「かにむかし」 幼児~小1グループ |
10月21日 (木) |
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小1のYちゃんの以前からの希望で「かにむかし」をやってみることになりました。
年中~小1、6人のグループです。
この年齢でできるかなあ・・?
テンポはゆっくりだし、だいいち私自身、しばらくCDを聴いていない・・。
本当に久しぶりにCDを聴いて、宇野重吉さんの語りが素晴らしいことにあらためて感嘆しました!
本は 岩波書店の「かにむかし」 絵・清水 崑 文・木下順二 を持参しました。文章はラボライブラリーでも木下順二さんで、同じです。
◎一回目
CDを持っている子は2人だけなので、みんなで絵本を見ながらCDを全部とおして聴きました。長いので飽きる子もいるかなと心配でしたが・・。
「かにどん かにどん、どこへ ゆく」
「さるのばんばへ あだうちに」
「こしに つけとるのは、そら なんだ」
「にっぽんいちの きびだんご」
「いっちょ くだはり、なかまに なろう」
「なかまに なるなら やろうたい」
宇野重吉さんの 軽妙で、深い味わいのある語りに、子ども達は飽きることなく最後まで聴きとおしました。
それから前半部分、おやがにがやられて、こがにが きびだんごを用意するところまで、うごきました。
◎二回目
後半、こがにがあだうちに行くところから。
こがに、ぱんぱんぐり、はち、うしのふん、はぜぼう、石うす、さる、役を決めて、日本語のせりふを皆で練習してからスタート!
日本語のセリフを言うのも面白いし、がしゃがしゃ、ころころ、ぺたりぺたり・・・と進んでいくのがとても楽しかったです。
いつもはワンパクな男の子が、今日はしっかり、こがにと さるの役になりきっていました。
子ども達の希望で、来週は全部とおしてうごく事になりました。
このお話をリクエストしてくれたYちゃんには本当に感謝です。
昔話の楽しさ。日本語の面白さ。
宇野さんの語りには私自身が聴きほれて、英語ぬきで日本語だけ聴きたい!と思ったほどです。(テューターとしては不適切な発言?)
でも、この日本語を英語ではこう表現するんだ、という発見はあります。
たとえば 「日本いちの、きびだんご」は
" The best millet dumplings under the sun "
となっています。
折しも、もうすぐ出る新刊には「ももたろう」が収録されています。
「ももたろう」のことば(日本語、英語)はどうなっているのかな?
楽しみです♪
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