幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ファミリーキャンプ初参加! 08月17日 (火)
ラボっ子経験の無い私Basshiにとっての、初キャンプとなりました。
もう行く前から、小学生のように初キャンプに胸を踊らせておりました。
”ラボマジックにハマった”な~んて魅惑的な言葉に、
おっといよいよ私の番か!とドキドキしておりましたが、
あまりにも期待が大きいのも良くないなと自分を抑制して、冷静を装っての出発でした。

ファミキャン。
あまりにも色々考える事があり過ぎて、大人のくせに勝手に凹んで勝手に感動して、
精神的なアップダウンが激しく、肉体的にもハードで。(←普段いかにダラダラ過ごしているかがバレましたね。。。)
帰宅してからしばらくは、放心状態でした。

な~んて書くと、そんなに大変だったの?と誤解されるといけないので、念のため言い訳を。
新人であるとか、Tutorであるという概念に捕われ過ぎて、どこまで出て良いのか
人の目も気になって、余計に気をもんでしまっただけな気もします。
例えば2日目の”芋堀り”。
車に相乗りさせてもらって到着した私。
途中、歩きで参加されているご家族を車で追い抜いた事に気が付き、
その方々が到着されるまで、芋掘り開始を待たなくて良いのか?とか
他の畑が用意されてるのかしら?とか
え~~~全部掘っちゃっていいの???とか
色々気にして、純粋に楽しむなんて事は到底できず。
やはり、というべきか。歩き組が到着した頃には、根こそぎ抜かれたツルだけが
雑草のように残っているだけ・・・・
その場に残っていた私は、もう自己嫌悪の嵐で、倒れそうでした。
なんであの時、「後から歩いて来られる方のために、少し残しておいてあげて下さいね~」と声をかけなかったのか。。。
それはシニアの役目なのか?
いやいや、仮にもテューターハットかぶって参加しているのだから、
私が自主的に声を掛けても良かったのだろう・・・。などなど。。。

もちろん”芋掘り”だけではないですが、そんな自問自答の繰り返しで、眠れぬ夜を過ごしました。(全然、誰も悪くないのです。私の性格です。)
ダウンしっぱなしなら、それはそれで、「あ~辛かった」で終わるのでしょうが、
そこが、ラボの奥深いところ!(笑)
ダウンの後に、ナイスな感動があるから、もう・・・・(涙)

ちょっとした考えの行き違いで、シニアに迷惑を掛けてしまった私が、
2日目の朝には絶対にもう一度改めて「昨日はすみませんでした」と頭を下げようと心に決めて、(大人にとっては、謝るだけでも勇気がいるのです。)
ロッジの2階から私が降りてくると、シニアがものすごい笑顔で「おはようございます!」と挨拶して下さり、
おまけに私の出鼻をくじくかのごとく・・・
「昨日はお役に立てなくて、すみませんでした。今日は頑張りますので、見ていて下さい。」
なんて言うんです。。。
思い出しただけでも涙が出てきます。
「あの人テューターのくせに、なんなの~!」と怒っていてもおかしくないわと
思ってドキドキしていた私が、子供でした。
他人の立場に立ってみる事、他人の気持ちを思いやる事。気持ち良く謝る事。
そのどれも、私にとってはとてもハードルの高いものですが、
彼女たちシニアにとっては、自然にできてしまうのですね。
シニアがすごい。すごい。と言われていて、それを受け売りの様に伝えていた私は
本当の意味でのラボっ子の凄さが判っていなかったのだと痛感しました。
ハキハキしていて、明るくて、子供の面倒が見れて、とそんな表面に滲み出る部分だけにしか気付いていなかったのだと思います。

