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シェイクスピア全作品紹介、こつこつ書き足しています。
今回は、4作品書き足しました。
「ヘンリー六世 第1部」
「ヘンリー六世 第2部」
「ヘンリー六世 第3部」
「リチャード三世」
です。
「ヘンリー六世」の三部作だけできたところでアップしようと思いましたが、一連の流れも考えると「リチャード三世」までつながりがあるので、合わせてアップしました。
歴史モノは、登場人物の名前を覚えるのが大変です。
それに名前で呼んだり、敬称で呼んだりするので、わかりづらい・・・・・・。
ま、シェイクスピアの歴史モノが人間関係わかりずらいというのは、定説のようですが・・・・・・。
私も、家系の関係図などをそのつど参照しながら読みました。
お話は骨太で充分面白いのですが、人間関係がわかるともっと楽しめます。何代か前の因縁というのがたくさんあるので。
このイギリス史劇モノは長いしわかりにくそうなイメージがあるので敬遠されそうですが、読み始めるとさすがはシェイクスピア、テンポのよいセリフまわしと次々発生する事件によって、あっという間に物語の中へ引っ張り込まれてしまいます。
とくに今回アップした4作品は、王冠をめぐる陰謀と権力闘争の物語なので、手に汗握りますよ~。
だまされたと思って、読んでみてください。
最初の二十ページくらいを我慢して読み進めれば、あとはハラハラしながら物語世界に引き込まれること請け合いです。
読む順番は別にいいのですが、ヘンリー六世から読み始めると、流れがわかりやすいと思います。
あと、注意ですが、歴史劇のあらすじを書くのってすごく難しいのですよ。
で、あらすじ書いたらそれも何だかややこしくなったので、「あらすじのあらすじ」みたいなものも掲載しています。
あらすじも含めて、ほとんどネタばれ状態なので、気になる方はスキップしてください。
作品紹介へはトップページからジャンプするか、左の「ページ」の項目からいけます。
まだお読みでない方は、よければ、これをきっかけに、これらの作品と出会ってみてはいかがでしょうか?
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恒例となっている、北与野の書店「書楽」さんでの英語絵本の読み聞かせ。
先週のことですが、10月に行う読み聞かせのポスターを掲示してきました。
今回のテーマは、これ!
「GOOD-NIGHT, OWL! (おやすみ みみずく)」

