幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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「ハメルン」のワークショップ 05月14日 (金)
今日は、「おかあさんのための絵本講座」の第二回目。
テーマは「ハメルンの笛吹き」でした。
私のような”ラボっ子経験のない”新人Tutorにとっては、
あらゆる研修を通して、物語の深め方等を学び、まさしくCDを聞き込む日々を過ごしながらも、
実際に舞台(発表会)という場に自分自身が立ったのは、ほんの数回。
(地区研に参加するようになれば、また違って来るのでしょうけれど・・・)
もちろん、たったの一回でも、経験しないよりは、
台詞を掛け合いで言う事、
音楽のタイミングを完璧に(子供のように!)覚える事、
参加する人間全員の意見をどういう形でまとめるか、
無数にある表現の方法から何を選択するか・・・等、
大変難しいという事だけは理解できます。
しかし多数ある素晴らしいラボ・ライブラリーの中で、自分が何百回も聞き込み、
寝ても覚めても物語の情景をさまよい、登場者の気持ちや背景を考えた!
という作品は片手で数えられる程。。。
やはり今回の「ハメルン」も、
百聞は一見にしかず・・・ならぬ、「百聞は一動にしかず」でした。

今日のために、何十回も暇さえあれば聞き込んできたつもりが、
あの韻を踏んだちょっと聞き慣れないフレーズそのものが音楽のように、
媚薬?はたまた麻薬?のように、ふわ~っと耳を流れてしまい、
なんだか不思議な作品だなぁ・・・という余韻と、
最後のナレーションの静かな怖さが残るだけでした。

話は少しそれてしまいますが、この経験を通して、今迄とは異なる角度で、
「Tutorの役割」を学びました。
CDを聞いて来てね。まず聞いてみてどんな感想をもった?
と聞くだけでは、上記の私のような感想しかでてこないかもしれません。
(感性の豊かなラボっ子は、私よりも多くを感じ取るのかもしれませんが。。笑)
そこで、Tutorが、音楽の変わり目等のポイントや登場者の気持ちは?と
疑問を投げかけるだけでは、よほど受取手(演じ手)の感受性が豊かでないと
あれやこれやと感想が湧き出るものではないな~と思ったのです。

いつも研修などで教えていただく、「グループ分けをして、話し合う」事の意味がようやくわかりました。
私にとって、これまでは、「色々な意見を出して楽しむ」・・・もしくは、
「より良い表現方法を見つけるためのグループ分けだ」という風に勝手に思い込んでいた気がします。
しかし「他人と自分は違うんだ」という事を何度も何度も確認し、認め合う事
(時には意見の食い違いから衝突もあるでしょうし。。。)
が大切だと言う事、そしてそれがいかに難題であるかという事も理解しました。
難題であるからこそ、何作品ものテーマ活動を通して、何度も経験していかないと、「他人が自分とは違う」という事はわからないんですね。。。
それがわかった上で「共通点」や「共通意識」を見いだす喜びも
自ずと見えてくるという事でしょうか。。。

以前、「セロ弾きゴーシュ」をテーマ活動に選んだ時、
ゴーシュの住んでいる家はどんなとこ?という事を話し合うために、
絵を書いて来て、全員のイメージをシェアしました。
ノイローゼになりそうな程、ものすごく狭い家だったり・・・
物が少ないのでだだぴろかったり・・・と同じ家でも随分違うものだと驚きました。

また今回も、「ハメルンの笛吹き」の笛吹き男の着ている洋服
「あかときいろの そめわけもよう」を
赤と黄色の2枚の紙を使って作ってみましょう、と言われ、再びびっくりです。
私は、相当頭が固くなっているようで、どうやって作るんだ???と
おもいっきり戸惑ってしまったんですが・・・
さすがラボママ!と言うべきか。「なんでもいいの?」なんて言いながら
さらさらと作り始めていらっしゃいました。
2
↑制作風景です。

数学のように、これが正しい答えですという物がはっきりしてないと
どうしていいかわからない私にとっては、マイパーティの2歳児たちの発想
洗面器をかぶって帽子と言ったり、ボールペンを箸にしてみたり・・・
という姿を見て、おお~~~っと単純に感動してしまうのですが。
大人でも柔軟な発想ができるものだなぁ~と感心してしまいました。

