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SSE初日、無事終了。 |
08月01日 (月) |
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3日連続で開催予定の夏の集中パーティ。その初日が終わりました。
おもえば昨年の夏・・・テーマは「スーホの白い馬」。
馬頭琴を作り、実際の馬頭琴を見に行くという流れで、
とても楽しくモンゴルが身近に感じられたイベントとなりました。
それを超えるべく(!?)やはり今年もラボライブラリーがぐっと身近になるような
合同パーティならではの体験をさせてあげたいものですね、と打合せを重ねました。
遊びに来てくれた千葉のAテューターからのアイデアをも活かし、
空飛ぶPieのイメージ作りをしました。(これは予想以上に大変でした。。。)
持ち物に「のし棒」として「ラップの芯」を持参して下さい、
とおっしゃった先輩Tutorのアイデアにピンときて、
せっかく「のし棒」があるのなら、紙のパイをのすよりも
小麦粘土で本格的にパイ皮作りをしてみたら、より良いのではないかと考え、
当日の朝まで準備しました。
少し気になっていたのは、物語の情景です。
「空のかけら~」は最初、寒い寒い国に住んでいる老夫婦の会話から始まります。
寒いから、あつ~いアップルパイをこしらえてくれないかね、となるわけです。
しかし、会場は真夏。(笑)
あつあつのアップルパイからとてもいいにおいが、ぷ~んと漂ってきて、
お腹もすいているというのに、空に浮かんで飛んでいってしまう・・・
そんな体験はさせてあげられないなぁと残念に思っていると、
当日の会場は、けっこう冷房が効いていて、涼やか。
みんなが一生懸命「のし棒」でのばしたパイ皮を、オーブンに見立てた廊下へ
入れに行こうと、オーブンの扉(廊下の扉)を開けると・・・
そこには、真夏のむっとした暑さが。
まるで予熱したオーブンさながら、でした。
小麦粘土を使うために部屋の片隅に敷いてあったたビニールシートは青。
我々が誘導しなくても
「あ、あそこに海がある!あそこへ行こう!」と子供達はそこへ降り立ち”島”となりました。
(もちろん我々も緑のビニールシートを敢えて使わず、青を選んでおきましたが。
そんな意図を組んでくれたのでしょうか・・・。笑)
以前の合同Patyで普段よりも少々イベント化して開催し、時間の都合上
テーマ活動を抜いた事がありました。
なんだかおとなしい雰囲気で終了したなぁと、反省と言う程ではないにせよ、
少々心残りする会でした。
ですから、ラボを全くご存じない方が見たら、もの静かで(騒がしくもなく)
言われた通りに動いている子供達の様子は、お利口に映るのかもしれませんが、
ラボはテーマ活動抜きには語れないという事がだんだん体でわかってきた私にとっては、
テーマ活動抜きの会だと、なんだか物足りなく感じてしまうのかもしれません。
そんな事を今回の打合せの段階で話しながら、やはり同じ想いでいらしたTutorと
発表会も入れたいけれど、絶対にテーマ活動は入れましょう!という事で
ある意味完全燃焼!?できたTutor陣でした。
逆を言えば、ラボを御存じない方が見れば(ひょっとして)ただ遊んでいるだけに
見えるかもしれないテーマ活動の様子ですが、
子供たちの活き活きした顔!想像力をフル稼働してあちこちで交わされる会話!
最高なんです!
耳をすませて子供たちの言葉を聞けば、
たくさんライブラリーを聞き込んでいる子は必ずお話の世界に入っているし、
一見脱走しているように見える子も実は役に入り切っていたり・・・
最初は、音楽やセリフの後をおっかけて進むテーマ活動も、
最後の方には自分たちの想像力とタイミングでしっかりとお話を捉えている姿が伺えました。
前回、すご~くおとなしくて、まとまっていた感じの時には、
「何が違ったのかしら・・・?」と首を傾げながら終了した我々Tutorでしたが、
今回は、すっきり爽やかに「お疲れさまでした~♪」と声を掛け合う事ができました。
今回のテーマに据えたキーワード、「空」と「Pie」。
子供たちの間にあるイメージの共有と、一緒に大勢で体感するテーマ活動の楽しさ、
それらと共に少しでも感じてもらえていれば、幸いです。
うだるような暑さの中、参加して下さった皆様、ありがとうございました。
お子さんだけの参加、という方が増え、
いつも見知っているお母さまの姿が少なかったのも、成長を感じて、感動しました。
地区の合宿に初めて参加する子たち、また次のステップへ大きく羽ばたいて下さい!
応援しています。
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