今回も20枚ほど、掲示してきました。
入口や階段、エスカレーター脇などにも掲示してみました。
意外なところにあるかもです、探してみてください(趣旨が違う?)。
ちなみに日程は、次の通りです。
10月21日(日) 15:00~15:30
2F絵本コーナー
年齢制限なし。
参加費無料、事前申込不要、です。
ぜひぜひ、皆様お越し下さい。
(小さなチラシを、絵本コーナーやレジのところに置かせてもらってますので、ご興味のある方はお持ちになってください)
ラボの読み聞かせは、普通の読み聞かせとちょっと違う??
きっと楽しい時間になること、間違いなしです!
たくさんの方のお越しを、お待ちしております!!
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オレゴン国際キャンプの様子を、写真で紹介します。
左側のページの項目か、トップのリンクからどうぞ。
今年は、小6~高校生の15名のラボっ子が、オレゴン国際キャンプに参加しました!
自然との交流、人との交流、オレゴンキャンプの醍醐味はここに尽きるでしょう。
オレゴンキャンプって、ハードそうなイメージがあるかもしれません。
むちゃくちゃワイルドで、すごい体力がないと脱落しそう、みたいな。
大丈夫です。ハードじゃないとは言いませんが、多分皆さんが想像しているほどハードじゃないですよ。
ほぼ毎日ハイクはしますが、ま、1~4時間程度ですから。
(1日中ハイクしているわけじゃないですよ~)
シャワーのこともよく言われますが、もちろん回数は決して多くはないです(毎日入れないことだけは確か)。
でも、今年の参加者を見ていると、そんなことを気にしているよりも早く、オレゴンキャンプの生活に順応し、毎日を楽しんでいました。
それには、参加者本人たちも、びっくりしていたようですが。
そして帰国直前でホテルに入ったときは、その文明的な快適さに、妙な違和感を感じてしまうほどに。
自然にどっぷり浸る、そんな生活もなかなかいいものです。
自然に寄り添うことで、初めて見えてくる感動や、大切なものもあります。
日本での毎日の生活に比べたら間違いなく不便な生活です。
ですが、その不便さも含めて、ラボっ子たちにはかけがえのない体験だったのだろうな~と感じています。
紹介するオレゴンの写真の自然をみて、「いいな~」と思った人は、間違いなくオレゴン国際キャンプを楽しめる人ですよ。
オレゴンキャンプの紹介にお役立て下さい。
(プログラムは毎年変更しますので、今年と同じプログラムが来年展開されるとは限りません。ご了承下さい)
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前回書きましたが、ようやくシェイクスピア作品の紹介ページを立ち上げました。
左側の「ページ一覧」から、どうぞ。
「あらすじ」と「感想」をのっけてます。
ストーリー内容わかってしまうと面白くない、という方は、あらすじを見ないほうがいいかもしれません。
(細かくは記載していません。ざっくりざっくりです)
また、全作品紹介といいつつも、全作品を一気に書くことができないので、少しずつアップします。
今回は、北関東信越支部でも話題になってきた作品の中から「ハムレット」「ヴェニスの商人」「テンペスト」の3作品です。
ページからタイトルを直にクリックするか、一覧ページのタイトルの横に「☆」マークがついている作品は、クリックするとレポートページに飛びます。
これから、少しずつアップしていく予定です。
あまり名前が知られていない作品はとっつきにくいかもしれませんが、これをきっかけに読んでみようかな~、という気持ちになればさいわいです。
なかなか、面白い作品が潜んでいます。
ま、これらはすべて、あくまでも個人的な主観でまとめてますので、ご了承ください。
また、ご意見ご感想あれば、およせください。大歓迎です。
シェイクスピアを楽しんでいきたいと思っているのです!!
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北関東信越支部の中長期ライブラリー研究のテーマはシェイクスピア。
ライブラリー化を想定して、推薦作品を研究するのですが、有名どころ以外知らないというのはいかにもまずかろう、ということで、マイナーどころから全作品読破を目指してよむぞ~と日記に書いたのが、2月のこと。
昨日、最後の作品を読み終わり、ようやっと全37作品、読破しました!!
なかなか、充実した時間でした。
重厚なストーリ展開と複雑な複線、このままで現代演劇として充分通用する作品。これが、400年以上前の作品だなんて、にわかに信じられません。
ライブラリー化を考えると、色々考えさせられることも多かったです。例えば……
・シェイクスピア独特の持ってまわった修飾表現の数々をどう扱うのか。
