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この夏初めてラボっ子を国際交流に送り出します。
昨日パーティ内壮行会をおこないました。オレゴンキャンプに参加するA君、彼はマイパーティの長男にあたります。小学低学年の頃から小さい子のめんどう見がよく、キディーの子の中には「大きくなったら、A君になる。」という子が現れるほど。
昨日の壮行会はパーティの発表会も兼ねていました。
2つのキッズグループ(幼児~小学低学年)はナーサリーライムを4曲づつ発表。普段のパーティでは、おおさわぎ、大声で歌いおどっていたのに、発表となると、恥ずかしそうに横を向いたり小さい声だっり・・あれあれいつもの元気はどうしたの??と言いたいところですが、大勢の前なのでしかたないですね。この前松本会長の父母会でのお話にもありました。ラボの発表は見栄えではなく、それまでの取り組み中に楽しんでいるというプロセスが大事なのです。お母さん方も「もっと大きな声ならよかったね。」ではなく、「がんばったね。良かったよ!」とほめてあげてください。
小学生~中学生グループは「三人のおろかもの」を発表。
これは一ヶ月前に広島のAパーティとの交流会で発表したので、あまり緊張感はありませんでした。緊張するどころか、笑顔は出るは、見ている人のほうに平気でおしりを向けているは・・。私は内心もっと真剣にやってほしいとも思いましたが、毎回がんばらせすぎてもいけないので、今回はこのくらいでいいのでしょう。(人前でリラックスしてできるところがキッズグループとは違ってスゴイことなのかも。)
それからお待ちかねA君の壮行会。
A君が英語で決意表明のスピーチ。自由研究の「どろんこハリー」の素語りと紙芝居、自己紹介アルバムの披露。態度もことばも、なかなか堂々として立派で、テューターとしても感慨ひとしおでした。しかしここまで来るのには、7ヶ月に及ぶ山口地区の事前活動の取り組みと家庭でのご家族のバックアップがあったのです。
ラボの事前活動は前年度の12月からスタート。山口県の国際交流参加予定者(今年は約20名)が毎月一回集まって活動します。今年度は折りしも私が事前活動の担当でした。
市町村の違う中・高生が友達になれるので、本当に楽しいグループ活動ができます。
プログラムの内容は
①英語の力をつける(家族や我が町、学校についての紹介。ライブラリーの中から会話に使える英語表現をあげてみる。など)
②自己紹介アルバムや自由研究の作成(日本文化の紹介が目的。また外国でことばが満足に通じない中では、コミュニケーションをとるツールになる。)
③国際交流に行く心構え(これが一番大事。自分から交流しようとしなければ、自分も相手も楽しめない。)
これだけ懇切丁寧に準備のプログラムが組まれているのも、ラボのホームステイの特徴です。7ヶ月の間に、子ども達はずいぶん成長し、力をつけました。
しかし一方で私は「今の子ども達は本当に幼いなぁ」という印象をうけました。危機意識がうすいというか、何か起こった時に年齢相応の対応する力や考える力が育ってないと感じたのです。
考えてみれば日本の中学生は勉強、塾、部活に忙しく、目の前にあるスケジュールをこなしていくだけ・・。自分で考えて行動したり、失敗したり、困ったり、という経験をほとんどしていないように思います。というより、あまりの忙しさに「困ったり、途方にくれたりしている暇がない」というのが現状なのでは・・。あるいは子どもが困る前におとなが助けてしまっているのかもしれません。私達おとなは、よく考えなければいけないと思います。
だから子ども達には、国際交流に行って大いに困ってほしいと思っています。親元を離れて、途方にくれる体験をし、そこから自分に何ができるか考え、行動してほしいです。そして今までいかに親やまわりの人に支えられてきたか、気づいてほしいです。
A君も他のラボっ子もあと10日ほどで出国。8月末には事後活動でもう一度全員集まります。みんながどんな体験をし、成長して帰るのか、楽しみです。
