小学校で絵本ボランティア |
01月23日 (水) |
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近所の小学校の「朝の読み語りタイム」におじゃまするようになって、早いものでもう5年。
1月になると、必ず読みたくなる本があります。今日は3年生。ぴったりじゃないかな・・と思い、今年もこれにしました。
「ふうことどんどやき」 偕成社
( いぬいとみこ 作 あかばすえきち 絵 )
小学校でも13日に、どんどやきがあったばかり。
「みんな、どんどやきには何を持って行った?」
私の問いに、たいてい一番にかえってくる返事は
「おわん!!」 「はし!」
(やっぱり!! 一番のお楽しみは・・ぜんざい・・だよね。)
次に、「お正月かざり」「習字」の返事。
それから、雪深い北国の、今よりちょっと昔の、どんどやきの物語を読みます。ふうこちゃんと北風こぞうの物語。
私は、自分の頃のことを思い出しました。
昔の冬は、とにかく寒かった!!
子どもはたいてい、手足にしもやけやひびぎれを作っていました。私もドッジボールをしていると、手に血がにじんできたのを覚えています。それでも外遊びが大好きでした。
学校が終わると、これまた日が暮れるまで友達と外遊び。長い長い一日が終わって家路に着く時の、名残惜しいような、早く家に帰りたいような、不思議な気持ち。とっても寒かったはずなのだけど、何だかあたたかかった・・そんな時、北風こぞうの声が聞こえたのかな。
今の子ども達も、北風こぞうの声を聞いているのでしょうか。
きっと聞いているはず。子どもはかぜの子・・ですからね。
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