・セリフのそこかしこに散りばめられている、卑猥な表現や性の隠語をどう扱うか。特に喜劇は、セリフの大半が性的な意味を裏側に持っている。(そういう意味では、ラボ版『ロミオとジュリエット』は、すごいと思う。なんせ、乳母のセリフなんて元はと言えば、こんな表現のオンパレードなところを、うまく抑制していると思う)。
・韻律や語感の言い間違えや取り違え表現などの遊びをどう扱うのか。(すごい誤解を生みそうな言い方ですが、親父ギャグ的な連想発言を、さらに親父ギャグ的に受けて会話が進んでいくといった言葉遊び)。
・楽屋落ちをどう扱うのか。例えば、女性のキャラクターに向かって、「気をつけろ、あいつは見かけは女だが、内には男が潜んでいるからな」などといった発言(シェイクスピア時代の演劇は、女性の役も男性が演じたので、この一言は意味が二重になる)や、俳優Aが「私はあの男(B)を2度殺すのですね」などといった発言(これは、Bの肉体と魂の2つを殺す、などといった意味を持つと同時に、仮にこの劇の前に公演された芝居でその俳優AがBを殺すシーンがあった場合、この俳優Bを殺すのは2回目だ、という意味が裏側にこめられる)など。
ま、いろいろ思いましたが、シェイクスピアについて濃密な時間をすごすことができました。
幸せな時間でしたよ、それはそれは。
あまりに面白いので、新作とか出てほしいな~なんて思う始末(でるわけない!)。
全部読んで思うことは、やはり著名な作品以外にも名作はたくさんあるな~ということ。
私個人的に好きなのは、昔から好きなのは『ハムレット』や『マクベス』といった著名な作品ですが、それ以外にもいろいろ好きな作品に出会いました。
例えば……(有名作品含みます)、
『ヘンリー六世』:これは3部構成ですが、それぞれが独立した芝居になっており、王の周辺で王冠を狙うものたちの陰謀うずまく権謀術策のどろどろがたまらなく重厚! ジャンヌ・ダルクも出てきます。
『ヘンリー四世』:これは2部作ですが、王位継承問題やホット・スパーらの反乱という内戦のシリアスなシーンと、超有名なキャラクターであるサー・フォルスタッフたちが引き起こすどたばたコメディとが交互に現れ、笑いとシリアスが同居する名作。
『十二夜』:これも面白いですね。女を男と思って恋したり、なんていうのも、先に記した楽屋落ちというか、お約束といったところでしょうか。
『ウィンザーの陽気な女房たち』:ヘンリー四世で出てくるトリックスター、サー・フォルスタッフが町の奥様にいいよってうまいことお金をまき上げようとたくらんでいるのを、逆にコテンパンに返り討ちにされてしまう。このコメディは爽快!!
『アントニーとクレオパトラ』:『ジュリアス・シーザー』以後の政治劇ですね。クレオパトラと恋に落ちたアントニーは、その愛憎の中で判断を誤り、ローマの三巨頭として君臨していた地位から失脚し、シーザーの息子オクテイヴィアス・シーザー(後の初代皇帝アウグストゥス。ライブラリーのシーザーにもちょっと出てきますね)に敗れる壮大な歴史劇。
『コレオレイナス』:これは2月の日記にも書きましたが、ノーブルオブリージュをもつ貴族・正義と傲慢と数を頼むときに卑怯な平民の正義・傲慢の交錯がみごと。そして、貴族コレオレイナスは翻弄される。みんなで追放に賛成したはずなのに、怒ったコレオレイナスが敵と手を組んでローマに攻め寄ってくると「あの時は追放に賛成したが、心からの賛成ではなかった」とか「かわいそうだとも思っていたんだ」なんてセリフは、たまらないものがあります。
『ペリクリーズ』:これも2月に書きましたが、正統派なお伽話的冒険譚。なにせ、度重なる不幸と、それを乗り越える大冒険、そして大団円! これこそロマンス劇! といった感じ。
『テンペスト』:これも晩年のロマンス劇。悲劇から始まって、大団円に終わる。このテーマは「赦し」だと思う。非情な追放を受け領地を失った身であり、復讐のために魔術にも通じるようになったにもかかわらず、さんざん懲らしめた後に反省を促し、赦す。大人のお話ですかね。「O brave new world」
とりあえず、興味持てそうな作品から、読んでみてはいかがでしょう?
どの作品も、シェイクスピアはそうそう裏切りません!
近いうちに少しずつ、シェイクスピアの作品をこのHPの「ページ」の部分(左のところ)で、紹介していきたいと思います。
しばし、お待ちくだされ。
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先週末、オレゴン国際キャンプ東日本事前合宿を、相模湖の近くで行ってきました。
東日本合宿の参加者は、北は北海道から南は岡山まで、総勢11名。小6~中3の面々です。
まず初日は、自分たちで夕食を作ります。
メンバーの半分が首都圏の国際交流のつどいで顔を一度合わせているせいか、一気に打ち解けます。
食材買出しも、おおさわぎ!!
結局夕食のメニューは、お好み焼きときのこと豆腐のスープ、そして余ったお肉は焼肉にしました。

