男の子だからとか、自分勝手な尺度で比べるのではなく、
子どもの心に寄り添いながら、その子のタイミングで「えいっ!」とエッジを超える瞬間を
心から、必死で、応援してあげたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
翌日の交流会については、書くと長くなるので・・・感謝のことばだけ。
交流して下さったパーティのテューターの皆様、
お子さんを連れて参加し、100名分ものバーベキューの準備をして下さった保護者の皆様
小中学生の実行委員のみんな、
そしてそれを支えてくれたシニアメイトの高校生3名、
「ふたりはともだち」というお話にちなんだゲームを考えて、準備してくれたみんな、
楽しむ気持ちを持って参加してくれたみ~んな!!!
この全員の力が結集して、初めて実現した交流会だったと思います。
本当に本当にありがとうございました。
Thank you, thank you,
for the wonderful visit,
for the delicious dinner,
for the nice present,
Thank you, thank you,
I had a wonderful time!
(3days later.The snail got the Tutor's house.)
Oh! Look! I've got a letter from my Labo kid!
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他のパーティも、体験の方も参加して下さったことで、
パーティ内ピクニックではなく、立派な交流会になりました。
子どもは15名。保護者を入れると31名。少な過ぎず多過ぎず、で良い人数。
お天気も寒からず暑からずで、運良く広い公園内で日陰もキープできたので、
とても心地よい空間でした。
先に到着して元気に遊んでいたお子さんが始まってすぐに体調を崩し、
お母様はもちろん、所属パーティのテューターも非常に大変だったと思います。
こういうラボの会は、交流を通した子どもの成長や笑顔を願って開催しているので、
親御さんももちろん、子どもの為と思って、遠方からでもわざわざお連れ下さっています。
お子さん自身も楽しみに参加しているので本当に可哀想ですし、
お母様の心労を思うと言葉もありません。
今回の場合は、保護者も子どもと同数いて、同じ経験を持つ親も多く、
皆、冷静に対応して下さったので本当に有り難かったです。
しかしテューターとしては、子どもたちだけをお預かりして活動する事も多いので、
今後も慎重に安全管理に目を向けて行こうと思い、テューター間でも確認しあいました。
また、突然の体調不良は別として、
この様な野外での活動の場合、ある程度の小さな怪我は付き物とも言えます。
というより、プレイパークの精神ではないですが、小さな怪我をたくさんして
大きな怪我を防げる力(知恵)を本人が身につけておかないといけません。
転んで変な風に手をついて折ってしまった…なんて事のないように、
普段からたくさん外で遊んで、受け身の様な反射的な動きを身につけておかないと、
子どもの活動を狭めることになります。
昔の子はさほど心配のなかった事でも、今は食生活の変化やベビーカーや車などの利用からの体力低下が深刻で、
怪我が大怪我になってしまうことがあるそうです。
ラボっ子も決して例外ではないので、本当に普段からテレビやゲームばかりにならないようにと願っています。
ラボのプログラムの中には、危険な動きはなく、比較的穏やかな活動ですが、
子どもたちは突飛な行動で、親の想定外の行動で驚かせたりハラハラさせたりする事もしはしばです。
木があれば登って落ちることもある、池があれば落ちて濡れることもある、
子ども同士が走ってぶつかり、膝が当たったことも、
毒虫にさされることも、急にこれまではなかった植物アレルギーを起こす子もいたり…
しかし、それにへこたれて、室内に縛り付けていたのでは、子どもたちも可哀想。
より強くより活動範囲を広げて行けるよう、今後もがんばります。
さて、そんなテューターの願いを知ってか知らずか?