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片山パーティ主催 拡大父母会
日時: 6月18日(月) 10:00~12:00
場所: 下松市 スターピア 和室2
★近隣パーティのご父母のご参加、お待ちしています。
ラボに関心のある一般の方も受け付けております。
(3日前までにお申し込みください。)
★ベビーシッター、若干名受付けます。
(先着順で、お子様1人400円とさせていただきます。)
中国支部では、すでに他地区で父母会が開催されています。
参加するご父母に事前に記入していただいたアンケートに会長がお答えする形で、進められているそうです。参加されたご父母から
「自分にとってラボ活動は漠然としていたが、頭の中が整理できた。」
「ラボがなぜこのような形で英語教育をしているか、納得できた。」
などの感想が寄せられているそうです。
18日の父母会でも、日ごろ疑問に思っている事など、みなさんに本音で質問していただきたいと思います。松本会長のお話、テューターである私も楽しみにしています。
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小2から中1まで11人のグループ。2月から取り組み、来週広島の天田パーティと交流発表会をします。いつもワイワイ大さわぎのグループなので、遊びでうごく分には良いアイディアは出るものの、テーマ活動にまとめるとなると、ふざけてしまって全然だめ。おまけに皆聞き込みが悪くて、なかなかせりふを覚えてこない!こんなので発表できるの?と胃が痛くなりそう・・
先週やっと大部分の子のせりふが入り、今日のパーティでなんとか通してうごいて、お母さん方に参観していただきました。
≪取り組みの記録・・うごいた後の話し合いより≫
★2月14日(初めて前半部分をうごいた後で)
◎おかしい、ヘンだと思うところは?
・バカな人ばっかり出てくる
・ビールが流れっぱなしなのに、放っている
・男の子が生まれると決めている
・木づちを取ればいいのに、取らない
・ズボンの男はどうやってパンツをはいたのだろう
★4月11日
◎若だんなは、どのくらいの間旅に出ていたのかなぁ
・1週間
・1ヶ月
・3ヶ月 1ヶ月に1回くらいバカに会って、3回だから
・10年
・3~4日 つまりそれくらい大勢バカがいたってコト
◎季節はいつだろう
・春か夏 め牛の場面で屋根にたくさん草が生えているよ
・ズボンは冬でもはくよ
・月の場面は名月じゃないかな
(絵本を見てみると寒い季節ではないような気がする)
・じゃ1年もたっていないってことか・・?
★4月18日
◎自分が最も悲しいのは、どんな時だろう
・家族が死んだ時
・自分が治らない病気だとわかった時
★4月25日
<タイトルの後の音楽で、皆いかにも楽しそうに動いていったので>
◎このお話で何を表現したいのかな
・どれだけバカか!
・みんな自分がバカだと知らずにやっているので、見ていて笑える
・バカの良さ
・バカがいないと、おもしろくない
★ある日のリーダーミーティングで
<毎度のことながら、聞き込みが悪いこともあって、みんなふざけるだけで、パーティが終わってしまった。私は疲れはてて、ため息まじりに聞いてみた。>
◎学校とラボの違いは何?
・学校は先生がすすめるけど、ラボは自分達ですすめる
・異なる年齢の子ども達の集まり
・学校では教科書を読めばいいけど、ラボではわからない英語の本
(小5の子の意見)
・学校では先生が黒板に書くけど、ラボでは自分達で話し合う
子ども達の話し合いを聞いているうちに、パーティがテューターの思うように進んでいかないのは当然だと思えてきた。だってラボのテーマ活動では、ものすごく高度な事をやっている。
☆机もなくて、自由にうごいてよくて、しかも皆が協力して全体としてまとまりのある物をつくらなければならない。
☆異年齢だから理解度も大いに違う。
☆大人が教えるのではなくて、子どもの発想ですすめる
☆したがって、台本もマニュアルもない!
