幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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2009/02/26 パーティ報告 02月26日 (木)
<プレイルーム>

冷たい雨の降る中、見学のお二組が足を運んで下さり、
総勢7名(うち4名が1歳)でパーティスタートです。
この日は、ゆきむすめの4回目。
もうお話の世界で、何度も遊んでいるラボっこ達と一緒に
見よう見まねで動いてくれた見学のお子さんたち、泣く事もなく
楽しんでちょこちょこ参加してくれました。
T君は、2度目の見学。
前回はじーっと様子見で、ママの膝の上にいましたが、
それでも終始笑顔、ニコニコと見守る様子に貫禄さえ感じました。
今回は参加するだけでなく、なんとテューターの側にぴとっと寄り添い、
最後には膝に座ってくれて、テュ-ターの心をわしづかみにして帰って行かれました。
もう一人のT君は、以前ラボっこでした。
小さい時だから、もう忘れちゃってるかな~?と思っていたら、
しっかり私のことも覚えていてくれて、ニコニコとはにかみながらも
お兄ちゃんらしく弟の世話などしながら、興味深気に観察したりしていました。
あの、集中した時の目力がすごい!
大人の何倍もの感性、五感をフル稼働で参加しているのですよね。

テューターは、こんなに自然体で良いのか!?と思う位、普段通りのラボ。
子ども達と楽しくおはなしの世界に浸って、笑顔をもらいました。
T/Aの活動については、日記担当のラボママが、ものすごく丁寧な目で見てくれていたので、
それをそのまま転記します。
<Oおじいさんも、Mおばあさんも、とてもお茶を入れるのが上手で、Mママおばあさん
(私)に、たくさんお茶を入れてくれました。
新聞の雪がふってきたら、Oおじいさんは、早速遊びながらゆきむすめをつくり、
Mゆきむすめはそりを楽しんでいました。
その姿を見てMおばあさんも年齢を忘れ、そりを楽しんだかと思うと、家に戻りお茶を楽しんだりと・・・
Sくん、Yくん、Tくん、Iくんも、雪を投げたりして楽しんでいました。
キャンプファイヤージャンプでは、元気にジャンプしたりして、体を使って楽しめました。
ゆきむすめが空高く上がって行ったら、Oおじいさんが山へ探しに行って、
連れて戻って来たり、と自由な発想がプレイさんならではで面白かったです。>

書いていただいた通り。
ゆきむすめ役やる~!おばあさんやる~!と宣言していても、3歳ですもの
雪遊びが始まったら、そりゃムズムズ体が動いてしまいますよね。
それを無理にストーリに戻す事なく、一緒に遊んでくれながらも、
「おばあさん、そんなにはしゃいじゃって大丈夫?」と役になぞらえた声掛けをしてくれる
お母様方が素晴らしいと思います。
要所、要所でCDに耳を傾けるO君が素晴らしいリードをして、お話はそれているようで
それてない・・・
そんな素敵な空間だったのです。
1歳児は1歳児なりの関わりで、雪で楽しく遊んだかと思うと、突然夏になり、気がつくと
たき火の飛び超えごっこをするはめになっていて(笑)
ママに抱っこで飛び越えさせてもらって、喜んでいるのもつかの間、火(偽物)を触ろうとすると
「あっちちよ。」とママに注意され、「ん?これ熱いの?」と好奇心で目をキラキラさせていました。
また、気がつくと音楽はちょっと切なく、ゆきむすめがどこかへ行っちゃった・・・と
皆が大騒ぎしているから、1歳児は不安になって、ママの膝へ。
こうして、なんとなくの雰囲気でも物語の世界を体感して、空気を感じ取っているのですよね。
こういう時、英語でなんて言うんだっけ?というような事をしない、このパーティのプレイルームの意義を
言葉ではしっかり説明できなかったダメテューターですが、
「心が動くことが大切。」と少しは伝えられたでしょうか・・。
プレイルームでも、しっかり語っていかなくてはと反省したテューターでした。

