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3月17日、中国支部「国際交流のつどい」で激励テーマ活動『安寿と厨子王』を発表させていただきました。
(厨子王と母の再会の場面)
高校生達の強い希望でこのお話に決定したものの、悲しいお話は初めて。
場面、場面での表したいことを、背景でどのように表現したらよいのか、
いろんなアイディアが出る中でどれに絞っていくのか、
分からない日々がずっと続き、まるで出口の見えない旅のようでした。
やはり最後はラボっ子を信じてまかせるしかないとあらためて思いました。
舞台の上で一期一会の『安寿と厨子王』の世界に入れたのは本当に幸せでした。
この大きな機会を与えていただき、たくさんの方に支えていただき、本当に感謝いたします。
(安寿と厨子王が三郎に焼きいんをおされた場面)
(厨子王と関白もろざねが、清水寺であう場面 清水寺の千手観音)
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~目に見える力の育成だけにとらわれないように注意!~
子ども英語「ラボ片山パーティ」では1年に3回、父母会を開いています。目的は、教育や子育ての勉強会と保護者のチームワーク作りです。
◆2019年第一回目の父母会のテーマは『認知能力』と『非認知能力』でした。
数が分かる、字が書けるといったIQで測れる力を『認知能力』とよぶ一方で、IQで測れない内面の力を『非認知能力』といい、今世界的に注目されています。
幼児期には、小学校以降の学力の土台となる『非認知能力』と呼ばれる力や姿勢を十分に育てるべきだというのです。
『非認知能力』とは、以下のような力を含みます。
◎目標を達成するための「忍耐力」「自己抑制」「目標への情熱」
◎他者と協力するための「社会性」「敬意」「思いやり」
◎情動を抑制するための「自尊心」「楽観性」「自信」
私たち親は子どもの幸せを願い、成果の見えやすい『認知能力』を伸ばしてやりたいと思いがちですが、
大人になった時に自分は幸福だと思える人は『認知能力』の高い人よりも、むしろ『非認知能力』の高い人に多いという研究結果が発表されています。
◆さて、ここからは、保護者の皆さんにお聞きしました。
☆『非認知能力』を高めるために、どんなことをしたら良いと思いますか?
☆皆さんから出た意見
○野山で遊ぶ
○本を読む
○人と話す、人と遊ぶ
○親が子どもの話をよく聞いてあげる、否定しない。
○学校のディスカッション形態の授業、主体的に勉強できる。
○道具がなくても自分達で遊びを考えて遊ぶ。
○自然と触れ合う。
○子どもが自分からしたいと言ったことをやらせる。
○家族の時間を持つ。
○ラボは幼児から高校生がともに活動して年齢の幅があるのが良い。
○ラボでは自分の目標とチームの目標。 普段のラボと合宿があるのが良い。
○ラボのテーマ活動(英語・日本語の劇)が良い。
テーマ活動を発表するという「目標」
仲間と協力するための「思いやり」「敬意」「社会性」
やりぬくぞという「情熱」「忍耐力」「自尊心」
できると思う「楽観性」「自信」
「テーマ活動を本気でやると、先にあげた『非認知能力』のほぼすべての力が伸ばせるね」と父母会での結論が出たのでした。
◆というわけで、今「国際交流のつどい」に向けて、片山パーティは一丸となって取り組んでいるところです。
中高生はテスト期間中ですが、なんとか勉強とのやりくりをして頑張っています。
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~子ども英語 ラボ・パーティ~ 「中高大生広場 テーマ活動発表会」
2月10日、中国支部の中高大生がシェークスピア劇の発表しました。
広島西地区 "Pomeo and Juliet ~Prologue~"
岡山地区 "Romeo and Juliet ~Epilogue~"
山口地区 "Hamlet ~Oscillation~"
広島東地区 "Hamlet ~Providence~"
私がはじめてシェークスピアに出会ったのは大学2年生でした。
授業で "Macbeth" を読みましたが、難しかったという記憶しか残っていません。
