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年長から小5まで13人で初めて地区の発表会でテーマ活動を発表
する。場面ごとの表現は楽しくできたが、この年齢の子たちで
せりふ(特に和尚と亭主)の英語が覚えられるか、とても不安だった
私は、ほとんど日本語だけでもいい、元気に楽しんでいる様子が
伝わればそれでいい・・と内心思っていた。
みんなには、「とにかく日本語だけは完璧に覚えよう。」と言っていた
のだが、英語だけ抜かして覚えるのが大変だったようで、
みんなが四苦八苦して覚えた頃には、なんとなく英語も言えるように
なっていたのだ。(もちろん耳からとった音なので、あいまいな音な
のだが)
なんとか音楽CDでとおして、最後の「ひかるダンス」(自分の
子供につけたい名前を集めて振りをつけたもの)も決まり、輪になっ
てすわった。
「みんなよくがんばったねえ。先生みんながこんなにできるとは
思ってもみなかったよ。」
するとHoちゃん(小3)が
「先生、できると思わなかったの?どうして?」
と不思議そうにたずねた。
私は自分が子ども達の能力をみくびっていた事にきづかされ、
ハッとしてあわてて、
「先生も聞き取れないような難しい英語だから、みんなにも
むずかしいと思ったのよ。」
と弁明。
本当に子供の能力はすごい。
リーダーのAくんは、「はじめての大きい会なので全力でがんばる」
と言っていたが、あと2日。みんな最後までCDを聞いて努力して
ほしい。
当日はみんな緊張で小さい声だったり、まちがえたりするかも
しれないが、きっと100%良い発表にちがいないと思っている。
この発表をとおして、「みんなで力をあわせること」を
学んでほしい。
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プレイルーム時代にママと一緒にあそんだお話。キディーさんに
なった今、再び取り組んだ。
テンポがスローなので、子ども達の反応はどうかな??
先週、動物のソングバードをたくさん踊り、「へびのクリクター」
(トミーウンゲラー作 文化出版局)を読んだ後、"Play with Me"
の読み聞かせをした。
今週「どんな動物が出てきたかなあ。」とお話たどりをして、
子ども達になんの動物になりたいか聞くと、女の子たちは「りす、
うさぎ!」 男の子たちは「かめ、へび」
みんな、森のあちこち(部屋のすみ)にかくれて、はじまり、
はじまり・・
「わたし」とバッタはテューターがなった。かめのところから
女の子たちは次から次へと、いろんな動物になる。りすになって
木の実をかじったり、かけすになってやかましく飛び回ったり、
お互い顔を見合わせて笑いながら大忙し。男の子たちは、へびに
なって伸びたまま、出番を待っているので、CDをよく聞いている
のがわかる。結局全員がへびになって、にょろにょろ。
最後までとおして動いて、テューターとHちゃんの「わたし」の
ところへ、他の子全員が子じかになって寄ってきてくれた。
女の子はHちゃんにチュってしたかったのだけど、Hちゃんがたま
たまご機嫌が悪くて、ひいていたので、遠慮したようだ。
私にはとても意外だった。
家でCDを聞いている分には、のんびり静かに流れるお話なのに、
子ども達が嬉々としてごっこ遊びを動くので、まるでにぎやかな
お話のようになった。なんと表現したらよいかよくわからないが、
平面的に感じていたお話が、立体的になって目の前にあらわれた
ような感じ・・
このメンバーのうち3人は、プレイルームからごっこ遊びを楽しん
できた子たち。この子たちが当たり前の事のように、自然にお話の
中に入れるので、キディーから入会してきた子たちも「それ、おも
しろそう」とすんなりごっこ遊びに入ってこれた。どの子もお話好き
で、家でCDを聞いてくるので、こんなふうに楽しめるのだと思う。
ライブラリーキャンペーンの時期。子ども達の顔を思い描きながら
あらためていろんなお話を聞いてみる。
男の子たちは「じぷた」や「ちゅうちゅう」が気に入るかな。
「うみのがくたい」は夏ころ全員が楽しめるかな。
この子たちが小学生グループにあがる頃には「おおかみと七ひきのこ
やぎ」が発表できると、ぴったりかも。(もちろんやってみないと
子ども達が何を選ぶかわからないけれど・・)
いろいろ思いがひろがる。
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今年のかぼちゃは、とにかくデカイ!!(女性3~4人でやっと
運べるくらい) こんなに大きいのは珍しいので、キディー&プレイ
ルームさんで、一緒にジャコランタン作りをすることにした。
1日午後3時半、かわいい子猫、忍者、ピーターとティンク、おば
けたちがお玉やスプーンを持って集合。ワイワイ大さわぎしながら
かぼちゃをほった。最初穴を開けるのは苦労したけど、中はすかすか
なので、30分くらいで、でき上がり。
4時15分 プログラムスタート
1 SB
2 ジャコランタンの歌とハロウィン絵本
3 ゲーム ハロウィンバスケット(フルーツバスケットを
魔女、こうもり、ゆうれいに分かれて遊ぶ)
4 ハロウィン絵本
5 "If You Are Happy"の替え歌で
"Knock,Knock" と"Trick or Treat"の練習
6 Trick or Treating おかしをもらおう
7 ジャコランタンに灯をともして、みんなで記念写真
おかしを食べて5時半終了
小学生4人が立候補して、お手伝いに来てくれた。
事前にミーティングする時間がとれなかったので、ゲームの説明など
はしてもらえなかったが、カードを配ったり座布団を並べたり、
おかしを渡す役目など、喜んでやってくれた。
キディーさんはこのおにいさん、おねえさんが大好き!プレイルーム
さんもはじめはママにだっこだったが、そのうちすっかり慣れた様子
こんな風に普段は違うグループの子が集まるのって、楽しい。
2日 小学生クラスは23日のラボ・パーティ発表会をひかえて
テーマ活動に取り組んでいるので、あまり時間が取れないため、
後半の40分をハロウィンに当てた。ハロウィンを楽しみに、みな
(いつもにないほど?)まじめにやったのは言うまでもない。
おかしをもらって、うれしそうなこと!
