幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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2010/05/19のパーティ報告 05月19日 (水)
<Kiddy>
久々に帰宅の早かったM君は、テューターが手が空かない間に皆に絵本を読んでくれました。
ただ読むだけならば、これまでも小学生に「読んで」と頼んだり、自主的に「読んであげる」
と言う子がいたりで、パーティでは良くある光景ですが、
今日の感心した点は「皆は何を読みたい?」とまず聞いたところ。
そして意見が割れると、少し内容を説明した後、多数決で決めるニクイ技。
その後、少数派の方にも「こっちはまた今度読もうね」とフォローの言葉までプレゼントしている様子に、
将来のシニアメイトで活躍する姿を想像して、嬉しくなりました。
全員が揃うまではいつもSBで体を動かしますが、
今日はA was an apple pieを先にやりたいとリクエストがあり、先週の続きをやりました。
H君は、「アポーパイ」という英語の発音が面白いらしくツボに入ったように笑い転げていました。
でも結局は恥ずかしそうでしたが自分も言ってみる事ができて良かったです。(笑)

「空のかけらを入れてやいたパイ」
たくさんCD聞いて来たよというAちゃん、セリフを言う(妹の)M.rちゃん。
T/Aを始める際に登場人物を尋ねると、
「飛行士さん」と日本語ではなく「エアマン」と英語で言ったり、
「こねこちゃん」ではなく、「ウィスキー」と名前で言ったり、自分なりに耳に残ったものから
入って来ているのが良くわかります。
今日はH君の日と言っても過言ではないくらい、たくさんの役になりきって汗だくで楽しんでいました。
「粉」「砂糖」「生地」「パイ」と変化しながらも、途中からはヤギとぞうをやってくれました。
Nちゃんが「おばあさん」「ねこのウィスキー」「島の人」と次々に役を変えると、
M.iちゃんとSちゃんが「私も私も」と続くので、Nちゃんが「一緒でなくていいんだよ」と
注意する一場面も。
(ま、めげずに二人共真似てましたが。笑)
最後の島の人をNちゃんと一緒にやろうとして、「もう、ここはいいって!」と強く言われると、
M.i&Sコンビは、頭を使い、「別の島やろ~」「そうだね、あっちがいいね」と移動して、
Nちゃんと同じ様に「駐パイ禁止」の看板を立てていました。
感想を聞いた時、どうしてもその事が忘れられなかったようで、
「楽しかったところは?」と何度聞いても、「駐パイ禁止のところが、つまんなかった。」
「一緒にやっちゃだめって言われたのが悲しかった。」と言っていました。
でも看板持って楽しそうだったじゃない?ゲラゲラ笑ってたし、とTが言うと、
「それは面白かったけど。」とのこと。
Pieに乗っていた側の(駐パイ禁止!と拒否される側)H君に、
「こっちに来ちゃだめだよ、って言われた人の気持ちがわかったでしょー」と
お母さん風に突っ込まれていたのが、面白かったです。
Tが「そうだね。こっちはダメダメって言われて、悲しかったよね。
どうしよう・・・って思っちゃったね。」と言うと、
M.iちゃんがすかさず、「だってパイが島になるんだから大丈夫だよ。」と言うので、
Tが「島の人は、パイが島になるって知ってたのかな?」と聞くと、
ちょっとした議論になりました。
「こっちにパイが来てつぶされる~って思ったんじゃない。」
「ぶつかって地震が起きるって思ったんじゃない?」などなど。
Tが「島の人は、あ~パイだ!ってすぐわかったのかなぁ」と更に聞くと
「わかってるよ。下から見たらすぐわかるじゃん。」とか
「え?アップルパイって下から見た事無いからわかんない。」等面白い事をたくさん言っていました。
パイの表現をどうするのかな~と楽しみにしていたT/Aだったので、
最初は手をつないでぐるぐる回っていたのが、ふわふわ~と飛ぶ感じに代わり、
その後手は離して、床をパイに見立てて、子ども達同士で
「そっちはパイから落ちてるよ!」「え?どこまで?(がパイなの?)」等と
イメージの共有をしていたので、Tが「ここまでがパイ?こっからは空中なの?」と確認しましたが、
だんだんと大きく広がるパイを皆で想像したようです。
途中、Aちゃんが、最初はネコ役を楽しそうにやっていたけれど、途中でちょっと疲れてきたのか
「痛い」「もうや~だ~」と妹相手に、足を踏まれたやら、手を引っ掻かれたやら言い出した時、
Tはその都度「大丈夫?」と声をかけてみたり「血も出てないから平気!平気!」と
慰めてみたり、
「足踏まれそうってわかるでしょう?そんな時は避けなくちゃ。」などと小声で耳打ちしながら
やっていましたが、そんな時に感動の一言。

  「役に入ってないから、痛いんだよ。」

Tから言われるのとはひと味違う、ラボっ子からの言葉。

「今何の役やってるの?ネコでしょう?」と聞かれ、Aちゃんはうん、とうなづき、
「じゃぁ、ネコならよけられるじゃん。」とか「ネコは痛い~ とかしゃべんないよ」と
彼らなりの言葉で優しく説明。(書くと厳しい言葉に見えるけど、本当は優しく言ってました)
つまりAちゃんがT/Aに集中できないまま、現実のAちゃんと
自分の存在に気づかず(またはわざと?)足を踏んで来る妹のままで居るから喧嘩になるわけで、
役のまま、ネコとおばあさんだったら、喧嘩どころか自分たちがこらからどうなるか
不安を抱えたまま空を飛んでいる・・・ と彼らは言っているわけですね。
お話の世界にいる状態というのは、そういう深い心理面まで理解しています。(子どもなりに、年齢なりに)
でも、お話から逸れていると・・・
そんな気持ちどころか、他の子が何をして何を(想像して)見えているのかが分からなくなりますよね。
そんな瞬間をとらえての、深い助言だったと感心しました。
子ども達なりにT/Aを通して、こんなにたくさんの事を感じ、見抜いているという事をお伝えしたいなと思いました。
6月にゆっくりお伝えしますね!
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