『はだかの王様』でワークショップをしてきました |
02月13日 (月) |
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もう一昨日のことですが、複数パーティ合同の合宿で、ワークショップをしてきました。
テーマは『はだかの王様』。
ワークショップのコンセプトは、「ワクワクするテーマ活動」です!
ちょっとざっくりした感じですが、つまり、さまざまな切り口から、子どもたちがテーマ活動の面白さに自分なりに気付いてほしい、というコンセプトです。
小3から小6が参加者でしたので、最初はおとなしそうにしていましたがそれも一瞬のこと、元気いっぱいワークショップに参加してくれました。
面白い切り口や発想の転換をしたり、自分だったらどう考えるか、などなど、みっちり楽しんだ2時間半でした。
やっぱりワークショップをするといつも実感しますが、子どもたちの発想や考え方は柔軟ですね。
そして、ふとしたことから、物語のかなり深くて本質的な部分まで感じていることがわかり、とても驚かされます!
例えば、……。
シッケルとグルーバーは、確かに王様をだましたのは悪いことだが、「王様に夢を与えた」という意見がありました。
なるほど~、新しい視点です。
自分が王族だったら、王様にはだかであることを指摘できるか? という問いの答えは2つに割れました。しかし、その理由が面白い。
「指摘できる」:王の怒りをかっても、殺される心配はないだろう。
「指摘できない」:王族の権威を守るため、言うわけにはいかない。
どちらも正論です。
王様が見えない服で国民の前にお出ましになったことがおもしろい、という意見もありました。
これは、深いですよ~。
「はだかなのに外に出た」ことが面白いのではありません。
「王である自分が見えない布は、(王が考える)王よりも愚かであろうお出ましを見に来た人々にも当然見えないはず。もし仮に賢いものにしか見えない布が本当にあったとしても、その布でできた服は愚かな人々には見えない。つまり、賢いものしか見えない布があろうとなかろうと、いずれにしても人々には、服は見えず王様のはだかにしか見えないはず。それなのにお出ましになった王様が面白い」
どうです? 深いでしょ~。
ま、それゆえに、王は愚かともいえますね。
オモシロ系では、こんなのも。
自分なら「だまされるよりだましたほうがいい」か「だますならだまされたほうがいい」に分かれてもらったら、意外にも「だますほうがいい」を選択するラボっ子が多かったこと。
ま、強がりとか、正論が恥ずかしいとか、いろいろあると思います。
そして、「だまされたほうがいい」を選択したテューターのパーティのラボっ子参加者は、全員「だましたほうがいい」を選択していたのは大爆笑。
パーティのバランスは、こうやってとられているのですね!!
なんだかんだで、とても楽しい時間になりました。
ファシリテーターが思いっきり楽しんでしまいました。あ~楽しかった。
ワークショップ中もグループをまとめてくれた、中学生リーダーもよくがんばりました。
たくさんの成功と失敗を重ねて、大きく成長してほしいな~と思います。
そして参加したみんなが、これからも、たくさんの視点や切り口、発想でテーマ活動と向き合い、お話を「おもしろがっ」てくれたらいいな~と思います。
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Re:『はだかの王様』でワークショップをしてきました(02月13日)
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とんかつ姫さん (2012年02月13日 22時12分)
うちは先輩パーティとしての役割を終えたと判断、今年からは不参加で
すが、「ワークショップはどうだったかなぁ?」と思ってました。
そう言う感じだったんですね、若い感性に触発されるものがあります
ね?
ご自分も楽しめたくらい、楽しかったのですね、良かった。
そしてありがとう!
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Re:『はだかの王様』でワークショップをしてきました(02月13日)
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ばんばんさん (2012年02月14日 10時35分)
姫様。
コメントありがとうございます。
合宿ではお会いできず、残念でした。
合宿へのお力添えは、大きかったですね~!
最初は姫様のパーティの高大生がコーチをしてくれていたのが、いまや
かつての参加者がコーチをするのですから、感慨深いものもあります。
なんせ10年たちますからね。
私自身も数えてみると、第1回の合宿から数えて6回もワークショップに
呼んでもらっています。
これは名誉なことだと思っているのですよ。
ゆえに、緊張もしますね。
せっかく何度も呼んでくれているのだから、がっかりする結果には絶対
にしたくないので。
この合宿で、私も勉強させてもらってます。
ワークショップは、子どもたちも楽しく盛り上がっていたので、この体
験が少しでも子どもたちの心に残って、テーマ活動を楽しむ切り口のひ
とつになってくれればな~と、願っています。
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Re:『はだかの王様』でワークショップをしてきました(02月13日)
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りっぴぃさん (2012年02月15日 06時44分)
お世話になりました(*^▽^*)
子どもたち、ホントにキラキラしてました。
普段テーマ活動でそれほど表情を変えない子も
テレが出て、ちょっと斜に構えている子も
この時は周りなんて全然気にしていないかのように
入り込んでいる様子が感じられました(^^*)
何しろ、ばんばんさんの「た~のし~ぞぉ~!!!」オーラが
子どもたちを引き込んだと思います♪
私自身『ちーむ・テューター』で話し合っていて
つくづく「このメンバーでテーマ活動したい!!」と思いました。
前に立つ者が心から楽しむというのはなかなか難しいですよね。
でも、そこがつかめると、その場が本当に楽しいものになるなぁと
思います。
「日々、自分自身も楽しめるパーティを」を目指して!
精進したいと思います♪
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Re:『はだかの王様』でワークショップをしてきました(02月13日)
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ばんばんさん (2012年02月15日 19時22分)
りっぴぃさん、お疲れ様でした。
や~、大盛り上がりでししたね。
子どもたちが楽しそうにしていたな~というのは、私も印象深かったで
す。
やっぱり、「面白がる」ってことが大切ですね。
はだかの王様にしても、「そんなの現実にはありえない」と切り捨てて
しまっては、ちっとも面白くない。
テーマ活動はやっぱり、面白がったものの勝ちだと思います。
チーム・テューターも、お疲れ様でした。
大人ならではの意見というのも、子どもたちには新鮮だったと思いま
す。
WSは盛り上がったので、ひとまずよかったです。
あとは、パーティの活動でテーマ活動を(はだかの王様に限らず)いろ
いろな切り口で楽しめるといいですね。
そうです、テューターともども、楽しんでしまいましょう!!
ライブラリーとは、楽しいものだ!!
料理し甲斐があるってモノですよ!!!
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