子どもたちは、野外での活動らしくのびのびと笑顔で楽しんでくれました。
でも、それが一番嬉しいです。
今回はタイトル通り、はらぺこあおむしがテーマでしたが、
広い公園で、自分がちっぽけな青虫になったような気持ちになれるよう、こちらも工夫はしました。
しかし結局のところは子ども自身の想像力に寄るところが大きいです。
図鑑のような絵本で好きなたまごを選び、素敵なちょうになる神秘をみた後に、
「怖いな」とつぶやく子がいて
どうして?と聞くと、
「だって、私、キレイなちょうになれるかな…。」と言うのです。
もう、青虫の気持ちになってるんだと感動さえします。
みんな何色のちょうになりたい?と問うと、
園児さんも皆、しっかり色を答えてくれて、何食べたらなれるかな?なんて話し合ってるんです。
素敵ですよね。
お母さんたちがちょうになって、たまごを産んでくれて、
そこからラボのテーマ活動がスタート。
もう生まれようかな?とワクワク顔を上げながら、たまごになってる子達は青虫そのものでした。
感動したのは、アイスを食べながら、冷たい!と言ったりするところ。
五感で感じるのとはちがい、想像して冷たいと言える事が、人との会話に必要な想像力に繋がるのですから!
キレイなちょうになって出てくる時の嬉しそうな表情に、私も嬉しくなりました。
ラボっ子が社会へ羽ばたく修了式にも、こんな風に見えない羽を美しく広げて
一人一人違う色や柄を誇らしく思いながら、胸を張って飛び立ってほしいなと思います。
持ち寄り一品も、子供を想う母の愛情と知恵と工夫で、食べやすくて、可愛くて
美味しいメニューが並びました。
りんご、プラム代わりのもも、苺、オレンジ、夏みかん、
土曜日のメニューはペロペロキャンディーに見立てたサンドウィッチ、青虫のシール付きのパン、
サラミ、ソーセージ、カップケーキ、チョコレートケーキ、パイの実、チーズなどなど。
この場をお借りして、本当にご馳走様でした!
青虫たちもお腹いっぱいになったと思います。
目的の一つでもある交流という意味では、はらぺこあおむしメニューをつまみながら
国際交流や事前活動について話を伺ったり、レシピをきいたりしていました。
少しずつでも距離が縮んでいけば、嬉しく思います。
次回はお泊まり準備会を兼ねたパーティ合宿。
引率もあり、通常からは比にならない位遠いので、更に安全について考えなくてはと思います。
楽しく、且、充実した合宿になるよう、皆んなも日頃からのパーティ活動、
そしてお家でのライブラリーの聞き込みの質を高めていって欲しいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします!
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<テューターになろうとしていた時>
元ラボっ子ではないので、30歳を過ぎてからライブラリーに出会った。
基本中の基本とも言える、ソングバードμの歌やそれに伴う所作を覚えるだけで必死。
物語CDともなると、テュータースクールの課題になっているものを、宿題のような感覚で
「頑張って」無理して聞く。
決して楽しいとか、このお話が好きだなぁとか言う気持ちはわいて来ず、とにかく内容を頭に叩き込む感じで聞いていた。
(※文字を見ない方が良いというアドバイスがあったので、とりあえず文字は見ないで聞いていた。)
<テューターになってから>
プレイルーム1クラスしかなかったので、今思えば随分暇なはずだが、
24時間ラボに関する事が頭から離れず、公私混同しているせいか、
ライブラリーを聞くこと自体も義務感が強く、とにかく繰り返し聞かなくてはと思って苦しかった。
しかし、プレイルームさんたちから学ぶ事は多く、一緒にテーマ活動で動くことで、
そのお話の間や挿入歌にも気持ちが入ってくるという感覚を経験。
現実と疑似の世界の差があまりない3歳未満の子は、物語の世界にそのまま生き、
テーマ活動中、こわくて本当に泣いたり、別れたくなくて本当に泣いたり、感情が大忙し。
キディクラスができてからは、物語の登場人物にお手紙を書いてくる子や、
来るときから挿入歌を歌いながら来る子がいて、
それが素敵な思い出やきっかけとなり、好きな物語ライブラリーが徐々に増えてくる。
それに伴って、ライブラリーを聞くこともさほど苦ではなくなってくる。
辞書をひいたり、調べたりすることも、
義務からではなく、興味から突き上げられるようにやっているので、楽しくて仕方なくなってくる。
