幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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2011/03/02のパーティ報告 03月02日 (水)
気づけば先週のパーティ記録をUPせずに一週過ぎてしまいましたー 
パーティの皆さん、すみません。

ところで今週です。
<Playroom>

今日は一番ラボ歴の短いMちゃんのリクエストを聞こうと思っていました。
大好きな「がらがらどん」と言うかな~
それとも先週やったから「アリス」と言うかな~と楽しみにしていました。
最近聞いている物、やってみたい物という事で、たくさんのタイトルがあがっていましたね。
テューターが決めてしまう月もあるので、リクエストに応えられる時期には応えてあげたいと思っています。
(それでも、CDを聞いてないとリクエストしていいよと言われてもできないでしょう?
皆さんがいろんなお話を聞いているからこそのリクエストだと思うので、
たくさんのリクエストが挙る事が嬉しいです♪)

プレイルームは一年毎の成長がすごく大きいので、本当に毎週毎週驚かされる事だろうと思います。
(成長が目ではっきり見えるうちは、楽ですよね。笑)
お母様方も見ていた通り、Oh,hunting we'll go,の当てっこでは、
素晴らしい発音で、元気に単語を言っていましたね。
Kちゃんがすごく覚えていて、脳みそが活性化している時期なんだろうなーと羨ましい程でした。
Mちゃんも、ようやく慣れてきたのか、自分を発揮していましたねー。
何よりも嬉しかったです。
この場が自己表現をしていい居場所だとわかってくれればいいなと思っています。

T/Aは「だるまちゃんとかみなりちゃん」。
Kちゃんがだるまちゃんになりきっていたのを見て、感動してしまいました。
ジャンプして取るだけが楽しくて、何度もくり返しその場面ばかりやる所から進化して
考えたり、怒ったり、悲しくなったり・・・そういう心の動きがたくさんあるお話なんですよね。
読み聞かせをしてもらいながら、内容を想像できる子ならば、
登場人物に自分を投影して一緒に悲しくなったり嬉しくなったりできるのでしょうけれど、
だんだん大きくなって、ただ文字を追うだけで読めるようになると、
さほど心も動かなくなり、この絵本を読んでも、何も感じないようになってしまうかもしれません。
でもラボをやっている子は”疑似体験”が実際にできてしまうから、行間を読める大人になりますよ!

私なんて、
「あんなに健気に何度もジャンプして取ってあげようとしているのに取れないなんて・・・」
と見ているだけで悲しくなって来てしまって。(苦笑)
「背がちょっと低いだけなんだ」とか「おれは男だ、強いんだ。でも・・・」という台詞には
思わず涙目になって応援したくなってしまいます。
毎回飽きる程このお話をやっていても、私がこうやって感動できるのは、
ラボのお陰で心が柔らかくなっているからだと思います。(以前はこんな人ではなかった...)
お母さん達もぜひお子さんが大きくなったからと言って知らん顔せずに
子ども達の気持ちに寄り添ってあげて下さいね。
子どもの目を通して、子どもの目の高さで世界を見ると、2倍人生楽しめます。

というわけで、だるまちゃんはKaminari-chan's daddyが助けに来たところで終了。
来週はどうやってやる?とキディクラスのように問いかけてみました。
この問いには素敵な答えがたくさんありましたね。

絵本を広げながら、プールの飛び込み台を指差して「私はこの段から飛び込む!」
だるまちゃんは一番低い所から飛んでるね。
「変な顔してるね。」緊張してるんじゃない?
Mちゃんのママは? 「私のお母さんは、コレ」あぁ、順番待ちしてるんだねぇ。
「テューターは、ここからどーんってやっていいよ。」そうなの?ありがとう。
こっちのスライダーは今工事中だから禁止って×になってるね。
「でもKはどーんってやるよ」かみなりちゃんみたいに下に落ちちゃうよ、いいの?
「大丈夫。全然痛くないもん。Kは泣かないよ。」本当?強いねー

かみなりタウンのページでは、
ここどこ?と聞いてみると、「雲の自動車でドライブしているのを、雲の上の屋上から見ているの」とMちゃん。
「傘さしてるの。かみなりだから。雨ふるの。」
本当だね。日傘さしてる女性かみなりとしか思ってなかったテューターよりも
深く感じているんだね。
「あたし、まだ雲の自動車乗った事ない。」
ほんとう、ほんとう。そうだよねー 

もう、嬉しくなってしまいましたね。
雲の自動車、いつか未来に乗れるといいですよね。

テューターも乗った事ないよ。と言うと、「え?そうなの?」と一瞬驚いた顔をしたMちゃん。

そうか!  今こうして書いていて、ふと気づきました・・・

私はあの時、普通に素で「乗った事ないよ」と答えてしまったけれど、
私は今日はKaminari-chan's Daddyをやっていて、雲の自動車を運転して来たんだった!
おまけにこの7年の間に、本当に雲の自動車が見えたような気がした時もあったんでした。
ラボっ子達それぞれが作った雲の自動車で、皆で運転して遊んだこともあったなぁ。

あーそうかー だからMちゃんは驚いていたのか・・・

テューターとして、真摯に答えたつもりだったけど、
Mちゃんにしてみたら「乗った事ないよと言い切ったという事は、この人は一体何に乗って
助けにきたんだろう?」と疑問が残ったでしょうね。
ごめんねー Mちゃん。

こうしてパーティを振返りながらUPしてなかったら、気づかなかった。
振返りの大切さもさることながら、Mちゃんがいかにラボで物語の中に生きているかを
改めて知りました。
プレイルームさんにとっては、ラボの物語は現実なんですよね。
架空の世界とは思ってない。おもいっきり引きずりながら帰るんですよね。
テューターはその世界の人。
他の大人には通じなくても、テューターには同じ物が見えていると思ってくれているんです。
あーあ・・・
来週は、自分の中で物語をすぱんと終わらせないで、余韻に浸ろう・・・

と今日は反省のまま報告を締めます。(苦笑)
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