Baby Tutorにとっての「テーマ活動」体験 |
10月11日 (火) |
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今我々が秋研にて取り組む「テーマ活動」は”ヘルガの持参金”です。
各地のパーティで”ヘルガ”に取り組まれているようで、HPなどでも拝見して
参考にさせていただいております。
子供たちのするどい指摘など、やはりムムっと感心する点も多いですね。
私にとって、”テーマ活動”は、非常にやりにくいものでした。
”テーマ活動”を通しての言語習得の意味や、皆で作り上げる事の重要性なども
頭では理解できていても、実際に自分が演ずるとなると・・つい何か膜がかかったような感じでした。
自分に落ちてくる、やりたい役でなければ、やらされ感の方が強いほどでした。
きっとラボっ子たちもこんなことを感じながら取り組んでいるんだろう・・・
とバーチャル体験させてもらっている気持ちでした。
以前、HP日記にも書いたとおり、神奈川総会で発表した地区のテーマ活動
”Play with me"によって、ひとつ開眼した。という体験があります。
これが「テーマ活動って面白い!」と思った初めての体験でもありました。
でも、その体験が直に次につながるわけではなく、言葉にもできず、
「なぜあれがあんなに深まったのか?なぜ楽しかったのか?」が再び謎になっていたのです。
今、それから半年経ち、あらたに大人の方々と”ヘルガ”に取り組むにあたって、
●まず特に好きな作品というほど思い入れが無かった。
●愛の物語?テーマは笑い?どの辺に笑うのかが分からなかった。
そんなぼや~んとした頭で、何度もCDを聞き、聞きながら見えてくる情景にふと笑ったりしました。
ふ~ん、これが笑いかぁ・・・と漠然と感じながら、いざ全員で動いてみることに。
互いの意見を言い合う事、それによって役に対する感じ方、深め方が違う事を知る。
(これは今までにも何度も体験していたこと)
役を演じてみることで、その役の気持ちが初めて分かる!
(これが初体験でした。)
別にやろうと思ってやったわけではなかったけれど、なんとなく誰もやっていなかったので、
王様をやってみたら・・・王様がヘルガに惚れた瞬間がわかった。
そしてヘルガを体験してみたら、なぜ突然現れた男(王様)の突然の求婚を受け入れたのかがわかった。
その立ち場になってみたら、その人の気持ちが”乗り移る”とでも言うのでしょうか。
あー、これだ。と思いました。
総会での"`Play with me"の時にも感じた、場の空気感、臨場感(女の子がいる森)
そして実際に動物になってみて、初めてわかる女の子への気持ちの変化。
緊張から親しみへ、時間が流れる事によってゆっくりと培われた気持ちの変化が
実体験でわかった、という事をも思い出しました。
人の立ち場にたって考える、と良く言うけれども、それは本当に難しいことです。
しかしその人の言った言葉を代わりに言ってみると、本当に口に出すことで
何かがふとわかったりするのです。
その一つの台詞を、泣きながら言ったのか、笑いながら言ったのか、
そんな事がナレーションや前後の話の流れが支えになって、自然と読み取れてくるから不思議です。
”ヘルガ”に話を戻せば、この体験を通して、”笑い”の意味もわかってきた気がします。
真剣に必死にまじめにやればやるほど、周囲からは面白く見える。
「私もあなたもみんな自分の人生、必死に生きているけど、他人から見えたらそれも滑稽かもね。」
と肩の荷をおろしてくれる”気楽なエール”のような作品だなと感じます。
一生懸命がんばって、悩んで、選択して、苦労している様子を人が見て、
バカバカしいとクスッと笑ってもらえたら・・・
きっとそれは、その人を少しだけ元気づけたことにもなるのだろう
と思いました。
私もそんな人生でいいや。そうしたいな。と思わせてくれる優しい作品に感謝です。
そして、またひとつ、「テーマ活動」の楽しみ方がわかった事へも感謝です。
留学したりして、実際に外国に行って、尚且つその現地で人と深く関わらなければ
体験する事のできない「言葉のちょっとしたニュアンスの使い分け」を
”近所のおばさん”の家で気軽に体験できるのが、「テーマ活動」だったんですねぇ。
やっぱりそんな素晴らしい「テーマ活動」もひとつじゃだめですね。
数多くの作品で、色んな国の色んなジャンルの作品に取り組んで、
女優さん、俳優さん並に、色んな役にトライしてこそ、ラボならではの
幅の広い、心のある言語習得が可能になるわけですね。
(いや~~~、本当に深いわぁ。。。。)
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Re:Baby Tutorにとっての「テーマ活動」体験(10月11日)
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Samiさん (2005年10月12日 22時16分)
書き込みありがとうございました。
ほんと「テーマ活動」って深いですね!