<現在>
プレイルーム、キディ、小中学生の各クラスで取り上げているものや今後取り上げようと思っているものを聞くので、常に3つは聞く。
今年は、地区の中学生活動の担当Tをしていることもあって、
オデュッセウス、ノアの方舟、十五少年漂流記、ドリトル先生、ギルガメッシュ王物語、
ライオンと魔女とおおきなたんす(ナルニア国物語)、などなど・・・・
上げたらキリがない位、たくさんの物語CDを聞く。
聞き方もただ、垂れ流しのようにBGMとしてかけるのではなく、イメージしながらじっくり聞いている。
話し相手ができるようになった息子と意見交換も楽しむ。
なんの参考にもならないかもしれませんが、
上記のように、大人からスタートすると・・・
いや、私だけかもしれませんが、
なかなか子供たちのように耳からす~っと物語の世界に入って行くのは難しかったけれど、
5年程経った頃、急にライブラリーのことばが口をついて、ふと飛び出すようになり、
ライブラリージョークのようなものも飛び出し、(苦笑)
英語力、特に聞き取る力がUPしている事を実感し、
物語をイメージしながら聞くことができるようになった気がします。
本当に、なんの参考にもなりませんが、一つの事例として、
「30歳から始めても、5年聞き続ければ、何かがつかめるぞ!」と言いたいです。
そして、子どもの方が断然耳が良い。
というか、耳から理解することや「英語かぁ・・・」という妙な偏見や壁がなく、抵抗が少ない、と思います。
幼児教育については色々な意見があるけれど、ライブラリーを聞きとる力に関して言えば
早ければ早いほど良いと思います。
お腹の中で聞いていたと思われる弟妹さんは、色んな意味で、楽だなぁと言う実感があります。
ただし!例外が・・・
お母さんが、ああしなさい、こうしなさい、とトップダウンで決めつけてしまう場合や
お姉ちゃんやお兄ちゃんをラボに関することで怒ってばかりいる場合は、別です。
下の子は、全部見ていますから、自分はそうなりたくないと思っちゃいますよね。悲しいけれど。
そんな訳で、飽きっぽい性格だとか、野球がとてつもなく好きとか、別の理由で、
ラボに興味を持つきっかけがないままという弟妹さんもいるのかもしれませんが、
今回は、あくまでも「ライブラリーを聞き取る力」に関して言えばという話です。
プレイルームから始める方が親も結果的に楽みたいです。
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マイパーティは例年冬の発表会にエントリーしています。
という訳で、マイパーティにとって春の発表会は
ピクニック感覚で楽しみに見に行くイベントでもあります。
発表を見る事は、ラボのテーマ活動に限らず、バレエやピアノもそうだと思いますが、
多くの刺激と学びが得られます。
スポーツの試合などもそうかもしれません。
テーマ活動の場合は、まずお話を知った上で見る事を勧めていますが、
万が一知らなかったとしても、発表を見る事で、そんなお話があるのか!と知る事ができるし、
マイパーティのラボっ子などは、すぐに
「あのお話面白かった、うちでもやりたい!」と刺激を持ち帰って来ます。
クラスで取り組んだことのあるお話を見た場合は尚更ですが、
理解が深いので、表現の差や動きの差にもすぐに気づき、
どうしてそんな表現にしたのか?という背景まで想像がつくのです。
目が肥えてくるという言い方が正しいか分かりませんが、
最初は「声が大きくてすごかった」など、表面的な誰でも分かることにしか気付けなかった子たちが、
「今、隙間風が吹いたよね。そのくらい貧乏だってことだね。」などと言うようになって来ます。
同じパーティでも、その時のメンバーの年齢や理解の深さや顔ぶれによって、同じお話も全く違ったものになるのが面白いテーマ活動。
だから、発表は何十年見続けても飽きる事がないのでしょうね。
今日も、素晴らしく、個性的な発表を9パーティ分も観れたので、なんだか得した気分。
一緒に行ったラボっ子達も、それぞれ、
「あの発表が良かった」「あの表現が良かった」「あのお話やりたい」などと言いながら
帰宅しました。
パーティで楽しく動くテーマ活動も、もちろん良いですが、
人によっては多少苦しみながらもセリフやナレーションを英語と日本語で言えるように覚え、
発表して人に見てもらうことで、更に深い理解と学び合いがうまれます。
冬の発表の前に、7月の発表に向けて、マイパーティもがんばっていきましょう!