1ターン目は火力が強すぎ、焦げてひどいことに。
それにこりて工夫し、2回目からはうまく焼けました。
夜は装備や現地での活動のオリエンテーションをして、就寝。
そして翌日は、例によって、参加者のみんなにキャンプソングを披露してもらいます。
「マンボウのひらきが潮吹かないで、すかっ!」

近くの木のてっぺんに、トンビがとまっていて、すごく格好いい!
参加者一同、大興奮!!

ご飯を食べたら、ネイチャーゲームをして自然と親しみ、そのあとは山に登ります。
とても新緑がきれいです! さわやかですがすがしい、キラキラ光る木々の緑!!

藤野駅から鷹取方面に登りましたが、ふと南を見ると、白く光るものが!
ズームすると……。

「森のラブレター」なんだそうです。
丁寧に、手も添えられています。
森の中を行く、面々。ここはちょっとした岩場。

結局鷹取山まではいけず手前の小渕山で引き返しましたが、ここは標高は低いですが小さなアップダウンが連続し、小さな岩場もあり、植生も変化し、丹沢方面の大展望が望める場所もあり、なかなか変化に富んだ飽きのこないいいルートでした。
参加者のみんなが、自然との楽しみ方をたくさん発見してくれたらいいな~と思います。
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ちょっと告知です。
5月20日(日)15:00~15:30
に、北与野駅前の大型書店、ブックデポ書楽の2F絵本コーナーで「英語絵本の読み聞かせ会」を行います。
今回のテーマは、名作『三びきのやぎのがらがらどん』!!

参加費無料、予約不要(15時に現地にお越し下さい)、どなたでも参加できます。
お時間ありましたら、みなさまふるってご参加下さい。
いらした方には、ささやかながらですが、プレゼントがあります!!
プレゼントは何かというと……、来てみてのお楽しみです♪
英語の手遊びもします。
楽しい時間になると思いますので、ぜひお越し下さい。
おまちしておりま~す。
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5月12日&13日で、オレゴン国際キャンプの西日本合宿をしてきました。
西日本事前合宿に参加したのは、参加者6名とカレッジリーダー1名。
京都の北山の奥での合宿となりました。
キャンプ場についてからは、チームチャレンジなどをおこなって、みんな仲良くなりました。
なかなかおもしろいメンバーでしたよ~。
そしてお次は、初日のビックイベント、自炊を行います。
メニューはみんなで考えて、“つけうどん”に決定し、食材の買出しからみんなで行いました。
火おこしもして、一から自分たちで作ります。

日ごろたくさん料理をしているメンバーたちではないので、一つ一つの行程が珍道中でした。
味つけひとつで大騒ぎ!!
生わかめを切らずに入れたので、でろ~~んとしたわかめだらけの状態になったり、8人の参加者に対して15把もうどんをゆでるから、鍋がうどんだらけになったり……。
でも、いい経験になったのではないかと思います。
オレゴンキャンプ当日は、がんばるんだよ~!
夜は、みんなでオレゴンのことを考えたり、装備を紹介したりしてすごしました。
翌日は、晴れ!
朝もやに浮かぶ山が、美しい。

朝は、朝の集いで始まります。
実際にオレゴンでパフォーマンスをすることもあるので、子どもたちにキャンプソングをしてもらいました。
これは、「べんけい」の空手バージョン。空手家の蹴りはきれい!

そして本日のメインイベント、山歩きです。
標高895メートルの桟敷ヶ岳に向かいます。
今日はいい天気で、絶好の登山日和!!
森を行く参加者たちの姿もさまになってます!!

そして道中では、日暈(太陽の周りに虹ができる現象)にも出会うことができ、とてもいい体験になったと思います。

そして山頂到着。

ちょっとお疲れ気味かな……。でも、みんなよくがんばったと思います。
あまり山などと触れ合った経験の少ないメンバーでしたが、今回の合宿で、野外フィールドの楽しさを少しでも感じてくれたらいいな~と思います。
そうすれば、オレゴンでの楽しみも、増えるかも??
今度会うのは、出発時の集合です。
それまでに、みんないろいろ自然の楽しみ方を感じながらすごしてくれるといいな~と願っています。
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今回は、完全に趣味の話。
4月8日(日)に、念願だっだジャクソン・ポロック展に行ってきました。

