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横浜開港祭 |
06月02日 (水) |
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今日は開港記念日だそうです。
横浜市内の市立の学校はお休みになるそうで、朝から心なしか子供が多く目に付きました。
「子供の日」のように、子供向けのイベントや入場無料の会場等、
調べれば色々あるようですが、ずっと横浜に住んでいると、あまりにも身近すぎて
有り難みも存在意味もわからなくなっていた私です。
開港祭と言えば、昔は「横浜どんたく」と言っていたような・・・
私が14~15歳くらいの頃でしょうか。
友人とパレードを見たりバザーへ行ったり、フードフェアでタイ料理か何かを食べた記憶があります。
話しはいったん逸れますが、私はTV中継等でよく見かける、潮干狩りの様子や、
ディズニーランド等のアトラクションに並ぶ(子連れの)ご両親の姿を拝見すると、涙が出そうなくらい感動します。
いや感動というより、自己反省ですね。
うちの子はなんて不憫なんでしょう・・・私の子に産まれたばっかりに。と。
あんな風に自分の労力を厭わず、あちこち連れ出してくれるアクティブな親の元に産まれたら、さぞかし幸せだっただろうに、と反省してしまうんです。
もちろん、あちこちへ連れて行く事だけが素晴らしいと極論を言っているつもりはないのですが。
勉強しろ!と口癖の様に命令ばかりする親であっても、時折、子供のために労力を惜しまずに奮闘してくれれば、子供としては許せるのではないかと思ってしまいます。
形はなんでも良いのです。お料理が得意なママはお弁当作ってピクニック、とか。
釣りが得意なパパなら、週末に川へとか。
そこには、子供の笑顔が見たいという純粋な愛情がある気がしてならないからです。
「家庭サービス」を強要されて、しぶしぶ参加の親もいるにはいるのでしょうが、
TV画面を通して見る”場所取りの為に何時間もレジャーシートの上で寝る”親の姿は・・・
たとえしぶしぶであろうと、「子供の為に良くそこまでするなぁ~」と感心するに値する、そんな気がしてしまうのです。
そんな訳で、元来出無精で、インドア派で、面倒くさがり屋の私には、
神々しい理想の親の姿 = 頑張って子供の為に、面倒な事をする
という式になってしまいます。。。
話しは戻って、本日の開港祭も、最初は
「おお~せっかく近くに住んでいるのだから、ぜひ見に連れて行ってあげなくちゃ!」
と張り切ってみたものの、下調べもせずに気軽に誘った友人に、
「花火は遅い時間だから・・子供は寝てしまうかも。」と言われると、
ふむふむ、そりゃそうだ。子供は8時に寝るもの。私も8時には寝てたわ。
それを夜中まで連れ回す事自体が、非常識というもの。
しかも、花火そのものを好きでないと、わざわざ子連れで人込みの中・・・
と、次々に反省して、すっかり行く気も失せて、ダラダラモードに突入しておりました。
しかも彼女は、午前中に子供ほったらかしで家事に明け暮れていた私とは大違い、
既にお手製ピザで、ピクニックランチという素敵な思い出を作っていたのだから、
なにもわざわざ夜まで花火に出かける必要もないのです。
タイミングが悪かったなぁ~。次の機会に。と思っていた私でした。
そこへ、息子が話しを聞きかじった様子で、「花火。花火。お外行くでしょ?」と
靴をはき始め・・・
その姿を何気なく見ていて、ふと思い出した「私と神様との約束」。
私が勝手に約束したのですが、Tutorになろうと決意したきっかけでもあった重大な約束です。
私は、子供を産んですぐに病気をしまして(大した病気ではなかったのですが)、その際に、私が死んだら子供はどうなるのか?という事を、ものすごく真剣に何日も考え込んだ経験があります。
結論、病気が大した事なかったのも、なんだか命拾いした気がしましたし、
神様(という存在があるとしたら、)に大変感謝し、
これからは子供との思い出の為になんでもしよう!と決意したのでした。
私の頑張っている姿を見せよう。私の笑っている姿を残そう。
いつも優しく愛情を示してくれたという証を残したい。と強く願いました。
