ラボ帰国報告会を拝見してきました。 |
08月30日 (日) |
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連日のラボで多少疲れ気味の私でしたが、
やはり、出発前の「壮行会」で、素晴らしい素語りや茶道のお手前などの得意な事を
緊張しながらも見事に発表してくれた子ども達の事を思い浮かべると・・・
どうしてもホームステイの<その後>が知りたくて、自分の耳で聞きたくて、
疲れた体に鞭打って、なんとか参加して参りました。
まだ外国から帰宅して間もない上、大きな模造紙にホームステイの様子を描くなど、
報告会の準備に追われて忙しかった上、
未だ興奮冷めやらぬ状態、そして疲れも癒えぬままという状況だったと思います。
もちろん親御さんも。
しかし、壮行会で ちょっと緊張気味に、ちょっと消極的に、
はにかみながらぽつりぽつりと語っていた「国際交流に向けての抱負」の時のとは違い、
今回の帰国報告のなんと堂々としていること!
あの短い持ち時間では語り尽くせない素敵な思い出の数々、失敗談、面白エピソード、
それにもやもやした消化不良な想いなども、たくさんあったことでしょう。
しかし、しっかりと自分の言葉で、きちんと前を向いて、自分の体験を語る様子に感動しました。
カンペも見ずに、どうしてあんなに立て板に水でスピーチができるのかしら!?と驚く程です。
それは、きっと人に話したくなるような多くの体験があるからでしょうね。
言葉がおぼつかなくても、自分の想いを語るにふさわしい適切な言葉が当てはめられなくても、
あの場で、生の子ども達の報告を聞けば、伝わります。
それは言葉だけでなく、声の調子、そしてなにより笑顔、笑顔、笑顔。です。
笑顔で、溢れるように語られる言葉には、本当の心があり、そこには人を引きつける魅力があります。
「話し方のテクニック」なんて必要ないな・・・と思わせてくれる位、心を打つ彼ら自身の体験談がそこにありました。
ラボの国際交流プログラムは、単にお金を払ったから行けるという海外旅行とは全く違います。
積み立てをして、事前活動に参加するから、他より安心だ、というだけでもありません。
子ども達が受け身ではなく、自分で切り開こうと思うようなきっかけいくつもあること。
どんなハプニングにも耐えうるような柔軟な対応力が、これまでの長年のラボ活動で自然と培われていること。
またそれに気づかせてくれるきっかけが沢山あること、だと思います。
これまでに参加した多くの先輩達の体験談が聞けることも、実は大きく作用しています。
「何して楽しませてくれるの?」では国際交流に関わらず日常でも、楽しくなんてならない。
「よし!楽しむぞ!」と前向きに一歩踏み出す事が、人生にとってどれほど有益な事か。
それを知って育つラボっ子は、本当にラッキーだなと、私は羨ましく思うのです。
あるお母様はこうおっしゃっていました。
「ラボの合宿やサマーキャンプ等で、少しずつ親離れ、子離れの体験をして、
また今回ひとつ子どもが巣立っていった気がします。」
英語の歌を歌ったり、物語を演じたりする事の表面的な英語教育法だけに目をとられていては
感じられない事柄だと思います。
ラボでは常に皆で話し合う場、ぶつかり合い、意見がすれ違えばコンセンサスを取る等、
仲良くなったり団結したりできる場がたくさんあります。
そんな体験を合宿やキャンプで初めて会う人と、また最初から繰り返すわけです。
根気よくコミュニケーションを取り、諦めず、自分から語りかけてみる事を努める。
そんな根底にある目に見えにくい教育こそが大切ですし、
ラボは良いよと言える自信となっています。
子ども達のこの国際交流体験が、ラボのひとつのステップなのではなく、
ずっと続いていく教育(共育)、成長のひとつの通過点である事を胸に、
この経験を次の世代に今日の笑顔で伝えて欲しいと思っています。
また、事務局のHさんのスピーチにもあったように、
これからはせっかく異国で気づいた多くの大切な事を活かすべく、シニアメイトにトライしたり、
コーチやカレッジメイト等の場で自分自身と英語力を更に磨いていって欲しいです。
今回の国際交流で「英語をもっとしゃべりたい!」と全員が言ってたように思います。
その意気込みこそ、待ってました!と言いたい点です。
そのきっかけ、その原動力を封じ込めずに!