<キディ>
「今日は、見る日」とわざわざ伝えに来てくれる素晴らしいMちゃん。
彼女は、3月生まれの年中さんですが、ちゃんと自分の言葉を持っています。
自分の絵本を持って来た時には、私が少ししか読んであげられなかったのに、
帰り際に忘れず「テューター、今日は、私の本読んでくれて、ありがとうね。」とお礼を言ってくれるのです。
ママに言えと促されたわけでもなく、自分で思い出して伝えてくれるのです。
今日も、私がどうしたの?と聞く前に、自分から「今日は見てるから」とひそひそ声で伝えてくれました。
これがどんなにすごいことが、お母さんにお伝えできなかったなぁと残念に思ったので、
最初に書きました。
他の子のように絵を描かなくても、言葉という表現手段を持っているのだから大丈夫なのです。
もじもじして言えない子には、聞き出すちょっとした助けが必要ですが、彼女のように
「これから、おふざけするよ」というサインも、ちゃんと言葉で「いくわよ~!」と
伝えられるのは、実はとても空気を読んで、テューターを観察している証拠だったりします。
ラボ歴は短いけれど、耳は良いし、恥ずかしがらずに大きな声で歌えるし、
何より役にストンと入り込めるその能力には脱帽です。

話を戻して、T/Aは4回目のゆきむすめ。前回もずっと役が決まってきてしまっていて、
ゆきむすめ役の女の子達は、いつも暗い淋しい顔をしてなりきっていますし、
おじいさんもおばあさんも段々堂にいって、「なぁ、ばあさんやー」というようなフリートークすら出ています。
ちょっとせっかくだから・・・とテューターは「他の役をやってみてね」の一言を投げかけました。
すると、皆真面目なことに、すんなり別の役を選んでくれました。
女の子役(子ども役)の子2名は、雪で楽しく遊ぶふりをするのに疲れたのか、
途中でぼそっと「もう遊ばなくていい?」と聞きに来る場面も。(笑)
もちろんいいよ。いつも雪でどうやって遊んでるの?と聞くと、
「えー、座ってつめたいなぁとか、歩いてみたりとか」と言うので、それでいいんだよと言うと、
「だって、CDで雪だるまを作ったり、雪合戦したりって言ってるじゃん。」とのこと。
そうね、そうね。CDの台詞やナレーションにとらわれて、それしかできなくなってしまうこと、あるある。
大人の私にだって、あるよー。と内心思いながら、
どんな事して遊んでるかな~って考えて好きに動いていいんだよ、と精一杯のアドバイスをしました。
まだ幼稚園生なのに、そこまで考えるようになったのか・・・と感動すらしつつ、
プレイルームのように、心も体も解放されて自由に動けることの素晴らしさを再確認したのでした。
いつもおじいさん役で、お茶入れたり、ブーツ買って来たりするのが嬉しくて仕方ないS君は
今日は「火をやる」とのこと。
先週までの、M君とH君の楽しそうな様子を見て、そうやればいいのかーと思ったのかな?
全くもって、同じ動き。ちょっとふざけてる?何してんの?と先週M君はテューターに聞かれたけれど、
それと同じで、最初っから火。ずーっと燃えてる状態でした。それがまた嬉しそう。
でも途中でやはり疲れて「テューター、ぼく、ずっと燃えてるんだけどぉ、まだぁ?」と聞いてきたりして
可笑しかったです。
ゆきむすめ役のAちゃんは、熱演。目を固く閉じて雪、ゆきむすめになると目をパチっと開けて、
うふふ、うふふと笑い続けています。
表現がメンバーによって違うのがわかって、素ばらしかったです。
M君とH君は、ゆきむすめを選んだけど、ちょっと恥ずかしくっておふざけモードでしたが、
それでもストーリーにはしかっり沿っていて、変なしゃべり方ですが女言葉を使ってみたり、
これまたシャッフルして良かったなと思いました。
しかし、テューターは、最後にみんなに感想を聞けずじまいで残念でした。
見学の方に、ちょっと説明をしていたら、皆の気持ちがT/Aから既に離れてしまって、
そのままGood-byeになってしまいました。
ちょっとどんな気持ちだったか聞きたかったなぁと反省しました。
皆の中ではいつもと違うゆきむすめの体験ができたのではないでしょうか。
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