英文のリズムが「弱強五歩格」と習っても、英文を聞かないのでなんのことやらピンときませんでした。
ところがラボっ子達は、耳から英文を聞くのです。聞こえたようにシェークスピアの英語を言います。
劇にしてみればシェークスピアも難しくない、これってスゴイ体験です。
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昨年は「ラボ片山パーティ」20周年の記念すべき年でした。
多くの方にお世話になりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年3月発表のお話は『安寿と厨子王』。
高2のChikaとYumiにとっては最後のテーマ活動。
彼女たちが悔いの残らないような、他のメンバーにとっても「やりきった」と言えるような発表をめざしたいです。
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子ども英語教室『ラボ・パーティ』のクリスマス会 ~『パーティ』の意味は何?~
司会進行は高校生のChikaとYumi(高2)、OGのYoshimi(大2)も嬉しい飛び入り参加
≪プログラム≫
☆2才児から小2まで英語の歌の発表
“Bluebell, Bluebell” “Twinkle, Twinkle, LittleStar” “Rudolph, the Red-Nosed Reindeer”
知っている仲間の前での発表だから、みんな元気に発表できました。発表は年2~3回。
ラボっ子はこういう場を経験しているので、「幼稚園の発表会でも大きな声で発表してて、びっくりしました。」とSちゃん(年少)のお母さんのことば。
☆在籍表彰
ラボ在籍3年、5年、7年、10年と表彰されます。それ以上は毎年。今年の最高は16年のYさん。
こんなに長い習い事は珍しい(?)
☆ゲームタイム
○身体でジャンケン by Chika
○聖徳太子ゲーム by Yumi
○プレゼント交換(300円相当のお菓子をラッピングして持参)
◆プログラムと司会進行は、Chikaと Yumi。
ラボの高校生はホントにスゴイと、彼女たちを見ていてあらためて思います。
2才児から中学生までをまとめるのって、普通の高校生にはできません。そして小学高学年の子にサブ役をさせて、何気に次期リーダーも育てている。
そう、ラボは赤ちゃんから高校生までの異年齢集団(パーティ)だからできることなのです。
大きい人が小さい子をかわいがり、小さい子は大きい人に憧れる。このサイクルがずっと続いて、リーダーが継承されていきます。
片山P初代シニアメイトMさんのお母さんのことば「平凡な子がリーダーになれる」。
◆そしてラボのもう一つの特徴は、お母さん集団(パーティ)。
子育てが孤独であったり競争であっては、視野を広くもった伸びやかな子は育てられません。
お母さん自身が相談できる先輩ママがいると、どんなに安心できるでしょうか。
子どもにとっても、関わってくれる大人が多いほどよいのです。
というわけで、1年をしめくくるクリスマス会では、お母さん方も「ほっこりティータイム」をしています。
親子の居場所。これがラボ・パーティ♪
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1822年のクリスマスイブに、クレメント・C・ムーアが自分の子ども達に贈った物語詩 "The Night Before Christmas" 。
陽気なまるまると太ったサンタクロース像と空飛ぶ8頭立てのトナカイのソリを初めて描いて、その後アメリカのみならず世界中に広がりました。
この詩にたくさんのイラストレーターが挿絵を描いているのは周知の通りです。
☆『クリスマスのまえのばん』ウイリアム・W・デンスロウ 絵 初版1902年
☆『クリスマスのまえのよる』ロジャー・デュボアサン 絵 初版1954年 ラボ・ライブラリー『がちょうのぺチューニア』でおなじみの画家
☆『あすはたのしいクリスマス』トミー・デ・パオラ 絵 ラボ・ライブラリー『ヘルガの持参金』でおなじみの画家
先週と今週のラボで、この3冊を子ども達に読みました。
子ども達と発見したこと
☆サンタクロースは小人である!
