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「ふしぎの国のアリス」の取り組み |
10月24日 (土) |
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"Alice In Wonderland"・・・ 子どもの頃ディズニー映画で知り、学生時代に本を読んでもピンと来ず・・。アリスが大きくなったり小さくなったり、現実ではありえないキャラクターが登場し、ありえない展開をしていく物語・・・頭の固い私は、正直言ってどこがおもしろいの?と思ったものでした。
それからラボ・ライブラリーでまた出あい、いろんなパーティの発表を見るうち、漠然と「いつかはマイ・パーティでも取り組みたい」と思っていました。
今回、山口・島根地区秋のテーマ活動発表会で「ふしぎの国のアリス ウサギ穴に落ちて」を発表することになりました。小1~中3、18名での発表です。
参考図書として大いに役立ったのが、求龍堂グラフィックスの「不思議の国の”アリス”~ルイス・キャロルとふたりのアリス~」でした。
学生時代、英語文化発祥の国イギリスにあこがれていたので、一度イギリスを訪れた事がありますが、その時見た風景が甦ってきてとても懐かしく、アリスの物語にぐいぐいと惹きつけられる気がしました。
* * 取り組みの記録(一部抜粋) * * *
≪10月6日 火曜グループ(小1~小3)≫
求龍堂グラフィックスの本を子ども達と見た後で、CDの始まりの歌の部分を聞いて。
テューター:どんな感じがした?
Y: 川がながれている。
H: 鳥がバタバタとんで、あつまっている。
Y: せせらぎの音。草がさらさら。
A: 川がちゃぷちゃぷいってる。
A: 鳥がちゅんちゅん。
C: 風がふいている。木が風でゆれている。
<初めから庭の場面をうごいてみる>
≪10月7日 水曜グループ(小2~中3≫
<アリスが穴に落ちていく場面をうごいた後で>
テューター:S君、前やうしろにゆれていたのは、なぜ?
(ふざけている様に見えたので、たずねてみた)
S: アリスが居眠りをしたっていうから、こんな感じかと思った。
テューター:なるほどね!じゃぁみんなでやってみよう。
テューター:CDを聴いてみると暗い広間の場面と美しい庭の場面ではガラっと音楽が変わるね。
まず暗い広間の場面はどうする?
Y: みんな一列に並んで頭を下げたら?
Y: 後ろを向いて、手をチカチカさせる。
テューター: 斜めに並んだ方が奥行きが出ない?
Y: 長い廊下だから、横一列がいい。
Y: じゃ、私はドアの方を向く時、後ろを向くの?
Y: Yちゃんは前を向いて。ドアがあるつもりでやるのよ。
F、S: (ずっと手をチカチカさせているので)手がだる~い。
?: 片手でゆっくりやればいいよ。
テューター:いいねぇ。うす暗い感じがよく出てる。
美しい庭は、どう表現したらいい?
火曜グループの子達がこんな絵をかいているよ。
噴水を4人でやって、木は2本あるんだって。
R、Y: 私も噴水したい。
F: 二人で太い木をしてもいい?
C: 私はゆれる水です。
<うごいてみて>
Y: 音楽が変わったら、また暗い廊下だよ。みんなすぐ変わらないと!
* * * * * * * *
地区発表会で30分物のテーマ活動を発表するようになって、3回目。「トム・ソーヤ」「まほうの馬シフカ・ブールカ」そして今年の「アリス」。
小学低学年が多いマイ・パーティでは、昨年までは発表会にこぎつけるまでには、胃が痛くなるほどの不安がありましたが、今年はなぜか落ち着いている私・・・。
今回はちょっと違うゾ。何が違うんだろう?
今までは、出てくる物をすべて表現しようとしていました。たとえばドアだったら二人で手を合わせてドアを表現する、という様に。でも今年はYちゃんのアリスの表情と皆が協力して場面の雰囲気を表現する事でドアがあるかのようにやってみたい。「この子たちなら、もう協力して出来るようになっているだろう」と子ども達の成長を信じられるようになったように思います。
とはいえ、場面作りもまだ半分しかできていません。セリフ覚えも今からの子が多いのが現実。これから気合を入れなければ~。
お母様方にもお願いです。
10月中にセリフ・ナレーション覚えです。お子様を励ましてあげてください。
「テーマ活動の友」のはじめの解説のところを読んでみてください。物語について知る事は、物語への関心を高めます。親子で物語を楽しんでくださいね♪
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