2006/11/01の日記 |
11月01日 (水) |
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長いHalloween weekが終わりました。
忙殺された日々も過ぎ去れば、物足りなささえ感じる始末です。
ラボ・パーティとしては、1日だけのお楽しみイベントでしたが、
プライベートでのハロウィンパーティおよばれ☆
幼稚園のお友達といわゆるホームパーティ形式のハロウィンパーティ、
そして近隣で盛り上がりを見せているTrick or Treating等。
情報収集、勉強も兼ねて(ウソ)、あちらこちらへと顔を出しては(趣味)
自らどっぷりと楽しんでいる私でした。
あまりにも毎日、仮装させて連れ回していたので、息子は飽きてしまったのでは?と
思ったりもしましたが、さすがに私の血を引いているだけあり、どっぷり楽しんだようです。
31日の当日にラボでのHalloween Partyをおこなったので、終了後部屋の装飾をはずし始めると、
「なんでー!」と涙声の息子の様子に、思わずにんまり。
子ども達の様々な場面の笑顔を思い出しては、疲れなんて!吹き飛んでしまうのでした。
なぜ早々と装飾をはずすかと言えば、どこを切っても日本人な私にとっては、
実はHalloweenは少し「?」な感覚があり、
私にはおばけの振りをして「お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ!」と脅す神経を持ち合わせておらず・・・
(そもそもモンスターなるものがいまいちピンと来ていなかったりします。)
ゆうれいならば、除霊でもして差し上げれば良いのでは?と思う普通の日本人ですし、
お盆には灯籠を流したり、先祖供養の心を培われているもので、
いわゆる「死者の霊」に取り付かれない為に、「邪悪なもの」が家へ入って来ないために
玄関に「般若の面」ならぬ、「ジャック・オー・ランタン」を置くという部分位しか
実は納得していないのかもしれません。
西洋文化(いやアメリカ文化)の紹介として、色々準備に励んではおりますが、
実際に家に、おばけやミイラや気持ち悪いものに仮装した子どもを招きいれてパーティするとか、
家をホラーハウスにするのには、少~しだけ内心、抵抗があったりするのです。
(本当に?と疑われそうな位、あちこちにクモが張り付いていたうちですけれど・・・)
ささやかなる抵抗(!?)ではありませんが、仮装テーマはラボのライブラリーの中からとし、
実際には、アリス(withうさぎ)・白雪姫(withお妃様)・てんとう虫(NRより)等が可愛らしく集まりました。
ですから、結果的には邪悪なものなんて何も入って来ていないのですけれど(笑)
自分でつけたクモの巣を すす払いの様な気持ちではずし、
清めるような気持ちで日の光が入ってくるようにとカーテン全開で大掃除をしたのでした。
風水にこっているわけではありませんが、日本的な感覚で、太陽に向かって手を合わせ、
胸を張って清々しい空気を深呼吸して1日を始めれば、とても良い出会いに恵まれそうな気がするものですから~
気の流れが滞るのは、まるで体の中の血の流れが悪くなるようで、すごく気持ち悪いので、
家中を良い空気が通り抜けて、ハロウィンに無意識に招き入れてしまった黒いものを吹き飛ばし(?)
きれいに掃除してしまった後、私って本当に日本人だなぁと、ふと気付いたのでした。
タンスを開けっ放しにしていると、「福の神が逃げちゃうよ。」
扉をバタンと強く閉めると、「家の守り神が(うるさいので)怒っちゃうわよ。」という
母の声が耳に残っています。
ま、話が逸れましたが、来週からまた良い空気の中、清々しくラボできますよ~とうきうきしています。
少し戻して・・・
そもそもハロウィンは万聖節(11/1)の前夜ということで、本日は諸聖人の日だったわけですね。
忘れ去られた過去の聖人ではなく、名前の通り全ての聖人の日であり、
またその翌日(11/2)が死者の日とされることから、前夜には死者がウロウロしているという
発想になったのだと思われます。
<アイルランドやケルトの習慣ではこの日の前の晩は「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」と呼ばれ、
キリスト教伝来以前から精霊たちを祭る夜であった。>とあるように、
元々の由来であるケルトの習慣と、後から伝来したキリスト教とか合体してできたものであり、
<ポルトガルとフランスではこの日に亡くなった親族のために花をささげる習慣がある。>
<プロテスタントの日本基督教団では11月の第一日曜日は「聖徒の日」とされているが、聖人のためではなく亡くなった信徒たちのために祈る日になっている。>とあるように、
国や宗教の違いに応じて、形を変えているものだという事を
パーティではかいつまんで伝えました。
アイルランドやイギリス南部(ケルト)→アメリカ(移民により)→日本
と伝わってくる中で、日本ではすっかり宗教色は抜かれ、仮装パーティとして定着しつつあるところが、
文化の伝達の面白さを感じます。
形を変えても、残って定着するためには、それなりに、何か文化的に受け入れやすい何かが(背景が)あるのでしょうね。
その「何か」が何か?はまだ分かりませんが。
いまいまは、子ども達の仮装してちょっと澄ました顔、得意げな様子に癒されている私でした。
やはり理屈よりなにより、プレイルーム・キディ世代の子は、かわいい!!!
