幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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キャラバン隊の皆さんありがとう! 09月13日 ()
昨日はテューターの秋の研修、初日!
昨年の西新宿での研修が大変素晴らしく、テーマ活動の面白さ、奥深さ、
そしてまたもう一度やりたいと思わせてくれる実りの多い研修だったため、
今年の秋も楽しみにしていました。
しかし、結局、午前中の通院と、鼻血と頭痛のためにやむなく欠席。
翌日のキャラバンに備えるかたちとなりました。(残念・・・)

神奈川のキャラバン隊(大学生ラボっこ)は、希望の日程で申請書を出して、抽選待ち。
「当たると良いね。」「この日程で来てくれると良いね。」とドキドキしながら
見切り発車!?で事前に「うみがたずねてきた」に取り組み、心待ちにしていました。
Summer Special Eventと呼んでいる3パーティ合同での、夏の集中パーティ交流会は8月。
野外活動をしたのでした。
海へ実際に遊びに行く・・・のではなく、海の生き物がうちに訪ねてくるのだから、
物語の内容的には室内でも良いかもねなどとテューター間で話し合いながら、
やはり夏活動でしかできないことを優先して、交流会の内容を詰めたのでした。
小学生高学年のミニシニアとしての活躍の場、人前で話すことに慣れる自己表現の場、
キャンプ未経験の子、プレイルーム年代の子たちにも疑似キャンプ体験を、
そしてなによりパーティを越えた交流の場、縦長の異年齢でのグループ活動などを盛り込んでいます。
そんなSSE第一弾は、8月1日だったので、本日で既に一ヶ月は経過しています。
みんなの持っていないライブラリー「三本柱」の中の作品であることから、
自宅でCDを聞いたりすることができないので、覚えているかな?と
前回持ち寄った「海の生き物の絵」を壁に張り巡らしておくことに。
キャラバン隊の皆さんいわく、「ライブラリーを持ってない、おはなしを聞いた事がない
なんてことは、想定範囲内。」とのこと。
「持っていない、初めてこの物語と出会う子でも、絶対に一緒に楽しめますよ!」
という力強い言葉と共に、スタート時間前にメンバー全員でテーマ活動の最終チェック。
「声、もうちょっと張って!」「そこのナレーションゆっくりめで!」
そんな声掛けに磨き合い、今日のメンバーならではのT/Aを作り上げていました。

「Welcomeという気持ちを伝えたい」「最初にしっかり大学生の名前と顔を知らせたい」
という要望を伝え、最初に3パーティのラボっ子がアーチを作ってお出迎え。
そしてゆっくりじっくり自己紹介をしてもらいました。
他地区からわざわざ集まって来てくれたメンバーや
色々な場面で良く会う同地区のメンバー。
あだなを大きな声で呼んで、(キャンプの雰囲気でしたね!)すっかり知り合い気分になりましたね。
優しい・・と言っても変に子どもに媚びる事なく、対等に、一人間として扱ってくれるキャラバンの大学生たちに
子ども達は目を輝かせて、引き寄せられていきました。
子どもの扱い(という言葉はきらいですが)が上手く、あれよあれよという間に、
縦長異年齢のグループを作り上げていくのは、お見事!の一言。・・・スゴイ
1・2歳児から小学校高学年までのメンバーが、一緒になって、海の生き物の表現を考えている姿に、
「高度なことしてるよね。」「うちの子も、なんとなく入ってるわね。すごいね。」と
お母様方から賞賛の声があがりました。
おはなしたどり、おはなしに因んだゲームでおしまいかと思いきや・・・
結局最後には全員で通してT/Aをやってしまう所も素晴らしかったです。
キャラバンの6人が表現していた海とはまたひと味違った、海。
多くの生き物が秩序良く!?ワラワラと漂い、泳ぎ回る姿は、海そのものでした。
カニになりきって横歩きしていて、時折ママやテューターと目が合っては、はにかんだり。
口パクで「ぼく、今鮫やってんの」と報告しながら鮫をやっていたり。面白かったです。
最後に車に気をつけながら一列に並んで帰る姿には、哀愁すら感じられて、思わず主人公のように
「夏も終わりだな・・・」とつぶやきたくなる心境でした。
受験のための塾通いで、忙しくなってきた高学年の子達が、幼児期のままの笑顔で
仲間とヤドカリになって、相撲を取りながらも列を崩さずに帰って行く様子が微笑ましく、
そして何かホッと温かいものを感じるのでした。
グッピーシュワッチの掛け声の一体感は、素晴らしく、楽しかった~と声に出す子も出さない子も、
顔を見れば一目瞭然。
それを見守るお母様方の顔も思わず緩む微笑ましさでしたね。

