幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ぐりとぐらのおきゃくさまの秘密発見!?その2 12月24日 (金)
※タイトルの秘密発見その2はものすごく下の方にあります。

<12月22日のキディクラス報告>
クリスマスソングを数曲やり、さぁT/Aとなった時、
私がいつものように「ぐりとぐらは、今どこにいるんだっけ?」と聞くと
皆口々に「森」「森の中」「雪」などと答えていました。

T「ねぇ、ぐりとぐらって何しに森に行ってたんだろう?」
Mi「なんで?テューターはどう思うの。」
T「もみの木が描かれてるからさ、もみの木を探しに行ったのかな?と思ったの。みんなは?」
A「お散歩」 H「雪合戦」
Ma「もみの木を見に行ったんだと思う。切っちゃったら木が可哀想だから。」

私は「ちいさなもみのき」という絵本を読んでいるものだから、
ついついもみの木を森に探しに行ったのだなと思ったし、切ってしまうのではなくて
根っこ毎取って、クリスマスが終わったらまた森に戻すものだと思っていたけれど、
Maの意見に、自分で考えるなんて、本当に素晴らしいなと感心しました。

T「今日は、どうする?ぐりとぐらは何しに行ったことにする?」
雪合戦が圧倒的に人気。もみの木を探すという子ももちろんOK。
そんな訳で、遊びながらもみの木を探しにでかける事にしました。

そこでしつこく質問。(笑)
T「あのさ、家でね、MiとCD聞いてる時に不思議だったんだけど、おきゃくさまの足跡はあるのに、
なんでぐりとぐらの家からの足跡はないんだろう。」
Mi「おれ、あの後考えたんだけど、わかったよ。ぐりとぐらの足跡は小さいじゃん。
野ネズミだから。だからその足跡を辿ってサンタさんが来たの。
上から踏んだから消えちゃったわけ。」
H「ぐりとぐらが出かけた後に雪ふったんじゃない?」
Sa「やっぱりお散歩じゃない?お散歩しに行ったら、雪降って来たんじゃない?」
H「そうそう、雪見て、イエーイ雪合戦しようぜーってなったんだよ。」

だんだん楽しくなって来ました。(笑)そんな訳で、CDスタート。
家を出てしばらくすると雪だ!「だんだん積もって来た!」を合図に雪合戦スタート。
かき集めて頭にかける、近くまで行って顔に塗る、などなど皆には雪が見えてます。
Sa「もみの木あったよ!」(ぐら) Hが木をやっていたのを発見。
本当だ!とTだけが見に行って、みんなは悪のりして木にまで雪をぶつけています。
そうこうしているうちに何かを発見。落とし穴です。
今日は先週とは違う役やってみてと言ったので、H君が背景に徹しています。

英語も日本語もなんとかちょこちょこ言いながら、話しが進み、Miサンタが登場。
なんとネズミの形のケーキを作ったようです。ケーキはもちろんH君。
A「なんでー。絵と違うじゃーん。ねずみのケーキ気持ち悪い」と笑ったので、
Hは丸くなりました。(H君は優しいよね。)
でもMiサンタの気持ちも嬉しかったな~ 
野ネズミのぐりとぐらにプレゼントだからネズミの形のケーキなんて素敵♡
もし絵本がなかったら、絶対にそれもありだよね。
さぁ食べようよとなった途端、サンタが出かけるというので、みんなお手伝いし始めました。
Sa「あたし、トナカイやる!」と叫んだのをきっかけに何頭かのトナカイが出現し、
テューターは白い袋役をやってサンタにおぶさり、ソリが動き出した瞬間に
袋の重みでサンタが転げ落ちました。皆大爆笑。
その後はサンターの「うりゃーー」というよくわからない声と共にかけっこ状態で終わりましたが、
後で感想を聞くと、そこが一番楽しかったそう。
サンタ役に聞くと、「ソリから落ちたから間に合わないと思って、急いだ」とのこと。
「結局、動物達を招いてクリスマスパーティができなかったね」と私が言うと、
残念そうな子もいました。
絵本見せてと言うので、開いて見ていると、
Ma「なんで服着てるのと、着てないのがいるの?」と言いました。→もっと下へ続く。