食べちゃいたい!と思った私が、実は一番「邪悪な魔物」でしょうか!
おちが付いたところで・・・・おしまいです。
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Re:2006/11/01の日記(11月01日)
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Samiさん (2006年11月02日 10時52分)
面白く日記拝見しました。ほんとにそうですね。
私はこのところ日本的感覚からずれているので、
パーっと遊んじゃえ~みたいなHalloweenは大好きです。
日本的感覚も大切にしなきゃ、と思っている
このごろです。ありがとうございました。
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Re:2006/11/01の日記(11月01日)
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チロルさん (2006年11月04日 18時23分)
Basshiさん~ 本当に面白いです。最後のオチが素晴らしい。でも,本
当にみんな可愛かったですね。もっと早くに準備を始めて来年の仮装は
凝るぞ~と,例年のごとく今年も意気込んだのでした。(結果が追いつ
いていませんが・・・)
Basshiさんのお母様のお言葉・・・
タンスを開けっ放しにしていると、「福の神が逃げちゃうよ。」と言う
のも,扉をバタンと強く閉めると、「家の守り神が怒っちゃうわよ。」
いいですねぇ。ただ「閉めなさい!」と怒られるのとは比べ物にならな
いですね。そういう優しさを感じながらM君も大きくなっていくんでしょ
うね。
久しぶりに書き込ませていただきました~♪
そう言った昔から伝えられている言葉を息子さんに残してあげられるの
は,宝物ですね。
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Re:Re:2006/11/01の日記(11月01日)
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Basshiさん (2006年11月07日 23時46分)
Samiさんへ
→ご無沙汰しております!お元気でいらっしゃいますでしょうか?
書き込みありがとうございました。
>面白く日記拝見しました。ほんとにそうですね。
私はこのところ日本的感覚からずれているので、
パーっと遊んじゃえ~みたいなHalloweenは大好きです。
→私も大好きです。
誰もセーブしてくれないと、ずっとコスチュームを着ているタイプなのですが(笑)
パーティ等で楽しく騒いだ後、一人反省してぶつぶつ言っているネクラな人です。。。
まだ今は会員さんも少なく、年齢も低いので、できる事は限られていますが、
将来的には、これぞラボ!というような胸を張れる「テーマ」のあるパーティができたらと
夢は大きくもっています。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
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Re:Re:2006/11/01の日記(11月01日)
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Basshiさん (2006年11月07日 23時56分)
チロルさん
>Basshiさん~ 本当に面白いです。最後のオチが素晴らしい。でも,本
当にみんな可愛かったですね。もっと早くに準備を始めて来年の仮装は
凝るぞ~と,例年のごとく今年も意気込んだのでした。(結果が追いつ
いていませんが・・・)
→本当に久々の書き込み、ありがとうございました!
仮装、「ふるやのもり」は素晴らしかったですよ~。ちぎれた猿のシッポ、最高でした。
>Basshiさんのお母様のお言葉・・・
タンスを開けっ放しにしていると、「福の神が逃げちゃうよ。」と言う
のも,扉をバタンと強く閉めると、「家の守り神が怒っちゃうわよ。」
いいですねぇ。ただ「閉めなさい!」と怒られるのとは比べ物にならな
いですね。そういう優しさを感じながらM君も大きくなっていくんでしょ
うね。
→母の言い方が恐ろしかったので、全然優しさは感じませんでしたが。(笑)
でも耳に残るセリフを残してくれたことには感謝していまーす。
>そう言った昔から伝えられている言葉を息子さんに残してあげられるの
は,宝物ですね。
→そういう風に言っていただけると、あ~宝物なのか~とこちらも幸せな気持ちになりま
す。
幸せな気持ちにさせてしまうチロルさんの語り口。私も身につけたいです。。。
生まれながらにして持ち合わせている雰囲気なのですよねぇ。
あー、私はどんなキャラクターなのでしょう~、ますます自分を見失っています。
というかラボは今自分が繕ってきたキャラクター等はひっぺがし、どんどん素をさらさせて
しまう場所ですね。
テーマ活動をやっていて、役に気持ちを乗せていくと、ますます素の自分が見えてきて、
新たな発見です。
私って、アニグっぽいと思われていたらどうしよう~と怯えていたら、
ダルシンやればいいのに~と言われて、そんなに素直だと思われているんだぁと
(それだけで)幸せを感じてしまう私でした。
でも人前で裸になるのは、絶対に嫌!!
裸で森に入るなんて、絶対に嫌!!!と心底拒否してしまう自分にもびっくりでした。
(笑)
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