幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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拉致事件の無事解決を祈って・・・ 10月14日 ()
イランを旅行中の日本人男子大学生が7日に武装グループに誘拐されたというニュース。
私もテレビで見ていました。
今回の事件で拉致という悲劇にあっている邦人男性はボランティアをしながら旅をされていたとのこと、
何か志しがあってのことだったのだろうと、嫌悪感どころか、完全な同情の目で見守っています。
大学生という未来ある若さを思えば、ひたすらその無事を願うばかりです。

ラボに携わる前・・子どもを生む前、いや結婚する前の私ならば、
他と同じく「自己責任」という言葉を楯に、「危機意識が薄すぎる」などと非難する側に
回っていたかもしれないなと思ったりします。
なにしろ、どんなに偉そうに語ろうとも、結局私自身テレビや新聞等のメディアを通した
一視聴者に過ぎず、
今見ているTVを消せば、いつもの平穏且つ忙殺の日常に戻ってしまうのだから、
こんなにのんきな立場は他にないのですよね。
(もし私が外交に携わる立場であれば、何か意見があってしかるべき、なのでしょうけれど。)

少しだけ年を重ね、沢山の方々に許していただき、受け止めていただき、
人は決して一人では生きていけないこと、助け合い認め合うことの大切さなどを学ばせてもらったお陰で、
人に対しても自分に対しても少しだけ優しくなれたのかもしれません。

子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。

三十にして私は立っているかしら・・・
三十歳で、ようやく自分らしい基礎を確立できて、 独自の立場で思想を語れるようになる?
自分らしさは少しだけ確立できてきた気はするけれど、まだまだ思想を語れるには程遠いかもしれない・・・
そんなことを自問しながら、ふと学生時代のある友人の顔が思い浮かんでいました。
学部は違うけれど、入学と同時に友人を介して知り合いになり、
とても独特の雰囲気を醸し出していたせいで、すごく印象に残っている方です。
すぐ目に浮かぶのは、その彼が休学中にインドへ放浪の旅に出て、久々に大学へ顔を出した際の場面です。
レゲイスタイルの髪型に、サリーのような?服装、そして足首には銀のアクセサリー。
何かの教祖になったのかと驚きました。
彼を囲んでその体験談を聞きながら、へぇを連発していたのを覚えています。
彼は大変筆まめで、友人みなに外国から写真付きの葉書を送ってくれました。
私も何通かもらったものの、返事を書こうにも、どこへ出せば良いのかわからず、もらうばかりでした。
最後の便りは、手紙だったか友人からの風の便りだったかも定かではありませんが、
チェチェンにいるとのことでした。
「チェチェンって、紛争のところだよね?」とあまりにも遠い事のようで実感が沸かなかったことを覚えています。

今回の拉致事件を見ながら、ふと彼を思い出したのは、危険地域に単身で渡航している
という
共通点があったからかもしれませんが、
息子相手に「ママのお友達にもねぇ、こういう危険な場所でお仕事している人がいるんだよ~」と
話して聞かせていたら、TVで中継がつながり、現地のジャーナリストという人の名が呼ばれました。

思わず持っていた箸を落としました! 私が思い出していた、まさにそのご当人でした。
同性同名かとも思ったけれど、顔写真が出て、独特な語り口なので、間違いありません。
そうか~、今もジャーナリストとして活躍しているんだ~ とちょっと嬉しくもありましたが、
危険な場所に変わりはないので、彼の無事もそっと祈願しました。

彼からの葉書も98年頃に途絶え、実際にどんな仕事をしているのかも良く知らなかったもので・・・
ネットで検索してみたら、またもや「へぇ」と感心するばかりでした。
動画を見たら、やはり風変わりで、ちょっと笑ってしまいましたが、(失礼)
そこは学生時代の友人ということで許していただくとして。

現地の取材を元に、講演活動などもしているようですので、
機会があれば、生の声でお聞きしたいものだと思いました。
http://www.kouenirai.com/profile/700.htm
http://yoichi4001.iza.ne.jp/blog/

私が次回の野外活動のための打ち合わせをしながら、
洞穴(「きょうはみんなでくまがりだ」という物語の場面)を作っていた頃、
ジャーナリストの友は、山岳地帯で高山病と戦いながら、
水を大量に飲み、カメラ機材を担いで山登りしていたことを知りました。

同じ空の下・・・と言うけれど、私の住んでいる場所から空を見上げても、
到底地球の裏側が想像できるものではありません。
私のように想像力の無い人は、メディアを通して、手に取るようにすぐに情報が得られるけれど、
その前に、興味をもつところから始めましょう。
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