(やっぱり、お楽しみがなくっちゃね。)
おかしのバッグはキディーグループのお母さん達が待ち時間に作っ
てくださった、センスあふれる物。中のおかしはなかなかユニーク
で、特に○ン○のグミは小学生の子たちにバカうけだった。
(私が用意していたら、普通のおかしをビニール袋にいれてすませる
ところ。)お手数をおかけして本当に申し訳なかったけれど、
子ども達は大喜びだった。
準備やお手伝いなど、みなさんにお世話になりました。
ありがとうございました。
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ラボっ子になってキャンプに行ってきた・・・といってもテューター
の秋の研修でのこと。
私はシニアメイトにチャレンジしたので、事前にパートナーのA
テューターと、グループ活動の内容や、テーマ活動導入のためのゲーム
について入念な打ち合わせ。
(Aテューター、打ち合わせも含めてほんとに楽しかったです。お世
話になりました。今後ともよろしく。)
さて、私にシニアがつとまるのか、不安いっぱいで迎えた当日。
キャンプを楽しもうというテューター達の熱気の中で研修はスタート
した。自己紹介ゲームで盛り上がり、共通SBを楽しみ、テューター
達のテンションが高いので、他の泊り客にけげんな目で見られたほど。
今回は全員がテーマ「はなのすきなうし」を素語りできるほど聞き
込んでの参加なので、初めから活発に感想をシェアしあい、深くお話
に入ることができたと思う。
最後の全体会で、4つのグループが音楽CDでテーマ活動を発表
した。お話をどうとらえるか、何を表現したいのかで、こうも違う
発表になるのか!とおどろくほど、それぞれ違う発表だった。
この研修で自分にとって良かったことは、何といっても、テーマ
活動の楽しさを体験できたことである。仲間と意見を交換しあう
楽しさ、動くたびに表現ができていくおもしろさ、一人一人の個性が
あり、それが調和していき、発表が終わったときの達成感。
もちろんせりふが覚えられない苦しさもあるけど、みんなと動きなが
らだと覚えられたりするのが不思議である。
テーマ活動は英語を覚えるための道具ではなく、テーマ活動自体が
おもしろいのである。こんなふうに、からだでことばを獲得していく・・ラボの活動はすばらしいと、あらためて実感した。
今パーティの子ども達は「寿限無」の発表を11月23日にひかえ、
私は子ども達がどれくらい英語が覚えられるか、正直不安である。
実際せりふが入っていなければ、ダイナミックに動けない。
でもせりふ覚えだけが先行してはならない。みんなで動いて物語を
あそぶことが大切・・。
来週のパーティで、みんなの様子はどうなのかな。
先週音楽CDでやってみたけど、みなせりふ覚えが大変な時期。
まずはテューターが楽しむ気持ちを持ち続けなくっちゃ。
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秋の一泊研修でシニア役に挑戦することになった。シニアとは
サマーキャンプで高校生がつとめる、みんなのあこがれの、あのシニ
ア・・あ~わたしにできるの??と思いながら、とにかくまずは
素語りは完璧に、と奮闘中。
夏休みから少なくとも200~300回はCDを聞いた。でもCD
についてなら言えるけど、暗唱はできない。こんなに脳細胞はさびつ
いていたのかァ・・と今さらながら、がっくり。
で、今は絵本を1ページづつ見て、文章をたどりながら暗唱して
いる。英語だけなので何とかおぼえられそう。バックにながれている
音楽も覚えなければならないので、これまた大変。でも、ただやみく
もに覚えようとするのではなく、物語に入り込んで、この音楽はおか
あさんの安心した気持ちを表してるのかな、と自分なりに解釈できると
おぼえられる・・という当たり前の事を発見した。
テーマ活動を積み重ねた高校生なら、すぐにおぼえられるだろうに。
小学生でも、どの場面でどの音楽かわかっていて、私がCDを間違え
ると、すぐに指摘する。子どもの能力はスゴイ!!と
あらためて感じている毎日である。
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今まで不定期に来る事はあっても、就任は初めてではないかしら。
息子の高校は、地方の公立高校。以前と比べると、英会話教育に
どんどん力を入れてきているという事なのだろう。
6月に日本に来たばかりで米国人とメキシコ人の両親を持つ、21歳
の女性。