こりゃ、毎回のパーティが大変なのは当たり前だ・・そう気づくと、何だか妙に納得し、気持ちも落ち着いてきた。
子ども達にとって、こんな活動は他ではめったに体験できない。想像力、自主性、協調性、(せりふを覚える)根気、英語のリスニング力、あげればきりがない。
ラボ活動の教育力を改めて感じ、「よーし、やるぞォ。」と思いながら 疲れも少しやわらいだのだった。
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1枚目は昨年12月23日のクリスマス発表会の写真。(この日お休みだった人、写ってなくてごめんなさい。)
2枚目は11月8日、ラボ・インターンのライラン君を迎えてのハロウィンパーティの写真。最後列のお化けがライラン君です。お化けの衣装がとってもよくできていたので、お化けのまま記念写真。
素顔のライラン君の写真は、左のフォトギャラリーのページに入っています。ハロウィンパーティの後リーダー達とパチリ。ライラン君はとてもやさしく、かつパワフルな青年でした。
フォトギャラリーのその次の写真は、今年2月24日大学生キャラバン隊のナオキとアヤがパーティ訪問してくれた時のもの。
この日の見ものは彼らのテーマ活動「ききみみずきん」。ほとんどの子ども達、お母さん達は大学生のテーマ活動を見るのは初めてでした。子ども達は「2人でどうやってテーマ活動するん??」と言っていましたが、発表がはじまると目がくぎ付けに! 2人とも流れるようなきれいな英語と日本語で、その間どんどんいろんな場面の表現が描かれていくのでした。テーマ活動を積み重ねていくと、こんなに表現力がつくのかと感心させられてしまいました。
その後ゲームやソングをやっても、子供の目線になって一人ひとりと接する彼らの姿勢は、すばらしいと思いました。「我が子もこんな若者に育ってくれるといいですね。」あるお母さんの感想です。
その次の写真は、3月21日のラボっ子送別会のものです。
この春、キディーグループのS君と小学生グループのT君が転勤のため、片山パーティを離れることになりました。2人とも約2年の在籍で、今後もラボを続けていきます。
プログラムはソングバーズとゲーム、キディープレイルーム合同のテーマ活動「きょうはみんなでクマがりだ」の発表、それから2人への花束と寄せ書きのプレゼント。いつまでも片山パーティのみんなのこと、忘れないでね!ラボをしていればきっとまた会えるから。S君はまた下松に帰る予定だしね。
この日は帰省中の大学生の息子にも参加してもらいました。彼には大学で勉強しているドイツ語で、セブンステップスをやってもらいました。子ども達に1から7までの数字をドイツ語で教えてみると、年長さんや小学低学年の子もわかるようになり、けっこう楽しめました。
ちなみに息子は大学のドイツ語クラスの有志で「あかずきんちゃん」の劇に取り組み発表したそうです。劇活動をしながらせりふを覚えていくのは外国語を習得するのに良いとあらためて感じたそう。
実は息子はこの日のラボに参加するのを躊躇していました。「今はもうラボっ子じゃないし、自分はシニアメイト活動の経験がないから、小さい子達に話すのは得意じゃない。自分が参加する意味があるのかな?」というのです。でも私は、「大学生キャラバンにしても、インターンにしても、大学生年代の若者が幼児、小学生と一緒に活動するなんて、ラボ以外にはあまりない事。一緒にいるだけで意味があるんだから、来てちょうだい。」と言ってきてもらいました。
次の日キディーのお母さんからのメール。
「Cはドイツの印象が強かったらしくて、家に帰ってから一生懸命お父さんに報告してました。」やはり幼児と大学生が共にいる・・意味のあることですよネ!
