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ラボを人に説明する |
05月26日 (土) |
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最近(というか、開設以来ずっとか)、短期ブログラムを開催したり
無料体験教室のチラシをまいたり
次回のランスさんをお呼びして開催する父母会のタイトルを考えたりしながら、
頭の片隅で考えていたことは、
ラボをどうやって説明しようか・・ということです。
先輩Tutorの受け売りになってしまって申し訳ないので、
「ラボは・・・・と、言われています。」と語尾でぼかしたりしながら、何年か過ごし、
自分の体験と、経験を交えて、少しだけ自分の言葉で言えるようにはなりましたが。
それでも、言えば言うほど、自分の伝えたいことと離れているようで、
原点に戻ろう!と思ったり・・・
むしろ、パーティ開設時の時、自分がなぜラボを選んだのかを熱く語れていた時の方が
拙いながらも、きちんと自分の考えるラボの良さを伝えられていた気がしてしまうのです。
あの頃なんて言ってたかな・・と思い起こすと、
「幼稚園や小学校の同世代の関わりも大事だが、縦長の環境の中で子どもが揉まれて育つ
事は、現代だからこそ、都会だからこそ必要です!」
みたいな事を言っていたと思います。
そんな事言っても、マイパーティは全然縦長ではなかったので、
それすらも受け売りの言葉のようで、理想論のようで辛かったことを思い出します。
良く言われる、「ラボってボーイスカウトみたい」という言葉。
自分のパーティで野外活動を企画したりするときに、心の隅っこで意識する言葉です。
同じと言われたくないな・・・と。
夫が幼少時代にボーイスカウトに所属していた事を聞いていて、少し説明してもらっていたせいで、
なんだかボーイスカウトを知った気になっていたなと反省して、色々話しを聞いたり、
調べたりしてみました。
ご存知の方も多いと思いますが、
ボーイスカウトという名称だけれども、年代に応じて団員の呼び名は変わるそうです。
ビーバースカウト 小学校入学前の9月から小学2年生
カブスカウト 小学校2年9月から小学5年生
ボーイスカウト 小学校5年9月から中学3年生
ベンチャースカウト 中学校3年9月から20歳未満
ローバースカウト 18歳以上
ちなみに夫は、カブでやめてしまったので、
「ボーイの経験はない。だから本当の意味での活動はわかってないかもね。」と言います。
こんな台詞を聞くと、ますますラボと似ているなと感じてしまいます。。
似ているところを挙げてみると(私の個人的見解ですが)
縦長活動である
団(ラボで言う所のパーティ)によって人数や規模が異なる
自然から学ぶ姿勢を大事にしている
グループで活動する
自主活動が基本だけれども、彼らを導く成人指導者も欠くことができない
キャンプがある
演目発表をする(マジックやスタンツ、演劇など)
ボランティア精神を大切にしている
などなど・・・順不同ですが。
色々な団のHPを見ていて、
「自然から学び、教養の高い国際人を育てる!」という文字にはドキっとしました。
お芋掘りの様子、縦長活動の様子など、ぱっと写真で見ると、似ているところはたくさんあるけれど、
全然違うことがはっきりと分かります。
ラボには、ライブラリーという 高品質な・・いや一生の宝物がベースにあるのですよね。
これを抜きにラボを語れない。
他の英語教室との違いを語る時も、同じ。
やはりライブラリーというラボのいわゆる教材 があり、
世界中(もちろん日本も含めて)の名作物語、民話、ファンタジーあり、
オリジナル作品あり・・・それらを参加者が全員知っている事が前提での
野外活動、キャンプ、国際交流と交流体験活動が広がっていく。
そう。それは随分前から理解しているし、語れるようになってきた気がする。
しかし、体験にやって来た方が望んでいるものが何かを聞かずに話すと、
徒労に終わる事もしばしばです。
「絵本を読んでもらえるのは嬉しいけど、親もごっこ遊びをするとは思わなかった。」
「英会話をもっと取り入れてやってもらえたら、いいんですけど。」
そうですかー。膝の力がカクッと抜ける感じです。
もちろん気持ちは分かります。言いたい意味も分かります。
だからこそ、チラシ等を撒く時点で、焦点を絞り、伝えていかなくてはいけないのかなと思うのです。
キーワードの文字が「英語教室」だと、中身をあまり見ずに英会話教室だと思って
来てしまったりするので。
毎回練りに練って作っている折込チラシ(しかも自腹)なので、
「きちんと、隅から隅まで読んで下さいよーーーーーー」と言いたい気持ちは山々ですが、
自分も、広告を隅々まで読んでいるタイプではないので、そこも妥協。
「英語で遊ぼう!親子で遊ぼう!」もかなり気に入っているフレーズだけれども、
「ことばと心はつながっています。自然から学び、ことばをつむぎ、心を育み、
真の国際人を育てましょう!」が
私の一番今伝えたいことなのかな・・・
折込チラシのタイトルでうまいこと伝えられるのは、どんな言葉なんでしょうね。
言葉にこだわっているラボのテューターをやっている以上、
この壁には、果敢に挑んで行こう~ と思っています。
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