その結果の一つが、Tutorになる事であり、今できる事を今やろうという決意でもありました。
刹那的な発想に切り替わった瞬間でもありました。
こんなブルーな話しを日記に書くのも変なのですが、そういう理由があって、
元々のダメダメ人間の私と、熱い理想に燃える優しいTutorという2面性ができたのです。(笑)
病気してなかったら、今頃、毒ばかり吐いていたでしょう。。。
神様からの「お前は約束をもう忘れたのか~?」という言葉を聞いた気がして、
またもや2転3転して、反省した私は、
「じゃ、ママと二人で行こうか!」とニコニコ笑顔で出かけることにしたのでした。
別に開港祭が来年逃げるわけでもあるまいし・・・
花火なんて今日見なくても・・・
車で出ると道が混んで大変だろうな~駐車料金も高いしな~
電車もバスも面倒だなぁ~・・・
子供が途中で飽きて愚図り始めたら嫌だなぁ~
な~んていう、それまでの心の声は、どこへやら。
3時半。まだ暑いお昼に到着。
ベビーカーで眠る息子を起さないようにバザー会場を下見し、食べ物と飲み物を買い込み、
万全の体制で、いざ臨港パークの特設キッズスペースへ。
いいタイミングで目を覚ました息子は、大好きな子供用電車に乗り込みました。
しかも無料。(涙)普通は一回¥300するんです。
長蛇の列にも関わらず、並んで2回乗せました。
息子はだだをこねる事もなく気長に順番を待ち、嬉しそうに手を振ってくれました。
これだけでも来た価値があったわ、と私が癒されていると、
ダンスが始まり、息子も一緒に躍っています。楽しそう~♪
しかも、このダンスチームは、障害児のクラスとの事。
いきいきとリズム感良く躍る子供達を見て、ラボとの共通点を見る気がして胸が熱くなりました。
ここで泣くのも失礼。と我慢しながらも、なんだか我が子のステージを見る想いでした。
歌が始泙襪函△海海魯薀椶短辧?匹鵑焚里任睫?譴泙后
しっとりしたバラードでも、元気にのっています。
疲れた頃には、事前に買って準備しておいた”発光体”のスティックを。
息子は思惑通り「なにこれ?キラキラしてるねー。きれいねー。」と嬉しそう。
次に、横浜市民1000名によるコーラス、”ドリーム ハーモニー”
その何倍もの人が会場に、どんどん詰めかけて来ました。
市民なら参加できるものとのこと、そのうち親子で参加したいなぁと思った私でした。
しかしさすがの息子もこのコーラスが終わる頃には眠くなり、ちょっと愚図り始めました。
無理させてもいけないと、「じゃ帰ろうか。お靴はいて。」と私が言って
靴をはいている所へ、ようやく待ちに待った花火が!
その後は、感動の嵐でした。
小学生の時に、初めて行ったディズニーランドの様な。ファンタジーの世界。
音と光のハーモニーは最高。ダンサーのパフォーマンスも見事でした。
夜空に白い衣装が映えて、花火もかすむ程でした。
大音量に、息子が怯え、お腹をふくふく言わせて、泣く一歩手前。
しかし、それがフィナーレ。クライマックスでした。
終わった後、興奮冷めやらぬとはこの事か?という位、
「どっっっか~~~ん、ってね。花火。どっっっっか~~~ん。ってね。」
と言い続ける息子に携帯を持たせると、祖母相手に一生懸命に説明。
笑ってしまいました。
帰りのバス停で、先日の「ママ交流会」に参加して下さった、
”ぼっくりさん”のパーティの、ラボファミリーに偶然出会いました。
お子さんを二人連れて来られているだけでも、私には尊敬!の気持ちでいっぱいなのですが。
聞けば、花火の前には「こども科学館!?」←名前が間違ってるかも。
へ連れて行って、たくさん遊んで来ましたとのこと。
ぶったまげ、ました。
恐れ入りました。
やはり、私にはかなわない。。。。
すごい。そのパワー、分けて頂きたい。。。
増々、「神様との約束」を守って、頑張って色々な所へ連れて行って、
子供の輝く目を見て、顔を見て、いっぱい話して、抱きしめてあげたいなと思ったBasshiでした。

船からの放水で、港には水しぶき。虹も輝いていました。
何年ぶりに虹を見ただろう・・・
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