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昨年夏、シャペロンとしてラボっ子を引率して、一ヶ月アメリカに行ってきましたが、今年は山口地区の国際交流事前活動を担当する事になりました。
今年度山口地区から国際交流に参加するのは、春休み、中国へのホームステイ交流に4名、夏休み、北米へのホームステイ交流に20名、オーストリアへ1名、オレゴン国際キャンプに1名です。
ラボの国際交流プログラムの大きな特徴の一つは、7ヶ月に及ぶ事前活動が用意されていること。(だいたい一ヶ月に1回集まり、6月には合宿も行われます。)
具体的なプログラムは、★日本と外国の文化や習慣の違いを学ぶ。★自分や家族、学校、地域の事を英語で紹介できるようになる。(自己紹介アルバムの作成)★自由研究(日本について教えてあげたい事、または自分の特技や趣味について)★ラボのお話の素語り(英語)など。いずれも向こうに行ってから、よりスムーズに積極的に外国の人とコミュニケーションできるよう、有意義な内容になっています。(何の心構えもなくお客様気分でホームステイに行ってはトラブルの元、また本人のためにもなりません。)
準備は大変ですが、山口県のいろんな学校の子達が集まって一緒にやっていくので、とても楽しい活動になっています。
1月の第一回目の活動日。みんなちょっぴり緊張した面持ちで集まってきました。ウインターキャンプに一緒に行っているので、もう友だちになった人達もいますが、まだまだ見知らぬ仲間。
さっそく英語での自己紹介、家族やお正月の写真を見せあった後、グループに分かれて、グループ名や係を決めました。さすがラボっ子、この頃からどんどん意見も出て和やかな雰囲気になってきました。SBやテーマ活動とすすみ、一日が終わる頃にはすっかりにぎやかになっていました。
初めて事前活動を担当して、あらためてラボっ子の英語力に驚かされました。
グループに分かれてインターンの英語の手紙を読んだ時のこと。簡単な英語とはいえ、かなり長い文章なので、中1の子達にはむずかしいのではと思いましたが、「ここは名前よね。」とか言いながら自分達で読み進んでいこうとするのです。私の中1の頃といえば、3行以上の文章にゾッとし、1つ2つ意味のわからない単語があれば、もう理解できないとあきらめたもの・・。ラボっ子は幼い頃からたっぷり英語を耳から聞いているので、英語の長文に強い!長い文章でもいくつか意味のわかる単語があれば、全体を想像しようとする! すごいなぁ~と思いました。
ラボの英語は大人になった時使える英語。小学生の間は単語や文法を教えたりしませんが、中学で習えば一気につながります。小学生の間は思いっきり英語を楽しみましょう!!
明日は第2回目の事前活動。みんな課題はちゃんとやってきたかな?(前回はみんなクリア。おかげで時間内に楽しく終わることができました。)みんなの元気な顔に会えるのが楽しみです。
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家族でにぎやかに過ごすお正月も終わり、あとは息子の成人式を残すのみとなりました。
2006年の行事のページに、クリスマス発表会のプログラムとテューターの気づきを書き込みました。子ども達の成長の様子とパーティの歩みがわかるように。
さて昨年秋から冬にかけてテーマ活動に取り組んであらためて感じたのは、ライブラリーを「こころで聴くこと」の大切さ。
物語に入り込んで聴いている子のせりふや動きには、こころがこもっている、という事。反対にせりふを覚えるためにライブラリーを聞いている子のせりふには表情がない、という事。当然前者の方の子は、たくさんの英語も覚えていくようになります。
幼児は物語に入り込んでCDをきく事が自然にできています。それが小学生になり年齢が上がるにつれ時間に余裕がなくなり、とりあえず自分のせりふの所を聞く、という事になりがちです。でもそれでは物語の全体をとらえて、自分はどう思うのか、感じるのかがわかりません。CDを聞く回数は多いにこしたことはありませんが、まずは「深く聴く」ことが大切です。
ラボの活動は読書に似ています。本をしっかり読むことのできる子はことばが育ち、考える力が身についていきます。読書を重ねるうちに、確かな学力がつきます。ラボではそれを日本語と英語でやっているので、確かな英語力もついてきます。
なかなかライブラリーがきけないという現状の中で、いかに物語を深く聴くよう子ども達をうながし、テーマ活動を少しでも深めていくかが今年の課題です。
もちろん「楽しくなければラボじゃない!」をモットーにイベントもたくさん企画していきますヨ★
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12月23日、下松市地域交流センターにて。