今回のファミキャンでは、単なる親としてでもなく、だからといってTutorとしての心構えを持っての参加でもなく、とてつもなく中途半端な立場で参加していたんだなぁと実感したのは、最後の日でした。
シニア2名がたまたま二人ともファミキャン初参加で、ロッジのラボファミリーも全員初参加。
そんなシニアが、(16歳ですよ。16歳!)
最後にきちんと挨拶をし、こんな言葉を残してくれました。
「私はファミキャン初参加で、至らない点も多かったと思うのですが・・・
皆さんに会えて本当に良かったです。」と。
途中から涙、涙で、思わずロッジのお母さま方ももらい泣きされる程でした。
あまりの純粋さに、お父さま方も目を細めていらっしゃいました。
私の背後で、「今時珍しいなぁ・・・こんなにピュアな子がいるんだなぁ」とつぶやくお父さまに対して、お母さまが「うちの子も、ああなるかしらね。」と。
感動的な会話が耳に入って、私までが嬉しく、心温まりました。

こぼれる涙を必死に拭うシニアの肩を自然に抱き寄せ「良く頑張ったね」と声を掛けるお母さまと、その言葉に積を切ったようにわっと泣き出すシニア。
それをはた目に見ている私は、ハッと気が付いてしまいました。
私は彼女達シニアを、なんだか部活の先輩の様な気持ちで見ていたんだなと。
ラボっ子である事、ラボ経験が長い事に対して、また人間としても尊敬できる部分を多く身に付けているせいか、”憧れの目”を向けている自分がいるのです。
後輩気分の私が偉そうに肩を抱けるわけもなく、(手も出ません)
「お疲れさまでした。」と。(笑)←もう、バカですね。ここまでくると。
そんな私に、シニアは、それまで泣いていた涙をふき、キッと真顔になって、
「色々ありがとうございました。来年はもっと立派なシニアになっているので、どうか見ていて下さい。頑張りますので。来年もファミキャン来て下さい。」
と言うではありませんか!
私は頭かち割られましたね。。。
なんて立派な。
感謝、反省、だけでなく、来年のファミキャン来て下さいと来年の事まで言ってのけるとは。。。
衝撃はそれだけでなく、
あ~彼女たちにとっては、私はやはりTutorという存在だったのだなぁ・・・
という事でした。
それなら、私ももっとTutorらしくしていれば良かった(子供発言!?)
---------私はなんて中途半端な立場で参加していたのだろう・・・。-----------
ならば、むしろ母性で抱きとめてあげられる”母”として参加していれば良かったなぁ。

などと、色々考えさせられた、充実した濃い、濃い、濃い、3日間だったのです。

明日の日記へ続く・・・
Re:ファミリーキャンプ初参加!(08月17日)
ベリーさん (2004年08月19日 00時38分)

はじめまして。ファミリーキャンプお帰りなさい。昨年のファミキャンでぼっ
くりさんと同じロッジだったベリーと申します。

日記を何度もうなずきながら読ませていただきました。私も初参加の昨年は、
母親でテューターという立場に困惑しました。事務的なミスでたまたま同じロ
ッジにテューターが6人いて、3回目の参加という家族もいて、シニアは同じ
ように始めての高校生。
ひたむきさが伝わって感動しました。

テューターは絶対に母親としてだけ参加する気持ちにはなれないと思います
よ。難しいですね。
私も昨年は帰宅してから放心状態が何日も続きました。
今年の春にも参加しまして、感想を連合会の会報に載せていただきましたが、
春の時には少し自分を客観的に見つつ、母親としてもテューターとしても楽し
むことが出来たように思います。

バザーのぐるんぱ、とってもかわいいですね。布製?何でできているのです
か?きっと大人気だったことでしょうね。

すてきなHP、また訪問させていただきます。
Re:Re:ファミリーキャンプ初参加!(08月17日)
Basshiさん (2004年08月19日 00時55分)

ベリーさんへ
>はじめまして。ファミリーキャンプお帰りなさい。昨年のファミキャンでぼっ
 くりさんと同じロッジだったベリーと申します。

⇒はじめまして。書き込みありがとうございます!