そんな訳で、なんでも新鮮で、なんでも感動してしまう”ド素人”の私。
お母さま達の素晴らしい作品をカメラにおさめてまいりました。

7 6 5 
4 3 1

同じ紙で、短時間に、これだけ異なるものが出て来るとは、
ラボママ、おそるべし。です。
私も負けてはいられません。
ようやく大人の反応や顔色を見て、大人に褒められる事を意識しなくても良い生き方ができるようになったのです。
のびのびと自由な発想を畏縮する事なく、発揮できるように、リラックスしなくては~
渡辺テューター、本当にありがとうございました! 楽しかったです。
時間が足りないですねぇ。。。いつもいつも。
この時間が足りない→次もやりたい、と思わせるラボのテクニックだったら、
憎らしいですね。(涙)
Re:「ハメルン」のワークショップ(05月14日)
ぼっくりさん (2004年05月15日 23時01分)

昨日の講座内容をしっかりまとめていらっしゃいます!
「だんだらもよう」作り、こうして見ると面白いですね。
日記を拝見して、昨日の感動が蘇りました。

私も、昨日一日で『ハメルン』がとても近くなりました。
物語の中へ導かれていく不思議さ、楽しさ・・・
ウェーゼル川の中で、ねずみになって流される感覚は、妙にリアルでし
た。そしてこどもになって、笛吹きの後について行ってしまう気持ち。
笛の音がことばに聞こえてくる感覚。

ミラクルでした。

バッシーさんPのKJさんと初めていっぱいお喋りできたのも嬉しかっ
たです。
Re:Re:「ハメルン」のワークショップ(05月14日)
Basshiさん (2004年05月16日 00時06分)

ぼっくりさんへ

>ウェーゼル川の中で、ねずみになって流される感覚は、妙にリアルでし
た。そしてこどもになって、笛吹きの後について行ってしまう気持ち。
笛の音がことばに聞こえてくる感覚。

私はついつい自分の子に気がなってしまって、
川に流される辺りは、キョロキョロしてました。。。残念です。
しかし、子供を見ていて気が付いた事もあります。
みんなが「笛吹き」について行き始めると、どこからかやって来て、
自分もついて歩いてる。
そして、みんなが川に飛び込みもがいてると、
自分も楽しそうに横になってもがいてるんです。。。
まさに、「ねずみ」そのものだなぁ・・・と変に感心してしまいました。
ちょろちょろしている所も、楽しそうな笛の音が聞こえると出て来る所も、
あの美味しい所取り?の所が、まさに「Rat!」でした。

親の私にとって息子は、ものすごくむかつくRat。
かという私は「おしゃべり好きの奥さん達」の一人
といったところでしょうか。。。(笑)

色々お世話になりました。ありがとうございました。
また一緒にワークショップできる日を楽しみにしておりま~す。
初書き込みです。はじめまして!
askaさん (2004年05月17日 02時37分)

書き込みしようしようと、思っているうちに時間がたってしまい、
Basshiさんの日記だけ読んで、その日を振り返る日も・・・。
毎回、ていねいなことばと、パーティのエピソードのおもしろさに
惹かれて、訪問し続けています。(笑)

WS、お子さんと一緒に来てもらうお母さん、テューターも多いですよね。
安心してWSに参加したり、話を聞いたりしてもらえる環境をつくることも
事務局の大切な仕事だと感じています。

まだまだ新米事務局で、事務局の先輩や、テュ―ターのみなさんから
学ぶことの方が多い毎日ですが、
大学で(独学ながら)美術を学んできて、
あるいは本や絵本が好きで、読みつづけてきた自分の体験の中で、
ライブラリーが本物であることに確信を持って、就職先を決めました。

今後とも、どこかしらで会うこともあると思いますが、
いろんな面で勉強させてやってください!
Re:初書き込みです。はじめまして!
Basshiさん (2004年05月17日 19時38分)

>askaさん
ご訪問&書き込みありがとうございます!

元ラボっ子のaskaさんが、ラボに就職するという事を見ても、
あ~ラボっていいんだなぁ~と思ってしまうBasshiです。
私は幼稚園の頃、ラボとは別の英語教室に通っていましたが、
そこに就職したいとはぜんぜ~~~ん思いませんでした。(笑)

>あるいは本や絵本が好きで、読みつづけてきた自分の体験の中で、
ライブラリーが本物であることに確信を持って、就職先を決めました。

絵本の事も含めて、こちらこそ、色々教えて下さい。
ラボっ子の頃の体験談を語っていただけるだけでも、大変有り難いです。
またお時間があったら、ゆっくりお話したいですね!
どうぞ宜しくお願い致します。
お仕事、お忙しいとは思いますが(笑)頑張って下さい。
お互いに体調管理に注意して夏を乗り切りたいですね!
それでは。
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