「太陽へとぶ矢」 読み聞かせ |
06月17日 (水) |
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以前から我が家にあったものの、あまりピンとこなかった絵本・・・「太陽へとぶ矢」は私にとって、そんな絵本の中の一冊でした。
それが今回ラボ・ライブラリーとして発刊される事になり、新刊の宣伝のつもりで、(プレイルームをのぞく)各グループで読み聞かせをしたところ・・・子ども達の反応のスゴかったこと!
まず絵本のページを開いたところから、子ども達は吸い込まれるように絵を見つめ、「やあい、おやなしご!」と主人公がいじめられる場面では、潮が引いたようにしーんと静まりかえりました。一気に最後まで読み終えると、「もう一回読んで!」と催促され・・。
昨日、小学校の読み語りボランティアの時間でも(20分の持ち時間で4冊絵本を読みましたが)子ども達が一番集中して聞いたのが、この「太陽へとぶ矢」でした。
子ども達の反応に私の方が驚かされ、あらためて絵本をじっくり見ました。何がこれほど子どもを惹きつけるのか?
まず「親子の愛」という普遍的なテーマが、子どもに我が事のように訴えかけるところ。 それから絵がダイナミックにお話を語っているところ。
私は今まで全く感じ取れていなかったけれど、子どもはちゃんと本物を見分けられるのだとわかりました。
折りしも5月のテューター研修で、製作に関わった管 啓次郎 氏の講演を聞く機会があり、私自身もより興味を持って絵本を見ることが出来るようになりました。
ラボ・ライブラリーでは、どんな語り、どんな音楽になっているのだろう・・と、新刊ライブラリーが届くのが、待ち遠しいです。
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