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2011/03/02のパーティ報告 |
03月03日 (木) |
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<キディ>
今日はプレイルームさんがキディに参加してくれて、3~9歳までが一緒に活動しました。
3歳率が高いので、収集がつかない位まとまらない事を予測して覚悟していたのですが、
みんな緊張していたのか、とてもまとまっていました。(笑)
PRでとりあげたSB等を少し取り入れつつも基本的には通常のパーティ。
Oh,the brave ole Duke of Yokeのじゃんけんゲーム等は説明せずに、
まずは見ていてもらおうと思ったのですが、
3歳児も普通に参加しており、小学生も良く面倒みていましたね。
「あいこの時も負けだよ」と全く説明していないのに、ルールまで理解していて驚きました。
キディにあがった時には、きちんと始めに説明しながら新しい曲をやるので、安心していて下さいね。
キディさんもお母さん達がいることで少し緊張したのか、
最初のSBはいつもよりも声が出てなかったように思いましたが、だんだん本領発揮。
自分たちでやると決めたワフ家(木曜日)では、なかなかなりきっていました。
小学生のM君がふざけてお話とは違う動きをしていて、いつもなら
あまりひどいとTは注意してしまうのですが、
今日は初めて参加の子もいて、Tの怒る姿に恐れをなすといけないので(笑)
軽く促す程度で見守りました。
小学生の子達には、本人達が互いに「やりずらい」と気づいてくれればと思うので、
感想タイムでは、その辺に関してどんな意見が出るだろうかと興味がありました。
(M君が面白かったというような感想ばかりならば、少し言葉をかけようと思っていました。)
お話とそれる形でふざけて面白い、というのではなく、たくさんCDを聞いている子ほど
お話通りに台詞を言ったり、CDと同じタイミングで話しが進むと気持ち良いという
楽しみを感じて欲しいからです。
自分たちでやりたいと決めたとは言ってもみんな聞込みの浅い状態でのT/Aですので、
(毎週一話ずつ)さすがにいつものように台詞がさらさらとは出て来ませんでした。
それでも、Sちゃん(年中)はCDを聞いてから、とりあえず日本語だけでも言うぞという気持ちを感じました。
同じくMちゃん(年中)も自分も言いたいと思っているのに、他の子の声でCDがかき消されて
聞こえないから言えないとぼやいていました。
皆もっともっともっともっともっとCD聞いて来ないと、会話ばかりだから厳しいよー
CDを持っていないY君(小3)は初めて聞く状態にも関わらず、
同じ様に日本語だけでも言おうとして耳を澄ませてCDデッキの側に陣取っていました。
入会したばかりですが、自分なりにやれそうな役を選んで
自分から積極的に取り組んで行こうという姿勢にとても感心しています。
H君(小1)とM君(小3)は、ネコと泥棒役を志願。
いつも泥棒役をやらされていたテューターとしては嬉しい成長でしたよー。
(テューターがやると手加減無しでやっつけられるからねぇ。いつも。)
それも「誰かと一緒に」というのではなく、各々が自分で決めて、
それがたまたま同じ役だったというのがまた嬉しいですね。
SちゃんとMちゃん(年中)は、ヘンリー役。
そこに小さな声で「ぼくもヘンリーやる」とS君(3歳)も加わって、
ちょっと可愛らしいヘンリーチームでした。
他の女子チームはアン役。
最初は緊張していたKちゃんはママの近くで見ていたので、
途中でお母さん役を頼んでママと一緒にやってもらいました。
疲れて眠っていたS君(3歳)は残念でしたが、みんななんだかんだで役になりきって
物語の世界を楽しんでいた事が、PRのお母様方にも伝わったようで良かったです。
お話の世界からそれる子が一人もいないというのは、すごいですよね。
ただ読むと普通のお話なんだけれど、T/Aで動くと、すごく心が動くし体力も使う
動いてわかる事がたくさんあります。
テューターが気になっていたのは、曲の所。
泥棒を捕まえて大喜びの家族のはずが、すっかり脱力して「やりきった感」が出ていました。
以前取り組んだ時には、「お母さん聞いて、聞いて!」とまくしたてるように
武勇談を話す様子だったり、
皆で肩を組んで「適当喃語英語」で大声で歌って大笑いした場面でしたが
今回はすっかり疲れて眠りました。