次の日、AETの先生と話したと、うれしそうに言う息子。
聞けば、ふらっと一人で学食に行ったら、社会科の先生2人とAETの
先生が食事していらっしゃったので、ここにすわってもいいか、
社会の先生にたずねて、同席させてもらい、いっしょに食事しながら
話したとのこと。
私はその場面を想像して・・(冷や汗)
「よくそんな度胸があったね。まわりの生徒がびっくりしてたんじゃ
ないの?その・・うく、というか・・」(これって日本人的な
よくない考え方?)
「う~ん・・でも話したかったんだよ。それに異国で一人でぽつんと
いるのって、けっこうつらいんだよ。僕だってカフェテリアで
ひとから話しかけられたら、ほんとうれしかったし。」
息子は自分の留学時の体験と重ねあわせていたようだ。
私はあわてて前言撤回。
「そうだよね。話したい人がどんどん話したらいいのよね。」
「21才って姉貴と同じ歳だろ?僕とも2才しかちがわない。
なんかタメグチになって、いろいろきいちゃったよ。」
(英語のタメグチって、どんなん?)
「日本は単一民族でしょ。肌の色がちがう人がいると目立つんだよね。
自然と距離をおく、というか、近寄りがたい雰囲気になる・・
よーし。明日は友だちをつれて学食に行ってみよう。」
さっそく、お弁当を持ってこないように、友達にメールを送っている。
折りしもこの日曜日は体育祭で、次の日曜日は文化祭。この時期に
燃えないのはT校生じゃない、とばかり全校あげてのお祭りさわぎ。
若者どうし、どんどん仲良くなっていくのかも・・
AETの先生も生徒に混じって何かの競技にでるのかな?
カメラを持って応援にいく私の楽しみがひとつ増えた。
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8月26日から28日、野口Pと西村Pとの交流合宿
合宿はどんなに準備に準備を重ねても、いつも不安。
幼児がついてこれて楽しめるプログラムか。高学年のリーダーや
高校生シニアが力を発揮してくれるか。頭の中で考えても、やって
みなくちゃわからない・・・
結果・・オーライ。いろいろ不行き届きなところがあったり、
今後の課題はあるものの、とにかくみんなの「楽しかった」という
感想文で、疲れもとんだのでした。
(プログラム等については、ページに書いたので、見てください)
合宿をしてみると、いつものパーティでは見えない子ども達の
姿がみえたり、その子の個性がよりはっきり見えたり・・
1年前と比べると確実にどの子も成長しているのがうれしい。
それが次の1年またがんばろう!という原動力になる。
考えてみれば、9月が1年のスタートかも。
今年も交流合宿でした。他パーティのラボっ子のみんな、シニア達
お母さん方、ありがとうございました。
子どもは子ども同士で育ちあうことは言うまでもないけれど、
私もシニアや他のテューターからアイディアや子どもとの接し方
など学びます。これぞコラボレーション!
人は人とのかかわりで成長する。子どももおとなも・・
みなさ~ん、秋からもよろしく!!
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初参加の6名を引率して、無事帰ってきた。(そのにぎやかさは
たいへんなものだった。)
8月2日から5日までの3泊4日。主なプログラムは
1 小学生から高校生まで25名くらいのグループでの共同生活
・シニア(高校生のリーダー)がみんなをまとめる。グループ
活動の時間にする事もシニアが決めてすすめる。
・初めて顔をあわせる子ども達が、3日目くらいには家族のように
仲良くなる。
2 自然の中での野外活動
・大山登頂、オリエンテーリング、秘密の基地作り、自然探索
水遊び、ポストカード作りなど14コースの中から1つ選ぶ
3 テーマ活動(英語・日本語による劇表現。
今年は新刊より「寿限無」)
・大学生コーチ主催の野外での「寿限無」にちなんだゲーム。
・高校生シニアのリードで、グループでテーマ活動をつくり
姉妹グループで発表を見せ合う。
・シニア全員での「寿限無」の発表もあり、さすがは高校生。
まるで落語の高座のような演出もよかったし、迫力があった。
これを見た小、中学生はおおいに刺激を受けたのでは。
他 地元保存会による、僧兵太鼓
子ども達お楽しみ、バザー
山祭り。ラボっ子ばやし
キャンプファイヤー(大学生コーチのパーフォーマンスは見もの
最後は夜空に舞う花火)
これだけのダイナミックな内容。ラボっ子なら参加しないと損
ですよォ。(ラボっ子でない人はラボっ子になって参加しよう!)
