幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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鈴木孝夫名誉教授を招いての支部総会 01月24日 (月)
鈴木孝夫さんという方について。
My Partyの方々にはこの先生がお書き下さった文章を抜粋してプリント配布したので、少しは馴染みがあるかと思います。
先生の経歴を拝見すると、
慶應義塾大学文学部英文科卒業後、ミシガン大学で言語学を学ばれ、
帰国後、慶應義塾大学に勤務。現在は慶應義塾大学名誉教授でいらっしゃる方です。
マギル大学イスラム研究所員、イリノイ大学客員教授、エール大学客員教授、
ケンブリッジ大学客員フェローなどを歴任され、語学に堪能な「言語学者」として有名な方です。
ラボの総会では、「福沢諭吉の生まれ変わり」「天才」と称されていました。

学者の方、と言えば、専門用語連発の講義?とついつい思いがちですが、
さすがは言語学者!素晴らしくユーモアに溢れた、大変素敵な方でした。
時間の都合上、途中で止められてしまうお話も、残念でなりません。
止めどなく溢れるお話には、魅力が溢れていました。

あまりにも楽しいエピソード。それを交えながらの質問形式での講義の中身を
少しだけUPできたらと思い、メモを取りました。
長いので(笑)、興味のある方だけ覚悟して、下記をお読み下さい。

英語という言語は世界で共通認識される初めての素晴らしい言語です。
それは間違いありません。
しかし、英語は普及(広がり)と共に、形を変え、"Englishes"となり、Galaxy(銀河)状態になっているのです。
つまり、インド人はインドの文化を語るための言葉を英語で作り、説明する。
タイ人も同じように言葉を作るわけです。
そうしないと英語にはない単語が存在するのですから、当然の現象です。
そんな中、日本人は英語の勉強=アメリカの真似となってしまっています。
日本人の言語コンプレックスを利用した、いわゆる「ネイティブ信仰」と呼ばれて
いる信仰を作り出し、
まるで「アメリカ人になる」かのような英語教育が横行しています。
「ネイティブ信仰」という流行りの言葉を使ったが、実は”ネイティブ”ではなく、
日本人の奥深い気持ちの底を見てみれば、実は”アメリカの白人”信仰であり、ちょっとした差別意識の現れとも言えます。
わざわざ高いお金を払って、「教育という観点での専門家ではない人」に教えてもらうのではなく、
タイ人でもインドネシア人でも、英語を母国語とする語学教師であれば、”ネイティブ”であるわけだし、良いはずだが。
それを(はっきりとは言葉にせずとも)排除している事実があります。

(ネイティブ講師に英語を習う事の問題点として、こんなお話もありました。)
ファーストネームで呼び合う事は、日本では失礼になる。
目をじーっと見て、話す事は、日本では「ガンをつけた」ともとられ、失礼になる。
私、私、と自己主張する事も、日本では時として失礼になる。
そんな日本文化を、ネイティブ講師は全く教える事ができない。
外国人風の話し方を身に付けて、偽外国人に仕立てる事は2流3流のアメリカ人を育てているのと変わりはないではないか。
また、英語を母国語とする人は、諸外国の中でも一番「外国の事を知らない」。
そんな最も世界の事を知らない人に、グローバルな視野を学ぶのか!?
・・・と、こんな感じのお話でした。

こんな事が起る背景として、日本人の気質、つまり謙虚謙遜の意識によるところもあるらしいのです。
自国を卑下し、誇り自慢する事を遠慮する気持ちから、
外国(あなた)は素晴らしい、日本(わたし)はダメです。。。となってしまう。
それ以外にも、背景にはこんな事があります。
日本は、「日本語(母国語)が無くなるという言語喪失の危機」に陥った事のない希有な国であるという点です。
世界には6000もの言語が存在し、中には2名しか話さない言葉というものもある。
だからおばあちゃんが亡くなったら、その言語を話す相手がいなくなって、言語喪失ということになってしまうが、
日本はそういう自然に消滅する事もまず考えられないし、
戦争に負けても、「明日から、英語を話せ!」と強要されなかったし、
結局、ほっておいても無くならない=価値の無いもの、とぞんざいに扱われているのが日本語なのです。

世界中が認めている日本の良さ、日本語の美しさ。しかし日本人が一番それを忘れて、
真似ばかりしている事を、逆に外国から心配されているほどです。

まだまだ続く、鈴木先生のメモ。。。
夜もふけて参りましたので、また後日、残りのメモをUPしたいと思います。

※私というフィルターを通してのメモですので、中々おっしゃった通りの言葉ではありません。
ニュアンスが異なっていたら申し訳ありません。その辺ご理解下さいませ。
Re:鈴木孝夫名誉教授を招いての支部総会(01月24日)
ぼっくりさん (2005年01月24日 22時02分)

そうでした、そうでした・・・よみがえってきました。
バッシーさんがきちんとレポートして下さって・・・

今回初めてお話を伺いましたが、とても興味深かったですね・・・
講演前に、鼻と咳を抑える薬を飲んでいた私は、注意書きにあった”眠
くなる作用”とやらに強烈な”まぶた閉じ”のいざないを受けていまし
たが、鈴木先生が「眠っている人をも起こしてしまう話し方」とちらと
おっしゃっていましたが、まさにそうだと思いました。
目がパチッと開きました・・・
Re:鈴木孝夫名誉教授を招いての支部総会(01月24日)
ヨッシ-さん (2005年01月24日 22時21分)

 今年の総会はどうでしたか?今年は無事に帰って来れましたか?
千葉は今週末です。神奈川はテーマ活動を発表すると聞いてビックリしまし
た。今日は地区研で地区のパフォーマンスの練習をしてきました。The
First Day of Christmasの替え歌で、テューターの苦労や楽しみを歌って爆
笑して帰ってきました。レベルが違いすぎますね!

