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ナーサリー・ライム(マザーグース) |
02月08日 (金) |
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「マザーグース」とは、イギリスをはじめとする英語圏諸国に伝承されている「わらべうた」のことです。( "Lnodon Bridge Is Falling Down"など、日本でも有名な歌が多いですね。)
「マザーグースとあそぶ本」(監修:百々佑利子 編著:ラボ教育センター)によると、マザーグースは、もともとは"Nursery Rhymes"「ナーサリー・ライム」といって、「子ども部屋でうたわれる韻をふんだ詩」という意味だそうです。ほぼすべての歌が、詠み人知らず、いいかえれば無名の人々によって創られたもので、口伝えによって歌い継がれてきました。200年、あるいは300年以上の寿命を保っている歌も少なくありません。
だからナーサリー・ライムを知ることは、英語圏の文化を理解することにつながります。事実、文学作品、映画、新聞の見出し、政治家の演説など、あらゆるところにナーサリー・ライムの一節が引用されているのはよく知られています。
3学期はプレイルーム(1才~3才)、幼児、小学生、中学生、全グループで、ナーサリー・ライムに取り組んでいて、3月中旬にナーサリー・ライム発表会を予定しています。
プレイルームでは "Pat-a-cake"など、母と子でスキンシップをしながら英語のリズムを楽しみます。
幼児グループと小学低学年グループでは、子ども同士で "Hot cross buns" や "Hey diddle diddle" のゲーム。 はじめはCDをかけてやりますが、そのうちCDをとめて、歌いながらやります。ナーサリー・ライムは英語のリズムが心地よいので、簡単な歌なら子ども達はすぐに覚えて唱えられるようになります。
小学中学年~中学生グループでは、ちょっと長い歌にチャレンジ!
"A was an apple pie Aはアップルパイだった
B bit it Bがかじって
C cut it Cが切って
(・・・といった調子で Zまで続く)
長いので覚えるのはちょっと大変そう・・。
そこで私は一工夫。レイモンド・ブリッグズの絵本を参照して絵カードを作って持っていき、子ども達に見せました。
早速のってきたのは、小学4年の男の子たち。かじったり、切ったり、絵のまねをし始めました。そこでカードを順不同に並べて、一人づつ好きなカードを取って動作をしては、他の人がそれは何の動詞か当てるゲームをしました。
来週もこの続きをやります。こんなふうにたっぷり遊んで、最終的には3月の発表会までには全員が英語を暗唱できるようになる事をめざします。
余談ですが、この歌を覚えると英語の不規則動詞の過去形がたくさん覚えられて、中学で、とっても役にたちます♪
それからナーサリーのCDの最後の方に入っている
"Peter Piper picked a peck of pickled pepper"
"She sells sea-shells on the sea shore"
なども有名な早口ことばで、これも高校の教科書に出てきますね。
小さいうちに音から覚えた英語は、中学、高校で文字として出会っても「あ、これ知ってる。」となじみやすもの。
だからお母さん方も、ナーサリー・ライムのCDをたくさん聞かせてあげてくださいね☆
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