私自身は演劇を昔やっていて、演じるのも演出も見るのも大好き
だったのであまり抵抗がありませんでした。
もっとやりたかったのに、演劇では役割ははっきしていて、
ラボのように好きなものはできません。
「テーマ活動」確かに考えると
大変なことですよね。でも
ドラマのプログラムは子供が育つ上で本当に表現力、
言葉など必要なことだと思っています。
アメリカでもドラマクラスを選択した子は
表現力豊かな子が多いですよ。
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Re:Baby Tutorにとっての「テーマ活動」体験(10月11日)
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林ライスさん (2005年10月13日 01時34分)
ラボに入会してこられる人のほとんどが入り口は「言語(特に英語)習
得」かもしれませんね。
でもテーマ活動に出会うともっとおもしろいものがあることにきづいて
いくのですよね。
そして、「動いてみて初めてわかるものがある。」ですよね。
新人Tだった頃のこの気持ち、いつまでも忘れないようにしたいもので
す。
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Re:Re:Baby Tutorにとっての「テーマ活動」体験(10月11日)
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Basshiさん (2005年10月15日 23時26分)
Samiさんへ
>書き込みありがとうございました。
ほんと「テーマ活動」って深いですね!
私自身は演劇を昔やっていて、演じるのも演出も見るのも大好き
だったのであまり抵抗がありませんでした。
⇒そうですか!演劇をやられていたんですね。またまた驚きです。
>もっとやりたかったのに、演劇では役割ははっきしていて、
ラボのように好きなものはできません。
「テーマ活動」確かに考えると
大変なことですよね。でも
ドラマのプログラムは子供が育つ上で本当に表現力、
言葉など必要なことだと思っています。
アメリカでもドラマクラスを選択した子は
表現力豊かな子が多いですよ。
⇒外国ではドラマクラスを取り入れている学校があると聞きます。
オーストラリアでも盛んらしいですね。
先日TV番組で、女優さんが、
「台詞を読んで、なんでここで怒るんだろう・・・と理解できなくても、
実際に声に出して台詞を言ってみたり、ちょっと椅子を拳でたたいてみたりすると
その役柄の気持ちが自分に降りてきて、自分の中にもこんな怒りを表現できる
自分がいたんだ、と再発見できたりする時がある」とおっしゃっていました。
あーラボっこも(もちろん私も)同じ事を経験しているんだなぁと
なんだか言葉の持つ、不思議な力をまた一つ感じました。
実際に口に出すだけでなく、そこに感情表現も付け加えていく作業というのは、
本当にいろいろな意味で有効ですね。
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Re:Re:Baby Tutorにとっての「テーマ活動」体験(10月11日)
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Basshiさん (2005年10月15日 23時35分)
林ライスさんへ
>ラボに入会してこられる人のほとんどが入り口は「言語(特に英語)習
得」かもしれませんね。
でもテーマ活動に出会うともっとおもしろいものがあることにきづいて
いくのですよね。
そして、「動いてみて初めてわかるものがある。」ですよね。
新人Tだった頃のこの気持ち、いつまでも忘れないようにしたいもので
す。
⇒Tutorになる理由は人それぞれだと思うのですが、最初に英語力が前提としてあっ
て、
それを活かす事を目的として始めた方よりも、別の理由から始めた私の方が
ひょっとするとラボっこ目線に近い感覚で「テーマ活動による言語習得」を体感し
ているのかもしれません。(と最近思います)
開設前よりも明かに英語力がUPしていると思える感覚や、
感情をのせて話せず、たんたんと話していた英語に、表現力が付いたり・・・
英会話教室に通っているよりも、一見遠回りのようで、実はとても力になっている
ラボライブラリーの存在にも、とても驚いていたりします。
それもただ聞くだけでなく、動きを交えた表現活動をする事の大切さや、
仲間と作り上げていく面白さなどが伴うからこそ、無理なく続けられる!
そんな素晴らしさが分かっていながら
上手く、他者へとお伝えできればいいのに・・なかなか伝えられない・・・と
その点が新人Tutorの次の壁です。(苦笑)
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