ひさびさの発表会なので、お父さんやおばあちゃま、おじいちゃまが来てくださったご家庭もありました。
今回、キディーグループは初めてテーマ活動の発表にチャレンジしました(もちろんCDのかけ流しで。)
年中さん、年少さんが主の大海町グループは「かぶ」。女の子達は恥ずかしがって、やらないかも・・という私の心配をよそに、普段のパーティ通りに楽しそうに、かぶの引っぱりっこをしました。にこにこして、とってもかわいかったです。いつもはマイペースのCちゃん、年少のHくんも何とか加わってました。(やはり発表会という意識があるのでしょう。)
年長さん、小1が主の東陽グループは「三びきのやぎのがらがらどん」。こちらはトロルの役がなかなか決まらずハラハラしたけれど、引き受けてくれる子がいてホッとしたのでした。男の子が多いので普段は大さわぎのグループですが、本番は今までで一番良い出来でした。小さいやぎと中やぎはかわいらしく、大きいやぎとトロルは迫力満点で会場から笑いが起こるほどでした。
どちらのグループも初めてのテーマ活動発表で、本当によくやったと思います。家庭でよくCDを聞いているのと、これまでに大きい子達の発表を見たことがあるから、できたのでしょう。
キディー、プレイルーム合同のソングバーズもかわいかったです。いつもはもっとハチャメチャ元気に歌って踊るんだけど、今日はみんなが見ている前だから、ずいぶんおとなしめでした。プレイルームさんは人前に立てただけで拍手、ですね。
そして小学生グループの「石からスープができるかな」。
12月6日にお話通りにスープを作ってからは、一気にテーマ活動を仕上げました。小2以上の子は全員ナレーションがあるのですが、皆よくがんばったと思います。(リハーサルでテューターがことばを間違えると指摘される程。)音楽CDで、安心してお話が流れていく感じがしたので、「ことば」は完璧だったと思います。表現は各々が工夫しておもしろい所も、あちこちありましたが、やはり全体としてはまだまだです。いつもはダンスの場面がすごく盛り上がるのに、恥ずかしい、照れくさいといった感じで残念でした。でも、この年齢の子ども達には、これが精一杯の出来だと思い、ほめてあげたいです。
9月から4ヶ月取り組んできて、山あり谷あり、いろいろでしたが、テーマ活動を通してグループがまとまってきた事が一番の収穫でした。
おかしのプレゼントを交換して、おやつタイムで終了。
充実感を感じながら、楽しく、今年のラボを終えることができました。
いつもながら、お母様方のご協力に感謝です。
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これほど1年が早く感じた年はありません。去年の今頃は湯坪キャンプ。歳が明けると国際交流の事前活動が始まり、5月にはシャペロン研修合宿。6月には山口地区の発表会に歌で出場。夏にはラボっ子を引率してアメリカに一ヶ月滞在。帰ってからは、パーティの発表会めざしてテーマ活動。そして来年度の国際交流担当になったので、12月10日の親子オリエンテーションを終え、今1月の事前活動の御案内のお便りを作成中。明日これを郵送すれば、ことしのラボの仕事はおしまいです。
本当にめまぐるしい毎日ですが、ラボをしているからこそ、たくさんの体験ができ、たくさんの人々に出会えました。
夕方大学生の息子が帰ってきます。明後日に娘がもどり、ひさびさに家族がそろいます。(夏には私が不在だったので、この前いつ家族がそろったのか、覚えていません・・)娘は春から大阪の保育園に就職、息子は夏から1年間ドイツに留学するので、家族でゆっくりできるお正月は、しばらくないかもしれません。
また来年も夫婦2人の生活ですが、子ども達が少しずつ自分の道を歩き始めたことを、親として喜び応援したいと思います。
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12月23日の発表会まで、残すところ、あと4回のパーティです。
まずは、疑問点の話し合いから。出た意見は。
①へいたいは、なぜ3人なのか。
・戦争でたくさん死んだ。残ったへいたいも散り散りになったから
・4人以上だと意見が分かれてけんかになるから。
②石はなぜ3つなのか。
・へいたいが3人だから。
・村人のおとな用と村人の子ども用とへいたい用に3つ。
③石はどれくらいの大きさか。
・丸くてすべすべしてて、大きい。
・大きいとなべにキズがつくから、あまり大きくない。
④村人が本当に石だけを入れて作ったら、スープができるのか。
・石と水だけでは、きっとまずいと思う。
⑤へいたいはこれまでに王様をもてなした事が本当にあるのか。
・ない。そう言えば、村人が材料を持ってきてくれるから。
⑥「ま、ないものはないんだからしょうがないな。」と言われたら
どんな気持ちがするか?
