幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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2011/04/27のパーティ報告 04月27日 (水)
<キディクラス>
幼稚園も少しずつ慣れてきたかな?という子ども達。
疲れも出始め、季節の変わり目でもありますので、
幼い年少さんは特に体を壊さないように気をつけて下さいね。

パーティでは「とぷう」に取り組んでいます。
部屋に入るなり「あたしは桃色ビンターズやる~」
それを受けて「わたしは黄色やる」「ぼく、とぷう」などなど・・・
一方では頑なに「ぼく、やりません」とS君。
いいの、いいの。役決めの積極的な雰囲気が嫌なのよね。
でも、危ない事だけは「いけません!」と強く言わなくてはいけない年代になりました。
プレイルームの頃のようにたくさんのお母さんが一緒に見ていてくれるわけではないから。
やっと一人立ちの第一歩を踏み出した子ども達です。
これまでテューターに何か言う時も、お母さんを通して言ってもらっていた子も
驚く程の成長を見せて、テューター対自分という形で向き合っています。
慣れたお母さんに叱られるのとは違って、
テューターやお友達に強く言われると、驚いてしまうでしょうけれど、
こうしてコミュニケーションを学んでいくのですよね。
自分と他人との関わりは、自分で学んで行くしかないのですから。
親がどんなに手助けしたくても、お友達を作るも喧嘩するも仲直りするも、全て自分。
少しずつ、少しずつ・・・色んな経験を通して、身につけていくことでしょう。
いつかはキディさんたちが、私を越えて、
「テューター、こうした方がいいよ。」と諭してくれるような日が来るでしょう。

話しを戻して、パーティでは、今日はゴールデンウィークのお休みにやる
ホームワークの説明に時間を取りました。
おうちでやってみてね、と渡すだけのつもりでしたが、
予想以上に興味を持ってくれて、「今やりたい!」「これどうやるの?」と言うので、
お家でお母さんやお父さんと一緒にやるんだよ、と約束してから
やり方を説明しました。
Mちゃんは、自宅に帰ってすぐにCDを聞いて、お魚の色塗りをしたり、
はらぺこあおむしのワークシート?(←呼び名が難しい)をやったりして、
お母さんは「英語わかるの?」と驚いたというエピソードを早速聞かせてくれました。

幼稚園に入るとCDを聴く時間が取れない~とおっしゃっていたお母様方ですが、
それはプレイルームの時にたくさん聞いて下さっていた証拠。(笑)
その時に比べたら、時間は作らなくてはいけなくなりますから、難しいと思います。
でも、少しずつリズムもできてくるし、
なせばなる、なさねばならぬ、何事も~というところでしょうか。
ホームワークも、子ども達が久々にこのライブラリー聞いてみたいなと
思ってくれる事を願ってのきっかけ作りですので、決して叱りつけてやらせないで下さいね。
(内容的に、そういうものでもないか・・・笑)

GWはご主人もいらして、CDをかけづらいなんて声も聞こえてきますが、
(そんな事いってると、休み中全然聞けないので!)
良い機会ですから、パパも一緒にライブラリーを聞いて・・・
英日でひたすら聞いて口に出す!!!(若干、スパルタ!?)
家族でライブラリーを聴く良いきっかけになるかもしれませんよ。
前向きに、前向きに。

8年目にして「とぷう」の絵本で初めて気がついた事がありましたよねー
お母様達にはその場で伝えましたが。
小学生クラスの方に書きますね。

<小学生クラス>
小学生は、これまでやっていたSBを唱えながらゲームにして自分たちでやりました。
自分が当たると唱えざるを得ないので、小声だったY君も、言ってましたよ。
キディと同じく「とぷう」をやりましたが、やはり小学生。
ことばへのひっかかりが多いです。
Y「陽炎って何?」
Tutor「見たことない?」 全員が見た事ないとのこと。
一緒に調べてみると、ゆらゆらとぶれたような写真が出て来ました。
それを見て、
M「あ、これ知ってる。車乗ってて、アスファルトから湯気みたいになってて、
もやもや~とずれたみたいに見える時あるよね?」
Y「あ~ じゃぁあれか、炎の上にも、こう・・・ゆらゆら~って見えるやつか」
そうそう、日本では春の季語として使われる陽炎ですが、実際に良く見かけるのは
夏のアスファルトが多いかもね。
ここまでは普通の小学生の会話。

でもここからがラボっ子発言。
Y「じゃぁ、かげろうっておじさんじゃないのか。」
A「おばさんもいるんじゃない?」
Y「えー???そうなんだ」
また全員で絵本を眺めて・・・「ほんとだぁ・・・」
え?どこどこ?(笑)どこに陽炎おばさんが?と慌てるテューターでした。

T「キディクラスでね、テューターがとぷう達はどこから来たんだろうって聞いたらね、
  Kちゃんが、盛岡って言うんだよ。盛岡が寒いって良く知ってるよねぇ。
  みんなはどこから来たと思う?」
A「寒いところ」
Y「北極」
A「南極」
Y「ロシアとか?日本なら北海道でしょう。樺太とかもありかな。」
なるほど。なるほど。
T「とぷうたち、桃色ビンターズは寒いところから来たわけね。じゃ、黄色ほっぺたーずってどこから来たと思う?」
Y「えー どこだろう・・・」
T「キディのMaちゃんがね、同じところから来てるって言ったんだよ。
同じところから来て、樫の木ホテルにいるよって。」
絵本を見てみると、本当に!樫の木ホテルにいる春風さんたちはほっぺの色がないのです!
Y「すげー!よく気づいたよね。」
T「しかもね、この太陽に当たった子は桃色になって、月の光に当たった子は黄色になったのってMiちゃんが言ったんだよ!」
絵本を広げて確認したY君は「スゲー、スゲー」を連呼。
しばらく黙っていたMは
M「おれはライオンのたてがみに住んでるんだってずっと思ってた。
  ねぇ、見て。ほら黄色でしょう?」

そんな訳で、小学生クラスは黄色ほっぺたーずはライオンのたてがみに住み、
とぷうたち桃色ビンターズは、樫の木ホテルに住んでいるという事にして
T/Aに取り組んだのでした。
子ども達ってすごいですよね。

小学生クラスのみんなにはホームワークは簡単過ぎてつまらなかったみたいだけど
「ことばの宇宙」のA-ha!と俳句ingに夢中。
もう、帰って家でやりなさいと注意するまで、やっていました。
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