さて、T/Aが終了したら、慌てて手を洗って、クリスマスパーティの準備です。
小さな透明のプラカップに、苺ジャム・ヨーグルト・コーンフレーク・生クリーム・苺
と順に乗せて、ミニミニケーキを作りました。
お母さんの分も作ってサプライズの予定が、間に合わずお母さんの前で作りました。(笑)
そして、一年間ありがとうの気持ちを込めて、お母さんに手作りカップケーキをプレゼントしたら、
ミニ発表のスタートです。
We wish a merry christmasの発表、Christmas is comingの発表ができました。
お母様方一年間ご苦労さまでした。楽しいクリスマス、良いお年をお迎え下さいね!

<ぐりとぐらのおきゃくさまの秘密発見!? その2>
さぁ、ここからがタイトルの部分です。
なんで服を着ている動物と裸の動物がいるのでしょう?

私は一瞬だけ暖かい場所に済んでいる動物は洋服を着てるのかな?と思いました。
でもそれはおかしいなとすぐに気づきましたし、当然子ども達には言いませんでした。

そうなんですよね。私もずっと疑問でした。
パーティでは誰も答えず「わかんない。」とのこと。
「テューターどうして?」と私に聞いてくる子もいました。
ぐりとぐらに出て来る動物は全部裸です。
(そらいろのたねにも出て来る)赤いバケツをもったくまさんだけが、赤いバケツ(品物)を持っています。
このぐりとぐらのおきゃくさまの中でも、このくまさんは赤いバケツは持参していますが
相変わらずの裸です。

そこで、私は考えました。だるまちゃんのように。かみなりちゃんのように。
すると、かみなりちゃんのパパのごとく、お助けがやって来ました。
そう、前回の日記に書いた通り、「子ども達の自由な様子」を眺めていたら閃いたのです。
私の答え「自由にしているだけ」 あはは。 怒られそうですが、実は深い答えです。
T/Aは、こうしてみんなで考えて深めるのも大事です。でも考えすぎてはダメ。
ファンタジーに答えを求めすぎてはつまらないのです。
きっとおおかみさんはお洒落にこだわっているのでしょう。
くまさんはどうしても赤いバケツを持ちたいんです。命の次に大事なのかもしれません。
ネコみたいに裸なのに帽子だけはベレー帽とか、
子どもだってこだわりがあります。連れて歩く人形がいたり、大好きな帽子があったり、
それを楽しんで描いてくれていると私は受け止めています。

ですから、パーティでは、こう答えました。
「プレイルームのMiちゃんは、いつもぬいぐるみ持ってラボに来るのね。
このくまさんもいつも赤いバケツもってるんだよー」
すると直接の答えではないにも関わらず、みな一気に大盛り上がりです。
「あ、このぞうさん、しましまのシャツ来てるね!」「半袖だし」
「このうさぎさん、ぐりみたいな格好だね。仲良しなのかなぁ」などなど。
こういう発見は、私なんかより子ども達の方が優れているはず!

ファンタジーはおもしろがってなんぼだなと、子ども達のお陰で学んだ気がします。

最後に・・・
ラボのCDには「ぐりとぐらはお友達」ということばがあります。
背景をやっていたH君がぽつりと「なんで友達なのに、一緒に住んでるんだ?」とつぶやいていました。(笑)
実は中川さん、山脇さんは「ぐりとぐらは双子の兄弟」と答えています。
でも、子ども達は赤い服だから女の子。青い服だから男の子。と男女だと思ってる子もいます。
いろいろあっていいんじゃない。答えはないんじゃない。と私は思うのです。
おそらく絵本作家さんも読み手の自由でいいと思っていると思います。
それなのに、なぜラボのCDに(しかも途中のところで!)友達ですと入っているのか
とても不思議。
ぜひ理由をご存知の方は、こっそり私に教えて下さい。
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