初参加の子たちを引率して行ったので、ホームシックになるんじゃ
ないか、熱を出す子が出るんじゃないかと心配だったけど、
みんな「楽しかった!」とのこと。よかったァ。
キャンプだとみんな普段と違う顔を見せることがある。
この頃どんどん積極的になってきて、他のパーティの子とも仲良く
なったKくん。いつもどうり元気で声の大きいTくん。はっぴを着て
シニアといっしょにラボっ子ばやしを踊ったHくん。だれにも
やさしく接するMちゃん。知らない子に道案内をしてあげていた
Haちゃん。困った事は何もなかったと言ったHoちゃん。
帰ってくると出迎えのお母さん方から「先生お疲れでしょう。」
と声をかけられる。でもこれは私にとって心地よい疲れ。
それどころか、高校生や大学生から1年分のパワーをもらって
帰ってくる。マイパーティの合宿のアイディアも・・
幼児だけのグループで開設した私は、最初の4年間は自分一人で
キャンプに参加した。行く前はたいぎだなと思うこともあるが、
行ってみると、自分がなぜラボ・テューターをしているのか再確認
できる。それは、キャンプに来ている高校生や大学生のような若者
を育てるお手伝いがしたいということ。英語力も含めた自己表現力
や実行力、リーダーシップを備えた若者。
マイパーティの子どもたちが、いつかこんな若者に育ってくれる
ことを願いながら、まだ余韻にひたっている私。
さあ、帰省休みの後はパーティ合宿。まだまだ熱い夏がつづく。
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毎年親子で楽しみにしている、恒例行事です。
今年で5回目くらいになるのかな。昨日お天気にめぐまれ無事終了。
ちょっとした渓谷で、そばに川が流れていて子ども達は存分に
水遊びを楽しみます。おおぜいで食べるバーベキューのおいしいこと!バーベキューの後は、スイカ割り。小さい子からトライして、最後は
大きい子が割ります。(昨日は適当な棒が見つからなくて、割れな
かったけど)その後はまたまた水遊び。以前子ども達がまだ小さかっ
た頃には、午後早めに解散だったけど、このごろは小学生は3時を過ぎ
てもまだまだ泳ぎたりないようです。
グループの違う子達が一緒に遊べる絶好の機会。毎年夏休みに
なるとやるこの行事。きっとおとなになっても、夏休みの楽しい
思い出の一つとして覚えていてくれるんじゃないかしら。
おとなにとっても、木陰であれこれおしゃべりするのが楽しい。
普段あまり顔を合わさない人、入会後初めて来た人、すぐにうちとけ
られるのが、いいところ。
テューターにとっても、お母さん方とおしゃべりする貴重な時間
になっています。
最近はお仕事を持つお母さんが多いことや、連絡はたいていメール
ですますことで、なかなかお顔をみてゆっくり話すことがないのに、
気付かされます。
この日、先日の発表会に家族の用事で急に参加できなくなった
HちゃんとTちゃんが、発表会に出なかったことでみんなに怒られる
と気にしていたことを、たまたまお母さんから聞きました。
もちろん子ども達は誰も怒ったりしなかったのですが、Hちゃん
姉弟が私が想像する以上に気にしていたことを、お母さんから聞けて
よかったです。
やはり顔を見ながら話す時間って大事なんだなとあらためて
おもいました。
それから毎回、お父さん方が火をおこしたり、お肉を焼いたり、
スイカを切ったりとやってくださるのに感謝しています。
(私はほとんどすわりっぱなしで、すみません。年齢と共にどんどん
腰が重くなるようです。)
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発表会の前には胃がいたくなったり、夢の中でせりふ練習をして
いたり・・(私が練習してどうする!?)
とにかく楽しく無事終了。やはり子ども達の底力です。それと
お母さんたちのかげのささえのおかげ。
もうちょっと緊張してやってほしかったかな・・と思うくらい
子ども達はたのしそうでした。
とりあえずページに記録として書いたので、見てください。
おかあさん、感想書き込みしてもらえると、うれしいです。
では、とりいそぎ!
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