 鈴木孝夫氏の講演はいつか聞きたいと去年から思っていました。近隣のテュ
ーターと千葉に呼んで下さいと言ったのですが、弱小者の意見を実現するのは
無理のようです。
神奈川の方々が日記に載せてくれているので嬉しいです。
続きを楽しみにしていますので、是非報告してくださいね。
Re:鈴木孝夫名誉教授を招いての支部総会(01月24日)
Belleさん (2005年01月24日 22時51分)

すばらしいメモ!まるで再び鈴木先生のお話を聞いているかのようで
す!
それに比べて私の手元にあるのは・・・ミミズのはった字でよく読めな
い。とほほ。Basshiさんの日記を読ませていただいてから自分の日記を
書けばよかったー。なんと乏しいMy Diaryヨ。

Basshiさんの「カエル」かわいかったです。
掲示板の雪だるまちゃんもかわいい~!

とりとめのないメッセージで失礼イタシマシタ。
Re:Re:鈴木孝夫名誉教授を招いての支部総会(01月24日)
Basshiさん (2005年01月25日 13時05分)

ぼっくりさん

>鈴木先生が「眠っている人をも起こしてしまう話し方」とちらと
おっしゃっていましたが、まさにそうだと思いました。
目がパチッと開きました・・・

⇒本当にそうですよね。ご自分でおっしゃる所が増々面白いです。
薬の効き目にさえも打ち勝つ「話し方」って、すごいです。
不意をつかれても良いように、常に刀を磨いておくという努力が
素晴らしく、笑わせて頂きました。
本当に楽しかったですね。
Re:Re:鈴木孝夫名誉教授を招いての支部総会(01月24日)
Basshiさん (2005年01月25日 13時15分)

ヨッシ-さんへ
⇒神奈川の支部総会で、偉大なるT.Tutorが、表彰の際に
ヨッシーさんのお名前を出されていましたよ。
30周年の表彰を拝見しながら、
あ~私の今までの人生に匹敵する長さだなぁと
実感もなく呆然としているところですが、
ヨッシーさんから「私を連れて母がTSに参加してたの覚えてるよ~」
と聞いていたので、なんだが自分と息子に置き換えて考える事ができたり、
また娘が自分と同じ仕事をしてくれたら、どれほど誇らしいだろう
などと考えながら、じ~~~んと感動に浸る事ができました。
ヨッシーさんとの出会いのお陰ですぅぅぅ。(感涙)

30周年発表会では何か出し物をやるらしいですね。
楽しみにしています。見に行きますからねぇ~♪
Re:Re:鈴木孝夫名誉教授を招いての支部総会(01月24日)
Basshiさん (2005年01月25日 13時23分)

Belleさんへ

読んで頂いて、恐縮です。
やはりご本人のあの語り口を文章で再現するのは、無理、ですので。
敢えて自己流にアレンジして書いてしまいました。。。

色んな方のHPを拝見すると、やはり同じ講義でも、心に響く言葉というのは
随分違うものだなぁと思います。
「相手の心に刻印を押す」「英語は道具だけれど、日本語は違う」等、
私は「上手い事言う人っていうのは、いつも何か言ってやろうと練習しているもの
です」という言葉がすごく響きました。(笑)
やっぱり、偉大な功績の陰に努力あり、なのだなぁと思いました。
「天才」と呼ばれる方が、コソ練(こそこそ練習する)を認めて下さった事に
改めて勇気をもらったのでした。
またか~。
ヨッシ-さん (2005年01月25日 20時51分)

Basshiさんへ

>神奈川の支部総会で、偉大なるT.Tutorが、表彰の際にヨッシーさんのお名
前を出されていましたよ。

ひぇ~、また私のことを話したの。地区研でもベラベラ、ラボ以外のことも話
しているようで…。恥ずかしいわ。

>30周年の表彰を拝見しながら、あ~私の今までの人生に匹敵する長さだな
ぁと実感もなく呆然としているところですが、ヨッシーさんから「私を連れて
母がTSに参加してたの覚えてるよ~」と聞いていたので、なんだが自分と息
子に置き換えて考える事ができたり、また娘が自分と同じ仕事をしてくれた
ら、どれほど誇らしいだろうなどと考えながら、じ~~~んと感動に浸る事が
できました。

母は私がテューターになったことが嬉しいのでしょうが、Tパーティが凄いだ
けに、比較されるのが結構キツイです。

>ヨッシーさんとの出会いのお陰ですぅぅぅ。(感涙)

出会いは本当に不思議ですね。
Basshiさんは共通点が多くて親近感がわいております。
MくんがうちのHの小さいときにそっくり!!と母も言っています。

>30周年発表会では何か出し物をやるらしいですね。
楽しみにしています。見に行きますからねぇ~♪

えっ!!そんな話しはしりませ~ん。母に確認しておきます。
でも30周年は是非きてくださいね。


----------------------------
Re:またか~。
Basshiさん (2005年01月28日 09時10分)

ヨッシ-さんへ
>ひぇ~、また私のことを話したの。地区研でもベラベラ、ラボ以外のことも話
しているようで…。恥ずかしいわ。

⇒自慢の娘さんなのですよ~!
(とか言いながら、私も自分の母には、近所の人に私の事をしゃべらないように釘
をさしたりしてますが・・・笑)

>えっ!!そんな話しはしりませ~ん。母に確認しておきます。
でも30周年は是非きてくださいね。

⇒あははぁ~、面白い。
てっきり、OB/OGで何か歌を歌ったりするのかなぁと思っていました。
ぜひ、やって下さいよ~。(笑)な~んて。
また後期で宜しくお願いしますね!その時に!
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