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いよいよ4月になりました。早いクラスは、春休み中ですがもうスタート致しました。
<通常クラスの見学・体験について>
☆水曜未就園児親子クラスでは、新しく4月入会のメンバーも増え、4組でスタートしています。
☆小中学生クラスは新メンバーを加え10名で活動中です。
4/1「リーダー制について」話し合い、「不思議の国のアリス」に取り組み始めました。
☆火曜幼児さんクラスは4/7からのスタートですので、見学希望の方は初日からの体験をお勧めします。
こちらの幼児クラスも「不思議の国のアリス」に取り組みます。
ぜひ市販のアリスで良いので、図書館などで借りて読み聞かせされてから参加してみて下さい。
<体験教室のお知らせ> *ラボ・パーティ説明会(15分程度)の後、体験会です。
4月21日 10時~11時 対象:未就園児と保護者の方
4月22日 15時~16時半 対象:幼児~小学校低学年(保護者の方もご見学下さい)
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*通常クラスの見学も体験教室も、会場が異なりますので、申し込みの際にご確認下さい。
<お問い合わせ・お申し込み>
ラボ・テューター 石橋幸子:045-623-1623
左コンテンツの「メッセージを送る」より
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今年も姉妹Pの三島Pとの交流Easter Partyを開催することができました。
三島Pの皆さん、今年もどうぞよろしくお願いしますね!
事前にお知らせしてありましたが、実家へ帰る方も多く、忙しい小中学生は参加が厳しく
まさかのキディさんも幼稚園のお泊まり会と重なってしまったりして、
これまでの中で一番参加率の悪いEasterとなりましたが、
初参加の方々はわざわざ時間をとってくれたようですし、
毎年必ず参加してくれるご家族もとても得るものが多かったとのことで、苦労が報われました。笑
「朝はぐずっていて連れて来るのが大変だったが、連れて行って良かった。」
「やはり縦長の交流会は刺激が多く、楽しく参加できた。」
「交流会ではいつも恥ずかしいのか輪に入らないが、今回はテーマ活動に参加していて感動。成長を感じることができた。」などなど。
交流会を通して、親も成長を知る事ができますね。嬉しいメールをありがとうございました。
交流は、ラボの三本柱の一つ。
コミュニケーション能力を始め、将来、世界中の人々と関わる際に必要な力は、
一瞬で身に付くものではないので、まずは泣いても、壁の花でもいいので、参加し続ける事が大切です。
他者と協力すること、相手の気持ちや自分とは異なる意見を相互に理解すること、
それらの多様性を受け止める寛容性、包容力などが、本当に少しずつ少しずつ身に付いていきます。
今回参加したプレイルームさんは、ラボで育った中高生を見る機会が無かったですが、
彼らも最初の頃はみな赤ちゃんでしたから、
入り口で泣く子、長テーブルの下で寝てしまう子、カーテンで遊んで怒られる子、
発表中に舞台の方へ出てしまう子など、色んな子がいました。
しかし、今では、部活や受験勉強と両立しながら、ラボのシニアメイトにトライしたり、
自分より小さい子達との関わりを嫌がらず、むしろ楽しみながら、自分の糧としています。
続けた子にしか得られない喜びと力だと思います。
さて、話を戻して、今回のテーマ物語は、ウサギの出て来るお話に絞らずに
テューター間で色々話し合って「まよなかのだいどころ」に決定しました☆
参加年代がプレイルームとキディが中心のようだったので、
いつもよりもイメージの助けとなる小道具を用意して、我々テューターが少し多めに誘導しました。
人数は少ないながらも参加してくれた三島Pの小学生、新中学生が大活躍してくれて、
幼い子たちばかりとは思えないほど、全員がちゃんと役になりきってテーマ活動ができ、
私にとっても満足度の高い、印象に残るものとなりました。
部活の遠征で遠くまで行っていた息子が、夜遅く帰ってきて、開口一番
「Easterどうだった?楽しかった? あ~行きたかったなぁ~。」とのこと。
お土産として多めに用意したHot cross bunsの余りをあげると、嬉しそうに食べていました。
今では宗教的な意味も理解しているけれど、やはり春を実感できる楽しみな交流会なのだそうです。
今年は室内でのEaster交流会でしたが、私にとっては、
山頂公園に咲き乱れるヨコハマヒザクラの・・・はっきりしたピンク色と共に
エッグハンティングで大喜びするラボっ子たちの図が頭に焼き付いています。
生卵を100個位使って、AmericanなEasterをやったこともありましたねぇ。笑
こんな風に豊かなイメージと豊かな経験を重ねて、
思い出と共にことばを身につけていく活動って他にはないですよ!