・挑発されている感じ。いーや、あるって見せたくなる。
⑦村人は今までに、みんなでスープを作った事はあったのか。
・たぶんこれが初めて。なべを持って来るよう言われた時、
初めてのような顔をした。
< リーダーミーティングにて >
⑧へいたいは村人をうまくだまして、悪いひとなのだろうか。
・戦争だから人は殺しているかもしれないけど、悪い人ではない。
・みんなを楽しませたから、いい人だと思う。
⑨村人は本当に喜んだのか。それとも、だまされたと気づいたのか。
・おいしいスープが食べられたから、喜んだ。よろこんだのと、
やられたと思ったのが、9対1くらい。
・7対3くらいだと思う。
小グループに分かれての話し合いは活発に意見が出て、なかなか良いすべり出し。この日までに全員せりふを覚えてくるという約束でした。うまくできれば来週は実際にストーンスープを作ることになっていたので、みな張り切って覚えてきたはず・・
ところが、ナレーションはしどろもどろ、また役になりきれず、あちこちでふざけだす子も・・。
なんとか最後まで通したものの、私は言葉を失って・・「やる気がないなら、発表やめようか。」
来週スープを作るかどうかの話し合い。
高学年のリーダーの女の子達は、「スープを作ったからといって、またふざけるだけで、それが表現にはつながらないかもしれない。あと3回しかないのだから、テーマ活動をした方がよい。」 作りたい方が人数的には、だんぜん多いのだけど、どうしたものかしら。女の子達の言うことは、もっともだし。
でも今のような状態でテーマ活動だけしても、生き生きした表現にはならないような気がしました。来週までにせりふをいれてくる事を条件に、結局スープを作ることにしました。お母さん方にはまたお手数をおかけして申し訳ないですけど。
お話の中で、にんじんをはこぶ人、牛にゅうをはこぶ人などが、その材料を家から持って来ることにしました。石をもって来る人は自分のイメージの大きさの石を持ってくるように言いました。実際にスープを作ることで物語を実感してほしいです。水からだんだん煮えていく様子。塩こしょう、牛肉、牛乳だけの味付けでどんな味になるでしょうか。各自パンをもってくること。りんご酒はりんごジュースで代用、ローストビーフはできれば私が差し入れようかと思います。(今週末は40周年記念シンポジウムで横浜なので、もし体力に余裕があれば・・ですが)
もちろんみんな、はらぺこで来ること!へいたいは2日間なにも食べてないのですから。
家に帰ってから思い出しました。
パーティの間中ふざけたり、ねそべったりで参加していなかった男の子の言ったことば。「だって何したらいいか、わからんのじゃもん。」
まだ小3では、CDは聞いていても、じぶんがどんな村人になって、何をしたらよいのか、想像してうごく事ができないのでしょう。再来週はもう一度その場面を丁寧に、具体的に考えてみようと思います。
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ライブラリークイズ、うまくいくかしら?今年はゲームが多すぎる?いろいろ不安だったハロウィン、無事終了しました。後で何人かのお母方に聞いたところ、「どのゲームも楽しめました。」「子どもがライラン君と友だちになれて、とっても喜んでいます。」とのこと。子ども好きなライラン君の人柄が子ども達に伝わったのでしょう。パーティ前も終了後も、ケンダマ片手に気軽に子ども達と遊ぶ彼。インターンのパーティ訪問は1年に一度ですが、ラボっ子にとって外国人とのふれあいは、いつもこうして自然で楽しいのです。(大学生になるまで外国人と出会う機会のなかった私からみれば、まったくうらやましい限りです。)
ライブラリークイズは、やってみて良かったと思いました。ネイティブの発音を子ども達は勘をはたらかせて、けっこう聞き取るものだとわかりました。ライラン君の言うことばを、すぐに繰り返し言う能力にも感心させられました。