そこからぐっと英語力(言語力)を身につけていってくださいね!
それもこれも親御さんから与えてもらった素晴らしいチャンスですよね。
皆さんが大きく羽ばたく姿を・・・陰ながら私も見守って参りたいと思っております。
来年度国際交流へ行く子も、ぜひ素敵な体験になるよう祈っています!みんな頑張ってね♪
子ども達の輝く未来をかいま見せてもらって、笑顔になりました。
素敵な会をありがとうございました。
「ことばがこどもの未来をつくる」 良い言葉だなぁ・・・
最初は、単に「英語力が身に付けば、子どもの未来に有効だよ」という程度の意味に
とられていたけれど・・・
「言葉を持つのは人間だけなんだから、しっかり言葉を身につけて、自分で未来を切り開いていきなさい」とも聞こえるし、
「子ども達にとって、自分で語れる言葉を持つ事こそが、自分の未来を作ることなんだよ」
とも聞こえて来ます。
このワンフレーズには多くの意味が詰まっていて、それを大切に掲げて来ているラボは
でかいな~と思いました。
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Re:ラボ帰国報告会を拝見してきました。(08月30日)
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Ju-Juさん (2009年08月30日 22時15分)
(up早ッ!)ばっしーさんの感じた事がそのまま、
報告会や国際交流の意義への的確な説明になっていて素晴らしい。
本当に報告会は毎年とても楽しみな行事です。
子供たちの報告もさる事ながら、ご父母のスピーチは
どのエピソードもそれぞれが笑いや感動に包まれております。
今日も地区のТテユーターと帰宅しながら、
「保護者の方全員がちゃんと客席の笑いを捉えていたのがスゴイ」と
話しました。ばっしーさんが書いていらした通り、
スピーチのテクニックではないんですよね。
体験の熱さ・厚さ、それだけ親御さんもものすごい体験を
されたという事ですよね。国際交流のコンセプト「ひとりだちへの旅」
はそのまま「子離れの旅」・・・そんな旅を親の方もしていた
夏だったのですよね~~。
今度ばっしーさんの日記をマイPのご父母に配布させていただいて
宜しいでしょうか~~。(報告会にいらしていただきたいので。)
ではまた。来週。
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Re:Re:ラボ帰国報告会を拝見してきました。(08月30日)
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Basshiさん (2009年08月30日 23時02分)
Ju-Juさんへ
→書き込み早ッ!!
>子供たちの報告もさる事ながら、ご父母のスピーチは
どのエピソードもそれぞれが笑いや感動に包まれております。
→本当にそうですね。
ご父母についても書きたかったのですが、それを書いたら収まらないのでやめました。
Ju-Juさんのスピーチも楽しかったです!お二人のお子さんについてのお話を聞いて、
本当に子ども一人一人違うのだなと再確認しました。
他の皆様も、お子さんから受ける印象と親御さんの印象が全く違うのも面白かったです。
親子ってそんなに似ないのね、と思いました。
>今度ばっしーさんの日記をマイPのご父母に配布させていただいて
宜しいでしょうか~~。(報告会にいらしていただきたいので。)
→ええーーー!? ものすごい、話が急に飛躍しましたが。(笑)
うーーーん・・・そうですねぇ・・・
きっとパーティの御父母の方々は、皆さんこれから子どもを国際交流へ送り出すか否かを
検討しているような前段階の状況だとするならば、
私と年代も心境も近く、感じる事も似ているかもしれませんので・・・
もしお役に立つようでしたら、どうぞ。
御父母の皆さんが、手っ取り早く、帰国報告会に来て下されば、
一番HOTな生の情報が聞けて、ラボの国際交流って何なのかが分かると思うのですけれ
ど、
なかなかそこまで行ってみようという気持ちになるまでは、皆さん腰が重いのですかねぇ。
(って、そう思い始めるとせっかくの気持ちがブルーになるので、考えませんが。)
今度はJu-Juさんにうちの父母会へ来ていただいて、送り出し母の気持ちやら気構えやらを
話していただきたいなぁ~♡ (とさり気なくリクエストしつつ)
勝手に父母会の構想を練る私なのでした。書き込みありがとうございました。
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