というわけで、今年のEasterは4月5日ですので、既に交流会に参加した皆さんも
4月3日の聖金曜日(グットフライデー)にはHot cross bunsを食べたりして、
春の復活祭をご家族でお祝いしてみてはいかがでしょうか?
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横浜みなみ地区の旗揚げ式が無事に終了しました。
新中1から大学生(今年度卒業生含む)までが集まる、今年度初めての地区行事です。
キャッチフレーズは「みなつど」。 みなみに集う、みんなで集う。
新中1は、初めての旗揚げ式参加に、少し緊張の面持ち。
新高1は、受験を終えて久々の地区メンバーに「おかえり~♪」と温かく迎えられ、
大学で他支部へ行く子は少し淋しげ、
卒業生は自信に満ちた表情で次世代ラボっ子達へ自分らしい贈ることばを。
それぞれの、自分なりの、旅立ちの春です。
卒業生からのことばは、私のようなテューターにとっても支えになります。
何しろ、何十年もラボをやって来た超本人が「ラボで良かった」「ラボのお陰で力がついた」
「ラボを続けていると良い事がある」と言ってくれるのだから、こんなに自信になることはありません。
私までが贈ることばをもらいました。本当にありがとう。
地区の旗揚げ式は、自分のエッジを超えて、何か一歩でいいから進み始めてみようよ!
というテューターからの願いと、
続けることが何よりの自信になるよという卒業生からの熱いメッセージと
実行委員たちの、地区を盛り上げて行きたい!という想いから作られています。
これを身体で受け止めた中高大生の参加者たちは、
「鮫どんとキジムナー」という素晴らしいラボ・ライブラリーを共通のフィルターとして、
ひとつになれたのではないでしょうか。
学年別の関わりも多く時間が取られていたので、きっと同地区の同学年のメンバーとも顔合わせができたことでしょう。
5時間という短い時間でしたが、
世代交代がなされ、淋しい気持ちもありながら・・・
こうして次々に繋がりが目に見えて増えて行く様子は、嬉しい限りです。
実行委員のみんな、お疲れさまでした。素敵な会をありがとう。
さて、個人的には、新中1は全然知らない子ばかりかな?と思っていて、
なんとか今日で顔を覚えなくちゃと思っていましたが、殆ど顔を見た事がある子ばかりでした。
きっと小学生時代にも、地区合宿や小学生広場、NR広場などに顔を出してくれていたのでしょう。
本人にとっても、そうした経験が自分の居場所作りに役立つことでしょうね。
中学受験が終わったばかりで、パーティに戻るのも緊張するというような子にとっても、
パーティを超えて同世代の友人ができるというのは、楽しいだけでなく、視野と世界が広がって良いことづくしです。
せっかくチャンスが目の前にあるのに、「部活が忙しそうだから・・・」「勉強が、宿題が」と
言い訳を先にして、逃げていてはもったいない。
まずはとりあえず一歩踏み出して参加してみる。
本当に苦しくなったら、誰かに相談して、方法を考える。
そうやって、やりくりするすべを、知らず知らずに身につけて、
気がつくと両方できてた!キャパシティが広がった!
という前向き&幸運なスパイラルに入ってしまえ~ と思います。
今年は中活担当として、特に地区の中学生を中心に、応援していきます。
一緒に活動する一年間、大切に過ごしたいと思います。
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