闘いが本気だったので、すっかり出し切ったのでしょうね。(笑)
お陰で曲がBGM状態でした。
その辺、感想で出るかな~と思ったのですが、今回は出ませんでした。
来週も同じお話をやるならば、その辺も突っ込みたいところだったのですが、
来週はDry noseをやるので、今回はさらりと楽しく終了してみました。
感想タイムは見学のお母様方も我が子の成長が見れた一時でしたね。
輪になって座れるだけでも嬉しいのに、ちゃんと意見を言ってくれましたね。
口火を切ったのは、入会間もないY君。
手を挙げて「じゃ、僕から」と言ってくれました。
そういう何気ない積極性もすごく褒めてあげたいです。
Y君「お話の内容とは違って、それはいけないかもしれないんだけど、でも泥棒が
警察から逃げてる所が面白かったです。」
内容から逸れている所がダメだとわかりつつも面白いというのが、本音だなぁと面白く感じました。
Aちゃん「ヘンリーが女の子っぽかった。」と言ってくれて、
どの辺が?と聞くと、吠え方も闘いかたも、女の子だから仕方ないけど、
もっとヘンリーっぽくと言って、吠えてみせてくれました。
言いたい事としては、「見え方」ではなくて、ヘンリーの気持ちで!という事なんだよね。
こういう意見が言えるようになったんだなぁとしみじみしましたよ。
そんな意見を受けて、ヘンリー役をやったMちゃん(年長)は
「泥棒をやっつける時、怖かった」と言っていました。
年中さんの女の子からしたら、小学生の男子はおっきくて怖いよねぇ。
良く頑張ってヘンリーはネコを追い払ったと思います。
同じくヘンリーをやっていたSちゃん(年中)は「アンの電話した所が面白かった」とのこと。
大勢のアンが一斉に電話する姿を見ての感想でした。
さて、倒される側はどうだった?と聞くと
Mくん(小3)「全てが面白かった!特にヘンリーがネコを倒すところが面白かった」
倒されるけど面白かったの?と聞くと、
「うん。本気でやり合ったから面白かったんだと思う。」との事。そこ、大事ですね。
Hくん「ネコの所、面白かった。でもネコより泥棒の方が楽しかった。」
ネコはまだ遠慮していたかな?でも泥棒は二人いて、楽しそうにやっていたよね。
悪そうな表情してたもんね。気持ちから入っているのが良かったと思います。
3歳の子達が本気で蹴ったりぶったりしてくるんだもーん 噛まれたしー
と若干嬉しそうに(!?)言っているのが、楽しかった証拠。
顔を高揚させて、はぁはぁ言いながら、語っている姿を見るとテューターは嬉しくなります。
3歳児の初感想はこちら
Sくん(ヘンリー)「お話が面白かった。ネコと闘うのが面白かった。」
Iちゃん(アン)「アンのまっかっかのスモモと歌うところが面白かった」
Mちゃん(アン)「アン。泥棒を捕まえた時が面白かった。」
Mちゃんがか細い声で感想を言い始めると、皆一瞬静まり返って、きちんと耳を澄ませていましたね。
最後には拍手まで沸いて。
この拍手してあげようという気持ちが嬉しいですね。感動しました。
最初T/Aを見ていたKちゃん、しっかり輪に入って座っていましたね。
満面の笑顔で「えっとー、えっとー」と考えながら、
嬉しそうに「わかんない」と言って笑いが起きていましたが、
最後には「泥棒が怖かった」と感想を言ってくれました。
一生懸命考えて、何言おうかな~とドキドキするのも大切だし、
あ、そういえば、コレ言いたかったと思い出す。思い出したら口に出すのも大事ですよね。
一言でも発して帰れて、本当に良かったです。
上手にSBが踊れるとか、言われた事をきちんとできるという受け身の上手さは
見てわかるから、褒めてあげやすいけれど、
どんなに目をこらしていても目に見えない心の中は(絶対に何か感じているはずだけれど)
見えない分、なかなか親でも気づいて褒めてあげる事ができませんよね。
そんな心のざわめきをことばに変えて口から出してくれる、あるいは体で表現してくれる
こういう事こそ褒めてあげたい部分です。
何度もくり返し感想を言い合う事で、受け止めてもらえる喜びを知ってもらえれば、
勇気を持って外で飛び出していけます。
仲間と物語を胸に、世界中へと羽ばたいって欲しいと願っています。
来週/再来週は父母会です。
パーティの様子、今後の予定、キャンプや合宿についてお話ししますので、
ぜひ都合の良い日にいらして下さい。
ライブラリーアンケートも忘れずにお願いしますね。
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