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支部テーマ活動発表会を引率して |
05月09日 (月) |
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発表を見ての感想ではなく、 マイパーティの小学生を引率して拝見した事の感想です。
これまではご父母の皆さんにご案内だけして、各自で見に行っていただく形にしていましたが
そうすると腰が重いのか、なかなか見に行かれるご家族が少なく、機会はこうしてあるものの、大変残念でした。
毎度親子で見ているテューターの我が家だけが、
いつもいつも得して、ラボファミリーの皆さんには還元できないまま。
それを反省して今回はご父母も一緒にと欲を出さず、
まずは今テーマ活動が少しずつ深まりつつある小学生だけでも見せてあげたいと思い実行にうつしました。
安全面を考えつつ、お母様の協力を得て、無事に引率する事ができて嬉しかったです。
低学年でも(幼児でも!)高大生までの縦長Pの中では、長い物語を楽しみながら
何度も何度も何度もくり返し聞いている。
心を合わせて表現し、発表中に気がそれたりせずに物語の世界にどっぷり浸れるのはなぜだろう?
そんな事を感じてくれたら・・・などと私は頭の片隅で(下心)思っていましたが、
子ども達は子ども達なりの等身大で見ていたようです。
初めてCDを聞く時と同じで、初めて見るお話の時には、
「ごきぶり役が面白かった」等、ひっかかる場面やことばを見つけて面白がっていました。
最初なのだからそれで良いと私は思います。
「馬に乗ってるとこ、見えた。」
「闘ってるところが怖かった。」
「王様が怖かった。」
など、すごい褒め言葉の数々です。
発表した方は、想いがことばや体にみなぎって、迫力となって伝わっているのですから
嬉しいはずです。
感想文は、提出して来たので、きっと受け止めてもらっていることでしょう。
「ぼくもこんな風にやりたい。もっと人数が増えれば出れるの?」なんて言ってる子もいました。
テューターも頑張ります。
ひとつ、「これだ!」という事がありました。
思いのほか早く会場に着いた際、発表に出るPの方々が揃いのパーティTシャツを着て
集まっていたのを見て、衝撃を受けていた子、発見をした子がいました。
まず大人数いる事に驚いていたり、
うちにはパーティTシャツがないので、大勢がお揃いで着ているのも驚いたようです。
「ラボマークに翼が生えてる!」の一言には思わず笑いました。
「どういう意味があるのか、聞いてみようか」と私が促し、教えてもらった事が心に残ったようです。
テューター同士が数分立ち話しただけの、ほんの少しの事ですが、
子ども達にとってはとても刺激にもきっかけにもなったようで、
発表が始まるとすぐに「さっきの人たちだ!」と喜んでいました。
私は「これ、これ!」と思いました。
まさに我が子がこんな小さなきっかけでたくさんの「人」や「物語」に興味を持ち、
たくさんの出会いに育ててもらっているから。
私がうちだけ得してごめんなさいと思うのは、良い発表を(我が家だけが)見たという事だけでなく、
こういうちょっとした出会いやきっかけで、テーマ活動を見に行く事やラボに参加する事が
楽しくなるという経験も含んでいるのです。
「どうしてM君はそんなにラボが好きなの?」と聞かれた時、思うのは、
決してパーティだけでラボの活動が好きになっているわけではなく、
交流会や、地区での合宿、キャンプ等での「人」と「ことば」の出会いが大きなきっかけとなっているからです。
支部テーマ活動発表会の場でも、発表を見て色々感じるのはもちろんのこと!
地区の異なる友人や、これまでお世話になった卒業生(OB,OGが見に来ているので)と
久々に会えたりすることも、楽しみのひとつになっているのです。
引率した子ども達は、近隣の三島テューターに「こんにちは」と声をかけられたり、
三島Pのラボっ子たちに「あ!」と言われるだけでも、なんだか嬉しそう。
こういう事の積み重ねが、パーティの外へ出て地区や支部で活躍する勇気をくれるのだと思うのです。
テーマ活動を見て、自分に引き寄せてみたり、感動したりできるようになるには、
年齢や経験、(ライブラリーを持っているか、パーティで取り上げた事があるか等)
によっても異なってくるので、その年、その時なりで良いので、毎年発表を見るという
経験を重ねて欲しいと思います。
最後に、背の小さな3名がフラッグに顔を隠すようにして行進していた様子に
思いもかけず涙してしまい、自分でも驚きました。
8年経って、ようやく初めてのフラッグ行進でした。
子ども達にとってはこれからの長い人生の一コマの経験ですが、
私にとっては思い出深いものとなりました。
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