ポロック? 誰それ? という人もたくさんだと思いますが、絵を見たら「あー、この人」と思うでしょう。
特徴は、塗料を画面に流し込んで描く、ポーリング(筆などから絵の具をキャンバスにたらす)と、画面のモチーフを均質な繰り返しで埋め尽くす、オールオーヴァー。
モダンアートってよくわからないんですが、ポロックの作品にはとてつもないエネルギーがあふれているように思います。
というか、「モダンアートってよくわからない」っていう感覚も、おかしな感覚です。
どうもわれわれは、答え探しや意味を求めることになれすぎていて、絵画を見ても、「この絵は何を意味しているのか……」なんて考えてしまう。
でも大切なことはそんなことじゃなく、心にどう触れてくるか、自分がこの絵とどういうコミュニケーションが取れるのか、ってことを感じることなんでしょうね。
そういう意味では、前景も背景もふっとばし、滴り落ちる絵の具の連続であるポロックの絵は、絵画というものとプリミティヴな向き合い方を感じるにはとてもいい作品なのかもしれません。
そういえば、昔、ピカソのこんな逸話がありましたね。
画面に青の色が鮮明な絵を見て、「なぜ、ここにこんなに大胆に青を塗ったのですか?」と問われ、ピカソはこう答えたそうです。
「本当は赤色を塗りたかったが、赤の絵の具をきらせていたので、手近にあった青で塗ったんだ」
そういうエネルギーの発露こそ、絵画芸術の放つ魅力なのかもしれません。
きっと、ピカソが赤を塗ろうとして、赤のインクを買ってきたときには、もうすでにそこに赤色を塗るエネルギーはなくなっていることでしょう。そして他の場所に、黄色でも塗ったかもしれません。
いずれにせよ、ポロックの作品はエネルギーがすごいです。
そして、本人アルコール中毒で苦しんでいたこともあるのか、とても「不安な人」だったんだろうな~と、その絵から感じます。
やっぱり、心に不安を抱えている人こそ、表現方法に芸術的手段を求めるのかも知れません。
晩年のブラックポーリングの時代に至っては、もはや不安はおどろおどろしいまでに膨らんでいます。
《ナンバー11, 1951》なんて、まがまがしいですよ、これ。
ご興味があれば、ぜひ、見に行ってみては?
5月6日まで、東京国立近代美術館で展示されてます。
コレだけのポロック作品が集合するのは、めったにないことです!!

画集を買ったので、ペラペラとみて、思い出して楽しんでいます。
以上、完全に趣味の話だけ書き倒してみました。
そうそう、映画もありますね。『ポロック 二人だけのアトリエ』
これもおすすめです。私の大好きな、EDハリスが主演・監督です。
……最後まで、趣味……
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昨日は、栃木の合宿でテーマ活動ワークショップをしてきました。
テーマは『ももたろう』、コンセプトは「ことばに気持ちをこめる」です。
合宿会場は大平青少年自然の家。8年ぶりくらいでしょうか。懐かしいです。
あいかわらず、マスコットの下駄をはいたカラス、ゲッターくんがおむかえしてくれました。

すごいですね~、下駄をはいているからゲッターくん。
君のカラスとしてのアイデンティティーは、いかに?
合宿に参加しているのは、小1から小6のこどもたちと、リーダーの中高生です。
低学年の子もいるので、こんなカードを用意していみました。

で~ん、衝撃的でしょ。笑撃的?
本当にテーマ活動のワークショップか!?
一番食べたいものをイメージしながら、上から順番に読むだけなんですけれど、聞いているほうに結構伝わるんですよね。
食べたい順番まで、結構な確率であたります。
イメージって大切ですね。
「ももたろう、ももたろう、山へ木きりにいこう」
ももたろうに木を切に行こうとさそう子どもたちは、どんな気持ちで誘いに来ているんだろう?
何度も誘いに来ているうちに、子どもたちの気持ちは変化したのかな?
いろいろイメージして、それをことばに乗せていくと、どんどんことばの質感が変化していきます。
いいものですよ~、肌触りを感じられることばって。
そして「どうせ今日もももたろうは木を切りにいかないだろうけれど、一応誘いに来た。ホントは早く山に行きたい」なんていいう微妙なニュアンスも、同じセリフから感じられるように変化するのだから、ことばって面白いですね。
大切なことは、
「しっかりことばや情景をイメージすること」
「そのイメージをことばにしっかりと乗せて、相手に届けてあげること」
「そういうことばをしゃべることができるからだになること」
なんてことなんじゃないかな~と思います。
2時間という休憩なしの長丁場でしたが、みんな最後までよくがんばったと思います。
これからテーマ活動を取り組むときに、なにか意識の中に少しでも残ればいいな~と願っています。
そして、今回使用したカードのほんのほんの一部がこちら。

こどもって、カード大好きですよ。そして、わたしも?
結構楽しく、イメージの幅を広げられますからね。
おかげさまで、今回もこどもたちと一緒に楽しくワークショップすることできました!
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