(なるほど。小さくないとエントツは通れません。)
☆プレゼントはくつしたに入れてもらう!
☆昔のサンタクロースの服は赤じゃない!
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次のスピーチは、ある高3ラボっ子の卒業スピーチです。長いですが、ラボっ子が英語を習得していく感覚がよく伝わってくるので載せます。
ちなみに彼は英語は学校とラボだけで、学習塾には通っていません。ラボ在籍は小2~高3。高3で英検準1級を取得。
『ラボ卒業にあたって』
Since I’m leaving here to study in university, I’ll have less opportunity to talk with you. So today, I’d like to give you some advice, including my own experience as a senior in LABO.
First of all, what have I learned through LABO activities for ten years or so? To tell you the truth, I can’t answer this question. Because I have been “Labokko” since I was in 2nd grade and until 11th grade, I cannot possibly imagine what I would have become like without LABO. But, I can tell you one thing: I’m interested in English now, and I’d like to work in some other foreign countries in the future. I reckon these my interests probably come from LABO experiences of mine.
Doing LABO activities, I often thought, and still think, LABO is very weird. It’s not study, but not just playing either. Vague, I think. And because it’s vague, we learn English vaguely in LABO. We don’t “study” English, not like we do at school, but we “feel” it through our sense, and understand what sort of stuff English is.
I think languages, not just English, are like enormous forest. If you try to memorize all the names of the flowers and plants at one time, you can’t enjoy their beauty. First, you should feel it through your own sense, and enjoy it. Getting knowledge is next stuff.
And, another thing I want to tell you is, sometimes we need to struggle. There is a thing you’ll never be able to learn when you’re just having fun. I know memorizing English for theme activities is not easy, but as you do so, you can “feel” it, and polish your sense. So keep working hard!
And last of all, you’ll never know it until you try it. Human is not clever enough to understand it without experiencing it. If it’s fun for you, it’ll be wonderful memory. Even if it’s not fun for you, you’ll learn something through it. In LABO, you can try homestay and study-abroad programs, senior activities, and so on. Don’t decide you don’t need it before trying. It might be completely different experience from what you imagine.
As I conclude this speech, I’d like to give you one message, quoted from the speech by university professor. “Boys, be ambitious!!”
今回大学に行くにあたって、10数年間続けてきたラボと離れることになるので、今日はその10年の間に何を学んだかという事と、それから一応先輩として後輩にいくつかアドバイスを送りたいと思う。