交流タイムは、子ども部屋、ラボママ部屋と軽く仕切って開催。
子ども達が成長したせいか、まとめる大学生の腕が良いせいか、
子どもの移動も少なく、泣きわめくような子もなく、大人は大人でしっかりと大学生と話ができ、
子ども達は子ども達で、しっかり感想コメントの紙を書き、最後にはキャンプソングまで教えてもらって、
楽しい交流の時間が過ごせたようです。

「部活とラボの両立が大変だった」に対して「どうしてラボを辞めなかったの?」の質問。
「続けた、続けられた理由は・・・ラボが好きだったからというだけでは、無理だったと思います。
同じパーティの(ずっと一緒にやってきた)友達や、仲間、それから先輩とかがいたからでしょうね。」
という答えが、本当にうなずけるものでした。
「あなたがラボ嫌だな、辞めたいなと思っていた時の、親御さんの対応は?」という質問に、
「うちの親は、お金払ってるんだから、行きなさい。嫌ならスパっと辞めなさいよ。と言ってました。
そういわれると、ここまで続けてきたし・・と思って逆になかなか辞められなかった。」という答え。
思わず我が子とだぶって見える一幕。。。(笑)
辞めなさいと言えば・・辞めないというタイプだったのかな?色んなタイプがいますからね。
「大学1年で辞めようと思っていたのに、4年まで続けように変わった理由は?」の質問に
「大学生の表現活動や(先輩の)ラボ卒業に向けての発表など、真剣にやるテーマ活動が本当に楽しかったことや、
自分が真剣に取り組めば何でも楽しいんだとわかったから。」と答える大学生。
感動しました。
そう、そこに気付くか、気付かないかは、大きな分かれ道ですよね。
キャンプもそれを学ぶ場のような気が私はします。
自分が「楽しむぞ!」「友達つくるぞ!」と思って積極的、前向きな姿勢で参加するのと、
「行けと言われたから来ただけ。」と受け身で参加するのとでは、同じキャンプも全く違ったものになる。
マイナスの状況をプラスに変えるのも自分、自分が変われば周りも変わる。
そんな事に気付けたら、もうそれこそが国際人なのでは?と思うのです。
中学生で気付く子もいる、高校に入ってシニア経験を積んで初めて気付く子もいる、
そして大学生になってからの子もいれば、ラボを卒業して社会に出てから気付く子もいる。
早い遅いは個性だけれど、それに気付くきっかけだけは、ちょこっと与えてあげたい。
そう思うテューターでした。

大学生がキャラバンとしてパーティ訪問しに来てくれて、それがダラダラのだるだる、ボロボロだったら・・・
ラボを勧めようという気にもならないかもしれません。
しかし、今回もまた、「スゴイ、ラボで育った子って、素敵☆」と感動できたからこそ
テューターとしても自信を持って、ラボで育つ子どもは人間力、社会力に優れていますよ。
国際的な視野を持ち、偏見なく、自分も他人も受け止めるキャパを持っています。
と思わず人に語りたくなる・・・そんな活力をもらいました。

キャラバン隊の皆さん、素敵な時間をありがとう!
Re:キャラバン隊の皆さんありがとう!(09月13日)
ぼっくりさん (2008年09月13日 22時58分)

PC復活、Basshiさん復活おめでとうございます。
間髪入れずに日記のアップでありがとうございます。
SSEレポートも、振り返りながら懐かしく(既に!?)、楽しい気分
に浸りながら読みました。

キャラバン隊、良かったですねぇ。
ホント、余韻が残る訪問です。
Basshiさんの受けた思いがよーく伝わる日記でした。
それにしても、ちこらんたんさんの日記にもあったカレッジシップ(呼
び名が違って面白いですよね)の皆さんもそうだし、ラボっ子の大学生
達は全国、すごいんですね。(今日の昼間から、すごいを連発するだけ
になって、表現力とぼしいっす。何かすごいものを見ると言葉がなくな
る・・・この状態は、東山魁夷のふすまの続き絵を見た時もなったけれ
ど、一種頭の中が麻痺しているというか、キャラバン隊活動からも、そ
ういう種類のインパクトを受けているということなんですね?!)
Re:Re:キャラバン隊の皆さんありがとう!(09月13日)
Basshiさん (2008年09月15日 17時12分)

ぼっくりさんへ
>PC復活、Basshiさん復活おめでとうございます。
→ありがとうございます。最敬礼。

>キャラバン隊、良かったですねぇ。
(今日の昼間から、すごいを連発するだけ
になって、表現力とぼしいっす。何かすごいものを見ると言葉がなくな
る・・・この状態は、東山魁夷のふすまの続き絵を見た時もなったけれ
ど、一種頭の中が麻痺しているというか、キャラバン隊活動からも、そ
ういう種類のインパクトを受けているということなんですね?!)

→充分、「すごい」以外のボキャブラリーで表現されています。(笑)
東山魁夷さんまで引き合いに出すぼっくりさんこそ・・・すごい です。

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