フレデリック |
02月13日 (金) |
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"Frederick" Leo Lionni
我が家の子ども達が小さい頃大好きで、よく読んでやった本です。
というより私自身が大好きでした。
特に最後のページの「そういうわけさ。」と言ってフレデリックが赤くなっておじぎをする場面が好きです。
その「フレデリック」が、昨年ラボ・ライブラリーになったのは私にとって、とてもうれしいことです♪
詩のところなど、オリジナルの英語と谷川俊太郎さんの日本語訳を比べて聞いてみられるのも、ラボ・ライブラリーの魅力の一つです。
語りの市原悦子さんの声の暖かさ。
また音楽は谷川俊太郎さんのご子息の谷川賢作さん。「フレデリック」にはこの音楽しかない!と思わせる程、ピッタリの音楽だと感じました。
そしてこの春、またまたうれしい事に、片山パーティ10周年発表会で、お母さん方が「フレデリック」を(英語・日本語で)発表することになりました。
2月12日(木)お母さんのテーマ活動の第一回目の練習日。
参加者は約15名ですが、お仕事があってなかなか練習に参加できない人はナレーションのみの参加となります。
この日は、配役とナレーションの分担を決め、フレデリックと4ひきのねずみ以外の人は石垣や背景を表現することになりました。
冒頭の場面はだいたい決まりました。
次回はフレデリックの詩の部分を、どう表現するか考えます。詩のところは長くて、フレデリック役の人一人では、少し負担が重すぎるので、みんながグループに分かれて群読のように言うことになりました。
(この詩を暗唱して言えたら、気持ちいいだろうなぁ~)
ところでお母さん方の練習の時、絵本を見ていて、気がついた事があります。
フレデリックの語りのところで、ねずみ達は最初の「ひかり」の時にはフレデリックに背中を向けていて、次の「色」の時には体を半分フレデリックの方に向けていて、最後の「ことば」の時には、体全部フレデリックの方に向いているのです!
これは、だんだんフレデリックのことばに魅かれていったということ・・?
今まで何度もこの本は読んでいたのに、感性の鈍い私は、気がつきませんでした(ショック)。まさしく、テーマ活動で劇にして表現していったからこそ、分かったのだと思います。
テーマ活動にするって、おもしろいなぁ!と改めて思いました。
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