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「アリス」を発表できなかった その後 |
12月03日 (木) |
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インフルエンザの流行で、10月終わり頃から学級閉鎖、学校閉鎖が続き、地区のテーマ活動発表会に出られなかったり、「インターンと遊ぼう」の出席者が半減したり・・・大変な秋となりました。
「ふしぎの国のアリス1話」のその後の取り組み
2週ぶりにやってみると、みんなセリフを忘れていたり、テンションも下がりまくっていました。
「エッ!発表会まだあるの~?」という子も・・・。
無理もありません。過半数の子がインフルエンザにかかっていたり、また学校の長期の休みで気持ちもだれているようです。
この下がったテンションをどうやってまた上げるか・・・?
連絡網を回して、2話と3話を聴いて来てもらって、クイズ大会をする事にしました。
お母さん方の励ましのおかげで、火曜グループ、水曜グループとも、ほとんどの子がCDを聴いて来ていて、お話全体をよく理解していました。
2グループ対抗戦でクイズ大会をやったので、とても白熱しました。
おかげで少しやる気がもどってきて、12月23日のクリスマス会での発表に向けてやっていけそうです。
3話までCDを聴いて、あらためて考えることがありますね。
白ウサギはそんなに急いで、どこへ行くところだったのか?
また絵本を見ながら面白いことに気づく子もいます。
「この赤ちゃんのお父さんはだれ?」
他の子が「ほら、ここにかいてあるこの人じゃないの?」
みんな「エッ!どこどこ?」
見ると壁にかかった絵に男の人がかいてあり、まさに手を伸ばして樽の上のワインを取ろうとしているのです。(絵本28P)
この人がお父さんかどうかは別として、子どもの注意力はスゴイ!
大人の私は、とてもかないません。
私も時間があったので、他の「アリス」の本を見てみました。
実は、絵本8Pのアリスが落ちていくウサギ穴のイラストを、私はずっと「ヘンな穴だなぁ~」と思っていたのですが、福音館書店「ふしぎの国のアリス」生野幸吉氏の訳にその記述があったのです!
ウサギ穴はしばらくはトンネルのようで、気がついてみると井戸のようだというのです。アリスは落ちながらまわりを見回したり、下をのぞいたりするのですが、暗すぎて何も見えません。
生野氏訳・・・こんどは井戸の壁をながめますと、そこに食器だなや本だながぎっしりと並んでいるのに気づきました。あちこちに地図や絵がくぎにかかっています。通りすがりにたなの一つから、つぼを取ると、それには「オレンジ・ママレード」とはってあります。しかしなかみはからっぽなので、とてもがっかりしました。真下にいる人が死んではいけないと思うので、つぼを落とす気になれず、落ちてゆきながら、うまいぐあいにそれを食器だなに乗せました。
あらためて、ラボの絵をかかれた、Ludmilla Balfour さんの絵の確かさと素晴らしさを知りました。
こうしてみると、発表会に出られなかったのも、悪いことばかりではなさそうです。さらに深めることが出来ればいいなぁと願っています。
が、小1~中2の発表なので、多くは望みません。
とりあえず、大きな声で楽しい発表を目指しましょう♪
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