仮装は(できるだけライブラリーのキャラクターで)なかなかユニークな物があり、思わず笑ってしまいました。(すぐ脱いでしまうのがもったいない。次のパーティにも着てきてほしいくらいです。)また幼児でも大勢の前で自己紹介できる子もいて、立派でした。小さい時から人前で話す場があるのも、ラボの良いところ・・ですよネ。
リーダーの声が小さいのが残念でした。パーティの時、少人数なら仕切ってくれるのですが、あの人数の中で大声を張り上げるのは、小学高学年の女の子達には、まだまだむずかしいのでしょう。少しづつ場数を重ねるしかないなぁと思います。クリスマス会では思い切ってまかせてしまおうかな。
プログラムは記録として、左のページのところに書きました。
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最近はあちこちでハロウィンがひらかれ、日本でもお馴染みになってきました。
我がパーティでも来週企画していますが、今年はインターンのライラン君が来てくれる事になりました。
ラボ・インターンプログラムは、18歳から25歳までの外国の青少年を対象に、日本に1年間ホームステイしながら、ラボ活動を通じて、日本語や日本文化について理解を深めてもらうことを目的にしたものです。
だいたい1年に一度パーティ訪問をしてもらっていますが、子ども達はインターンに会えるのを楽しみにしています。子ども達にとってインターンは、英語を教えてくれる先生ではなく、一緒にあそんでくれるお兄さんやおねえさん。○○おにいさんの時は○○をして遊んだ・・という楽しい思い出がきっと残ることでしょう。
今年のインターン、ライラン君はアメリカ、オハイオ出身の20歳。7年前ラボっ子のホームステイ受入れをして、以来日本以外にもドイツ、ロシア、ウクライナ、アフガニスタンからの若者(全部で10名)のホストをしたそうです。いつも家族の一員としてホストするので、今では世界中に兄弟姉妹がいる事になるそう。すごいですね。(ご両親の教育方針がすばらしい!!。)
先日打ち合わせのために彼と電話で話しましたが、この秋日本に来たばかりなのに、もうかなり日本語が上手で驚きました。
おそらく日本人が英語を習うより、アメリカ人が日本語を習うほうが、はるかに難しいでしょう。(日本語は " Devil Tongue" と呼ばれるほど外国人にとってやっかいな言語らしいですヨ。)
今年は、せりふ当てクイズにチャレンジする事にしました。「ライラン君にお話の中のせりふを英語で言ってもらい、ラボっ子が何のお話か当てる」というゲームで、グループ対抗の得点制とします。
初めての試みです。うまくいくでしょうか??
ラボでは文法や一つ一つの単語の意味を教えるといった、勉強のようなやり方はしていません。CDでネイティブの英語をかたまりとして聞いています。(日本語対応なので、子ども達はだいたいの意味は理解しています。)したがってライラン君がCD通りの抑揚で言わないと、ラボっ子にはわからないかもしれません。
とりあえず、やってみます。いろんなお話を聞こうという、いい刺激にもなると思うので。
あとはいつものハロウィン。
★仮装はできるだけライブラリーのキャラクターで
★おどろうSB
★ライラン君の自己紹介・ゲームをおしえてもらおう
★Trick or Treat
お友だちで初めて参加するお子さんには少々むずかしいかもしれませんが、ラボでいつもどんな事をしているか、見ていただけたらと思います。それから小学高学年のリーダーが司会・進行をする、子ども主体の会であるという事。(リーダーは準備会を持ち、当日は4時からライラン君とミーティングがあります。)
9月に移籍してきた女の子達がずいぶんパーティになじんできました。
一つひとつの行事を通して、リーダーシップやグループ性が育ってくれれば、これ以上のことはありません。
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