幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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SSEの打合せ 07月22日 (金)
夏のスペシャルイベント!ということで、恒例化していきたいと願っている3パーティ合同の集中パーティ。
その打合せがようやくできました!
(この忙しい時期に私が不在だったせいで、随分お待たせしてしまいました。。。)

今年のテーマは「空」と「Pie」です。
もうラボ関係者ならお分かりですよね♪
そう、SK17の「空のかけらをいれてやいたパイ」です。
CDしかなくて、絵本らしき絵本もなく、挿絵も影絵のようなものが数個しかない、
という理由から、なかなか手に取らずにきている方もいるかもしれませんよね。
しかし、一度聞いてみると、面白いこと面白いこと。

本日の打合せの際にも、ゆったりと内容を確認していたところ、
空のかけらって、a fragment ではなく、a corner of the skyなんですね、とか。
「おばあさんの見ていた空のかけら」なんですね、とか。
最初は二人分程度の大きさだったパイが、
オーブンから外へ飛び出るころには大きくなっていたのかしら?とか
窓から出て行ったとばかり思っていたパイが、実はドアからきちんと出ていってたのね、とか。。。
話し合う中での再発見は、面白くて、どんどん疑問も出てきます。

パーティ内でこんな話し合いが出来るのは、いつになるやら・・・という先の話ですが、
それをさておいても、ぜひ参加して下さる方々には、
「本当に普通の日常生活」に、ささいなきっかけで「非日常」=「冒険の世界」へ
といざなわれる摩訶不思議な感覚を楽しんでもらえたら・・・と思います。

いつものようにお米を磨いでいたら、夫に「ちょっとお茶ちょうだいよ」と言われて、
ちょっと目を話した隙に、磨いでいる途中のお米の中に「空のかけら」が入ってしまった!
空のかけらが入った事に気付かずにそのままお米を炊いたら・・・・あららら・・
という話なわけですよねぇ
なんて話しながら、打合せを進めていると、気持ちはどんどん物語の中へ。
物語のテーマは何だと思う?という問い掛けには、
ひょっとしたら決まった答えはないのかもしれませんが、
今年のテーマとして、また今回のテーマとして、この物語が伝えたいことは?と
話し合うことはとても重要であり、また楽しい時間でもあります。
その結果は、乞うご期待!?
夏の集中パーティに参加して下さる方と3日間、有意義な時間が作り上げていけたらと思います。
夏だから、外へも飛び出そうということで、前年度の博物館見学に引き続き
今年は「航空展」に足を運びます。
この見学を通して、物語がより身近に感じられるように・・・
そして、Pieが空を飛ぶ感覚が具体的にイメージできたら、今度はパーティで、
また自宅でCDを聞きながら、
ふわふわ~と想像力をPieに乗せて、羽ばたいてもらえればと思います。
ついでにAirmanの飛行体験もできるといいですね。

余談ですが、
おばあさんは長いこと主婦だったのかしら?けっこう現実的なタイプですよね。
まさに、うちの母タイプです。
そして・・・おじいさんは私の父にそっくりです。
「こんな寒い日には、○○が食べたいなぁ」と言い、手伝いもせず、
「まだできないのかね」と何度もせかしたうえに、
「それ、飛び乗れ」と安易に命令し、取り返しのつかない窮地へと導く・・・
最後の1行「こんなふうになったのも・・・おばあさんが空のかけらが入った事に
気付かずにやいてしまったからなんですよ」と、
まるでおばあさんの不注意のせいといわんばかりですが、
実は「おい窓の外を見てごらんよ、雪が降ってるよ」と不注意を促したのも
おじいさんです。
ここで、おじいさんがもし、「ほら、おまえのせいでこんな風になったじゃないか!」と
おばあさんを叱りつける場面があったなら、そのモデルはうちの父に違いないのです。
と話したら、ぼっくりさんに笑われました。(笑)

このお話は外国のお話でしょうが、
私にはどうしても大正生まれか昭和一桁生まれのご夫婦の話に思えてなりません。
最終的には、ケセラセラ~
アップルパイで出来た肥えた土地(!?)からは、りんごの木も生えてくる。
慌てて飛び出してきたはずの家、長年ともに暮らして来た家、それを捨ててまで
帰ろうとせず、ホームシックにもならずに、幸せに暮らしたーーーーーという
「逆境の中でも生き抜く底力」の強さ。
やはり・・・大正か昭和一桁生まれのご夫婦に違いありません。
私みたいな現代っ子は、ここから学ぶ「人生哲学」がきっと多いのですね。
余談、失礼いたしました。
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