>日記を何度もうなずきながら読ませていただきました。私も初参加の昨年は、
 母親でテューターという立場に困惑しました。
>私も昨年は帰宅してから放心状態が何日も続きました。
 今年の春にも参加しまして、感想を連合会の会報に載せていただきましたが、
 春の時には少し自分を客観的に見つつ、母親としてもテューターとしても楽し
 むことが出来たように思います。

⇒そうですか。。。やはり皆さん、(私と一緒にしては申し訳ないですが)
 色々ご経験されて、突破してきていらっしゃるのですよね。
 なんだか温かいメッセージに励まされます。ありがとうございます。
 全身をアンテナにして緊張感を持って参加しているせいか、
 通常よりも感受性が強くなっているのですよね。
 そんな経験ができたのも、ひょっとしたら小学生の遠足以来かも・・・!?
 というくらい久しぶりです。若返りました。
 自分を見つめなおし、自分と向き合うという事は、体力と精神力がいりますが、
 これが毎週、毎月、毎年、あるという環境にいられるのは、
 Tutorになって良かった事だなぁと思います。

>バザーのぐるんぱ、とってもかわいいですね。布製?何でできているのです
 か?きっと大人気だったことでしょうね。

⇒どうでしょうか・・・。
 実は息子がお昼寝してしまって、バザーに参加できませんでした。
 それも凹んでしまって、子供の様にいじけてました。(笑)
 しかし「よ~し来年こそは、バザー参加するぞ~」と意気込んでしまうあたり、
 ラボマジックの存在を感じてしまいます。

 来年のファミリーキャンプでお目にかかれたら、嬉しいです。
 今後ともよろしくお願い致します。
Re:ファミリーキャンプ初参加!(08月17日)
Belleさん (2004年08月19日 11時42分)

Basshiさん、お帰りなさい!日記を読ませてもらって、私の一回目のキ
ャンプ参加のときの気持ちととても重なって、ウルウルしてしまいまし
た。Basshiさんの文章表現、とってもいいですね!的確に、リズムよく
まとめてあって、読んでいて楽しいし、ものすごく共感できます。
私は、今年は2回目のキャンプだったので、前回よりは余裕があって楽し
めたのですが、シニアメイトに対する思いは変わらず。あれって「部活
の先輩」への思いと同じだったのですねー!
キャンプ報告の続編も、参考になりました。(おかしくって、ニヤニヤ
しながら読みました)私も初参加のときにニックネームが思いつかず、
月並みに下の名前で呼んでもらったのですが、小学生たちが「アサコ」と呼
ぶのはやはり抵抗があったらしくなかなか読んでもらえなかったので、
今回はハンドルネームの「ベル」にしたら、「変な名前だから覚えられ
る」と小学生言われて・・・。うふふ。
長々とつまらない感想を書いて失礼しました!
Re:Re:ファミリーキャンプ初参加!(08月17日)
Basshiさん (2004年08月20日 21時30分)

Belleさんへ

⇒ただいま、です。書き込みありがとうございます!

>私は、今年は2回目のキャンプだったので、前回よりは余裕があって楽し
めたのですが、シニアメイトに対する思いは変わらず。あれって「部活
の先輩」への思いと同じだったのですねー!

⇒そうですか~。
 私も2回目は少しは自分らしさを出して参加できるような気がします。
 一緒に車で行ったのが、元ラボっ子のTutorだったのですが・・・
「あ~、この人はラボっ子だなぁ」と感心する所が随所にありました。
 私のようにラボ経験が無いままTutorになる方が、むしろ先生っぽいというか。
「私はTutor」という概念に捕われ過ぎるダメな所があるなぁと思ってしまいまし
た。彼女のように、自分の意見を(変な気遣いや偏見によって)曲げる事なく、
ストレートに表現し、もしその考えや行動が間違っていたら、
その場で元気に謝って、話し合っていけばいいじゃない。
というあの竹を割った感じこそが、ラボで育った子供の素晴らしさなんだろうなと
実感しました。
「もし私がこうしたら、あの人が傷付くのでは?」なんて、人の気持ちを考えてい
るようで、実は相手の気持ちなんて判ってない場合がほとんどだったりしますよ
ね。それよりは、腹にためずに、言ってしまって、後でどうにか解決していく事こ
そが、万国共通のコミュニケーション能力なんだなぁと、本当に勉強になりまし
た。

 そういう意味でも、本当に行ってよかった、キャンプでした♪
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