まず僕はラボで何を学んだか・・ハッキリ言ってわからない。小学2年生から高校2年生までラボっ子だった僕にとって、ラボをやっていなかったら自分はどんなだったか、というのはちょっと想像がつかない。けれど一つ言える事は、今現在、僕がまがりなりにも英語というものに興味を持ち、将来は語学を生かした仕事をしたいなぁと考えていること。そういった興味、関心は、骨身に染みこんだラボからきているのではないかと思う。
10数年ラボっ子をやって思ったことだが、ラボというのは非常にヘンなものだ。勉強というわけでもないし、遊びというわけでもない。非常にあいまいだ。あいまいだから、あいまいになんとなく英語に触れる。学校の勉強みたいに、はっきり「勉強」するんじゃなく、テーマ活動などを通して「英語ってこういうものなんだ」ということを肌で、フィーリングで感じる。
英語に限らず、ことばというのは、一つの広大な森みたいなものなのだと思う。そこに生えている草花の名前全てを一度に頭にいれようとすると、それらの美しさを楽しめない。まずは森に入って深呼吸して、森の空気を味わい、そこに見える景色を楽しむ。知識を仕入れるのは、それからでいい。
もっとも、楽しいばっかりの環境では得られないものもある。遊びながら培うものもあれば、歯をくいしばって得るものもある。テーマ活動で英語のセリフを覚えるのは大変だと思うけど、覚えることでもっているモノがみがかれる。だからみんな、がんばって英語覚えてください(笑)
最後に、ラボに限った事ではないけれど、何でもやってみなければ、楽しいか楽しくないか、得るものがあるかないか、という事はわからない。アタマで考えただけでわかるほどヒトは賢くない。もし楽しければそれはすごくいい思い出になるだろうし、楽しくなくても後から考えてみると何かしら培ったモノがあるはず。ラボ活動でいえば、ホームステイや留学、高校生シニア活動など。自分が考えているものとは全然違った経験になるかもしれない。積極的にチャレンジしてみてください。
最後に、ある大学教授が言ったことばでスピーチを締めくくろうと思う。
“ Boys, be ambitious !” 「少年よ、大志を抱け」
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エルサ・ベスコフの絵本
ラボ・ウインターキャンプのお話 "Olle's Ski Trip" 『ウッレと冬の森』の作者、エルサ・ベスコフの書いた、もう一つの名作絵本『ペレのあたらしいふく』を今週のラボで子ども達に読みました。
この本ではペレという男の子が新しい服をつくるために、自分の飼っている子羊の毛を刈るところから始まります。
服ができるまでの、すき、紡ぎ、織り、染め、仕立てといった作業をおばあちゃんや近所の人にお願いして、服を作っていきます。
おかしいのは、糸を染めるためにペレがペンキ屋さんのところに行く場面。かわいいですね。
約100年前の絵本。スウェーデンの田園風景がとても美しい。
仕立て屋さんはちゃんと土曜の夕方までに服を仕立ててくれました。
日曜の朝、ペレはあたらしい服を着て、ちゃんとくつもはいて、羊にお礼を言いに行きました。
心があたたくなる本です。
幼児さんから高校生までお話に聞き入っていました。その後は "Baa, Baa, Black Sheep" のナーサリーライムで遊びました。
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≪子ども英語教室「ラボ・パーティ」体験会≫ プレイルームクラス(0~3才児)
★☆写真①☆★ プログラム例
Hello こんにちは ごあいさつの歌
Twinkle, Twinkle, Little Star きらきらぼし
My Balloon ハートの風船をもっておどるよ
絵本『おさじさん』
Pease poridge hot ママのおひざで「まめがゆあつい」
Pat-a-cake パンをぺたぺたこねこねするよ
Hop, Rabbit うさぎになってぴょんぴょん
Old Mac Donald Had a Farm いろんな動物がでてくるよ
Good-bye さようなら
◆ラボのプログラムの特徴◆
☆英語を毎日シャワーのように聞きましょう
~ネイティブスピーカーの英語~
☆母語の土台をしっかり育てましょう
~良い絵本をたくさん紹介します~
☆身体をうごかしながら英語のリズムを身につけます
☆教材は名作絵本(英語・日本語)
~楽しいから続けられます~
★☆写真②☆★ ラボの教材の例
英語の歌、マザーグース(英語圏のわらべ歌)、名作絵本や物語 (例:はらぺこあおむし、かぶ・・)
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☆仮装するかは自由ですが、仮装した人はお菓子が余分にもらえます。
さらにラボ・ライブラリーの登場人物になったら、もう一つおまけのお菓子がもらえます。 (実はこれが一番上等)
★女の子はお姫様の格好がしたい、「ねむりひめ」になっちゃおう
★天使・・・ ティンカーベルだって
★魔女の出てくるお話はなにかな?「白雪姫」
★他には「ぐりとぐら」や
★Sさんは小6の息子と年中の息子と3人で、キリギリス「ありときりぎりす」に扮装
このかっこうで駐車場から歩いてきたそうな・・・ あっぱれ!
☆ハロウインカード取りでチームチャレンジ
☆Trick or Treat は、今年はやりません。
代わりに"Under the Speading Cestnut Tree" 「大きなくりの木の下で」
を英語で歌えたら(お題は即興で決める)お菓子をゲットできます。
★☆☆ ラボなんだから ラボ流ハロウイン ☆☆★
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