幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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2005/06/06の日記 06月06日 (月)
ラボと出会ってから、順調過ぎる程順調に開設にこぎ着け、
それ以来、パーティの事だけをひたすらまっしぐらに、24時間考えるような
気持ちに余裕のない1年半を過ごしました。
自分では余裕のなさは気付かず、むしろ新人なのだから「突っ走ってなんぼ」だ!と
自分を励ましてさえいましたし。
今、自分の子供には可哀想だった事もあったのだろうと少しだけ立ち止まって
子供に寄り添ってみたりしています。
幼稚園にも慣れ(親の私が)、週に5日拘束される日々にまた舞い戻った事はさておき、
送り出してからの数時間、自由な時間もとれるようになり、
自分の勉強ができるようになったのは、嬉しい事かもしれません。

パーティに関しては、子育て世代のママだからこそ、新人ママだからこその、
小さな悩みの尽きない日々。
それを一緒に解決できたら・・・と言う観点が抜けていなかったなと
自分で気付いたりして苦笑しています。
笑われるのを覚悟で言えば、例えば「オムツを取ること。」
プレイルームのママ達にとっても同じ難題!?にぶつかっている時期、
パーティに来た時に、せっかく取れそうだったオムツが他所のお宅だと緊張してダメだとか
他の子が取れたのに、うちはまだ・・・とか、
そういう親子共に緊張関係にあるのはいただけないと思った私は、
パーティ中にトイレの時間を取ったり、トイレが少しでも楽しくなるような工夫をしてみたり、
無駄にも思える労力を費やしてきました。
「ラボに来てたら、ついでに仲間と一緒にオムツも取れちゃった~♪」という雰囲気を
私は望んでいたのかもしれません。
ま、よく考えなくても、「オムツを取ってもらうこと」をラボに求めてないですよねぇ。(笑)
英語教室なんですから。
でも、心を寄せ過ぎて、ついつい至れり尽くせりを目指してしまうのが、
新人にとっての”線引き”の難しさです。
先輩の失敗談を聞いては学んでいるつもりでも、
「行動に優先順位を付ける」という一番基本的な事が、母性によって?邪魔されてしまうのですね。
ふと時間に暇が出来た今、これまで読みたかった本、雑誌、映画、などなど
子供連れでは本屋にもなかなか行けず、自宅でも子供そっちのけで本を読みふけるなど
難しかったなぁと少し懐かしく思いながら本屋めぐりをしたり、DVDを見たり、
講座を受けたり、なんと有意義なこと!

ある女優さんが、以前おっしゃっていました。
「演技の為に何か学ぼうと、常にアンテナをはり巡らしていると、結局遊んでいても楽しめない。
演技の事はすっかり忘れて、おもいっきり遊ぶ時には遊ぶ。一生懸命取り組む、
そうすると後から、演技に役立つ事が、自然に身に付いている事に気付くのです。
私は器用ではないから、これの為にこれをしよう・・という形では何もできないんです。」

その時は、ふ~んと読み流した記事でしたが、なぜか心には残っていました。
ラボのテーマ活動に思い合わせて読んだ方もいるかもしれませんね。
(普段一生懸命遊んだり、喧嘩したりした経験、おうちで読んだ物語、
無意識に構築された知識が、テーマ活動を行う上で、非常に大切な事。)
私にとっては、自分自身に重なりました。(私は女優ではありませんが。笑)
ラボのために役立つのでは?という目線だと、広がり過ぎてしまうのです。
あれもこれも、とどこをとっても大切な物というのは、つながっているものだから。
やはり自分の不器用さを認めて、その時、その時を(ラボ抜きで)楽しむのは必要だな~
と知った今日この頃です。(今更と笑われそうですが)

というわけで、言い訳っぽいですが、
先日の横浜開港祭にも雨の中、子供と一緒に行って来ました。
昨年は、「開港祭にラボが何か絡めないものかしら?」とか
「イベントの中に、ラボの発表会みたいな催しがあればいいな」とか
「てっとり早く、読み聞かせイベントとかやってもいいかも」などと
思いっきり公私混同&下心満載の目線で参加しました。
しかし、今年はシーバスに乗ったり、縄跳びギネスに挑戦したり、
NHKの子供番組の舞台を見たり、
目の前で見る港湾警備のデモンストレーションの迫力に、感動したり、
子供の水遊びにつき合ったりして、すっかり楽しみました。

実はフランス大好きな私は、横浜フランス月間とやらを大変楽しみにしており、
そんなこんなで、ようやく自分らしく、自分のペースで活動できそうだなぁと
嬉しく思っております。
フランス映画祭にも10年ぶりくらいに、行こうと思っています。(涙)うれし~
好きなものを禁欲的に我慢し過ぎるのは、体に良くないですね。
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