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2008/07/22の日記 |
07月22日 (火) |
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21日「アートをたのしもう!」での様子
Partyでは、毎年チラシをお渡しして参加を呼びかけていた「アートをたのしもう!」の絵画ラボ。
My Partyからは少し距離のある追浜の幼稚園会場でのモザイクアート体験でした。
事前に申し込んだのは、私の息子を含め3人のラボっこ。
アーティストの先生からの説明は
●木製の小さな四角いチップには、好きなように描いて良いよ。何枚でもどうぞ。
●チップは黒い布のどこに置いても構わないよ。好きな場所へ並べよう。
●黒い布に黒い色のチップだと目立たないから、黒じゃない方が良いかも。
といった内容でした。
皆で作るから楽しいモザイク状の作品。
いろんな色、色んな模様、いろんな絵が並んでできたモザイクを遠くから見たら、何に見える?
そんな大勢で行なうダイナミックで、素敵な企画に胸躍るテューターでした。
・・・が、我が息子は、説明などどこ吹く風。
自分の世界で、自分なりの楽しみ方でした。(いつもの事ですが)
皆がまっすぐ並べてチップを次々に貼付けている中、おもいっきり斜めに貼付けはじめ、
同じ色(だけど微妙に違う色になっているのは、色を混ぜているから・・・)ばかりでチップを塗りまくり、
黒い布の隅っこに、それを並べて「見て~~~!できたよ。顔、顔!」と満足気な様子。
一緒に行ったMちゃんが、横にピンク色に塗ったチップを置こうとすると、
「ここは、ダメ!」と怒り出す始末。
同じ色でも、ニュアンスも色合いも微妙に違って、それはそれでアートだったけれど・・・
そして個人の作品ならば、それで良いのだけれど・・・
それじゃぁみんなで作る面白さがないではないか!うちで一人で作ればいいではないか!
と思い、ちょっとイライラしていたところへ、アーティストの先生が一言。
「好きな場所に置いて良いんだよ。早いもの勝ちなんだよ。」とアドバイス。
最後にも「隣に自分の思ったものと違う作品が並んでしまった、やだな~と思っても、
我慢する、それがコミュニケーションを学ぶことにも通じますね。」とおっしゃってました。
「みんなで並べるから面白いんだよ。他を見てごらん。あっちの方へ並べてみたら?」
「他の色も使ってごらんよ。色んな色を使って、一枚ずつ作ると楽しいんじゃない?」
と耳打ちする私の涙ながらの努力も空しく、
取って来たチップ全部を塗り終える事なく、飽きてウロウロし出す息子に
(もちろん・・・日々の腹立たしさもプラスして!?)とうとう怒り出した私。
「描かないなら、チップを戻していらっしゃい!!!」
そんな怒声にも耳慣れた様子の息子は、鼻歌まじりに、変な踊りを披露しながら、
ふら~、ふら~、ウロウロ(涙)
彼のお陰で、テューターとしてのキャパが広がるんだわ・・と自分に言い聞かせながらも
疲労困憊。。。(これも毎度の事ですが 笑)
これぞ「男子」というこの典型的な性質に、時に悲しみ、時に感動しています。(笑)
横で丁寧に色付けしては、乾かして「私これ、持って帰る。」というNちゃん。
「え? 持って帰る前に、ちょっとだけ貼ってきたら? 終わったらきっと持って帰れるよ。」と声掛けするも、
「ううん。いいの。私貼らない。」とはにかんだ笑顔。
「もっとたくさん塗っていいんだよ。もういいの?終わり?」と聞くと、
「うん。もういい。塗ったから。あとは見てるんだー。」とこれまた可愛い笑顔。
結局My Partyの3名のうち、アーティストの先生のおっしゃった通りの事を楽しんでいたのは、
2歳のMちゃんだったね、とIさんと笑い合いました。
たくさん上手に色付けして、嬉しそうに見せては、色を説明して、せっせと運んでました。
「はってちたよー(貼って来たよー)」と大きな声で報告すると、また色付けに専念するMちゃんでした。
一見息子には厳しい私・・・という感じですが、実は内心、彼の成長を喜んではいました。
まず、絵自体を描かなかった息子が、絵が好きになったこと。
パーティ前には必ず描いているし、今回の「アートを楽しもう!」にも連れて行ったら喜びそう!と思えた事。
後片付けも丁寧に自分で行なってきたこと。(水は垂らしていたけど)
人の作品を踏まないように、自分なりに気をつけていたこと。
注意すれば一応耳を傾けること。(まだ素直な低学年)
最後に先生に大きな声で「ありがとうございました!」と言えたこと。などなどたくさんあります。
そんな想いを私が子供に伝えないまま帰宅したので、後で夫に報告という形をとりながら
「○○○○~だったんだよ。」と大声で言っていると、嬉しそうにニヤニヤしながら眺めていました。
一コマ一コマには、個性的な作品がたくさん!しかし遠目だとこんな感じです。

みんなで協力してそ~っと持ち上げるけれど、ポロポロっと取れてしまうチップもあり、
それを見て、互いに「そっとして!」と声を掛け合い、大事に扱っているのが素敵でした♪

自分の作品を持って帰っていいよーという先生の声に、いちもくさんの二人。

800枚用意した木製チップが、ほとんどなくなってしまう位、みんなでたくさん描きました。
毎年、教えて下さる先生を始め、会場を提供して下さっている幼稚園の方々、
そして企画して下さっている担当テューター、色々ありがとうございました。
幼少期にこんなに色々な体験ができるラボっこって、本当に幸せですね!
私もラボっ子になりた~~~~~い。
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こんぺいとうさん (2008年07月24日 18時37分)
ちいさなちいさなチップが集まると、すばらしいひとつの絵になりま
したね。その全体のバランスがすばらしいです。
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Re:Re:2008/07/22の日記
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Basshiさん (2008年07月26日 14時43分)
こんぺいとうさんへ
> ちいさなちいさなチップが集まると、すばらしいひとつの絵になりま
したね。その全体のバランスがすばらしいです。
書き込みありがとうございます。
最後に全体の絵(黒い布)を掲げて、皆で「何に見えるかな?」と考えた時も、
大人の私達よりも、子どもたちの方が柔軟な発想力でこたえていたのが印象的でした。
毎年、開催して下さっている「アート」なので、ぜひ来年も参加させたいと思います!
来年の息子の様子も、楽しみです。(笑)
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