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目標は3年後 |
09月22日 (土) |
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11月の山口・島根地区発表会に「トム・ソーヤ1話」で出場します。
出場メンバーは年長から中1まで20数名、3つのグループが初めて合同で発表会に出ます。そして何と、20数名のうち半数が小2・小1・年長さんで、初めて30分のテーマ活動発表に取り組む子達。我ながら「無謀かな・・?」と思いつつ。小さい子達を引っぱっていける高校生がいればできる事でしょうが、小6、中1のリーダー達はまだまだ自分のことで精一杯。でも小1,2年生にはそろそろ発表の舞台にあがってほしいし・・。
悩んだ末、「ええぃ!やってみなくっちゃわからない。」と、このメンバーで出ることに決めました。
リーダー達には「小さい子たちをまとめるように。」とあまり言わないことにしました。まずは自分達がやりたいようにやらなければ、発表にこぎつけられないと思うのです。それに初めて出る小さい子達も、テューターが気負わなければ、意外とのびのびやってくれるかも・・。
9月から、2つのキッズグループ(幼児から小学低学年)で「トム・ソーヤ」の始まりの部分をやっています。
みなで船を表現したり、サーカスごっこをやったり。図書館からサーカスの本を借りて来て見せてくれる子もいます。空中ブランコ、綱渡り、ジャグリング、玉乗り、いろいろ出た中でみなが一番夢中になったのは「ライオンの火の輪くぐり」。何度も何度もジャンプするので、汗だくになってました。大ミズーリ号が出てくる場面では小さい子達はサーカスを表現してもいいなと思っています。
小・中学生グループでは、トムになりたい子が4人いたので、先週オーディションをしました。このグループは男の子のワンパクパワーで、いつも大さわぎなのです。が、オーディションが始まると、やる方も見る方もさすがに真剣になっていきました。中1のMが「私が点をつけてあげる。」と言ってスケッチブック(みなの意見や表現を記録するために用意してある)を取り、「態度」「声の大きさ」「気持ち」「覚えてきたせりふの量」「表現」など項目を書いて、みなの意見を集約していきます。その手際の良さには感心しました。それまでザワザワしていたワンパクっ子達もMのまわりに集まって、額を寄せるようにして点数を言い合っています。
4人とも頑張っていたので本当に僅差でしたが、前半のトムをH君(小4)後半をMちゃん(小6)がやる事に決定しました。特にがんばって努力してきたのはMちゃん。言いたいせりふの書き写しまでして練習していたので、彼女は文句なしのトップでした。3年前入会した頃は恥ずかしがりやさんで舞台に出るのもやっとだったのに、今回トムをやりたいと言った事自体驚きでした。キャンプに行く度に成長していったんだなァと思います。相変わらずまだ声は小さいので、今回がんばって自分のからを一つ破ってほしいものです。
夏のパーティ合宿を経て最近思うのは、1年前移籍してきた子達がこの頃やっとなじんできたなという事です。テーマ活動にイベントそれから合宿での共同生活、みなが遠慮しなくなりました。
このように、やっと船出した「トム・ソーヤ」です。本当に11月23日の発表にこぎつけられるか、はなはだ疑問&不安ですが、ラボはいつもラボラトリー(実験室)、やってみなくちゃわかりません。
未熟な発表であっても、小1・2年は舞台に上がるだけで意味があるし、リーダー達は小さい子をまとめるのは大変だと知るだけで良いのです。
私の密かな目標は3~4年後。リーダー達が高校生になる頃、みんなで力を合わせて表現できたねという発表ができればいいな。
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